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経営者の志
経営者は、志を持って経営しています。
経営者の志を聞けば、目指している姿がわかります。
社会に対して、どのような貢献を志しているのか、経営者に伺っていきます。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回のゲストは、株式会社アイビー・リレーションズ代表取締役大村美樹子さんです。
アイビー・リレーションズは、メンタルヘルスのカウセリング、ストレスマネージメントの研修、クレーム対応を実施している企業です。
全ての人と関わる仕事をする人たちの心を支えるために、職場での日々の問題に共に向き合い、解決のお手伝いをしたいということでした。
では早速、インタビューをお聞きください。
大村さん自身は、この間のプレゼンテーションのセミナーでしたけど、それ以外にもいろいろやられてるんですか?
仕事としては、講師がメインなんですか?
仕事としては、研修講師とカウセリング、キャリアコンサルティング、相談業務というのは半々ぐらいなんです。
専門が心理なんですね。臨床心理なので。
メンチ行動療法という、うつで給食されている方のサポートであったりとか、予防的な関わりであったりとか、そういったことで企業様に伺って、個別にいろいろカウセリングをしてっていうのをやっていて、
結局それワンオンなので、企業で全部やると時間かかるんですけど、時間的には、本当にカウセリングしている時間って長いです。
研修はストレスマネジメント、直接うつの話とか、うつにならないような話をさせていただいているのと、
あとはですね、クレーム対応が専門なんですね。
クレーム対応のやり方というか、あとは代行ですね。
クレームが実際に起きたところで、このお客さんに対してどういうふうな対応をすればマルクを収まるかというか、
どちらかというとマルクをなくしてしまうのではなくて、対応してくれてありがとうとまた利用するよと言ってもらえるような形に関係性を変えていく、プラスにしていくというようなお手伝いをしております。
じゃあ主にカウセリングと研修とか、クレーム対応の代行とか、それが大きな2つの柱なんですね。
企業からの紹介とか、企業の顧問じゃないですけど、どういう形態でカウセリングって。
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カウセリング、ご紹介が多いですね。
じゃあそれでそこの企業に入って、そのメンタルになられた方とかを個別に、あとはカウセリングしていくという、そんなやり方をしてされてるんですか。
そうですね、メンタルの問題がある方だけではなくて、企業の中でメンタルの問題がある人だけをピンポイントで会社側が相談を受けさせるって結構難しいんですよね。
結局メンタルで抱えてしまわれる方って、あんまり外に相談しにくいっていう方が多いので、ことさらそういうことが苦手な方。
だから、それであれば全員カウセリングみたいな感じで、全員の方と予防的なセッションをやっていって、
ちょっとピンポイントで問題がある方は少し回数多く、例えば月に5人枠がありますとであったら、
その中で1人問題がある方がおいでになったら、翌月も5人枠で新規の方4人と、あとその方も1人という形で繰り返し重ねていくような形。
やっぱり時間的にはかりそうなんですね。1対1でやられるっていうことは。
しかも全員というか、別に特定の人じゃなくて、皆さんにってなると、結構社員数が多いと、それなりの期間をかけてじっくりやられていくっていうような感じなんですかね。
そうですね。かなり1年2年計画せずに。
そうですよね。ぐらいの期間になりますね。
ですので、2018年はもうちょっとそういったところを厚くしていくために、私だけではなくて他の心理師の仲間に頼んで、
そういった方たちも一緒に入っていただいて、バランスよくきめ細かくできるようにっていう、そういう計画を考えています。
でもやっぱり今、私ももともとIT系の企業のシステム開発やってたんですけど、やっぱりそうすると忙しくなるともう納期が決まってて、
この時までに何としてでもやらなきゃいけないってすごい大変な時期があったりとかして、そうするとやっぱりそういう疲れてくる方もいたので、
なかなか一回になっちゃうと大変だなっていうのがあるんですよね。大変な業界は大変だなっていうのはありますね。
そうですよね。私もシステム開発の会社でやらせていただいたことがあるんですけれども、
とにかく忙しいっていうよりは忙しいと感じる余裕もないぐらいいっぱいいっぱいの方っていらっしゃいますよね。
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そうですね。
しかにストレス解消というか、ストレスにどういうふうに対応するかっていうのって、大抵は発散させるとか、人と喋るっていうか、外に出ていくタイプのものっていうのが多いと思うんですけど、
でも実は心理学ではそうではなくて、はめ外せない時もあるわけですよね。忙しい時にはそれができないので、また別の形でストレス対処するっていう、ストレスコーピングというやり方でいろいろあるんですけれども、
そういったやり方っていうのも研修であったりとか、カウンセリングを通してお伝えしているんですね。
そうなんですね。いろいろな手法を使いながら、その企業にとってそういった方が発生しないようにとか予防も含めて取り組んでいらっしゃるっていうことなんですかね。
そうですね。まずは起こさないことですよね。
今後の事業展開としては、こっち側を厚くしようとか、ここにもっと力を入れようとか、そういった今後の計画とかってありますかね。
そうですね。まずは今までは私一人が中心にやっていたので、それだとどうしても広くはできないですよね。
でももっとたくさんの方たちに、いろいろストレス予防のことであったりとか、クレームタイムのことも含めて知っていただきたいというところがあるので、
これからは私がハブになって、いろんな先生方であったりとか、カウンセラーであったりとか、そういった方をまとめて、
それでいろんな企業様のニーズがあるところにおつなぎしていく、そういった形で2018年やっていきたいなと。
じゃあもうちょっと規模を大きくしていきながら、いろんな方に提供できるようにっていう感じですかね。
そうですね。特にこだわっているというか、専門的にやっていきたいなと思っているのは、
私は今、また早稲田大学に責任があって、研究をしているんですね。
大学でやっているUSAというのはアカデミックな背景があって、心理学って科学なので、経験とかそういった上辺上のスキルではなくて、
実際にこういうふうにやればどんな人でもうまくいくっていうエビデンスがあるわけですよね。
そのエビデンスがあるから、いろんな方に自信を持って進められるし、またもっと取り込んでいただきたいなと思うところなんですけれども。
ですので、私はもちろん自分自身も大学にいますし、
あとはそういったアカデミックな場にいらっしゃる方たちをいろんな企業にご紹介して、お話をしてもらったりということができたらなと思っているんですね。
また、席を残して研究も並行してやられているんですか?
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そうなんですよ。女子大生なんです。
その学生として研究もしつつ、ビジネスとしてこういった授業もやりながらっていうのを並行してやられてるんですね。
そうですね。この間もちょうど学会発表をしてきて。
やっぱりそうすると研究は研究で、ちゃんと調査して、エビデンスを取って、それを発表してとかってやらなきゃいけないんですよね。
そうですよね。
じゃあその合間を見て、いろいろビジネスの方も展開されてっていう感じですか?
どうしてもビジネスが中心になってしまうお客様がいるんですね。
確かにね。スケジュールが大変ですね。
そうですね。あまり真面目な女子大生はないです。
いかがだったでしょうか。
アイビーは主役である花を引き立てる、脇役的な存在ですが、生命力の強い常緑の植物です。
アイビーリレーションズは、すべての人と関わる仕事をする人たちの心を支えるために、職場での日々の問題に向き合い、解決のお手伝いをしたいということでした。
必要とされるときには、いつでも寄り添い、支え、つながっていけること、
誰もが心豊かに仕事に取り組める環境づくりのお手伝いをしていくこと、このような思いで経営されているとのことでした。
今後はさらにきめ細かい対応ができる体制にしていくということでした。
あなたの心には何が残りましたか?
ではまた次回。