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2024-12-30 10:46

【#211】薬研堀不動尊 張扇供養24/12/28

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#宝井琴調

昼 宝井琴調『中村仲蔵』

夕『張扇供養 辻講釈』
田辺いちか『村越茂助 左七文字由来』
宝井琴凌『西遊記 羅刹女 芭蕉扇』
宝井琴鶴『横浜のヘボン博士』
一龍斎貞花『山内一豊 出世の馬揃』

とにかく琴調先生の仲蔵が圧巻。こんな知ってる噺でなんでこんなに泣けるのか。

そして今年も寒さに耐えながら辻講釈を楽しみ、お焚き上げにも参加させていただきました。


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サマリー

薬研堀不動尊で張扇供養のイベントが開催され、講談協会会長の宝井琴調先生の素晴らしい高座が堪能されています。年末の寒い中、多くの人々が参加し、張扇の供養を通じて特別な時間を共有しています。

宝井金鳥の高座
シェアする落語の四家です。12月28日も土曜日。年の瀬も年の瀬ですね。毎年恒例というかね、私は3年連続になりましたが、
薬研堀不動尊の辻講釈、張扇供養のイベントと言いますか、年の暮れの催し物、行ってまいりました。
この張扇供養に先立って、薬研堀で毎月行われている講談会が12月に限って、無料なんですね。出るのがですね、3年連続で聴いていると思うんですけども、
講談協会会長の宝井琴調先生ですよ。いやー贅沢な話ですよね。私ですね、昨日まで忙しかったのが急に暇になりまして、まあ土曜日ですけどね、会場に一番乗りしてしまいました。
琴調先生の高座に外れなし。特に今年はすごかったですね。本当に素晴らしい高座を聞かせていただきました。
ネタ出し『中村仲蔵』なんですが、最初の20分はまくらというかフリートークというか、もうガンガンに笑わせてくるんですよね。ただそこにその昔のそのお芝居の話
特にその歌舞伎座にご自身が、歌舞伎の幕と幕の間にご出演された時の話なんかも挟んでですね、まあそこだけで楽しい。そこから入るのがですね、ネタ出しなんですけど『中村仲蔵』
いや素晴らしかったですね。今年はね中村仲蔵の個人的な当たり年で、三遊亭好の助師匠の仲蔵、三遊亭ぽん太さんの仲蔵、これで好楽一門の二人、このやり方がね違うんですけどどちらも素晴らしかった。そしてですね、宝井琴調先生の仲蔵
いやーもう完服しましたね。笑わせるとこ笑わせて泣かせるとこね無理に押してないのに泣けてくるんですよね。やはりその才能を持った工夫を凝らした人間が、それが受け入れられないということのこの苦しさ寂しさ
でも実は受け入れられていたというですね まあこの辺はもう一時名前出しませんけど僕はもう多くの二つ目落語家
若手落語家が辿ってきた道として横で見ていたというところがね あるので本当になんかねそういうことを思い浮かべて泣けてくるわけですよ
でやっぱり語り口のねー しっかり芯があるんだけどもふわりふわりと自由である琴調先生の語り口というのがもう本当に素晴らしいですね
もうね、惚れました。もう素晴らしい
緊張は素晴らしいねーっていうですね もうその一言に尽きる年の暮れでございます
張扇供養のイベント
でここですねこれがまあ2時始まりの3時終わりで で1時間空いて4時から
辻講釈が始まるんですね 辻講釈と言ってもちゃんとですね高座があって釈台があっての辻講釈で
まあ主な特徴としては寒い。 とにかく寒い。年で1年で一番寒い思いをするのがこの辻講釈です。
寒い寒い寒いながらもね、あの神田あおい先生と神田山緑先生が司会をして 途中でいろんなじゃんけん大会とかを交えつつ
まあもちろんねそんな長いことはできませんから皆さん抜き読みなんですけども 最初が田辺いちかさんで
村越茂助左七文字かな
で、宝井琴凌先生ですね
梅湯だった宝井琴凌先生の
西遊記 西遊記の中の羅刹女というですね
まあ西遊記らしいまあ結構ぶっ飛んだ話を10分で綺麗にまとめて聞かせていただいて 次が宝井琴鶴先生ですね
名医と名優の中の
澤村田之助の方ですね 。
ヘボン先生に足を手術していただいて、
義足をつけてもらって役者として復活するというお話 このヘボン先生
というのはご存知だと思いますが明治学院もね 作られたあの
ローマ字のヘボン式もこのヘボン先生ですけども まあねあの順天堂との絡みもあって
この薬研堀不動尊にちなんだお話ということで しっかりねあの抜き読みでも力の入ったいい高座でございました
トリはですね、昨年もそうだったのかな、 一龍斎貞花先生。大御所でございます
今年は山のうち数というの妻でしたね何が嬉しいってねしっかり平場を聞かせて くれるひらば・修羅場ですね
やっぱりこの軍記物ところにあるこのひらば・修羅場をねー 聞くと講談聴いたなーって
感じられるというところでございますね。
辻講釈4名様。その間に真打昇進される方とか、昇進した方のインタビューが入ったりとか
じゃんけん大会とかがあったりするわけです。これが終わった後に江戸太神楽を
みんなでこう鑑賞して、そうしているうちに、もう辺りは真っ暗。 そこから、お焚き上げ
張扇供養ということで今年はねなんかあの 日本講談協会の
まあ神田茜先生を筆頭に日本講談協会の方が結構いらしていて とってもいいなと思ったんですけども
講談師がまあね あの
相棒のようにこう使っていた張扇をまあ その使命を終えた張扇を火に焚べて供養するという
お一人お一人が張扇をこう 火にくべて供養するというねそういうイベントです
で我々素人はその張扇っぽいですね
紙をいただいて、扇形の紙をいただいて、そこに今自分の願い事とかを書いて火にくべるというそんな感じのイベントですね
なんかねいいんですよ。年の暮れだなっていう感じがして。 最後ねこうずらっと、
薬研堀不動尊の 階段のところにずらっと並んで記念撮影をして終了。ということなんですが僕は、
そこまであの いないでですね。もうとっとと飲みに行ってしまいました。
寒くて。あのこのイベント本当にね年の暮れらしいイベントなのであの皆さんぜひ来ていただきたい。
張扇供養 辻講釈ぜひ来ていただきたいなというふうに思うんですが。
寒いからね。しっかり防寒をしていただきたい。 今年もね結構ちゃんと防寒をした。
そういうのを着ていったつもりなんですが、それでも寒い なんでしょうね。普通にこう立って歩いているよりも
座ってじっとしている方がね、ずーっと寒いね。
なんとかこのねあの 使い捨てカイロとかも駆使しながら乗り切った感じでございます。
年の瀬らしいし、ぶっちゃけ非常にお得なイベントだということでですね 話芸のお好きな方はですね
年の暮れの この
薬研堀不動尊、ぜひ足を運びいただければいいのではないかなというふうに思います。が、1年後で
ございます。ということで
シェアする落語の四家でした。ではまた。
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