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はい、ということで第8回目の配信となりました。 そもそもこのラジオのタイトルが、おしゃれの呪いを解くラジオなので、
これを聞いている方は、ある程度おしゃれに関心がある人かなと思うんですけど、最近のコロナ禍で外出機会が減ったりなどもあって、
おしゃれの意味合い、必要性がわからなくなっている人も結構いるんじゃないかなと思うんですね。
そもそも自分にとって洋服に気を使うこととか、おしゃれをすることっていうのが必要なんだろうかということを考えた時に、答えが出やすい質問が1個だけあるんですよ。
いろんな個人差、いろんな環境がある中で、1個だけこれさえ考えてもらえれば、まずはおしゃれを考えた方がいいか方向性が出るという質問、それは
あなたが今より幸せになりたいかどうかなんですよね。 ちょっと大きい幸せって言葉が出ましたけど、この言葉を聞いて、この質問を聞いて、
いやいやいやと、おしゃれが幸せには繋がらないだろうって思った人もいると思うんですね。
でもそういう人は多分、おしゃれがあなたにできることというか、効能が2種類あるんですけど、多分その一方しか見てないんじゃないかなっていう気がするんですよ。
この効能2種類両方を知ると、ああなるほどな確かに、おしゃれは幸せに直結するなって結構実感できると思います。
綺麗事抜きで。ということで今日はその辺のお話をしていきたいと思います。スタートです。
はい、ということで始まりました。おしゃれの呪いを解くラジオ。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバッサバッサと解いていきます。
服装心理学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。お相手はパーソナルスタイリストで日本服装心理学協会代表理事の
久野梨沙でございます。今日もよろしくお願いします。8回目ともなるとリスナーさんが増えてきてましてですね、嬉しい限りですね、今時リスナーさんが数で見えてしまうので、これも良し悪しかなと思うんですけど、順調にいろんな方に聞いていただけているようで非常に嬉しいなと思っております。
番組の概要欄に質問とか感想とかなんでも匿名で私に投げることができるマシュマロっていうウェブサービスのリンク貼ってますので、ぜひぜひ送ってください。またそろそろ対理回答会もやろうかなと思ってますので、どんどん送ってください。
あとですね、この番組ですね、ラジオトークというアプリで収録してるんですけども、ポッドキャストでも同時に配信してまして、アップルポッドキャストでもスポーティファイでも聞くことができます。それぞれのプラットフォームで購読を押していただくか、もしくはラジオトークでお聞きの方は是非クリップをして更新情報を漏れなく受け取っていただければと思っております。
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ということでですね、なんでおしゃれが幸せに繋がるかと。これ、おしゃれが好きな人は当然実感できちゃうことだと思うんですけど、そもそも幸せ、日常の中での幸せってどう達成するかって話なんですけど、例えば宝くじが当たるとか、白馬のお姫様か王子様が迎えに来てくれるとか、いろんな大きな幸せ。
で、よく言われることってあると思うんですけど、実際にはそんな大きなことじゃなくて、やっぱり日常生活でのちょっと気になっていることというか、ちょっとした不満みたいなことをちょこちょこ改善していった方が、実は幸せレベルって上がりやすいんですよね。
毎日ちょっと気になっていること、なんとなくうっすら嫌だな、気になるなって思っていることをちょこちょこ改善していった方が、ベースアップをした方が一足飛びに大きな幸せっていうよりも、やっぱり改善しやすい、達成しやすいんですよね。達成感も割と得やすいし。
で、その毎日ちょっと気になっていることっていうのは、やっぱり衣食住なんですね。ここをチェックしていくっていうのが一番身近な方法なんですよ。衣食住の中に、やっぱり衣ってあるじゃないですか。で、ファッションってずっと自分の体にくっついて歩いてくるわけですよ。
今日朝、あーちょっとこの服気にならないけどいいかって着てきたものは1日まとまりつきます。それってね、地味に自分のエネルギーを削るんですよね。やだなーみたいな気持ち。地味に自分の毎日をちょっと曇らせる。この曇りをとっていくっていうのが、やっぱり一番ね、現実的でやりやすい幸せへの近道かなっていうふうに思ってるんですよね。
で、私自身は昔から洋服も好きですし、パレルメーカーにもずっと勤めてたぐらいなので、洋服に対する改善のモチベーションとか、より良くしていきたいというモチベーションは強いんですけど、実はですね、もともと住、住まいには全然こう力をかけない人だったんですよ。
で、企業当初、今から14年前ですけども、特に忙しいので本当にインテリアとか自由に力をかけなくて、どんな部屋だったかっていうと何もない。物があるから大変なんだっていうことで何もないんですよ。なので遊びに来た友達には忍者部やってもらいました。もういつでもいなくなれる部屋。生活感が全くない部屋だったんですね。
忙しいし、それに特に疑問もいないでなかったんですけど、やっぱり結婚する段になって、さすがに忍者部屋ではいられずにですね、いろいろ子供も生まれたりして、住にも住まいにもちょっと力をかけていった結果、心地よい部屋にしていくっていう改善をちょっとずつ進めることで、やっぱり生活全般レベルアップするんですよね。
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これ何も高い家具に変えるとか、そういうことじゃないんですよ。
なんかいつも私、例えばこう、何でしょうね、えーと、最近なんか手洗う機会多いじゃないですか、手洗ってタオルがここにあるから、ちょっとそのタオルを取りに行くとこまでで水滴が落ちるのが気になる、イラみたいな、その銅線を変えるってだけでもうそのイラが消せるだけでもいいんですよね。
なんか幸せってこう、幸せ、大きい幸せをつかむんじゃなくて、ちょっとしたイラっていうふうな不満を消していくことっていうのがいいんじゃないかなと思っていて、なので洋服に関してもそうなんですよ。
とにかくいいもの高いものを買えとかそういう話じゃなくて、ちょっと普段洋服に関して気に入らないところを変えていくだけで全然いいと思うんですね。
例えば、部屋着だからいいやと思っていつも着てたものがちょっと色褪せてる。で、ふっと鏡に映ったときに、なんか汗だもんまだ着てるなって毎回思い続けているよりも、別に高くなくてもいいから着てて、あ、これ可愛いなって思えるものに変えるとかね。
なんかこれ丈が気に入らないなぁ、でもちょっと時間ないから裾上げ行く暇もないしって思ったパンツをバシッといい丈に、一回頑張って裾上げのお店に持って行ってやるだけで、それ以降それを履くたびに気持ちいい。
あー今日も決まってるなーってなるとかね。刺繍から一本ピローンって糸が出てて、気になる気になる気になるって思ったらパチンって切った方が早いわけですよ。
そういうような、ちょっとずつの改善をしていく洋服に関してね、っていうのは非常にこの生活全般のちょっとした幸せ度を高めるってところでは非常に効果が高いと思うんですよね。
なので、冒頭に言ったね、今より幸せになりたいならオシャレに手をかけた方がいいよって聞いたときに、いやいやいやって思った人は、こういうちっちゃいことだって思ってないと思うんですよね。
こういうなんか自分のための、なんか手をかける、洋服に手をかける、自分のために手をかけるっていうことを気にせず、オシャレっていうのはイコール誰か人のためにやるもの、人に見せるためにやるものって思い込んでるんじゃないかなっていう気がするんですよね。
そうすると自分一人だったら洋服どうでもいいやってなっていって、実は小さいイライラがその洋服上で溜まってるかもしれないのに、それを無視してしまう。
それって自分の心の声を無視していることになるので、やっぱり自己肯定感も下がったり、なんか元気が出なくなったりしていくんですよね。
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やっぱりこのオシャレは人に見せるためのもの、人に合わなかったらオシャレする必要がないっていうのも、ある種オシャレの呪いだと思うんですよね。
なのでこれを改善していくだけで、またオシャレっていうものに対して違う見方ができるんじゃないかって思うんです。
そうそう、この番組タイトルにも使っている呪いっていう言葉なんですけど、これちょっと伝わりやすくキャッチーに呪いっていう言葉を使ってるんですけど、
これね心理学用語で言うと何を指しているかっていうとイラジュラルビリーフって呼ばれるものを指しています。
ビリーフっていうのは中国訳する信念とか言われますよね。
思い込みって訳しちゃうと、思い込みっていう言葉自体ちょっとネガティブな意味は含んでいるので、信念とか強く考えていること、疑ってもないことみたいなふうに言った方がいいかと思うんですけども、こういったもの誰でも持ってると思うんですよね。
この信念全般が悪いわけじゃなくて、イラジュラルなビリーフが悪い。
つまりイラジュラルっていうのはラジュラルの対義語なんですが、ラジュラルっていうのは合理的であるとか、筋が通っているとかっていう意味なので、非合理的な思い込みっていうのがこの心理学用語のイラジュラルビリーフっていうの直訳なんですけど、
私たちの心の中にそういう別に筋が通ってない、実際考えてみたら全然非合理的な意味をなさない思い込みってあると思うんですよ。それこそオシャレは人のためだけにするものっていうのも、実は全然これ非合理的なんですよね。それが必ずしもいつも正解かというとそうじゃない。例外が必ずあるもの。
このイラジュラルビリーフを持っていると私たちの非合理的な思い込みでその合理的な行動が阻害されることがある。自由な選択が阻害されて生活に何か縛りが生まれてしまう。そうすることで心理的な不安が増えることがあるんですね。
今回で言うとオシャレは人に見せるためだけのものって考えちゃうと、実は自分のためにするオシャレの楽しさもあるのにそれに気づけない。そういった呪いって特にオシャレ分野にはすごくたくさんあると思うので、そういうものを手放していくことでファッションをより自分の生活を良くするツールとして使うことができると思うので、そういったお話を今後もしていきたいなと思っています。
では次回の配信では今日ちょっとお話ししたその自分のためのオシャレここについてもう少し深く掘り下げていきたいと思います。性格によって自分のためのオシャレに気づきやすい人となかなかたどり着けない人いると思うのでこの辺のお話も詳しくしていきたいと思います。それでは次回の配信でまたお会いしましょう。さようなら。