1. おしゃれの呪いを解くラジオ
  2. 164.洋服のお買い物の過程を..
2021-01-13 12:00

164.洋服のお買い物の過程を、エンタメとしてもっと楽しもう from Radiotalk

第162回目の配信を聞いたリスナーさんからのご感想お便りをご紹介しつつ、「着回しできる服を買う」以外の、有益なお買い物の仕方について考えてみました。 
◆JAPAN PODCAST AWARDS 2020にエントリー中!リスナー投票ご協力お願いします https://ssl.1242.com/aplform/form/aplform.php?fcode=jpa2020_listener


ご質問募集中!
https://marshmallow-qa.com/risahisano?utm_medium=url_text&;utm_source=promotion

#ひとり語り #心理学 #ファッション #服 #おしゃれ #スタイリスト #パーソナルスタイリスト #カウンセラー #イメコン
00:01
前々回お届けした、ラジオネームクラさんからのお悩みのメッセージを取り上げた配信タイトルは、「お便り、職場と休日の服のバランスに悩んでいます。」というタイトルで、ラジオネームクラさんからのお悩みを取り上げたんですけれども、
早速、ご本人とそれ以外のリスナーさんからも聞いた感想が届いています。164.のこの回で取り上げたクラさんのお悩みは、休日の服装と職場の服装のバランスとか使い分けに悩んでいるというお悩みで、
職場の服装はオフィスカジュアルということで、ほぼ制服のように着るものを決めてしまっているんだけれども、本来カジュアルな服装が好きで、休日は2日しかないにもかかわらず、やっぱりいろいろ欲しくなっちゃって、
でも、2日しかないので、そんなに着ないのに買うのはもったいないですよね。予算内で買い物してますけど、やっぱりこんなに買うのおかしいですよね、みたいな感じのお悩みをいただいたんですね。
なので、悩んでいるので、どれくらいのバランスで買っていったらいいですかね、みたいなお悩みだったんですけど、それに対して私の162回目の回答は詳しく聞いていただきたいと思うんですけど、予算内で買っているんだったら問題ないんじゃないのというかね、予算を超えてまで着ない服を買ってしまうのは別のところで支障が出るかもしれないですけど、予算内で買っている分には好きな服を買うというのは自由なんですよね。
着る服しか買っちゃいけないという合理性の呪いにかかっているんじゃないでしょうかね、みたいなお話、回答を差し上げたところでした。詳しくは162回目前々回の配信を見ていただければと思うんですが、その回のリアクションが届きましたので、そちらを今日はご紹介しながら、加えてこの問題について思うことをつらつらとお話ししていきたいと思います。
それではスタートです。
はい、ということで始まりました。本日が164回目の配信でございます。おしゃれの呪いを解くラジオでございます。この番組ではあなたに巻きつくファッションへの思い込みイコールおしゃれの呪いをバサバサと解いていきます。服装新年学をベースにおしゃれをもっと楽しみ、自分を変えるコツをお届けしています。
お相手はパーソナルスタイリストで、日本服装新年学協会代表理事の久野梨沙でございます。今日もよろしくお願いいたします。
はい、ということで早速ご感想をお便り読んでいきたいと思います。まずお悩みをお寄せいただいたご本人のラジオネーム、倉さんのご感想を読みますね。
03:03
久野さんこんにちは。第162回で職場と休日服のバランスについて相談させていただいた倉です。ご回答いただきありがとうございました。問題は罪悪感だけというご回答を聞いて心がスッとしました。
必要な服、たくさん着る服しか買っちゃいけないという呪いに本当にかかっていたと思います。ここ数年ミニマリストや服を減らす方法、少ない服を持つ方がおしゃれといったような本や考えが流行っていて、自分がそうしたいわけではないのになぜかその本を読んでこの考えが正しいと思い込んでいました。
私は服装以外の面でもこうだからこうしなきゃ、こうしたらダメと思ってしまうところが強いので、もっと自分の感情のために買うことを許しても良いと言っていただいて本当に嬉しくなりました。今後自分のための買い物に罪悪感を持つことなく楽しめそうです。ありがとうございました。
【佐藤】ありがとうございました。ありがとうございます。こちらこそ倉さん。いろんなお悩みの考え方とか解決策ってあって、私が提示できるのはその一側面でしかないんですけど、悩みって結構やっぱり一つの価値観に凝り固まってしまうことでの行き詰まりっていうのが原因として多いと思うんですよね。
なるべく回答をお伝えするときは毎回言ってるんですけど、違った価値観をお伝えすることで、新しいブレイクスルーというか打開策が見つけていただければいいなみたいな、そのきっかけになればいいなみたいな気持ちでお伝えしてるんですけど、それが本当にこういうふうに価値観の見直しにつながったみたいな感想をいただけると本当に良かったなと思いますよね。
特にやっぱりミニマリストとか服を減らす方法とかもそうですけど、やっぱりファッション業界サイドの情報発信なんかも、やっぱり買ってほしいからね。やっぱりファッション業界もお金儲けるために買ってほしいって思ってるばっかりじゃなくて、当然その服の良さを伝えたいという気持ちがあるわけですよ。
服の良さを知ってもらいたいっていう意味での買ってほしいっていう気持ちが強すぎて、こんなふうにもあんなふうにも使えるよっていうことを伝えすぎたあまり、服は着回しできなきゃダメだみたいな風にはなっちゃったっていうね。そういう発信の仕方ばっかりしちゃったっていうところも、こういう呪いがかかっちゃう原因としてあるとは思うんですよね。
ただやっぱりね、それが当たり前ではないので着回しできなきゃいけないわけではないし、少ない服でやりくりしてないとオシャレじゃないっていうことでもないので、やっぱり一番は自分の感情が心地いいオシャレとの付き合い方を見つけてそれを実践することだと思うのでね。
どうしてもこれが正しいんだとか、これは素晴らしいみたいなそういう情報に触れるとね、どうしてもそれがいいのかもって思いがちなところはあるんですけど、必ずしも誰かの価値観が自分にぴったり来るわけではないので、こういうお悩みとかにぶつかったら、ちょっと違う人の価値観が間違ってインストールされちゃってるかもなみたいな感じで、気づけるきっかけになったなっていうところで、その都度見直してもらえればいいんじゃないかなと思いますね。
06:26
ありがとうございます。
162回目を聞いた別のリスナーさんからもご感想いただいてます。
ありがとうございます。
こちらもご紹介します。
久野さん、こんにちは。
いつも楽しくラジオを聞いています。
リンゴッチと言います。
前回の配信、職場と休日服のバランスのお話もとても良かったです。
私の場合は、職場も休日もカジュアルな服を着ていますが、質問者さんと同じように合理性の呪いにかかっていることに気づくことができました。
それというのも、今度子供の高校の卒業式に行くのですが、コロナ禍で卒業式が本当にあるのかまだ分からないのですが、職場も休日もカジュアル服のため、フォーマルな服が数年に一度の子供の卒業式と入学式のためのスーツ一着しかありません。
デザインもサイズも今の私には合わなくなってきていて、買い替えたいのですが、フォーマルとなるとある程度お値段も張る上に、買っても式が終われば、また数年タンスの肥やしになってしまいそうでためらっていました。
ですが、前回の配信を聞き、私が今考えていることも合理性の呪いかと思い、数年に一度しか着ないとしても購入してみようか。
それがもったいないと思うなら、買えないのではなく、買って着る機会を増やすようにしてみようか。
例えば、記念日にレストランで食事する時に着ていくとか、などと思い始めました。なんだかワクワクしてきました。
久野さんのラジオを聞いていると勉強になることも多く、楽しくていつも気に入っています。これからも配信を楽しみにしております。
ということで、ラジオネームりんごっちさんからのご感想でした。ありがとうございます。
いやーこれいいじゃないですかね。ワクワクしてきますよね。
買っても着る予定がないから買わないんじゃなくて、ないから作っちゃえって最高ですよね。
別に予定って受け身じゃなくてもいいわけでね。何なら予定がなくても着ていいわけで。
服って別に、本当にそれも合理性の呪いというか必要性の呪いというか、
必要がなかったらその服を着ちゃいけないなんてことは全くないわけで、なんとなく今日めかし込みたいからめかし込んでもいいわけですよね。
そういう楽しみ方も全然あってもいいと思うんだけど、あまりそういう発信をされてこなかったのでね。
すごくいいと思います。楽しい。ワクワクしてきますよね。
やっぱり思うのは、ファッションの消費をね、洋服を買うっていうこと、お金使うじゃないですか。
それ自体、お金を使う行為自体をもっとエンタメとして楽しんだらいいんじゃないかなと思っていて。
09:04
旅行ってお金払っても体験をしたら消えてなくなっちゃうじゃないですか。
でもだからといって、旅行はお金払って行ったら終わっちゃうから、お金を払うのはもったいないっていう人は誰もいないじゃないですか。
でもなぜか洋服になるとどうしても物だから、その物が何回も使えなきゃお金払うのもったいないっていう発想になりがちですよね。
でも洋服だって旅行という人でたった1回こっきり着ることを楽しむために、そのお金を払うっていう行為は全然ありなわけですよ。
本にさえよければね。私なんかも本当にこの日しか着ないなっていう服を買うことあるんですけど、それこそそれぐらいその日が楽しみなんだったら、
その日に、その日1日にいくらかけるかっていう気持ちでまず買うようにしてます。
本当にもう1日以下着ないって気持ちで買う。もちろんその分ちょっと値段を抑えたりとかしますよ。
その点の現実的な調整はしますけど、1日だけだったら逆にその日にいくらかけるかっていうことから考えるとワクワクするっていうのかな。
それぐらいこの予定を楽しんでやろうっていう気持ちになるし、あとはその日だけって思っちゃうともったいないけど、
すでにその日に向けて洋服の買い物をしてる時点でそれをエンターテインメントとして楽しめるんですよ。
じゃあどんな服にしようかな、どこで買おうかなって考えてお店探したりとか、
あとはそれを試着しにいろんなところに試着しに行ったりとか、その全体をエンターテインメントとして楽しむことができれば、
これはもう旅行と一緒で、そんなにもったいないっていう感覚にならないんじゃないかと思うんですよね。
ましてやその後にこの林口さんが言うように、その服を着る機会をどんどん作っていけば本当に広がるじゃないですか。
なんかもうちょっと私、洋服の買い物自体をエンターテインメントとして楽しんでほしいなという気持ちはすごい強くて、
なので私がパーソナルスタイリングっていうサービスを始めてね、当初から思っているのは、
そのお買い物同行っていうの自体もやっぱりエンターテインメントとして楽しんでほしいなということで、
道中のお話、会話とか、ここのブランドはこういう背景があってみたいなことをお話しして、
それを知ってもらう時間を楽しんでもらうとか、いろんなものを試着すること自体を楽しんでもらうとか、
本当にね、自分が移動式テーマパークになった気持ちで楽しんでもらってるんですけど、
なんかそういう気持ちを、お買い物自体を楽しむっていうことをもっといろんな人に知っていただけたら、
単に着回しする服を買う以外の有益なこのおしゃれなお金の使い方というのがまた見えてくるんじゃないかと思いますので、
ぜひぜひ試してみてください。
ラジオネームくらさん、りんごちさんありがとうございました。
まだまだ引き続き皆様からのお悩みお待ちしております。
マシュマロからどんどんお送りください。
それではまた次回の配信でお会いしましょう。
おやすみなさい。
12:00

コメント

スクロール