いや、まさにそうだと思うんですよね。なんか、そうな、なんか自分のことを理解する必要はあると思うんですよ。
何をやってるときに、なんだろう、一番ご機嫌なのっていうことを、これをようわからんまま会社について嫌だって言ってても、結局転職した後に同じ状況に陥らない限らないので、
転職エージェント的には、自分のことをよく知っててほしいなっていうのは思うんですよね。で、一方で、なんだろうな、自分探しって、答えがあるって前提のアプローチに思えるんですよ。
うん、ですね。
うん。僕ここが、あれかな、自分探しという言葉に対する違和感の正体なんじゃないかなってデザインに選んでまして。
これは、なんか、同じような質感あるかもしれないですね。
うん。ね。なので、台本と全然違うこと喋ってんすけど。
うん。
うん。でもここについてはね、ちょっと。
確かに。確かにそうですね。
うん。
そんなことを朝、子供を送りながら思ってた気がします。
送りながら思ったんですね。
送りながら、やっぱ自分探しっていう台本をちょっと見てて、やっぱ自分、これも現代社会の呪いだなと思ったんですよね。
うん。
自分探しをしなきゃいけないみたいな。要するに、要は学校に行ってると答案用紙があって答えがあって、答えに向けて回答していくっていうようなフォーマットじゃないですか。
そうね。
公共の生産ラインの人を作るためのものなんで、学校ってそもそもが。
なんで、その罠にはまってんじゃないかなっていうこの自分探しも。
うん。
自分探しというものにも答えがあるっていうのを無意識化で学校の教育の中で叩きこまえてるから、なんか社会人になってからもその答えがなきゃいけないみたいな自分探し。
うんうんうん。
あのね、なんかそれがもう答えが見つかるかもしれないっていう気持ちでインド行っちゃうんで。
インド行っちゃうのね。
うん。
あれの学生時代のバックパックしてる人とかね。
そうね。
インド行ったけど何も見つかんなくて帰ってくるって。
うんうんうん。
なんでかって別に答えなんてないですからね、自分探しに。
そこね。
そうね。
っていうことをね、今日の朝そういえば思ったなっていうのをちょっと今思い出しました。
いやーそうだよなー。
いやーそうなんですよ。
答えがないものに答えがあるという前提で向かってしまうと、それこそ自己目的化っていうんですかね。
自己理解のつもりが。
この自分探し自体が目的になっていて。
で、それで見つかった自分。
自分探し、答えがあるという前提で自分を探したときに見つかった後何が起こるのかって話ですよね。
見つかんないですからね、そして。
自分とかないからですからね、書籍と書いてありますね。
はい。
新名Pのね。
そう、新名Pの。
名著ですわね。
名著、読んだほうがいいみんな。
わかりやすいですからね、本当に。
うん。
いやーそうなんですよ。
だから、子供つながりで言うと、僕だから子供に将来何になりたいってあんま聞かないようにしてるんですよ。
うんうんうん。
なぜって、2つありますよね。
まず、子供の時点で知ってる世界の中からなりたいものを選ばせたら、世の中の解像度がすごく低い、大人に比べるとすごく低いのだから、
知ってるものになりたいって言うしかない。
だから、YouTuberになりたい。
ゲーム配信で食っていきたい。
そう言うじゃないですか、普通、子供。
うん。
言いますね。それしか見てないですからね。
そうそう。だから、知ってるものから選ばれざるを得ないんだから、どう考えても限定質問になってしまう。
なので、子供にね、積極的に何になりたいって聞かない。
2つが、親とか周りの大人を喜ばせるための答えを用意してしまうと思うんですよね。
うんうん。
ねえ、なんかお医者さんになりたいと、学者になりたいと言ったら、ああ、なんか大物になるなみたいな。
うん。
はい。あるいは、今時点だったらプロ野球選手って言ってもいいかなみたいな。
ねえ、なんか知らんけど、沖に行くようなね、アプローチをしちゃうんじゃないかなって。
そうですね。
思うわけですよ。
確かに。
そうそうそう。
なので、これって、なんか新卒の就活も、転職も、結構なんか同じこと起きてねって思うんですよ。
うんうん。
なんか。
起きてます。
起きてるんですよね。
起きてますわ。てか、起きてました。
起きてました?
私が。
自分の?ああ、ほんと?
21の頃の僕はもう完全に起きてました、それ。
完全に?
うん。
なんで、この場合、この場合だと、
僕が就職した時は、ボストンキャリアフォーラムっていう海外の大学生が集まるボストンで、
日本の一流企業が一挙にこう集まって、その日に最終面接までできるっていう場所なんですけど、
そこでいろんな会社と面接して、
で、内定が出たのが、当時僕その会社名すら知らなかったんですけど、野村総研だったっていう内定が出た会社が。
そしたらその名前を伝えた途端に、親とかすごい喜んで、
何かよく分かんないけどって。
よく分かるんじゃない?
よく分かんないけど。
大事なとこだ。
ITだし、まあ一家みたいな。
っていうすごい浅いノリで入社したんですよね。
で、新卒カードを使えるのは日系だしとか、
そこまで業種とかキャリアをどう組み立てるかとか、あんまり考えずに入ったんですよね。
そういった意味では、今二社さんの言ってたような、周りのそういう期待に沿う形で入社したな、みたいなことを思いました。
そうだよな。そうなんですよね。
だから、中途採用でもね、面接の定番って、うちをなぜ志望しましたかっていう話と、
あと、うちに入った後どんなキャリアを築きたいですか、みたいなことをやっぱり聞くんですよ。
聞く側の気持ちは分かります。
そういうのちゃんとあったほうがいいじゃないですか。入ったらやめないでほしいもん。
でもね、雇用って契約なんだから、ポジションがあって、そこのポジションで求められる職能を相手がちゃんと持ってるかということを見極めて、
で、合致すれば入ってもらえばいいと、ドライに考えられないような雇用体験になってるっていうのがあるんですけど、
まあ置いておきましょう。雇用体験の話は置いておきましょう。そのアプローチですよね。
そういう答えがあることがゼーとされるな。
実態として自分探して終わりないじゃないですか。
ないっす。自分ないっすもんね。
そうっすよね。自分ないもの探してるんだから。幸せの幸福の青い鳥ですか。
そう、ないですから。
うんなんですよね。
いや、まずもって新卒の時に自己分析して、将来の夢を掲げて、で、それのまんまアラフォーになってたらやばくないですか。
うん、やばいっすね。でも、いそう、まあまあ。
うん、なんだろうな。だから、その時描いた像によるというか、解像度によるというのがあると思うんですよ。
なんか、俺は世界を変える事業家になるんだ、みたいな目標があったとして、その抽象度だったら全然いいと思うんですよ。
うんうん。
うん、そのために具体的な一歩ずつを歩めるのであれば。
で、あるいは、そうだな、世界を股にかけるビジネスパーソンになりたい、みたいなねことを、あの、就活やってたリチャード少年は言うわけっすよ。
言ってたんですね。
言ってたんすよ、うん。言ったんですよ、リチャード少年は。で、今は全然思ってないんですよね。
うーん。
うん。それで、結構早い段階で思わなくなってた気もするわけで。
そうなんですね。
だって、世界を股にかけるって、ただの比喩なので、実際にはじゃあ、世界各地の都市を飛行機で飛び回るみたいな意味だったかもしれない?
うーん。
グローバルなビジネスをまとめていく、大きな金額を動かしたい、みたいなことを、結局、やったこともないことに憧れを抱いてただけ?
うん。
だったんだよな、というところで、なんだろう、もしそれが本当に自分のやりたいことのままだとしたら、仕事辞めて、妻の海外駐在についてロンドンに来て主婦やる、みたいな選択って、できないじゃないですか。
ですね。
うん。だから、その過程で、なんだろうな、15年ぐらい、会社員をやる中で、自分の欲望、自分の理想の姿っていうものが、20代そこそこの時、20歳そこそこの時に描いてたものとは違うっていうことを、ちゃんと僕は見つめ直したんすよ。
そんな気がなんかしましたね。
なるほどな。なんか以前の回、目標設定の回で、最終評価者が自分自身だとしたらっていう話と繋がると思ったんですよね。
うんうん。
自分の自己理解を通じて見つけた自分自身っていうものが、誰か他の人に認められるものじゃないといけないと思ってるところがあるかもしれないですね。
うんうん。
そう、それがめっちゃあると思う。
だからやりたいことが分かんないって言っちゃうんでしょうね。
頭に浮かぶことって他の人がそれはいいねって言わなそうだから、自信を持って自分のやりたいことだと言えない。
それはめっちゃあると思います。
で、もうね、麻痺してますよねみんなそして。
こう、自分が心地よくてワクワクする活動っていうものにもう麻痺していて。
周りからの目で周りの評価されるものが自分のやりたいことみたいな感じになっちゃってるんで。
多分、これの互生互生が取れてないから、自分のやりたいことが分からないっていう言葉にもなってると思うんですよ。
自分の情動にもう不感症すぎるっていう、鈍感すぎるっていう。
なるほどね。
だから自分自身がワクワクすること、これやりたいって夢中になることは何なのかっていう風に考えて見つけることは大事だし、
誰かに説明するために自分を探すっていうアプローチは、もうその麻痺したまんまのアプローチだから避けた方がいいねってそういう話ですかね。
いやでも本当にそうです。でもクライアントの方と話してても、優秀な外資系の社員ほどこの罠はまってます。
僕の経験則上ですけど。
生きるか死ぬかっていう職場の中で、人の目と評価と上司からの評価とそれによって給料が上がるっていう状況を戦争のごとくやってる人たちなんで。
たぶん自分の情動とかも無視しないと、この殺さ野郎みたいな。
自分のやりたいことわかりませんみたいな感じになってると思う。
たぶんそういう質感もあるんだろうなって。
喋りながらも。
いやーだから自分でやりたいことがわかんないとか見つからないっていう人を責めるつもりが僕も一切なくて。
何でかっていうと、なんだろう。真剣に考えないと見つからないとは思うんですよ。
で、なんだろう。真剣に考えるっていうのはどういうことかっていうと、
麻痺させられているし、
通常の日常の日々忙しい仕事をこなしながら旗手間で見つけられるようなものでもない。
自分の情動っていうのは。
ちゃんとなんだろう。これは自分の情動が湧いてるっていう感覚に敏感でなきゃいけなくて。
で、多くの職場ではそれを出してる場合じゃないっていうのが今言ってくれたことですよね。
そう、まさに。まさに。
でも、考えちゃだめなんですよね。
Don't think, just feelなんですよ。本当に。
ブルースリーにならないといけないんですよ、本当は。
考えるべきものじゃなくて、もう感じるものなんですよね。
自分の探しっていうのは、おそらく。
どうなんだろう。どうしたらいいんですか、じゃあ。
どうしたらいいと思います、そうなった時に。
日々忙しくて。
そうですよね。日々忙しいですもんね。
でも、日々忙しい。僕がよく言ってるアドバイスはもう、
ちょっとでも好きなものとか、ちょっとでも好きなことを見つけたら、
Amazonとかでも買いまくれとか。
とりあえずやってみてくださいみたいな。
そうそう。
そうすると、やっぱりちょっとずつね、
自分のために何かしたって感覚が芽生えるんで。
自分の感じが動いていくはずなんですよね、それやってると。
それをみんなやってないで、これをやったら自分の仕事のパフォーマンスが上がるから、
これは本読んどこうとか、そういう感じで買っちゃってるんで。
そういうのを一回全部土返しして、
自分が何か好きだから買いたいみたいなものを、
とりあえずちょっとした空き時間でAmazonで買ってみてくださいとか、
そんなことを言ったりしてます。
お金はある人たちなんだね、そういう人たちって。
なんかね、それ言っちゃいいな。
いいな、なんかね、漫画、セイントお兄さん一騎買いとかね。
そうそうそうそう。
絶対仕事に繋がんないけど、
けど、なんか、自分のためにお金を使ったとか、
自分の心がこれで満たされているみたいな感覚を得ることは大事だなっていうのは確かに聞いてて思うんだ。
それめっちゃ大事なの。
なるね。
大体もう、どうぞどうぞ。
僕がお勧めしたいのは、書き留めること。
大事ですね、それも。
めっちゃ湧いたっていうものを忘れるんでね、みんな。
忘れる。
忘れたんで、忘れるようにできてるじゃないですか。
だし、日々生きるか死ぬかで職場にいて、
大事なのって自分の情動が動いたことじゃなくて、
仕事の再現性をもって回避できるミス、および評価される成功。
これらの方が大事なので、自分の情動が動いたみたいな話って絶対忘れちゃうんで、
心からムカついたことでもいいし、許せないことでもいいし、あるいは成功に嬉しかったなみたいなこと。
とか、こうなったらいいのにみたいな希望とかは一言でいいから、
自分だけが思い出せればいいので、書き留めておくっていうのはお勧めしたいですね。
大事ですね。書き留めてほしいのと、それをやるときも、スマホとか全部置いて散歩してほしいですね。
そうすると、自分の情動を分けやすくなるんで。
メモ帳と散歩、この2つで多分結構取り戻せると思うんですよね。
いいっすね。だから、自分探しの旅はインドに行くんじゃなくて、
メモ帳持って散歩しろと。
本当にそれだけでいいと思いますね。
なるほどな。まとめていきましょうかね。
はい、お願いします。
いや、いい感じのオチがついたなと思ったんですけど、
まず自分探しっていうのが何かっていうと、
多分だけど、学校教育と主に就職活動のときに、
我々に根付いてしまった答えがあるというアプローチにおいて、
他者を納得させるための自己像を提示するっていう行動が、
自分探しの正体なんじゃないかっていうのが我々の仮説ですね。
それっていうのはあくまで他人の目から見た自分自身という自己像の話に過ぎないので、
他人の目という視点から脱却する必要がある。
そのためのポイントが自分の情動に従うということで、
情動っていうのは心が湧き立つような、心が動くような体験、行為、アイディアのことで、
それらに従うことがとても大事なんだけれども、
日々の忙しい職場ではそれがなかなか許されない状況になってますよね。
現代人忙しい。そんな暇ない。
なので我々からおすすめしたいのが、
スマホも置いて、手帳だけ持って散歩に出ようよと。
そこで心に浮かぶものを書き留めておいて、
それを1ヶ月分とか書き留めておいたら、
それを手元に集めたらもう自分が見つかったようなもんですよね、それはね。
うん。それとりあえずやってみるっていうね、書いてみたことを。
でも考えず。思考を止めて考えずにやるっていう。
ほんでお金に余裕がある人はAmazonでかとばしから好きなものを買いましょうねっていうの。
これも一個のティップス。