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おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
昨日、社会人としての仕事のやり方みたいな話をしたんですよね。教科書みたいな、その分野での基本的な用語が正しく解説されている本をしっかり勉強しましょう、みたいな話です。
そういう基礎みたいなもの以外は、社会人は必要になったらやればいいんで、将来必要かもっていうことは必要になってからやるといいですよ、みたいな話をしました。
今日は、昨日の続きみたいな、そうでないみたいな話なんですけど、僕はコーチングのクライアントさんとかには、二次情報に当たりましょうとか言ってるんですよ。
今日のキーワードは二次情報なんです。一次情報っていうのは、直接自分で見て聞いたものですよね。
例えば、大谷選手を直接ドジャースタジアムで見たみたいな場合ですね。これは一次情報。自分が見て聞いたものですね。
二次情報っていうのは、直接見て聞いた人が伝えた情報のことですよね。
だから、大谷選手の取材をして、その取材の話を聞いたっていう場合は、二次情報に接したっていうことになります。
三次情報っていうのは、伝えられた人から来た情報ですね。
だから、大谷選手って調子がいいってテレビで言ってたよ、みたいな情報ですね。
この辺まで来ると、場合によっては伝言ゲーム的に間違って伝えられたりとか、その人の解釈が入ってたりとか。
なんか、調子がいいってテレビで言ってたような気がするとかね。
調子がいいっていうふうにテレビでは見えてるけどね、みたいな。
そういうふうな、なかなか信憑性が上がってくる。
一番信憑性が高いのは、自分で見て、直接聞いたものですよね。
だから一次情報がいい、みたいに言われてるんですけどね。
僕はね、信頼できる二次情報に当たることがとても重要じゃないかなっていうふうに実は思ってます。
というのもね、一次情報ってね、そもそも個人で体験できることって限られてるんですよ。
だから、いちいちすべて一次情報を集めていったら、もうね、時間もお金もかかって仕方ないんですよ。
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中国のね、人口が13億人ですみたいなことをね、一次情報的に知ろうとしたら、13億人分一人一人数えないといけないじゃないですか。
そんなことできないんですよね。
だけども、例えばそれは、一次情報を集めたデータとかね、
そういう役所みたいな情報を見れば13億人だっていうことを一瞬でわかるわけですよ。
だからね、信頼できる二次情報って重要なんですよ。
一次情報としてね、知ったとしてもね、知ろうとだと解釈できなかったりするんですよね。
白書ってあるじゃないですか、経済白書って言われてるね。
政府の機関が統計を出してるものなんですけど。
僕は専門のね、いくつかの白書って毎年追っかけてるんですけど、
そのね、白書自体のデータを見ても何かよくわからないんですよ。
毎年追っかけてるんで、こんなのあったかみたいなのあるんですけど、
でもその白書にね、ちゃんと解説が書いてあるんですよ。
これはこういうことを表してるとかね、過去のデータから見るとこういうふうに変化したみたいな。
だからその一次情報を見た専門家が解説したその二次情報の話を参考にする。
そう考えておくとね、間違いはないというふうに思うんですよね。
そんなふうに思っておくと、例えばね、本を読むときとかに、
これは一次情報をもとに書いてる本なのかなって検証しながら読むことができるわけですよ。
一次情報をもとに書者が書いていたとすれば、僕らが受け取る場合は二次情報なわけですよ。
だからかなり信頼できるわけですよね。
だけど、結構もっともらしいことが書いてあるケースってあるんですよ。
例えばね、大谷選手は高校時代こんなことを考えていたそうですとかね。
いかにも正しいことみたいに思うじゃないですか。
でも大谷選手は高校時代こんなことを考えていたそうですとか言うのって完全に想像ですよね。
少なくとも三次情報以上のものですよね。
もうこうなるとね、これ情報じゃなくて、もはやその書者が何かの例え話ぐらいにしかなってないわけですよ。
大谷選手に引き当てて、その人が主張していることを正しいんだというふうに無理やり言いたいんですよね。
それは全くその人の勝手な意見なわけですよ。
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そういうのが見破れるというか、
いやいや、あなた大谷選手と話してないんですよねとか、
あなた大谷選手が高校時代にこうやってたっていう話を聞いたっていう、ただそれだけのことですよねっていうのがわかってしまうので、
これ信用してはいけない本ならならなんだっていうのがね、わかったりするわけです。
一方でね、ちゃんと一時情報に当たっているような専門家の人がいるんですけど、
でもね、とんでもない解釈をする人がいるんですよ。
なんかね、しょうもないね、しょうもないって言ったらあれだけどね、
あるデータをもとに無理やり自分の主張に引き付けてね、
いやそれ、そのデータは正しいけど、そのデータからその主張は読み取れないよねっていうふうな、
そういう専門家の人も結構いるんでね。
専門家を見分ける目とかね、それも養われるんじゃないかなと。
二次情報が大事と思っておけばね、専門家を見分ける目も養われるんじゃないかなっていうふうに思うんですね。
なんとなくね、自分で見たものしか信じないみたいなスタイルってかっこよく見えるんですけど、
でもそうすると莫大な時間とお金がかかってしまうわけですよ。
だから二次情報を見分けるようにすると、そうすると良い情報が手に入るんじゃないかなっていうふうに思いますね。
はい、今日はですね、良い情報を見分ける方法っていうお話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。