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皆さん、おしゃれって好きですか?
こういうふうに、仕事柄をお伺いする機会が多いんですけど、
この質問をするとね、大抵皆さんね、おしゃれに自信がある人は
好きです、好きです、みたいな話になるんですけど、
あんまり自信がない人とか、おしゃれが苦手だっていう意識がある人は
好きですか?っていう質問に対して、
いや、ちょっと得意じゃないんですよね、とか、
いや、もう全然おしゃれに気を使ってこなくて、とか、苦手なんですよね、
っていう回答になるんですよ。
好きか嫌いかではなく、得意か不得意か、できるかできないか、
みたいな回答になっちゃうんですよね。
どうもおしゃれって、好き嫌いで語るものではなく、
良い悪い、正解不正解で語るものになっちゃってるなっていうところがすごくありまして、
なんてこういうお話をするのにあたりですね、
日頃ブログとかツイッターとか、結構文字情報でいろいろお伝えしてきたんですが、
なんかこういう心に関すること、考え方に関することって
声でお伝えした方がいいんじゃないかなと思いまして、急遽思い立って始めてみました。
このラジオ、名付けておしゃれの呪いを解くラジオ、スタートです。
はい、ということで、いきなり始まりました。
もうなんかどうやっていいんだかわかんないよね。
はい、ということで、こんな始まりでいいんでしょうかっていう感じなんですが、
初めましての方も、そうでない方も、こんばんは。
私、パーソナルスタイリスト、日本服装心理学協会代表理事の久野梨沙と申します。
今日はですね、そんな感じで、ちょっとこのおしゃれの呪いを解くラジオでどういうことをやっていくのかということと、
あとは私の自己紹介なんかもお伝えしながら、
今後このラジオを聞いていくと、ちょっといいかもなんて思っていただけたらいいなと思いまして、
ちょっと収録をしてるんですけども、
さっき仕事柄なんてお話をしたんですけれども、
私はですね、パーソナルスタイリストという仕事を2006年からフリーランスで始めまして、
翌年に法人化をしたので、設立?創立?創業?か。
創業はもう14年、今年2020年、14年になるということで、あっという間ですね。
パーソナルスタイリスト、イメージコンサルタントっていう名前の仕事も結構近い業種ではあるんですけれども、
個人のお客様にファッションアドバイスをしたり、
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最近ね、パーソナルカラー診断とかだいぶ有名になってきましたけれども、
そういう似合う服を診断したりしながらファッションアドバイスをし、
メインのサービスというと、有名なところとしてはお買い物同行って呼ばれるような、
お客様と一緒に商業施設に行って、お洋服をお見立てしたりとか、
あとはワードローブ診断みたいなことをですね、
ご自宅に伺ったり、ワードローブをサロンに送っていただいたりなんかしながら、
お洋服をいろいろ見てアドバイスをするなんていう仕事をやっております。
私の企業当時はですね、まだ日本に多分3人ぐらいしかこの仕事をしている人がいなくて、
いわゆるイメージコンサルタントっていう人はもっと昔からいたんですよ。
ただそれは、パーソナルスタイリストみたいにファッションに特化してないんですね。
イメージのコンサルタントなので、ファッション以外で立ち振る舞いとかね、
プロトコールマナーとか、そういうところも広い分野で印象をコントロールするコンサルタントっていうのがイメージコンサルタントなわけですが、
パーソナルスタイリストっていうのは、日本国内では一般的にファッションに特化してアドバイスをする人ということなんですよね。
そういった肩書きの人は、私の企業当時は3人ぐらいしかおそらくいなくて、
珍しく思ってもらえて、いろいろメディアにも出させてもらったりとか、あと文章を書くのが好きだったのでね、
いろいろ連載も出させていただいたりとかということで、
オールアパウトっていうサイトの専門家ガイドって言われてるんですけども、
その記事に始まり、いろいろ書かせていただいているということで、
もともと結構しゃべるのが好きなんですよ。
なので、ラジオのお仕事も子供を産む前まで、3年前に子供なんですけど、
それまで定期的にNHKラジオさんのお昼の番組で、あるコーナーで出させていただいたんですけども、
子供を産まれるし、あとは番組もリニューアルするしということで、
定期的な出演はそこで一回卒業しまして、今はたまにスポットで、スポットだとNHKさんだけじゃなくて、
JWAVEさんとか東京FMさんとかにも出てるんですけども、
そういうところでしゃべる機会はあるんですが、
ぜひ自分のいつでも声で伝えられる場所を持ちたいなということで、
色々探して、今回このラジオトークでちょっと始めてみようかなというわけです。
冒頭のお話に戻りますが、このおしゃれの呪いを解くラジオっていう名前なんですけど、
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実はですね、ちょっと前からnoteっていうサイトで、
おしゃれの呪いを解く、なんだっけ、名前自分で忘れちゃったけど、
おしゃれの呪いを解いていくっていうことでね、
おしゃじゅかい、読み方何でもいいんですけど、おしゃ呪う系でもいいんですけど、
おしゃれのおしゃ、ひらがなね、おしゃに呪いっていう字に、解くっていう字で、
そういう連続もので、おしゃれの呪いを解くnoteということで、
いくつか記事を公開してまして、
私、服装心理学っていうところでですね、ファッションをちょっと心理的に見ていくっていうところが専門で、
ここがちょっと他のスターディストとかとも違うところなので、
どちらかというと、おしゃれに対する思い込みとか、そういったことを総称して呪いって言ってるんですが、
そういうものをちょっと解決したいなっていうところが強いんですね。
いろんな方のお話を聞いてて、
私ももちろん普通のスターディストさんと同じようにお買い物同行なんかもしたりするんですが、
その前にやっぱりカウンセリングっていうのをかなりしっかりやるんですね。
いろんなお客さんの話を聞いてて、一番思うのは、
やっぱりその呪い、解いた方がいい、あまり有益ではない、むしろ害を及ぼすような思い込みの一番大きい例がやっぱり、
おしゃれっていうものに対して単純に好き嫌いで語ってはいけないというか、
正解不正解、上手い下手みたいな概念がすごい強いなって
いうのがいつも思うんですね。
でも正直、おしゃれって一つの正解しかないわけではなく、むしろいろんな正解があるジャンルなんですね。
というのは、何を基準、何を持っておしゃれをしたいか、どういう目的でおしゃれをしたいかによって、
正解が変わってくるってことなんですよ。
で、いわゆる一般的におしゃれって言われるものって、何が一番基準とされやすいかっていうと、やっぱりファッショントレンド、流行なんですね。
あとは、その流行をしっかり取り入れて、コーディネート理論にのっとったファッションができているかどうか、着こなしができているかどうかっていうところで、
おしゃれができているできていないみたいな話になりやすいんですけど、
でも本来、洋服って好きに着ればいいんですよねって、私がこういうこと言っちゃうとちょっと誤解を招くんですけど、
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なので、そのトレンドを守ってなきゃいけないわけでもないんですよね。
むしろトレンドを守らない方がいい環境っていうのもあったりはするんですよ。
ですから、自分が着る服、ただ服は着て外出しないわけにいかないので、着なきゃいけないんですけど、
一番はやっぱり自分がどうせ着るんだったら心地いい方がいいと思うので、心地いい着こなしができているかっていうところ、
それができていればおしゃれ好きですって自信持っていっていいと思うんですけど、
トレンドをちゃんと理解して取り入れたコーディネートでなければ、それができていなければおしゃれが好きって言っちゃいけないみたいな、
そういう風潮がすごく強くて、この風潮ってやっぱり広がりすぎるとファッション業界自体の縮小というかにもつながっていっちゃうと思うんですね。
やっぱり正解不正解が自分のよくわからない基準でジャッジされてしまうものって簡単に飛び込めないので、どんどんどんどんマニアックな人だけの世界になっちゃう。
ちょっとそれが私は悲しいなと思っていて、もしそういうおしゃれがどうも苦手だなとか、怖いなとか、
ファッション業界の人は怖いなみたいなことを思っている人結構多いみたいなんですけど、そういうことを思っている人がいたら、ぜひちょっとその怖さを少しでも取り除く。
そしてどうせ毎日着なきゃいけない洋服なので、少しでも楽しく着られるような、そんなちょっと考え方になるような助けにこのラジオがなればいいなと思っております。
ということで、毎日配信できるかわかりませんが、これから頑張ってできるだけ多く更新していきたいと思います。
12分ってあっという間だね。
はい、ということで、初回はこんなところで。
それではまた次回のラジオでお会いしましょう。さよなら。