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2024-12-30 09:37

SBCast. Ch2 #067 副理事長 志田健一さん/NASA Space Apps Challenge開催報告

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今回は志田さんにNASA Space Apps Challengeの開催報告として、開催概要や出展されたアイディアについてお話ししました。 #NPO

サマリー

NASA Space Apps Challengeが東京で開催され、参加者が新しいアイデアを持って集まります。特に、忍者をテーマにした宇宙飛行士のトレーニング方法が優勝し、日本らしさを世界に示す機会となります。イベントはハイブリッド形式で行われ、多様なデジタルツールが活用されます。

NASA Space Apps Challengeの概要
高見知英
SIDE BEACH CITY.の今をお伝えするSBCast. Ch2始まりました。
今回はNASA Space Apps Challenge開催報告ということで、
志田さんにお話を伺えればと思います。
志田さんどうぞよろしくお願いいたします。
しだ
よろしくお願いします。
高見知英
それでは、今回のNASA Space Apps Challengeについて、
活動のまず概要、前回もお話をしていますけれども、
改めてちょっとだけお話できますでしょうか。
しだ
はい、こちらのイベントはですね、正式名称が
NASA International Space Apps Challengeといいます。
アメリカの宇宙局のNASAが毎年全都市を開催地としてやっております
グローバルなアイデアコンテンツ。
今回、東京会場として私が責任者を任されまして、
NASA Space Apps Challenge東京2024を開催させていただくとなりました。
高見知英
こちらは今回はホスト役という形で参加していたんですね。
しだ
はい。
高見知英
実際来られたのはどのような方々だったとか、そういうのはありますか。
しだ
はい、私自身NASA Space Apps Challengeの参加者として
何年か参加させていただいたことがあるんですけれども、
基本的にこのアイデアコンセプトを知っている方が参加することが多かったりするんですけれども、
今回私たちの東京会場の方は新しく入ってこられた方、
初めてこういったアイデアコンセプトに参加される方、
そういったような人たちがエントリーしてくださいました。
ですので、NASAですとか宇宙とかそういったものに興味ある人、
東京大会の優勝アイデア
しだ
あるいは自分のアイデアを何かしらチャレンジとしてやってみたい人、
そういったような方々が主に新しく参加された、
そういったような大会になっておりました。
高見知英
そうですね。
NASAや宇宙に興味があるという新しく来た人が結構多かったということなんですね。
はい。実際こういうようなところで会話を交わしていて、
どういうようなアイデアが生まれたとか、
特にすごく興味深かったものをいくつか紹介いただくことってできますか。
しだ
はい。そうですね。私どもの東京大会で正しく優勝したチームがあるんですけれども、
日本らしいメソッドですが、忍者をテーマにしまして、
忍者での実際の動きが宇宙空間での宇宙飛行士とリンクしてるんじゃないかと、
そういった着想で、忍者と宇宙飛行士のメソッドといいますかトレーニング、
そういったものをアイデアにしているところのチームがありました。
これは非常に興味深くて、実際に大会で優勝したところはですね、
アメリカの本土の大会にもエントリーできますので、
日本らしさを見せるためにも、忍者とか日本の文化を使った宇宙の事業、
こういったものが非常に良いと思いまして、グローバルノミネートとさせていただいておりました。
こういったのが一番面白かったと思います。
高見知英
グローバルノミネートということで、他にも審査の方がいらっしゃったと思いますけれども、
そちらで何かこういう感想について何か面白いお話ってありましたか。
しだ
そうですね。今回審査員は4名、5名ぐらいでやらさせていただいたんですけれども、
実際にどの作品、どのチームにどんな賞を与えるかというところも審査員で審議して決定しました。
その中で他にも忍者以外にも面白いなと思ったのが、
ARの技術を使って外来の危険な植物を特定して、
それをどのように対応していくかということを考えるというプロダクトを持ってきたチームもありました。
そういったところを含めて、実際に宇宙の事業でそれを実践するときにどのように効果を発揮するのかですとか、
あるいは日本らしいチームがあったときに世界の人たちからどういうふうに見られるか、
あるいは今後宇宙の事業をやっていく上でどういったアイディアが注目されていくか、
そういったような視点でいろいろと議論させていただいて、
どんな作品を見させていただきました。
ハイブリッド開催の取り組み
しだ
そういったようなことを審査員同士で話しておりました。
高見知英
そうですね。本当にじゃあこちらもNASAで実際に使えそうだとか、
そういうものも視野に入れていろいろ検討されたということなんですね。
しだ
はい。
高見知英
そうですね。本当にそういうようないろいろな取り組み、いろいろなプロダクトが生まれていったということで、
こちらもじゃあ例えばこういうようなところで生まれたものが最終的に審査の上で、
じゃあ実際の宇宙開発等に使われるという可能性もあるということなんですね。
しだ
そうですね。
高見知英
本当にそういう宇宙開発に使われる可能性まで含んで、
期待ができるようなこういうイベントがあるというのはとても素晴らしいことだなというふうに思います。
しだ
はい。
高見知英
ちなみにSIDE BEACH CITY.としてこういうようなイベント、
今後どういうふうに関わっていきたいとか、
そういうような意気込み等あればお伺いできればと思いますがいかがでしょうか。
しだ
今回のNASA Space Apps Challengeのイベント運営自体がですね、
オンラインによるハイブリッドだったんですけども、
オンラインで何がハイブリッドかと言いますと、
ZoomとメタバースのSpatialを使った、
そういったダブルオンラインのハイブリッドで開催させていただきました。
なかなかこういった取り組みも珍しいと思うんですけども、
メタバースの空間をどのように使ってというところで言いますと、
実際に作品のスクショを撮って空間上に貼り付けたりとか、
あとは空間上で動画を流せる機能がありますので、
実際にストリーミング配信をして、
会場に設置したスクリーンでZoomの様子を放映したりとか、
そういったような取り組みをしました。
そういったような活動が今後リアルとオンラインのハイブリッドを超えまして、
Web3でメタバースとZoomとのハイブリッド、
こういったような取り組みが今後SIDE BEACH CITY.としてもできるのではないかと思いました。
高見知英
そうですね、メタバースとあとはZoomを使ったハイブリッドという形なんですね。
そうですね、確かにZoomにはZoomで全ての距離感を無視して話ができるという利点もある一方、
やっぱりメタバースのように複数の画面を見ながら、
じゃあどうしようかと考えるのはちょっと難しいという側面があります。
だからこそやっぱりお互いのツールの良いところを生かして、
それでさらにオフラインの環境も含めて、
いろいろな方向で多面的に話し合っていく、
そういうようなやり方というのはとても良いことだなというふうに思います。
しだ
一方で運営チームの方が実際の会議室やオフィスに集まって、
会場の方の運営をさせていただきました。
実際に運営するメンバーが集まってやる中で、
様々なデジタルツールを駆使してまして、
先ほど申し上げたようなZoomとかSpatialといったメタバースのサービス以外にも、
YouTube Slack、あるいはGoogleサイト、そういったGoogleサービス、
またはコンパス、Facebook、キャンバナも使いまして、
イベントの方をデジタルツールで運営させていただきました。
高見知英
なるほど、そうですね。
やっぱりこういうようなZoomとか、あとはSpatialとかの、
いろんなサービスをうまく連動させたやり方ですとか、
その他のツールを使った審査ですとか、
今後もまた使う機会がとても増えていくと思います。
やっぱりこういうようなイベントでの取り組みを、
SIDE BEACH CITY.の他の活動に生かしていくと、
そういうような形の活動等進めていけると、
とても幅広がるし、よろしいなというふうに思います。
しだ
そうですね、実際に今回いろんなデジタルツールを
使わさせていただきましたので、
いわゆる実験的なアプローチだったと思います。
あまりにもツールが多くてですね、
でも使いこなしたと考えると、
こういったことがいわゆるDXなんじゃないかなとも、
個人的には思いました。
高見知英
そうですね、本当にITツールを利用するって、
今は結構簡単にできるようになってきました。
ただ、活用するためには、やっぱり利用するだけではない、
いろいろな考え方の変更とか、
そういうようないろいろな工夫が必要になってくると思います。
だからこそ、やっぱりこういうような実践を通して、
どんどん新しい道を開いていけると良いですね。
それでは、今回はNASA Space Apps Challengeということで、
お話をしていただきました。
今回は志田さん、どうもありがとうございました。
しだ
ありがとうございました。
高見知英
ありがとうございました。
09:37

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