お墨付きがついているような見え方なのかなというふうに思います。
なるほど。これは確かにないよりかはあった方がいいという話だとは思うんですけれども、
銀行さんからする評価とVCがする評価ってそもそも軸が違うみたいな話も今までいただいていた気もしていて、
それでもなおベンチャーキャピタルは銀行さんからしても一定信頼ができるというか、格付けベンチャーキャピタルの審査というのは信頼している部分があるということなんでしょうか。
そうですね。やはりベンチャーキャピタルさんもその道のプロですから、見方は違うとはいえですね。
その審査をくぐり抜けて大きなお金を調達しているということで、そこに一定の責任が生じていますのでですね。
そこはある程度当てにできるというところはあろうかと思います。
ただもちろん金融機関さんも当然ローリスクローリターンの融資とハイリスクハイリターンのベンチャーキャピタルの投資と、
これはもちろん違うものだというのは理解しているので、100%だから安全だねというふうに捉えているわけではないわけですけど。
一つの参考事例には少なくともなるというところですね。
これで例えばなんですけど、企業の採用とかで言ったら、最近だったらリファレンスチェックとかあるじゃないですか。
全職の方にこの方ってどうだったのかって聞いたりだとか。
みたいな形でこの銀行機関さん、金融機関さんが融資するタイミングで、
出資しているベンチャーキャピタルの担当者さんに実際どうなのっていうのをヒアリングするなんてこととかってあったりするんでしょうか。
すごくいい質問ですね。
この資本性ローンっていう日本政策金融庫さんがやっている融資制度、スタートアップ向けの融資があるんですけれども、
この融資ですとスタートアップ向けということで、
VCから出資を受けているスタートアップがターゲットを中心にいるので、
そういう意味ではVCさんのヒアリングがされることが多いというふうに聞いてますね。
実際我々がご支援させていただいたケースでもVCヒアリングというのはしっかりありました。
これはまた資本性ローンをしっかり扱うタイミングでいきたいなとは思いつつ、
いいですね、そういった要素があるということが分かりました。ありがとうございます。
他にも、例えばみずほ銀行さんとかがイノベーション企業っていわゆるスタートアップに対して融資をする、
そういった時の審査を専門で見る部署があったりするんですけども、
やはりそういう部署とかですね、やはりVCへのヒアリングだったりとか、
会社への訪問とか、そういったものもしっかりやった上でですね、
総合的に判断しているというところは聞いてますね。
はい、なるほど。
第三者の評価が少しでもあればいいみたいな話でいけば、
ベンジャーキャピタルじゃなくても、例えばエンジェル投資家が少し入ってますみたいなところも、
場合によっては彼らの信頼っていうのも足しになったりっていうのはあり得るんですか?
そうですね、企業家として非常に有名だった方ですとか、
エンジェル投資家として非常に有力な企業に投資ができているエンジェル投資家の方が入れているということになりますと、
それはやはり非常にポジティブかなというふうには思いますし、
ただエンジェル投資家の方にもいろんな方がもちろんいらっしゃるので、
それだけを持って全面的に信頼できるというと、
必ずしもオンブに抱っこで見てるっていうことではないと思いますね。
やはりそこは濃淡あろうかなというふうに思います。
分かりました。ありがとうございます。
今まで3つのポイントで解説をいただきまして、
ここまでいくとベンジャーキャピタルから出資していただければ、
だいぶベッドファイナンスしやすいんじゃないかなってことも思って、
そこは期待値みたいなものが上がったところであるんですけど、
逆に注意点だとか過度な期待はしないほうがいいよとか、
もしそういったご助言とかもあったら聞いてみたいです。
そうですね。VGAから出資を受けたとして、
その資金って何に使うのっていうと、やはり事業成長のために使うわけじゃないですか。
ですので、事業成長のためにある程度スタートアップというのは先行投資が宿命づけられているところが、
ありますので、基本的にその資金は溶けていくものだっていうふうに金融機関は思っていると思いますので、
やっぱりそこはそうなんですね。
はい。ですので、そこは返済原資としてあんまり当てにしていない。
そうなんですね。もうそこはそこには使われることがないっていうのは分かってるんですね、金融機関の方も。
つまり取っとくとは思ってないってことですね。
なので、他の返済原資っていうのがちゃんとあるかどうかっていうのは、
非常に気にしているところではあると思います。
それはもちろん売り上げでありますし、売り上げから精進利益ですね。
また返済キャッシュフロー、こういったものの中から将来的にちゃんと返してくれるかっていうところの目線はやはり変わらないので。
なので、VCから収集を受けている、今はキャッシュリッジ。
自己資本比率も高い。第三者の評価もある。
だから即融資できます。
ということでは必ずしもないかなというふうに思います。
先ほどおっしゃっていただいたようなキャッシュポジションの改善というところで、あるからこそより稼げる期間っていうのも伸びてくるし。
そうですね。
お金の使い方も多少変わってくるっていうところもあったりするんで、
足しにはなるけれども、それを当てにできるわけではないってことですね。
やはりちゃんとその会社に稼ぐ力があるのか、また付ける力があるのか、
それをVCの資金でちゃんとやれるのか、みたいなところ。
なので、VCの資金も融資の資金もしっかり足し込んだ上で、
しっかり返していける返済キャッシュローを埋める事業になっていくかどうかっていうところを見ていくことになると思いますので、
繰り返しになりますけど、VCから収集を受けている、
だから融資が受けられるっていうわけではない。
ただ、VCから資金が入っていると、
自己資本比率、キャッシュポジション、第三者の評価、
この3つのポイントにおいて有利になることは間違いないので、