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2022-01-24 35:54

写真家と研究者が「熱中する事」について語る。【写真 前編】#54

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シーズン16は写真家の方をお招きしました。研究者×写真家の謎の異種格闘技。写真家の方と熱中する事、アイデアの出し方などについて語りました。


【ゲスト】

Manimaniumさん (Twitter: https://twitter.com/manimanium)

Photographer https://potofu.me/manimanium

紹介記事 → https://fempass.today/article/929


  • 写真を始めたきっかけ
  • 写真をどう学んだか?
  • 終わりゆくものの魅力
  • 熱中しすぎること
  • アイデアをどう出すか?
  • 物の適材適所を崩すこと


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1シーズン1人のゲスト形式で、各エピソードは一区切りのチャプターとしてご利用いただけます。

流し聞きする場合は、エピソードを古い順に並べ替えていただくとシームレスに聞くことができます。

BGM

only a little

00:01
こんばんは、レンです。今回のシーズンは、写真の世界です。
プロの写真家の方と、アイディアや熱中すること、命についてなど、写真家と研究者の異種格闘技をお楽しみください。
今回のゲストは、マニマニウムさんです。よろしくお願いします。
お願いします。
今回、完全に研究とか科学から関係ない人をお呼びしようということで、写真家の方が来てくれました。
ありがとうございます。
しかも、毎月セクシー女優を撮られているということで。
そうですね。撮らせてもらっています。
完全に僕は関わりがない世界の方を連れてきたら、これ面白いんじゃないかなっていうので、ツイッターでおしゃべりする機会があったので、お呼びしました。
ありがとうございます。
来ていただいてありがとうございます。
やったー。嬉しいです。
全然違う世界の人とお話ししたいと思っていたので。
やっぱり何かが奇跡的にかぶるかもしれないみたいな。
ちょっとあるかなっていうので。
あるでしょ。
最初に自己紹介をお願いしてもいいですか。
マニマニウムと言います。
写真を、人物写真、さっき言ったセクシー女優さん撮ったりとかしながら写真店とかもやってて、今大阪のギャラリーに住んでます。
企業案件とかお仕事でよく東京に行ってて、2拠点生活みたいな感じですね。
月に50人くらい撮ってます。
その他はお花撮ったり植物撮ったりしてることが多いです。
ムードを撮ってることも多いですね。
写真は12年くらいやってます。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
もう大丈夫?こんな感じで。
もうバッチリですね。
ちょっといろいろ突っ込みたいなってところありましたけど、すでにもう。
今ってギャラリーに住んでるんですか?
そうなの?
そこからなんですけど。
まずすごい飽きしよね。
20歳そこそこくらいに実家を出てから、年1回くらいのペースで引っ越してるんですよ。
すごいですね。
縁の切れ目だったりとか飽きたなとかいろんな事情があって、5回くらい引っ越してきてるんだけど、
1年くらい前に、今住んでるのビーツっていう場所なんですけど、
ここのギャラリーは20年くらいやってるの。
20年くらいもうやってて、4個目とかかな。
拠点をいろいろ4,5年に1回くらい移しながらずっとギャラリーとして活動している場所で、
そのメンバーの中に会計企業の社長さんがいてて、
物件買おうよってなってくれたって。
買った物件の1階がギャラリーで、2階にもギャラリーとみんなで喋るスペースがあって、
2階に管理人の20年ギャラリーをやってるおじいがいてて、
おじいは私の師匠みたいな人。
03:02
18くらいの時からライバルであり、写真をいろいろ教えてくれる人として。
おかじマックスさんというおじいがいてて、
おかじマックスさんとおじいと私で住んでて、
来月に反対側の部屋にもう1人、写真やってるお兄さんが引っ越してきて、
4階に屋上とスタジオがあるっていう変な場所で。
楽しいですよ。
2拠点生活できるのは、一緒の居住地に一緒に人が住んでるからできる感じがすごいありますね。
受け取ってくれるし。
確かにな、管理大変ですよね。1人だと。
大変だった。去年とか。去年?違う。去年。え?去年だ。まだ去年。
月日の流れがおかしくなっちゃうのよりかもしれない。
たぶん、今めちゃくちゃ忙しくされてると思うんですけど。
ありがてぇ。ありがとう、みんな。忙しいんですよ。
ですよね。なんかすっごい。先ほどの50人月撮ってるっていうのはギチギチじゃないですか。
たぶん撮ってる気がする。撮ってるんじゃない?知らんけど。
いや、いいな、でも。
いや、もったかもしんない。いや、でも数えたら撮ってるはずだ。撮ってるはずです。
あれですよね。雑誌の専属みたいなカメラマンプラス個人でみたいな感じですかね。
そうですね。今はそう。もともとずっと写真は独学。
自分が撮らないとしんどいと思って。10代超病んでて。
病んだ気持ちを発散しないとつらいと思って。
それが写真のきっかけみたいな。
この真っ暗な気持ちを一人で抱えられるわけないじゃんと思って撮ってたのよ。
いや、それがすごいっすよ。
あれか、でもカメラがあったっていうのがおっきかったんすかね、それは。
どうなんだろう。いろいろやってたよ。文章書いたり、歌ったりしてたんだけど、写真が一番上手だったのよ。
一番素直になれたの、写真が。
でもそれブログとかにあげたらいいねって言ってくれる人がいて、いいの?ってなって、おっと思って。
そのときは遊びに行くのにギャラリー回ったりとかして、写真ちょっと本気でやりたいなと思って、
アルバイトとかして、ブライダルカメラマンとかやって、技術をつけてみたいな感じ。
ずっとやってきて、ずっと撮ってたの。撮ってないとつらいと思って撮ってたら撮ってくださいって人が出てくるようになるんですよ。
すごいね、それは。
とりあえずしようみたいになって、とりあえずしてたら、なんかスケジュールがいっぱいになってきて、
これは無償でやっていたら大赤字と思って、お伝え足りないですと思って、ポンチヒットとかもないようになって。
そっか、そんななるまで無償でやってたんですね。
06:01
なんか稼ぐとかいう概念がなくて、別に。楽しいし。今も楽しいんですよ、撮るのは。
でもちょっといろんな仕組み上っていうか、お金をいただかないと難しい。
お金をいただいたほうが仕組みとしてうまく回るから、お金いただいてるだけで楽しいんですよ、今も。
なかなかそこで還元されるような仕組みとか作るの難しそうですよね。どうなんだろう。
どうなんだろう。でも壁にぶち当たって、あ、違うっていちいち変えりをしてる感じはある。
いまだにもう変え続けてみたいな。
転んで気がして、うぇーって反省してやってる、やり続けてる感じですね。
体を持って仕組みを作ってる感じが。体を持ってやってますね、やってる気がする。難しいのかな。
なんかでも、稼ごうとか、こういう仕組みにしたらうまくいくんじゃないかってこう、頭脳派じゃないから感覚でやって、
うまくいかなかったら、私は周りにバーバー言って、アドバイスもらって、なるほどと思って変えてみたいなのを永久に繰り返してます。
でもなんかそういう、そういうのですよね。本物だろうなって思う感じ。なんだろう。
個人的には最近すごいそういうの思う足があって、やっぱそういうお金とか人気とかもそうですけど、
なんかそういうのを持ってると見えちゃうみたいなとこありません?
見えちゃうっていうのは?
目的が、裏にある目的みたいのが隠してるつもりだけど見えちゃうみたいな。
はいはいはい、なるほどね。でも、わかるわかる。
わかります?
なんか、それって芸術系とか、それこそ写真とか、映画監督とかもそうかもしれないですけど、
なんかそういう人ほど、そういうのが透けちゃうところあるかなって思いましたね。
でも、ピュアにやってる人が私は好きです。
いや、僕もそうですね。
そうですよね。
それで撮ってたら、会社とかから仕事が来て、今になったからですね。
というか、そういうの知ってないとやり続けられないみたいなのもあるかもしれないですね。
でも、そうかもね。
好きが原動力なことに、別に好きじゃないけど、やってる人って勝てない気がするんで。
そうだね、それはそう。
よくね、聞かれますよ。どうやったら写真家になれるんですか?
どうやったら食べ物家になれるんですか?
いいものいっぱい見て、いっぱい撮るんだよって。
私より撮れよって。
聞いてみたいんですけど、写真を、やっぱり数をいっぱい撮って、
どうやって上手になるんだろう?みたいなのはありますけどね。
私、すごい、まずセンスがないです。まず下手くそです。
写真家で食べれてるのは、着眼点が変なだけです。
着眼点、はいはい。
09:00
着眼点、人と見てるものが違うから、
普通ここ見るだろうってとこを見つめていないから、やってきてるだけなんですけど、
そうなると、いっぱい練習しないといけないんですよ。
どういう感じですか?着眼点か。
上手になる方法、先に言います。
構図ってあります、写真に。
例えば、対象物を真ん中に置くと、日の丸構図って言います。
いろいろあるの、型が。
ここにものを置いたらきれいだよって。
ここに見せたいものを置くときれいになるよっていう構図があって、
例えば、水平を撮るとかね、四角のタイルを正面から撮らないと歪むじゃないですか。
なんか教科書的なことですね。
そう、そういうのをいっぱい見て、いい写真をいっぱい見て、構図にのっとってるとか、色味とかもそうだけど、
そういうのいっぱい見て、それをコピーできるようになるっていうか、
その構図の感覚をつけたほうが、写真はきれいに見えるから、そういうのはある。
私は水平を撮るのがいまだに下手くそです。
もうずっと気をつけないと。
基礎っぽいことってことですね。
そう、そうだね。
今のときの子はみんな上手だけど、私はセンスがないです。
いっぱいやってきただけなんです、ほんとに下手くそ。
それって誰かに、さっき言ってた師匠みたいな方に教えてもらうみたいな感じなんですか?
そうなんだけど、下手ってわかってても、恐れずに、まじでいろんな人に写真を見てもらってた。
一人じゃなくて。
持ち歩いてた写真を簡単に見れるやつ。
ちょっとプリントして持っとくとか。
今だったらインスタとか見せたらいいけど、柄系だったので、高校時代とかは。
柄系でそれをやってたんですね。
みんなiPhone、みんなLINEで私だけ連絡が来なかった。
だけでお前だけだったのよ。
画質の問題出てきそうですけど。
画質はいい柄系を。
画質がいい柄系。
そうなの。だからね、恐れずに見てもらって、何を言われてもへこたれない精神でいってた。
写真の評価は何言われても私、割と大丈夫です。
写真の評価というか、そういうのすごい難しいなって思って。
何かわからないけど、すごい惹かれるみたいなことは言えるんですけど、僕自身も。
例えば、マニマニウムさんのノートとか見て、
なんか雰囲気がいいとか、なんか綺麗とか、そういうのは言えるんですけど、
具体的に、これちょっと曲がってないみたいなのって、結構素人目に見ると難しいなって思いますけどね。
でも、確かに。
12:00
でも、明らかに下手だとわかりますよ。
やっぱりそうか。ぱっと見でわかるんか。
わかる。
例えば、これは私が幼少期に撮ってもらった、おばあちゃんが私を撮った写真の話なんだけど、
おばあちゃんは私を撮りたいのに、海で泳いでる私を、すごい離れたところから、画角の一番右の端っこぐらいに置いて撮ってたのよ。
それは、確かに。それは、そうですね。
そもそも見えんみたいな。
違うってなるっていう。
それは違う。
怒るっていう。もうちょっと上手に撮ってあげてよって。
誰かわからんぞみたいな感じになりそうですよね。
そうそう。だから、下手すぎるとわかります。
何かいいのは、何なんだろうね。
でも、写真ってあるものしか撮れないじゃないですか。
絵とかはないところから描けるし、言葉はあるところから描けるし、写真はあるものしか撮れなくて、
自分を表現したいとかってなると、やっぱり何を見つめてるかで、見つめてるものがちゃんと見つめているんだなってわかるように撮れるかっていうのがあって。
今あるものの見方とか、それこそ着眼点になるのか。
私は日頃街を歩くときは植物が好きだから、植え木ばっかり。植え木と死骸。死骸ばっかりいる。
植え木と死骸?虫とかですか?
最近はっきりわかったんだけど、生きてなくてもいいや、物が劣化してたり枯れていったり死んでいく様子が好きなのよ。
なるほど、なるほど。
だから、花が枯れていくとかすごい好きだし、人に傷ができるとか好きだし、アザとか大好きなんですよ。
撮りたい、そういうもの。だから、冷蔵庫の奥でちょっとシワシワになっちゃった野菜とか好きだし。
何だろう、ちょっと不完全なものみたいな感じですかね。
終わっていくものを見ると安心するんですよ。私結構自分が生きてるの気持ち悪いので。
そうか、それは共通しそうなところありそうだな。
真逆でしょ、死にたくないんでしょ。
死にたくはないんですけど、めちゃくちゃマニアックな話すると、細胞が死ぬ瞬間めっちゃ綺麗なんですよね。
そうなの?すごい見たい。
僕も最近ツイッターで見たんですけど、細胞が死んでいく様子みたいなのが結構不思議な動きをするというか。
見たことあるかもしれない。
そういうのを綺麗って思う感性みたいなのはちょっとわかるな。
いいよね。
15:01
虫の死骸とかはあんま好きじゃないですけど、枯れていく過程みたいなことですか?
現状が悪い方にネガティブな方に移りゆくものが好きです。
病み落ちしていくみたいな。
病んでいく人はいいや、元気でいてほしいんだけど。
物理的に?
トタンが錆びるとか好きです。
綺麗だったコンクリートはずのコンクリートが割れていったりするじゃん。
好きですね。
それめっちゃ今わかるなって思ったのが、古びれた町とかで植物が生えてるみたいな。
好きです。
なんて言うんだろう、そういう古い町みたいな。
古い町?
古い町っぽい。
朽ちた町みたいな好きですね。
いいよね。でも私廃墟好きじゃないんだよ、そんなに。
そうなんすか、廃墟は違うんだ。
廃墟が出てこなかった、今。
あのね、スタレパワーが強すぎて怖い。
バランスの問題ってことですか。
そういうことか。
スタレがバイオハザードまでいくとちょっと趣がなくて好きじゃないです。
なるほどな、絶妙なところなのか。
そうかもしれない。でもみんな虫の死骸とかギュッとするんだよね。
しますね。
なんか大丈夫なんだよ、と思って心穏やかに。
それってでも、なんか昔から持ってた感覚なんですか。
なんかでも、アリの行列とかさ、眺めて友達に植えてかれたりしてたよ。
アリの行列、アリの行列イキイキしてると思いますけど。
なんかね、見てる、そういう生きてるもの。
でも生き物自体みたいな。
死骸はどうだろう、でも枯れた葉っぱとか好きだった気がするな。
いやでも、あれかも、あれだわ、わかった、自分の体に対して嫌だなとか。
私、自分に体があるのが非常に気持ち悪いんですよ。
難しいこと言いますね。
難しい、わかんないなと思って聞いてるんですけど、たぶんちょっと変なので。
そう、肉体が気持ち悪いから、生きてるものとか死んでいくもの見ると結構、
あ、命っていいなって思えて死ぬ気がせるんですよ。
私はずっと一人でいると嫌なんですよ、生きてて嫌になっちゃうから。
そういう、あ、いつか終わるなっていう安心感とか、生きてて美しいなとか思いたいって思うようになってからかも。
それはいつからだ、それはでも写真撮り始めた頃からな気がする、中学生とか。
自分の体がより無理になってきた頃な気がしますね。
あ、でもそれは写真を撮ってていいなって思って撮り続けたってことですね、そういうのとか。
18:03
そう、なんか意識が外界に向いてて、自分を無視できるのはすごい安心するし。
あ、そういう考え方か、はい。
そう、自分を無視できない時にも写真は見れるじゃないですか。
はい。
そういう時に、命を撮っていると安心します。
命をというか、写真で撮るっていうこと自体が外に向いてますもんね、基本的には。
そう、だから勝手に世界が進んでいってほしいですよね、みんな勝手にやっててほしくて。
自分のことを、写真は自分をめっちゃ無視できるからいいですね、自分の肉体とかないような気がする、撮ってるとき。
そうですね、写真ってそういうもんですよね、むしろその存在を感じさせちゃいけないみたいなところはありそうですよね。
そうなのかな。
主役はやっぱり写ってる人って考えると、というか基本的には、自撮りとかは別ですけど、そうだな、そう考えると確かに自分の存在を忘れるな。
写真撮った時に、でもこの時撮った自分がどうだとか思う人もいるかもしれないですけどね。
確かに、思い出すんだけどね、私も。
でも撮ってる時間が全てに違和感を覚えなくて済む感じはあるので、やっぱり撮ってないとしんどいですよ。
いや、すげーな、それはすごいな。
あのね、病気ですね。
たぶん、いいっすね。僕も病気なんで、たぶん。
病気っすか、どういう病気っすか。
僕ですか、僕は研究者なんで、研究とか自分がやってることはとことん突き詰めたくなっちゃうんですよね。
たまに病気だなって思うとき本当にあって、写真と全然違う話ですけど、
1個のことを見ると、それに紐づいたものがバーって見えてくるみたいな。
で、その紐づいたものをもう一回情報を取りに行くと、またそこから世界広がってるみたいな。
1個のわからんを知ろうとすると、10個わからんくなるってやつで。
わかります?
あのね、それはね、高校のときに物理をとっていて、授業4人しかいなかったのよ。楽しかったですよ、4人だから。
みんなでいろいろやって、そう、超仲良かったんだけど。
1個知ったら10個わかんなくなるねってみんなで言ってた。
ありますね、そういうのは。
ありますよね。でも今は聞いてて思ったのが、それって完全に外のしか見てねえなって思いました。
確かに。
なんていうか、他の、例えば絵描く人とかは完全に自分の内から出たものを出すみたいな。
でもそれができるようになるまでに、ひたすら吸収しないといけないみたいな。結構研究ってそんな感じで。
そうだね、その感じですね。
そうなんですよ。だから、ひたすら外と向き合うみたいなのはやっぱありますね。
それで自分の体ほったらかしになったりしないですか?私はしょっちゅうなるんですけど。
21:00
気づいたら朝になってるとかですか?
気づいたら朝になってるとか、気づいたら寝てない、気づいたらご飯食べてないとか。
めっちゃ、ご飯食べてないは本当に起きがちなんで、気をつけてます、僕は。
えらい、私も気をつけてる。
気をつけたほうがいいっすよ、私ね。
何か具体的に困りましたか?ご飯を食べるの忘れて。
食べるタイミング逃すみたいのはやっぱたまにあるんですよね、熱中してて。
いや、シンプルにやりすぎると体がやばいみたいな。
でも、結構自分では満足してるんですよね、そういうときって。
なんかさ、心がさ、満たされたりするとお腹すかないよね。
いや、わかりますね、それは。
忘れるからね。
そうなんですよ。
ずっと詰めてると、マジでご飯食べるの忘れて早くというか。
行きすぎたら、それは命危ないですからね。
気をつけた。
この6月にさ、新級の先生に針打ってもらって、
東洋医学でいう脈が弱いって言われて、
寝たきりのおばあちゃんって言われて。
え?そんなレベル?
そう、だから気力だけで走っていたらしい、どうやらね。
で、こんなんだったら栄養失調で早死にするって言われて。
そのレベルまで詰まってたんですね、それ。
早死にするのは別にいいんだけど、
それが栄養失調なのはマジでダサいな、なんか気に食わなくて。
死因が栄養失調になるのはちょっと気に食わなくて。
頑張って食べるようにしました。
そうですね、なんかちょっと胸にが残りそうそうね、それだと原因が。
なんかダサいじゃん、めっちゃダサくない?
嫌だよね、死因が栄養失調。
いや、わかんないです。
ダサいって見方もできるけど、好きなことやって死ねたっていう見方もできる?
嫌だ、なんかそういう無理して、無理するのが美徳みたいな英雄になりたくないんだよ、私は。
まあ、そうっすね。
なんかあるじゃん、無理するのが美徳な考え方。
いや、美徳というか、なんかちょっと昔の考え方みたいなとこっすね。
ヒーローになるっていうか、そういう、すごい。
いや、それは嫌っすね。
そう、嫌じゃん、そんな風になるの。
美徳じゃね。
いい物語として美しくなっちゃうじゃん。
それこそ目的が違うなって思いますね、それは。
それが美徳だって言うのって、それを好きでやってる人以外のところから言われるじゃないですか。
そうだね。
だから、本人がよかったらいいんじゃないかなみたいな。
そこまででも、写真にのめり込んでるみたいなのがいいですね。
撮ってる時だけ生きてる気がして、撮ったら生きてる気がしちゃって、
生身の命を忘れて、ご飯食べるのを忘れて、栄養支柱になるっていうのをやりました。
気をつけたほうがいい。
すごい気をつけている。
24:00
でも、何かを撮ろうって思う時って、やっぱり撮ろうって思うアイディアみたいなのは多分あるじゃないですか。
あるね。
それってどんな感じですか?もうフィーリングって感じですか?
その場で即興でやってるんだけど、作り込んだりは私はしないんですよ。
作り込むと想像を超えてきたものができないから、飽きちゃってつまらないので。
だから、全部その場でスタジオセットから作って、こういう構図で撮ってみたいなのはあんまり決めないんですよ。
でも、プロの写真やってる人ってそういうイメージはやっぱりありますよね。
でも、そうかも。私はそれが得意じゃなくて。
どっちかっていうと即興で呼ばれて、よく知らないところ、よく知らない人を撮ったりしてるのが好きで。
自分の想像を現実とか写真が超えてきてほしいので、奇跡が起きたほうが楽しいから。
作り込むのは特にじゃなくて。
でも、日頃いろいろ考えてることはあるんですよ。アイディアとか。アイディアっていうか。
どんなことですか、それ。
人って、極限に疲れると変な行動をするんですよ。
いや、わかりますね、それはでも。
自分の行動でもあるし、他人から聞いた行動でもあるんだけど、
もしすごい疲れると、お風呂でフルーツとかアイスとか食べるの好きなんですよ。
たしかに、それ面白いな。
なんか、贅沢してる気持ちになるんですよ。
変なこと言ってるけど、平和ですね、結構。平和でいいっすね。
それを写ってる人にディレクションしたりとかすることはある。
お風呂に浸かってて、「ここでポテチ食べてもらっていいですか?」とか言って、
お風呂でポテチの袋渡すとか、
そういうの撮影で名目だったら許されるじゃないですか。
結構やっぱ指示、いろいろこうしたらいいんじゃないかみたいなのを、いろいろやりとりするわけですもんね。
適材適所を崩しますね、割と撮影のとき。
布団の上に椅子を置くとか、物の適材適所を崩して面白がっているかも。
でも、それはアイディアですね。
そういうことをしていますね。それはアイディアかもね。
そういうことすると、撮影って言ってると許されるし、
それが絵としてきれいだと許されるし、
いい男が変なことをする居場所になれて、とっても最高だなと思っています。
いいな、そういうのだよな、やっぱり。
そういうのだよな。
これをクリエイティブだなでまとめたくないんですよね。
クリエイティブの範囲が広すぎて、
でもそのミスマッチを楽しむというか、その場でしかできないみたいなのはめっちゃいいっすね。
いいよね。
普段の生活じゃ確かにないですね。
27:01
そういうの好きなんすよ。
疲れたときにそういうのが起き起こるなとは思っています。
打率的に。
めっちゃ疲れたときに撮影行くんですか?
いや、ってわけじゃないんだけど、
寝込んでるときとか、自分が割と孤独じゃないですか、寝込んだり。
しんどいときって、そのときに自分が何を楽しいとか美しいと思って、
何にフォーカスしてるかっていうのがよく見えるようになるんですよ、一人の時間が長いとね。
なるほど、それをアイディアとして持っておくみたいなことですか。
そう、それはそうだったなって思い返しては、
外に出てイエーイって撮って、思い返しては撮ってみたいなことをやっている感じはあるな。
なるほどな、それはおもしろいな。
うん、そんなことしてます。
でも、そういうのじゃないとやっぱ、ちょっと飛んでること起きないですよね、飛んだ発想というか。
確かに。
自分でネジ外すみたいな。
いや、楽しいんだけど、やっぱ、たまにさ、ほんとにジバがゆがみすぎて、頭が痛くなったりすることがあるんだけど、
当てられちゃうときが、結構パワーが変になるんですよ、適材適所をくずすと。
パワーが変になる?
なんか、あんまりスピリチュアルなこととか、信じてはいないんだけど、体感するみたいなことがあって、
例えば、真っ暗な誰もいない山に行ったら怖いじゃないですか。
怖いですね。
そういう力があるじゃないですか、同じ場所とはいえ怖いじゃないですか。
その場所には力があると思ってて、適材適所をくずすと、場がおかしくなることがあるんですよ。
で、ちょっと場がおかしいぐらいだったら楽しいんだけど、年に1,2回ぐらい、ほんとに頭が痛くなるような撮影があるんですよ。
どういう、何が起きてるんですか、それ。
例えば、大量の下着を、女性2人組でね、大量の下着をラブホの床に巻いて、その上にね、転がってもらって撮ったことがあって、
あのね、下着ってね、ちゃんと畳まれずにぐちゃぐちゃになって並べられると、なんか怨念がすごかった。
怨念って。
怨念って思った。
何だろうな、古いラブホってちょっと怖い、嫌な感じするじゃないですか。
いろいろあったんだろうなって感じが、余韻があるじゃないですか。
いや、なんかそう、なんか結構あれですよね、基本さっきの即興で撮りに行くみたいのは、スタジオじゃなくて、そういうラブホみたいなところで撮るってことですよね。
そうだね。スタジオは何もなさすぎて嫌いなんです。
はいはい、確かに、そんな下着の山はないですね。持ってけばよかった。
適材適所もないじゃないですか、適材適所作らせないじゃん、スタジオって。
壁しかない。
壁すぎちゃうみたいな。
つまんない、つまんないって、一番面白くない、スタジオは。
30:02
なんかそういうラブホに残った怨念みたいなの、塊みたいになっちゃって、下着をバーって敷き詰めて撮ったとき。
それはスピリチュアルだな、確かに。
やりすぎると危ない。
でもなんか部屋散らかると嫌な感じするじゃん、すごい散らかってるんだけど。
不のオーラみたいな感じの時はありますね。
あれが行きすぎた感じがする。
それの最強バージョンがラブホに敷き詰められた下着ってことですか?
いや、すごかった。すごいいい絵だったけど、頭痛い、頭痛い、ごめん。
やばいな。
物は適切な場所で使うのがよくて、撮影の名目でたまにふざけるぐらいでちょうどいいと思います。
でも写真としてはそれ正解なんじゃないですか?
これを日常にすると当てられ続けるっていう、私は結構疲れてよく寝てます。
確かにそれが日常だとちょっと疲れますね、さすがに。
もう無理だってなるときがあるので。
休暇を設けるという概念、私はこの秋から思いました。すごい偉い。
この秋、直近じゃないですか。
秋まで休みって知らなかった。
その営業失調があったから。
でもあれだね、企業案件とかが増えてきて、休みを作っても金銭的に大丈夫になったからっていう安心感はすごいありますね。
それは大きいですね。
めちゃめちゃ自給自足じゃなくなったので、それは大きいかも。
確かに、それはいいですね。
断る勇気をちゃんと持てるようになり、企業案件をもらって、ある程度収入が大丈夫になったら、休暇を得ようと思います。
偉い。
偉いな、それは。
休み、難しいよ。こんなにとってて楽しいのも。
それめっちゃわかるな。
休みってなんだってなるときがあったんですよね、結構多くも。
多分それ同じで、なんかやりたいことに向かってるときに、休みってなんだみたいな。
休みだけど、ちょっとそれの違うことをやったほうが、休まるんじゃないかみたいな。
あるある。
ときがあったりして。
でも、休むの嫌だよね。
でも、休む勇気じゃないですか、やっぱり。
そう、勇気がいるよ。休むのには勇気がいるよ。
休む勇気だと思うな。
別に2こやりたいことがあったら、それを交互にやればいいのかもしれないですけど。
めっちゃいいな。
休むって言いながら、仕事じゃない写真まちり撮りに行って、
それでコラム書いたりして、結局お金もらったりしてるもんな。
なんなんだろう。
やってるじゃないですか。
それじゃないですか。
僕のそれがこれなんですよ。
この収録してるやつが、ある意味そうですね。
33:02
そうなんだ。
これはなんだろうな、自分にとっていい趣味なのかな、これ。
わかんないな。
なんか、やりたいことをやっていて。
やりたいことをやってるのが、ただただ何もしないで休んでるときより、休まるみたいな感じ。
あるある。浄化されますよね。
浄化されるっていうか。
写真を撮る休憩に、私は写真を撮っていますね。
最たる例があった。
12時間ぶっ通しで写真を撮った日があったんですよ。
やばいっすね。
それは日段の撮影で、7人だか8人だかいて、
それをメイク2パターンと集合写真と、あと2,3人組とかを永久に撮り続けてた日があったんですよ。
ずっと撮ってて、集中しすぎてて怖くて話しかけれなかったってみんなに言われたんだけど、
あー疲れたって言って、
押さえの商業的な写真の頭を捨てて、自分の撮りたい写真を撮ってたんですよ。
肌の質感とか、ヌードとか。
ちょっと目のアップ撮らせてとか言って。
それはあれですよね。別に使うとかで何もなしってことですよね。
違う違う。
写真を撮る休憩に写真を撮っていて、その日は。
それは周りから見ててすごい怖かったって言われました。
頭おかしいって。
確かに休んでねえじゃんってなりそうだな。何も思わなかったら。
その当日はもうアドレナリンと気力が湧き出すぎて何も言われなかったんだけど、
後日、あの日さ、写真撮る休憩に写真撮ってたよね。
頭おかしいと思ったよって言われて。
それぐらい、やっぱり傾倒したというか偏ったみたいな。
やっぱり突き抜けてないと。
写真によって、自分の中でもジャンル分けがあって、頭の中で。
引き出しが取れるジャンルがいくつもあるから、切り替えれるかもしれない。
カメラによって見える世界が変わります。
頭切り替える感じがある。
カメラの種類とかってことですか?
そう。
それどういう、やっぱり全然素人なんだよ。
ここまでお聞きいただきありがとうございました。
サイエンマニアはあらゆる分野のゲストをお呼びし、世界を探求していくポッドキャストです。
番組やSNSのフォロー、感想などいただけると嬉しいです。
では次回もまたよろしくお願いします。
35:54

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