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2024-09-09 25:33

『極東ネクロマンス』名台詞集【雑談感想】

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完結記念企画、「『極東ネクロマンス』名台詞集」です。GARUと味噌がそれぞれ印象的だった名台詞ベスト3を上げて那波歩才先生の『極東ネクロマンス』を振り返ります。

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ミサです。
今回は、週刊少年ジャンプ2024年第45号で完結を迎えました、
ナバフサイ先生による極東ネクロマンス、こちらの完結を記念しまして、ちょっと新企画に挑戦したいと思います。
はい。
僕とミサさんそれぞれの選ぶ極東ネクロマンスの名台詞ベスト3。
はい、パフパフパフパフパフー。
という形で、印象的なエピソード3つですとか、キャラクター人気投票とかをよくやったりとかしますが、
セリフにフォーカスを当てたものは今回が初めてでして、やっぱりこの極東ネクロマンスという作品にひいては、
ナバフサイ先生という先生の特色というのが、やっぱりこのセリフ回し、言葉遣い、印象的な雰囲気作りというところにすごく魅力があると思うんですよね。
そうですね、本当雰囲気に関してはピカイチの先生ですからね。
あとやっぱり言葉というのがとても印象的だったので、やはりこの作品のセリフ回しの良いところというのをピックアップして、
それを元にこの作品を振り返りたいなという思いがありましたので、今回初めてセリフにフォーカスを当てた形での名台詞ベスト3企画となりました。
一応形式としましては、2人で3つ選ぶわけではなくて、僕とミサさんそれぞれ1人3つずつベスト3を選びまして、
一応ミサさんがベスト3、ランク付けの方針というものがあると思いますので、その方針に沿った形でベスト3を発表していただいて、
僕の方は僕の方でその後ベスト3を発表するという流れでやっていきたいと思います。
一応最初に作品を簡単に紹介しますと、極東ネクロマンス、週刊少年ジャンプ2024年21号から始まりまして、約4ヶ月の連載となりました。
日本を舞台にして、現代日本を舞台にして、資料という何かスタンドのようなものを扱うと言ってしまいますが、スタンドのようなものを扱うネクロマンスターという職業の方たちがいて、
そのネクロマンスターという世界に初めて触れた主人公のカオル君というのが、大事な人を守るためにそのネクロマンスターの世界で戦っていくというようなお話でした。
はい、そうですね。
といったお話の中で、ではミスさんの選んだベスト3、名台詞ベスト3、まず第3位は何でしょうか。
はい、第3位は作戦はぶっ殺す以上です。
これはですね、カオル君が連れ去られた時に対して、ヨウジさんと駆けつけてくれたマンソンさんというネクロマンスターの人のやりとりですね。
内容としては本当にこの漫画自体がね、ちょっと例外みたいな話になっちゃいますけど、この漫画自体がやっぱりヨウジさんの周りくどいセリフとか雰囲気っていうところが結構すごい印象的な作品だったと思うんですよね。
それに対して今回このセリフに関しては本当に周りくどい例えとかを一切せずに、もうぶっ殺す以上っていうところに、
ある種のヨウジさんの今回のカオル君が連れ去られた時に対する怒りとか、そういったものが表されている感じがして、熱いセリフだと思いましたね。
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キレてる描写なんですよね。さらに僕もすごく結構いいなと思っていて、その後を受けてのセリフも結構印象的で、
主人公の一人であるところのヨウジさんともう一人、旧友というか昔の仲間であるところのすごい強者であるところのマンソンさんというのが、
二人でカオル君を助けに行くというところで、作戦は無い、ぶっ殺す以上に対してマンソンさんが最後にパーフェクトっていう口癖を言うんですよね。
そう言うね。
その後の行動の最中にもこのパーフェクトってよく言うんですが、それが結構初出のところがこのシーンで、作戦はぶっ殺す以上、パーフェクトって言って二人で歩いていくというところが、
確かにこの強者感とブチギレてる感じというのが伝わってきて、すごく印象的なところであったんですよね。
そうだね、よかったね。それにね、結構なんだろう、やっぱり意外とぶっ殺さないことって多かったりもするわけだけどね、少年漫画だとっていうね。
だけど実際にはナイフくるくる判の実行犯に関してはちょっと、他行っちゃったんで殺せなかったけどね、成員とかはその後しっかり焼き尽くしたからねっていう。
その後のちゃんとやってるんだな、こいつらってところもよかったなと思いましたね。
実際容赦がないという感じで、そうなんですよね。特にヨウジさんに関しては、のらりくらりとした感じ、ある種けだるげな主人公という、
やれやれ系に近いものもある、ちょっとけだるげな大人の男性という、そういう属性があったヨウジさんが、ここでこのぶっ殺すという強い言葉をきっぱりと言い話すという、
この感じは本当にそれまでに描かれてきたヨウジさんのキャラクターとギャップもありつつ、ヨウジさんそういうところもあるんだろうなみたいな納得もありつつみたいな感じで、
結構本当にそれまでのやれやれ系との組み合わせで、このぶっ殺すっていうセリフはよかったんですよね。
めちゃくちゃよかったですね。
では、続きましてミスさんの2位はなんでしょうか。
2位はですね、「あなたが私のおもこさんになってくれたら、キャー行っちゃったー!」っていう最終話のセリフですね。
いやもうこれに関してはね、「いやまさかこの最終話こんな展開が来るなんて!」っていう驚き含めて、すごい印象に残ったセリフだと思って入れましたね。
そうなんですよね。ネクロマンサー、ネクロマンシー、そういった資料に関する言葉として違和感なく受け止めていましたが、実はネクロロマンスだったんですよ。
そう。極端ネクロマンスは極端ネクロロマンスだったんだ!なんだってー!みたいな。もう全読者を心感させたいと言っても過言ではないセリフでしたからねっていう。
そうですよね。
いやーだから本当にこの、「あなたがおもこさんになってくれたら、キャー行っちゃったー!」っていうこの可愛さの後に本当にこのタイトル回収が出てくるっていうところに関しては、震えたよねっていう。
とんでもない大落ちでしたね。
めちゃくちゃ大落ちだったよっていう。いやーでもこのセリフ自体俺本当可愛くて好きだし、その前のギャップというかね、「私はUNOの男と結ばれた女を許さない!」みたいなところを言って、
ちょっと怖さを出した後にこのギャップというかね、この可愛さを出してくるっていうところに関してはこの、「やべー!オサ可愛いじゃん!」って泣きましたし、
それがなんかチタリちゃんと同じ顔してるっていうと、もしかしてこの後三角関係が始まってしまうのか、うわー!みたいなこともあって、続きが見たかったー!ってなるようなセリフだったと思うんですよね。
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三角関係かどうかはわかんないですけどね。
オサとオサが作り出した資料であるとこのチタリちゃんと同じ顔というのに関しては、資料の発祥、結構連載中、資料っていうのは元々生きていた人間だったのか何なのか、何ぐらいの存在なのかというのがすごい気にはなっていつつ、結局は明かされなかったんですが、
この最終話で魔術師というのが資料を作ったということが判明して、そのオサが自分の作った資料のチタリちゃんと同じ顔をしていたという感じで、
なんか作った人の存在、人格、何かが反映されているのかな、みたいな感じだったんで、僕の中では別個の存在、チタリちゃんとは別個の存在なんだろうなという認識だったんで、
三角関係は思わなかったですが、いやでも本当に、単純に可愛い女の子が主人公のことを好きでちょっとテンション上がるなというのとは全然違った危うい感じの展開で本当に良かったですからね。
おだしょー 本当に良かったですからね。おばあちゃんの魂に加えて人質にとって言うセリフじゃないからね。
しばやん そうなんですよね。おばあちゃんをある種殺しかけた状態で、脅しのようにして行ってきて、それでテレッキャーみたいな感じで行ってくるという。
そしておじいちゃんに惚れて、まあ惚れて血が混じってると思っていいんですかね、これは。
おだしょー まあそうだね。ちょっとだからこの辺りのこのね、お座の中でどういう接続になってるかわからないんだけど。
でもなんかこう、お座の中に何かこうね、つながるとこがあったんだろうねって感じで。
おじいちゃんと恋愛関係にあったところからの孫の孫であるところのかおるくんに出れに来てる感じというその超存在な感じも含めて本当に印象的なすごくこの先の展開が読みたいなと思わせる最終回でしたね。
おだしょー 本当そうですよね。いやまさかこんな最終回になるなんてっていう。いやマジで俺このネクロバースの最終回本当に本誌読んでて声出たからね。えーみたいな。
だからもうでもそういった意味でもこのセリフはどうしても言いたかったって感じでしたね。
たしかに最終回の印象的なところを象徴するような感じのセリフだったんで大変印象的ではありましたね。
そうですね。では最後にミスさんの第一位、名台詞第一位は何でしょうか。
はいちょっとセリフとは違いかもしれませんけど、まあほんとかおるくん覚醒会のところの血をすすり志村を尽くすともゴーストインサイドっていうこのモノログですねっていうね。
いやーだからこれは本当になんだろうね。たぶんこの俺がこの漫画の中で一番テンション上がった回はこの回でこのデビルかけーっていうのはかおるくん覚醒会だったんですよね。
ここに関してはナボ先生の少年漫画的なところと、ナボ先生のセンスと少年漫画的な厚さが本当にぴったり合致したところで素晴らしいセリフだったと思いますし、12巻触れててもう素晴らしい名台詞だと思いましたね。
そうですね。まあその1話からずっと登場していた資料、まあ主人公かおるくんのスタンドであるところの獅子さんというののフルネームとその固有能力の技名が初めて握された展開でしたからね。
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そうなんですよね。いやでもすごいよね、その獅子さんって血をすすり志村を尽くすともだったんだっていうところに関してはかなり驚きだったしねっていうね。
そうなんですよね。そこに至るまで他の資料の名前、チタリちゃんとかが代表的でしたが、まあそれでもまだちょっと名前感があったのが、獅子さんに関しては名前感が皆目ですからね。
そうですね。だからチタリちゃんがね、血が垂れるみたいな感じでチタリっていうのをね、幼稚園の時の資料が言ったとみたくね。だからきっと獅子さんもなんかやべえ名前なんだろうなっていうのはちょっと想像してましたけれども、まさかこんな名前とはねっていうね。
ちゃんと印象的な名前、読者の想像を超えてくるような印象的な名前を出してきたからすごいですね。
すごいですね。しかもこれがさ、最終回を見た後だとさ、おそらく獅子さんってさ、俺の予想ではさ、だっておじいさんを守るために与えたみたいなことを言ってるわけじゃないですか。
しかもチタリちゃんがさ、ものすごい自分に似てるって考えたときにさ、結構獅子さんもさ、おじいちゃんを元にしてるとかそういう節があると思うんだよねっていう。
それに対して血を吸いししむらを尽くすともみたいな名前をつけてる程度に対して、すごいヤンデレ感を感じていいなって思うんだよね。
そこをつなげてはあまり考えていませんでしたが、確かに獅子さんとチタリちゃんともにおさが作ったってことを考えると、かなり由来が気になってくる感じはありますね。
そうですね。この名前だからねっていう。実際この2人のラブロマンスにそういう感じがあったんじゃないかな、チタリとかでししむらを尽くすともみたいなのがあったんじゃないかなって考えると、燃えるよねっていう。
そうですね。実際、後から名前がつけられたというよりかは、やっぱり生み出されたときにおさが名付けてるような雰囲気があったんで、血を吸いししむらを尽くすとも感のある出生の秘密があるんだと思うんですけどね。
そうですね。そういったところでも元々好きなセリフでしたけれども、好きなモノローグでしたけれども、極東ネクロマンスをもう一回見直したときにね、やっぱりここいいし、なんかより魅力が上がったって思って1位にさせてもらいましたね。
なるほど。確かに作中でも主人公の覚醒会、結構いろんな引きを受けてのかなり印象的な覚醒会だったんで、僕もかなり好きなシーンではありましたね。
そうですね。しかしその後まさかガス欠になるとは思わなかったんだけどね。
確かに勝ち切ってほしいところではありましたね。
そうですね。
という感じだったんですが、そこからラストバトルに繋がっていく展開だったりもしましたので、とても印象的な展開でしたという感じで、ミスさん的にはバトルマンガより、そしてこのおさを中心とした感じのこの作品感を表すような感じのベスト3でしたね。
そうですね。
では、僕の方のベスト3発表していきますと、第3位がこちら。結構最初の方、第3位は、このカオルくんがネクロマンサーとなって認められて、そしてヨウジさんの相棒となって、2人で一緒に車で移動している最中にヨウジさんがカオルくんのお父さんのことに関するお話をした上で、自分の復讐に関して言うセリフ。
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ちょっと長めに聞きますが、「受けたものは返したくなる。それが自然な心の働きだろう。それと同じテンションだと思うんだ。あらうちも。」って言って、爽やかに笑うシーンですね。
いやー、いいっすね。
やっぱりこの言い回しの独特さ、ちょっとひねった感じの言い回しと、普通とは違った価値観を口にするこの感じ、ナバ先生の雰囲気作りみたいなものがかなり初期で印象的に感じられたのがこのセリフだったので、まずはあげましたよ。
そうですね。本当に雰囲気めちゃくちゃいいというかね。逆に復讐短っていうのも単純な復讐短ではなく、ちょっとやっぱりテンション違いますよっていうところを表した上で、表す意味でもすごい印象的なセリフでしたね。
という感じで、最初に言ってしまいますが、結構この後も出てくる感じの、この幼児さんのある種人生における苦しみ・不幸とかの受け止め方というのが、この作品中だとすごく大事な感じに描かれてるんですが、その一端が描かれたシーンだなと思うんですよね。
そうですね。
復讐という本当にマイナスな感情に基づくマイナスな行為であるところを恩返しと同じテンションだと思うんだよねって言って、爽やかに笑いながらそれを語る幼児さんという。
その幼児さんのある種厳しい現実を前にして、理不尽な世の中を前にして、それを受け止めていく、肯定的に受け入れていく感じの幼児さんの人格が現れているかなという感じも含めて、
最初に読んだ時も印象的でしたが、後々の展開と見合わせても、かなり気になる感じの大事なセリフだったなという感じでした。
第2位が、いろいろ迷った末での第2位が、こちら第13話でその肩切りであるところのリュウジさんと遭遇したリュウジさんが幼児さんに語る自分の目的に関するセリフ。
健全な人間たちが健全な物語や出来事に共感するように、不幸な人間は他人の不幸に共感して喜びを覚えるんだというセリフから、
どちらかというとこのセリフの前後も含む、このリュウの目的、自分が不幸を感じているから周りの人も不幸にすることによって喜びを感じたいという、この目的を語る一連のシーンが良かったんですよね。
ああ、わかりますね。週刊誌のところとか良かったですよね。
そうなんですよね。ここも本当は読みたかったんですが、長いんで今切りましたが。週刊誌、ゴシップ誌というのに、自分は興味がないけれど誰が読むんだろうと思っていたけれど、警察署ですとか、財政や治安の悪い地域で売れている、読まれている。
つまり、自分が不幸な人というのがゴシップ誌を好んで読んでいるんだ。ネットで人を叩くのも同じ真理だろうみたいな、その週刊誌に関するすごく現実的な身近な感じの話題から、その悪役のボスの目的を語ってくるという、それが周りをみんな不幸にして、自分も不幸に共感して喜びを感じたいんだという、この一連の論理展開はとても良かったですね。
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よかったですね。本当にリュウさんに関しては、そこでちゃんとボスの核というかね、そういうところを示した感じがありましたよね。
そうなんですよね。やっぱり今風だなというか、あまりそれほど既視感がないなという感じで、目的が何かを手に入れるとか、何かを達成するとか、それこそ世界征服とかではなくて、俺は不幸を感じているから周りの人も全員不幸にしたいんだという、ただそれだけという。この感じは本当にこの作品の特色でもありましたし、
あとやっぱり何でしょうね、最近ヒーローアカデミアのオールフォンワンさんとかも、結局は他人の夢を潰したいんだみたいな、ああいう感じだったりもしましたし、なんか今現在において納得感のある悪役を描こうと思うと、やっぱりすごい感情的にならざるを得ないのかなという感じもするんですよね。
ああ、なるほどね。
現実的に世界征服しようとすると、たぶん良い人になるんですよね。
そうですね、タカノツメ団の総統なんかも世界征服は世界を平和にするためですからねっていう。確かに良い人になりますよね。
実際たぶんどういった形の支配形態を目指すかにもよりますけど、周りの人に嫌われる状態って、たぶん統治に向かないですし、やっぱりうまくいかないんですよね、たぶん。
まあそうだね。
単純に世界を征服しようとすると、あんまり悪って感じに現在はならなそうな感じもしますし、政治闘争とかそういう話にどうしてもなっちゃう感じもするんで、やっぱり納得感のいく悪って今設定するのがどんどん難しくなっていくような、
そういう中でやっぱ、単純な悪意、悪感情、性格が悪いを突き詰めていった先にいるラスボスの方がある種納得感があるのかな、リュウジさんもその一端なのかなというような、なんかいろんなことを考えさせられるセリフでしょ。
そうですねー。
というのと、あとまあ先ほども言った、この作品では人生における不幸の受け入れ方みたいなものがすごい重要なものとして描かれているみたいな感じで言うと、やっぱりヨウジさんが自分の身に起きた不幸とか理不尽をすごく軽やかに受け入れているのに比べて、やっぱりこの不幸を受け入れ損ねてる感じのリュウさんというのはかなり対照的だなと感じられるシーンでもあったんですよね。
そうですねー。まあやっぱり兄弟だしねっていう。兄弟でやっぱり格下が悪いとね、じゃあその辺も違ってくるんだなって感じだよね。
そうですね、兄弟で本当に合わせ鏡のように、やっぱりその自分の身に起きた不幸、周りの人に起きた不幸とかに対するリアクションとして、本当にヨウジさんと対局みたいな、リュウさんのスタンスが現れているセリフだったんで、まあ大変印象的でした。
という流れで、まあおよそ作品読んでる方はこの先僕が何を言うかわかると思うんですが、第1位として選んだのが最終話の1話前、第17話でリュウさんがもうひたすらにヨウジさんをメランコリンにしたい。
まあ苦痛を味わせたい、不幸であってほしい、一生メランコリンであってほしいという、そういうリュウさんに対して言い放つヨウジさんの一言。メランコリンは人生を彩る苦みだねと、これもまたある種ちょっと軽やかに微笑みながら言うセリフですね。
いや来たー!これ来ましたねー!いやもう本当にこの企画メランコリンを言うためだけの企画だと思ったんで、やっぱり1位ですよそれはって感じでしたね。
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おだしょー 最終話もメランコリンで始まり、メランコリンで終わる作品でしたが、そのテーマ的なものを集約しているのが本当にこのセリフでしたね。
いや本当そうですねー。いやもう絶対俺ガルちゃんこれ1位にすると思ったから、あえて言いなかったんだよっていう。
おだしょー ああ、ミスさんが入れるかなと思って、入れたらちょっとずらそうかな、別のにしようかなと思ってたんですが、ミスさんが譲ってくれたんで入れましたよ。
はいはいはいはい。いやーやっぱメランコリンだよねこの作品。
おだしょー そうなんですよね。まあ元々メランコリン、憂鬱をメランコリンという一般的に言われている言葉でありますが、やっぱ響きがいいですね。
響きいいね確かにね。
おだしょー なんかちょっとロマンチックな響きがあるけど意味合い的には憂鬱というかなり重い感情だったりもするんで、メランコリンというワード自体にすごいパワーがあるのをうまく使いこなしている作品でしたよこの作品は。
そうだね。本当読み直してみても第1話から本当に陽人さんメランコリンって言っていただけですとか言ってるんだよねっていう。
おだしょー そうですね。
やっぱ本当この作品ってやっぱメランコリンがテーマだったんだっていうのは本当に思うし、そこに対して本当にメランコリンは人生での苦味だねっていうところに関しては本当になんだろう、
消化された!テーマが消化された!っていうなんかこう、読んでてもなんかこうすごい満足感というかね、我々の中でもこうなんか腑に落ちる感じがあって確かに印象的なセリフでして。
おだしょー そうですね。ちなみに苦味というものに関しても陽人さんがコーヒーを飲んで苦味について語るシーンというのが第2話とかにあったりするんで、かなりこの連載全体を回収する感じのセリフでもあったんですよね。
そうですね。いやーもうだから本当にメランコリンっていうのがある意味ではこの作品と結びついたし、もう憂鬱って言葉を見たらもう前まではスズミやアルフィだと思ったけども、もう今回からもう極度ネクロマンシーだと思ってるからね。
おだしょー 令和の憂鬱は本当に極端ネクロマンスですね。
そうですね。
おだしょー という感じなんで本当に今回の企画にも合わせて結構通して読み直すと、本当にこのメランコリンという言葉、メランコリンという言い方だからなんか独特のおかしみのあるなんか互換で感じられてはいますが、やっぱり作中において描かれているメランコリンというのはそのやっぱ不幸とか嫌なこととか理不尽とかそういうことに対して感じる人生の苦痛みたいなものを表していて。
で、リュウさんは自分がそういうものを感じるから周りにそれを振り巻きたいと思っている。ある種飲み込めずにいるのに対して、そのヨウジさんに関してはそれを人生の彩りとして受け入れていく。
季節ごとに感じていくその痛みといったものを、ある種の思い出としていくというような前向きに受け入れていくというような、そういった大被害が描かれている作品で、それが必ずしも最終戦だけではなくて、
前回の最初から最後まで貫いて、ヨウジさんのその人生のメランコリンに対するスタンスというのが描かれた作品だった。
で、そのメランコリンというのを心を動かすものとして肯定的に捉える。で、その心を動かすというものをテーマに頑張っていたのがカオルくんだったりと。
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やっぱりそこから派生する形でカオルくんのストーリーも描かれていて、ちゃんと本当に一貫するものだった作品だったなというのが伝わってくるセリフでした。
本当にその通りですね。
といった感じで、大変印象的なセリフ、もっといっぱいたくさん選べるセリフもあったので、大変いい作品でしたよ。
その通りですね。最終的には本当にメランコリン言いたかっただけですって感じはありますけど、いいセリフだったでしたね。
こうして連載を通して読むと、メランコリンって言いたいだけというのもすごい頑竹があるセリフに感じられますからね。
その通りですね。
といった感じの、ある種のテーマをちゃんと描いてくれる作品になりつつ、最終回では今までにあまりないような、これからめちゃくちゃ面白くなりそうな感じの新章開幕と同時に終わるという表情を見せてくれた感じの東京ネクロマンスですからね。
本当そうですね。
いやーすごいね、本当。
本当にメランコリンで一回したけども、最後の2話くらいだけテンションが違うっていう感じですからね。
時点ですごく迷ったのは、カオル君の俺は多分死なないっていうセリフも良かったですからね。
次のページで死んどるやんけってやつ。
あれもなんかいろんなことを感じさせる良いセリフだったんですが。
最終回付近のテンションの上がりようと、あと本当に終わり方。
なんか俺たちの戦いはこれからだエンドですとか、まあ無理やりまとめる終わり方ですとか、ダイジェストとか、そして数年後とかいろんな終わり方があるとは思いますが、
本当にこれだけすごい魅力的な新キャラが登場して主人公に告白して終わるという、すごい印象的な終わり方をしましたからね。
ほんとそうですね。これがタイトル回収なのか、釣りなのかってところもよく分からなかったしね。
後付けと釣りというのは。
最終回の最後のページでヨウジさんが釣りしてる時に、これどっちで撮ればいいんだって、これが本当の真のタイトル回収だと撮ればいいのか、釣りと撮ればいいのか、どっちなんだってすげー迷ったから俺っていう。
釣りがタイトル回収ってどういうことですか?
つまり、これ最終回のところでヨウジさんが釣りをしてるじゃないですか。
この嘘で人を釣るっていう言葉があるじゃないですか、2chとかでも用語として。
だから最終回のこのネクロマンスってすごいタイトル回収だー!きたー!って思ったと同時に、ヨウジさんが最後釣りしてるところで、これもしかして釣りなのか騙しなのかってちょっとびっくりしたくらい迷ったくらいだから。
それも含めていい味だったんだけどね。
漫画において作中の展開に釣りも何もないと思うんですが、本当にある種打ち切り漫画史に、漫画の歴史にその名を刻む作品になったんじゃないかなと思いますよ。
そうですね、いや本当に一緒に思いましたよ。さっきも言いましたけど、もはや憂鬱という言葉はスズミヤ・ハルヒのものなく極端ネクロマンスのものですから、俺の中では。
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そうですね、スズミヤ・ハルヒはスズミヤ・ハルヒで、憂鬱はあくまで作品の一つですからね。
そうですね。
という感じなので、本当に大変印象的な終わり方で、ナバフ先生の魅力というものはもう本当に前編にあふれていただいたような感じがしましたので、
次回作に期待したい感じでもありますし、ちゃんと作品の最後の煽りのところでも、ナバフ先生の次回作に期待くださいと出方が書いてあって、期待したいなという一方、最後の目次コメントのところでのコメントが、
もしまた漫画を描くことがあれば、その時はよろしくお願いします。どうなることやらって書いてあるんですよね。
そうですね。ちょっとマジでナバフ先生自体がメランコーリーになっちゃってる雰囲気があるんでね。
いやーなんとかこう、メランコーリーは人生を彩る苦味だよっていうふうに回帰してほしいなって思いますね。
そうですね、本当にその通りですね。
いやーちょっと2作連続で短期打ち切りとなってはしまいましたが、それぞれすごく存在感を残したので、それぞれにすごく存在感を残していただけたので、
全然次の作品こそはヒットもあり得るんじゃないかという感じはするんですけどね。
そうですね。
本当に期待したくなる感じの作品でしたんで、
八幡先生は次回作ぜひともジャンプでまた連載を勝ち取ってほしいなというふうには期待してしまいますよ。
そうですね。
といった感じで、東京ネクロマンス完結記念企画としまして、最終回単体の感想に関しましては、また本市ジャンプ感想の方で語っていきます。
はい。
25:33

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