1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 1332. 僕がNASAにいたのはNASA..
2024-06-03 16:11

1332. 僕がNASAにいたのはNASAアワードを受賞したOHMANを実現させるため

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ソース

https://x.com/JAXA_Kiboriyo/status/1796466569662648778

https://www.jaxa.jp/press/2022/10/20221017-2_j.html

00:04
2024年6月3日始まりました佐々木亮の宇宙話。 本日はNASAのアワードを受賞した日本とアメリカの連携プロジェクト
OHMANについて紹介していきたいとおもいます。 この連携ミッション、なんでこのタイミングで紹介するか。
それはNASAからのアワードが出たっていうところもそうだし、僕がNASAに行っていた理由っていうのも実はこのプロジェクトが走り始めたからだったんですね。
なので今回はこの受賞した内容っていうのがどういったものなのか、それに加えて僕があえてNASAに行く必要があった理由みたいな、そういったところをお話ししていこうかなと思っておりますので、
ぜひ最後まで楽しんで聞いていただけたら嬉しいなと思っております。 ということで改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1331話目を迎えるというところになっておりますね。 基本的には1話完結でお話ししておりますので、
1332話か、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
昨日は日曜日ということで日曜特集、1週間どんな宇宙ニュースあったかなっていうのを紹介させていただいてたりとか、
その前は宇宙ができて3億年のタイミングから星が作られていたみたいな、そんなお話とかをねさせていただいているので、
好きなところから聞いていただくのがいいんじゃないかなと思います。 基本的には1個1個完結でお話ししてるんで、好きなところからですね聞いていただいても全然大丈夫です。
ぜひ楽しんでいってください。 本日6月3日は、
これ月の状態どんな感じかなって見てみると、いわゆる三日月っていうような形になってますね。
新月が6月の6日なのでそこにかけてどんどんどんどんかけていく。そんな中でかなり細くなった。
で新月とか満月から3日っていうところで、だから三日月っていうんだな確か。 こういうところが曖昧なのがたまにね科学系とかやってると怒られるんですけど、
だいたいみんなそんなもんじゃないですか。 だからあんまり気にしないでサクッと聞いてくれたら嬉しいですね。
どうでしょう。 今日はいい感じに見えるのかな。
昨日とかはかなり綺麗に見えていた気がするので、
ぜひぜひ皆さん月の様子とかも眺めてみながら、 宇宙話チェックしてみていただけたら嬉しいなと思っております。
03:07
はいということでじゃあ早速今日の本題に行きたいと思います。 今日はNASAが賞を与えたオーマンプロジェクトって一体何なんだろう、この辺りについてお話ししていきたいと思います。
オーマンプロジェクト、OHMAN。 これでオーマンって言うんですね。
でこれ なんか不思議な名前じゃないですか、オーマン。一体どんなものなのか。
略称です。宇宙系のミッションだとこういう略称が多いんですが、 オーマン、何の略かっていうと、ON ORBIT HOOKUP OF MAXI AND NICERですね。
ON ORBIT 軌道上での
HOOKUP、即時観測、追観測みたいな。
で、OB MAXI AND NICERでオーマンになったんですよ。 でこれ、これに対してNASAからその創意工夫、国際宇宙ステーションの観測装置を使って、
しかも日本とアメリカで連携したこのプロジェクトっていうのが、 それぞれの長所を生かして、なおかつさらにプラスの成果を出していくっていう、この創意工夫、独自性っていうところに対して、
NASAのグループアチューメントアワードっていうのを与えられたというところになってますね。 なのでこのNASAからも認められるプロジェクト、一体何なのか紹介していきたいと思います。
オーマン、ON ORBIT HOOKUP OF MAXI AND NICER、 つまりMAXIと呼ばれるものとNICERと呼ばれるものを連携したON ORBIT HOOKUPなわけですね。
MAXI、これは国際、両方ともMAXIとNICER、それぞれX線の観測装置になってます。 それぞれが、
MAXIが日本のもの、NICERがアメリカのもの、ということで、MAXIは2009年だっ、あれ? 忘れちゃった。はい、まあ、そのくらいから打ち上がった、
2009年だな、2009年から打ち上がって、で、若田宇宙飛行士によって国際宇宙ステーションに設置された観測装置になっています。
で、これ日本のモジュールである希望っていうところの外側にくっついている。
で、えっと、 筑波の宇宙センター、JAXAのね、
ビジーティングセンターとか行ったことある方は、あの実物大の希望とかって入れるの知ってますかね? 行ったことある人、行ったことない人はぜひね、今度行ってみてください。僕もあれ結構行って感動したんですけど、
あれ行った時にちゃんと外側にMAXIついてるんですよね。 で、このMAXIが、まさに僕はもう学部生の頃から運用とかに関わらせていただいていて、
06:02
まあそもそも僕がいた研究室が、それの運用チームに入っていて、 だから、もう研究室入った時に、うわなんかめっちゃ面白そうだなぁと思って、
なんか国のプロジェクトっぽくてすげーじゃないですか。 なので、うわやりたいっす!って言って始まって、そこから7年間、
6年?7年ですかね。運用とか分析っていうのをずっとやっていたのがこのMAXIです。 一方で、もう一個連携先っていうのがNASAから打ち上がって、こちらも宇宙ステーションについている
NICERと呼ばれるものです。 NICERはこれ、これもX線の観測装置で、2017年に国際宇宙ステーションに着いて、そこから観測をスタートさせたものですね。
で、この2つ、もうすごいですよ。真逆の性質というか、 双方的な性質を持っていて、MAXIっていうのが、簡単に言うとこう、宇宙の監視カメラみたいな感じ。
もうちょっと性質似たようなので言うと、僕今これiPhoneで撮ってるんですけど、動画をね。 iPhoneのカメラあるじゃないですか。
iPhoneのカメラでパノラマ機能ありますね。 僕、アンドロイド使ったことないんで、アンドロイドにもあるかもしれないですけど、
パノラマ機能。だからこう、カメラオンにして、パーって垂直とか水平に動かしていくと、180度ぐらいの映像を撮れる、画像が撮れるっていう、そういうモードあるじゃないですか。
あれを宇宙でやってあげるみたいな。 簡単に言うと、180度ぐらいある、めちゃめちゃ視野の広いカメラっていうのを持っていて、
それで宇宙全体を、国際宇宙ステーションが地球を一周するタイミングでシャーってスキャンするみたいな。
そうすると、180度視野あって、宇宙ステーション一周したら、宇宙全体の1枚の写真がパシャーって撮れるじゃないですか。
で、90分で地球を一周するので、90分に1枚、宇宙全体の写真をパシャパシャパシャパシャ撮れると。
これがX線で見ているっていう状態だから、なんとなく僕らが目で見る光とは若干違うんですけど、
まぁだいたい同じようなもんだと思ってもらって、で、そうやって撮れるものなんですね。 だから広く宇宙全体を監視できる一方で、
ちょっと遠くまで見るっていうのが難しいんですよ。 なので広く浅く見るっていうようなイメージですね。
その一方でナイサーっていうのは、 狭く深く見ることに特化した観測装置になってて、光を集める能力がめちゃめちゃ高いんですよ。
つまり、マキシとナイサーって、広いところを見れるのと狭いところを深く見えるっていう、この双方関係があったっていうのがまず背景としてめちゃめちゃ重要なんですね。
09:00
で、マキシが一体どういう研究が得意かっていうと、 90分で1枚パシャーって写真撮るから、
前の一周ではなかった、なんか真っ暗だったところがいきなり明るくなってるみたいな、 そういう予測できない突発現象を捉えるのにマキシっていうのはめちゃめちゃ適していて、
いきなりブラックホールパッて明るくなるとかで、今まで見つかってなかった最新、未発見のブラックホールを発見することができるとか、
そういうので僕も当番やってて見つけたことあったんですけど、 そういう状態であると。ただ、
これ90分で一瞬ピャって撮っただけ以外の情報っていうのがやっぱ取れないし、 なおかつその中で細かく見ることができないので、
そのタイミングでどのぐらいの明るさでどういう天体だったかっていう情報だけが残ると。 ただ、これナイサーっていうのをその後、例えばマキシが見つけた後すぐその天体に向けたら、
より詳細なデータっていうのが取ることができると。なぜならめちゃめちゃ目がいいから。 っていうので、じゃあそういうプロジェクトを作ろうという風になったわけですね。
で、一番効率がいいのはもう宇宙ステーション上でマキシが何か特別なものを見つけたら、 そこと自動連携してナイサーが宇宙ステーション上で連携して、
ナイサーが観測をするみたいな。そうすることによって数分後に突発天体を観測できる。 じゃないと次一周回ってきた後って90分後とかになるわけですよ。
国際宇宙ステーション一周するのに90分かかるからね。 だからそれだと突発天体の旨味の部分、面白いところっていうのを観測できないから、
ナイサーにすぐ見てもらおうっていうのでやってたわけです。 ただいきなりこの連携させるとミスとかも生まれるだろうし、そもそもナイサーでマキシが見つけたものを観測する面白さってあるのかなっていう、
そこの疑問とかもやっぱ残ってくるんですよね。 そんな中で僕がナサに行っていた理由っていうのが、
僕、星の爆発の研究をずっとしていたので、ある意味突発天体なわけですね。 だから
僕もなるべく早く自分の観測天体、観測対象、研究対象の天体をなるべく早く見たいわけですよ、爆発が起きたら。
だから簡単に言うと、それに対応できる現地駐在みたいな形で立ってて、まずは宇宙ステーション上じゃなくて、
地上を1回連携して、1回人の目で確認した上で観測に動き出すっていうところを構築していこうっていうので、
2018年から19年にかけて、現地に滞在して進めていたっていう、そういうイメージなんですよね。
12:01
で、実際にそこで地上を連携してやってた観測がうまくいき始めたから、どんどんどんどん軌道上でのリンクっていうのを進めていって、
それによって最終的にですね、2022年にこのオーマンプロジェクトスタートして、
で、2022年の5月にスタートして、9月の時点で5分30秒後にマキシが見つけたものをナイサーが見るっていう、この自動連携成功したっていう、
そういう事例ができたということで、ここからどんどんこの活躍によって突発天体に対する理解っていうのが深まっていきそうな、
かなり面白い局面に来ているからこそNASAからの賞が与えられた、みたいなイメージなんですね。
僕はこのオーマンを作り上げるために、まずは地上を連携して、地上を経由して同じようなことをなるべく最速でやろうっていうプロジェクトを立ち上げた時に、
その場にいたみたいな、そんな感じですね。だからこれナイサーが打ち上がったからこそ僕はNASAに行くきっかけをもらったし、
なおかつ僕がそういう突発天体の研究をしていたからこそ現地に行くっていうのもできたしっていうので、なんかこうタイミングが良かったんですよね。
それのおかげでいろんな経験ができて、今こうやって宇宙話とかやってるのもアメリカに滞在していた経験とかがかなり生きてるので、
それがいろいろ発展していって、今こうやってNASAの賞をオーマンが受賞していたっていうところはかなり嬉しいニュースだったので、今回紹介させていただいたっていう感じですね。
はい、これあと15分ぐらい喋れるんですけど、もうちょっとペース考えればよかったと思って、もう12分13分喋ってるんですよね。
なのでまた何かのタイミングがあったり、なんかこのオーマンで論文が出たとか、そういうのが出てきたら
どんどん紹介していこうと思いますので、その時また詳しく語らせてください。よろしくお願いいたします。
ということでアフタートークですね。
いやすごい、やっぱ日本のこう活躍っていうのはこうやって見えるのは大きいし、なおかつこれ自分がここのベースの部分を頑張って進めていたっていうところができたのは嬉しいですね。
で、しかもこのその地上を経由してやった観測がそのまんま白紙論文にも含まれてるし、僕が出版した論文もその内容だったりするんですよ。
ただその時はオンオービットじゃなかったからオーマンじゃなかったですね。なんだっけな、漫画?
漫画、m-a-n-g-a、なんかグラウンドなんちゃらでGAなんですよね。
まあそんな感じでやっていた研究がこうやって発展していってるのが嬉しいなと思っているところでございました。
じゃあ次回はですね、明日はどんな話しようかなと思ったんですけど、中国が、昨日の話?おとといか?なんかちらっと紹介したんですけど、中国が月面着陸成功させた。
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しかも月の裏側。で、しかもそこからサンプル持って帰ってきて、っていう月のサンプルリターンをしようとしている。
一体どういうことなのか、どういう点が面白いのか、中国すげーなっていうところ、明日お話ししていこうと思ってますんで、明日ぜひチェックしてみてください。
お手紙紹介する時間なくなっちゃったんで、また明日。はい、お楽しみにしておいてください。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
16:11

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