NASA Space Apps Challengeとは
高見知英
まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY. の内部の活動をお伝えするSBCast. Ch2。
今回は、志田さんにNASA Space Appsという取り組みについてのお話をしていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
しだ
よろしくお願いします。
高見知英
よろしくお願いします。
それではまず、このNASA Space Appsというのは、そもそもどのようなものなのかお伺いできますでしょうか。
しだ
はい。NASA Space Apps Challengeといいます、世界各国で数日間同時開催されるグローバルハッカソンのことです。
つまりは宇宙に関するアイデアコンテストといったところで、日本では2012年から開催されているイベントとなります。
高見知英
ありがとうございます。
そうですね。グローバルハッカソン、アイデアコンテスト。実際こういうのはどのような方が参加されるのでしょうか。
しだ
やはり名前にハッカソンとついてますので、ITエンジニアの方が割と参加される傾向にはあるんですが、
NASA宇宙に関するイベントでもありますので、宇宙に興味関心がある方なんかも参加されます。
あるいは学生さんだったりとか、または自分のアイデアとかを具現化してみたい、そういったような方々が集まりますので、
老若男女いろいろな方が参加されるような、そういったアイデアコンテストのイベントとなってます。
高見知英
なるほど。ありがとうございます。
ハッカソンというのは要するに、いわゆるコンピューターをちょっと面白い方向に活用する、ハックと言われたりしますけれども、
そのハックとマラソンをかけた造語という形ですね。
こういうハッカソンというのは本当にいろいろなところで行われますけれども、
今回は宇宙に関する話をまとめてやっていくというような取り組みですね。
老若男女いろんな方が来られるということで、
やっぱり他のハッカソンだとなかなか結構若い人に偏ってしまうとか、そういうようなことが多いところに対して、
本当にいろんな人が来るということで、すごい面白そうですね。ありがとうございます。
参加者のプロフィール
高見知英
こちらのイベント、大体いつもどのような時期に開催されているとか、そういうのは分かるんでしょうか。
しだ
いつも開催時期は10月になりますね。
各都市で、世界中の都市でやる関係で会場を押さえたりするので、
大体10月ということで、月は固定になっている気がします。
高見知英
ありがとうございます。大体10月ということですね。
日本の場合だと、これもまた日本でもあちこちで開催されるんじゃないかなと思いますが、
例えば自分たちの住んでいる横浜の周りだとどこで開催されるんでしょうか。
しだ
まさしく横浜で開催されます。もう一つが東京ですね。関東だとその2ヶ所が一番近いです。
高見知英
横浜だと例えばどのスペースで開催されるとか、まだ決まってない感じですかね。
しだ
まだ決まってないですね。山手とかそこら辺周辺が有力候補なんではないかと思います。
ちなみに去年は泰生ポーチの一階で開催されました。
高見知英
山手とか関内とかそのあたりはこういうイベントに使える場所ってのも非常にたくさんありますので、
そういうところからどこか新しい面白い場所が選ばれるといいですね。
ありがとうございます。
こういうような取り組みって、いつやはりSIDE BEACH CITY.としてもNASA Space Appsに何度か関わっていたかと思いますけども、
こういうようなところに自分たちとして関わっていこうと思った経緯とかそちらについてもお伺いできますでしょうか。
しだ
そうですね。最初に関わったのが2018年の東京会場のSpace Appsからでした。
中山圭太郎さんという方が主催者の一人でして、ぜひとも横浜のNPOとしてスポンサー枠で参加してくれないかと
こういったお誘いを受けまして、それで2018年に初参加となりました。
実際にその時にSBC.賞というのを作って、私審査員の役でいったんですが、何故か事務的な手続きのミスで、私も一参加者にアサインされてしまいまして、
皆さんチームでやるんですけど、私一人で2日間あるんですが、私1日だけで作品を作りまして、
そしたらミウラ折りさんが賞を出していただきまして、主催者のスタッフの一員でもあり、参加者の一員ともなり、そして賞までいただくと。
そういったようなデビュー戦が2018年になり、それをきっかけとして毎年参加、協力させていただいてます。
開催時期と場所
高見知英
ありがとうございます。今までやってきたことで、大体どのようなものを作ったり、どのようなことをしてきたりしたんでしょうか。
しだ
そうですね。NASAと言っても、宇宙に関することには限定されていなくて、いろいろな観測データもありますので、宇宙から見た地球の情報というのもあります。
そこの情報を使って、例えば災害対策を考えなさいとか、人口の問題を考えなさいとか、あるいは農業に関するアイディアを考えなさいとか、そういったお題がありますので、
そういったいろんな情報をもとに、何かしらアイディアを考えた、そういったような流れになってます。
高見知英
なるほど。ありがとうございます。本当に宇宙と一言に言っても、非常に幅広い内容になるんですね。
気象衛星も、様々な写真を撮影する衛星も、GPSももちろん衛星技術でありますけれども、
そういうふうに衛星を使った様々なものって、今本当にたくさんありますし、そこまで含めて全部宇宙から地球を見る、また宇宙からさらに外の宇宙を見る、
というようなものをすべてを、このNASA Space Apps Challengeでは扱っていくということなんですね。
しだ
はい。
高見知英
ありがとうございます。本当にこういうような取り組みっていうのが、しかも横浜のすごい近いところで行われるということで、
やっぱりこういうようなものが関わってみる、こういうようなところに行ってみる、関わってみるってすごく面白いことになると思いますし、
やっぱりいきなりじゃあプログラミングをしてみようとか、一から何か作ってみようっていうふうになると、ちょっとなかなか難しいところではあると思いますけれども、
こういうところにアイディアを出してみるところからとか、そういうふうな関わり方ってすごく入り口としてはとても良いんじゃないかなというふうに思います。
なので、もしこれを聞いていただいている方で、ちょっと興味あるなというような方、自分自身がやっぱり技術を持っているかとか、
そんなにいろんなものをサイトを探せるかどうか分かってなくても、自信がなくてもまずはちょっとこちらの方を覗いてみるっていうのもいいかもしれませんね。
しだ
はい。今までの実績や取り組みが評価されまして、
今年のNASA Space Apps Challengeは10月5日と6日の2日間やるんですが、東京会場の運営許可をNASAの方からいただきました。
ですので、東京会場の方は私が陣頭指揮を取りまして、会場でハッカソンの方をイベントとして実施する予定となっています。
高見知英
ありがとうございます。
なので、宇宙に関するものとか、あとは宇宙から見た地球に関するものとか、
そういうような情報をちょっと触ってみたいな、見てみたいなとか、それで何かアイディアあるなっていうような思っていらっしゃる方、
お気軽にやっぱりこういうようなところアクセスしていただければと思います。
ちなみに、こちらのNASA Space Apps Challenge、何かイベント開催前にこういうものをやる場所ですと、こういうようなことができますとか、
そういうのを何となくでもイメージを知る方法ってありますか?
しだ
公式サイトがありますので、そこを見ていただくのが早いんですが、NASAはアメリカの宇宙局なので、実際は全部英語で書いています。
ただ、横浜会場になるところがですね、日本語で優しくわかりやすく解説したサイトを解説したりしますので、そこを見ていただく方が一番わかりやすく情報を得られるのではないかなと思います。
高見知英
ありがとうございます。そうですね。やっぱりそういうようなサイトを見て情報を知っていただけるといいなと思いますし、
特に今は本当にAIツールとかもありますから、例えば英語が読めないとか英語を読むのはちょっと大変だなっていう時もね、そういうツールを使って少しでも読んでみるとか、調べてみるっていうのもひょっとしたらいいかもしれません。
はい。ありがとうございます。それではこの形でNASA Space Apps Challengeという取り組みのお話でございました。
しだ
志田さんどうもありがとうございました。ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。