落語会の開催
はい、シェアする落語の四家です。 立川談吉さんが真打昇進内定したということで、急遽開催された
落語会決まったよということで、 スタッフとして行ってまいりました。
スタッフなので、今回はですね、特に受付をやったりしたので 前半なかなか聞けなかったんですが、談吉さんが最初に出てきたご挨拶⋯⋯
⋯⋯ちょっとその前に言っておきたいのがですね、今回ですね、会場がでかい。
2階席まで入れると480名入るところだったんですよ。2階席はさすがに入れないで、
1階席で、それでも200は 超えたのかなっていうぐらいで、
いやー本当にたくさんの方がですね、急遽開催された会にも関わらず お集まりいただいたということにスタッフとして、
スタッフの端くれとして お礼を申し上げたいと思います。とともに、
談吉さんの実力をもってすればですよ、ちゃんとやればちゃんと客が集まるということですよね。
改めて実感した次第でございます。さて話戻して、場所はとしま区民センターの
8階の多目的ホールというところでございました。最初にですね談吉さんが出てきてご挨拶したわけですね。
談志の弟子で談志が亡くなって、左談次の弟子で左談次がなくなって。(現在の師匠)立川談修師匠が
当然この会は出る予定だったんですが、ちょっと熱が出てしまって、
出れないということで代演は立川左平次師匠。左談次一門にいた時の兄弟子ですね。
急遽来ていただいたというようなお話を面白かしくしてたんだと思います。 が、僕は受付に行ったので聴けてません。
で、その後『ずいずいずっころばし』がかかって立川左平次師匠ですね
多分素敵な感じで談吉さんをご紹介いただいたんだと思いますそこからの『紙入れ』。
この『紙入れ』の途中から聴かせていただいたんですけど、 本当にいいですね。今あの
談奈時代に比べて、今の左平次師匠は本当に 充実してるなっていうかですね。
テンポの良さがもともと持っていた味わいとうまくミックスしてとても聴きやす やすくて楽しい落語になっています
時々ネタもちょこちょこ入れたりとかしてね。すごい受けてました。くで続いてですよ
スペシャルゲストがその1がですねなんと立川談幸師匠です 今は落語芸術協会の所属でございますがかつて
家元立川談志の弟子として「談吉」を名乗っていたんですね。 かつて談吉を名乗っていたのが
談幸師匠そして今の立川小談志師匠ですね。談吉さんと「談吉」はこう3代続いている名前なんですね。
で、真打にはならない名前 なんでございますが、もうまくらからですね
ドカンドカンと受けていまして。やっぱりあの談幸師匠ねもう出てくる人がねみんな ちょっとだけ目が笑ってるっていう感じがね、
僕は大好きで、僕は立川談幸師匠というのは落語の標準だと思っています。
あの落語って何って言われた時に談幸師匠を 聴いてもらうのが一番いいなっていうふうに、僕はそういうふうに立川談幸
師匠という方を 捉えてるんですが、今日のネタは『鹿政談』。
素晴らしかったですね。本当にね。いわゆる尺ネタ 講談のネタなわけでございますが
なんていうのかな、もう落語らしいその 軽み
を ベースにした
楽しい噺にちゃんとなっている。石子詰めなんて言うね残酷なその刑罰の話をしている時にもその残酷さ
でグッとこう押されることがない。いろんな落語家にとっての基準お手本になっているなということを
改めて感じます。素晴らしいですね談幸師匠。
談吉の見事な演技
で、仲入りを挟んで僕はこの方は談吉さんから面白い面白いって話は聞いて
いたんですが、。ついに生で見ることができました
お笑い、まあなんだろうな、漫談と言っていいのかな。ふとっちょ☆カウボーイ先生でございます。
いや面白かった本当に面白かったこの人は面白いね うーんあのまあ体を張った芸なんですけど、とにかくその太っちょとしてですね、
お腹が出るようなカーボーイの服を着て、
両手をですねあのお腹のあたりでこう拳銃の形をして、構えて パーンって、もうパーンって言っただけで面白いんですよ
もう実にね行けてるゲーでそこからがまたねもう ガンガン笑わせにかかるんですけどやることがね実はすごく緻密なんですよね
でその緻密さを「緻密だな」っていうのは後から気がつく話で とにかくねもう腹いよじれるぐらいの笑い方ですね。らふ
あの本当に落語を聴きに来ている人がもう体をくの字にして笑うぐらいの面白さ。
ふフリップ芸なんかもねもう今みんなやってますけど いや本当に面白いフリップ芸を見たらっていうところがありましてね
まあとにかくねあの 素晴らしいですよ
やっぱりお笑いライブに出ているような、お笑い芸人の皆さん っていうのは。持ち時間がお笑いライブってないので。単独でもない限り
寄席
興行にちょっとフィットしないところがあるんですけど10分間、沸かせる沸かして
さっていなくなるっていうね。かっこいい。
うん いやーぜひねあの
落語の寄席の方面にもねでどんどん出てきていただきたいなと思いました。パーン!
ふとっちょ☆カウボーイ先生でした。もうこれだけ沸かしたところにね出てくるっていうのは楽なのか苦しいの
かよくわかんないんですけども 談吉さんも出てきてですね。トリでございますよ。
トリの立川談吉さん出てきて、第1声はもちろん「パーン!」ですね。いやー楽しいね。
ここでガッと盛り上がったところでですね スルリと入った話が『妾馬』です。
やっぱねー 左談次師匠のお弟子さんでしたからね。
あの すべてがねほどがいい
重すぎない 軽すぎない
まあやや軽い。
泣かせすぎない。ね、この話は泣かせることができるはなさすですけどもそこは泣かせすぎない。
でもちゃんと心の中に残るものをちゃんと作って、さっと終わる。僕は本当に、
前座の頃からその談吉さんが好きだったわけでございますが、 前座の頃から見てる人がねこの真打昇進内定して
本当にいい落語家になったなというふうにね、 改めて実感をしました。
この『妾馬』ができて、かつ『ゲル状のもの』というね 素晴らしい、
立川談志が構想して実現できなかったイリュージョンをまさに今 やりつ
遂げているでしかもマニアックではない、幅広い客層に受けている『ゲル状のもの』という傑作をものにしている。
もう素晴らしい落語家になったな。というふうに改めて実感をした次第でございます。仲入りの時にですねその『ゲル状のもの』を
ベースにした 談吉さんの強力な
応援団と言いますか
談吉さんのね。 言っちゃっていいのかな、
まあいやあの専属デザイナーの方がいらっしゃるんですけども ご親族の方ですが
いつもねチラシがね素晴らしいチラシを作っているデザイナーの方ですけども えっと
手ぬぐいをね今回デザインされて ゲル状のものをベースにしたデザインですねこれがね
あっという間に売り切れました すごいですね
いやー本当にね良かったです こんなにいっぱい入ってね
本当にねあの今回これなかった人も ぜひねお披露目の方にはまた足を運びいただきたいというふうに思います
まだまだね。これからちょっといろんなことを準備しなきゃいけないんで 時間もかかるわけでございますが、まぁ来年かな
真打なります。
いやー 感慨無量でございます
今後ともですね立川談吉を皆さんよろしくお願い致したいなというふうに 思うわけでございます。
シェアする落語の四家でございました。ではまた。