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みなさんこんにちは、Rayです。Ray Wow FMの時間がやってまいりました。
ゆめみのアジャイル組織
ゆめみはですね、組織的にはアジャイル組織という形で組織を表現しているんですけれども、
背景にはティール組織をかなり参考にはしているものの、
ティール組織というのは目指すものではないという観点で、
そうなるもの、ティール組織と言われているような組織のようなものに結果としてなるものということもあり、
あまりティール組織という言葉を使ってはいなかったんですけれども、
ティール組織の中で言われている中でも、特にゆめみが非常に参考にしているものというのが一つだけあるんですね。
それは何かというと、いわゆる助言プロセスというものです。助言プロセスですね。
これは、従来のソフトウェア、
この組織が承認プロセスという形で、
責任と権限を持つ人に申請や倫理をあげて、承認してもらうことで意思決定が行われるというですね、
非常に一般的な意思決定プロセスなんですけれども、
それが助言プロセスではですね、全然全く逆で、
誰もが意思決定をしていいんですね。誰もが意思決定をしてもいい。
ただし、
専門的な、
専門的な知識を持っている人や、
その関係者ですね。
その意思決定を行うことで影響があるような、
関係者の人に、
事前に相談して、
アドバイスとか意見をもらって、
その上で、
自分で最後決めるというような意思決定プロセスです。
要は、
いいよいいよ。全然もう、どんどん自分のやりたいのになっていいよ。
ただし、事前に相談して、ちょっ。
関係者に相談して、ちょっ。っていう、
そういうですね、極めてシンプルなプロセスであり、
これよくよく考えると、
大体そうやってみんな決めてきましたよね。
大体そうやって決めてきましたよね。
おぎゃーと生まれてから。
基本は、自分が何かをやる時って、
自分で決めてきましたよね。
その時に、
影響ある人、ちょっと関係者とか、
助言プロセスの重要性
いや、これちょっと、あの人詳しいから聞いてみようみたいな形で、
相談してから、意見もらって、その上で自分で決めてきたじゃないですか。
承認プロセスみたいなプロセスって、どうですか。
社会人入るまで、なかったと思うんですよね。
一般的ではないんですよね。
実はだから、助言プロセスっていうのは、
非常に、非常に、
権主的で、我々が原体験として持っている、
極めて、
身近な意思決定プロセスなんですね。
むしろ、倫理とか、承認プロセスなんていうものの方が、
極めて特殊で、
原体験としてはないですね。
意思決定プロセスなんですよね。
なので、TL組織っていうのは、
ある意味、原始的な、原理的なものに立ち返るみたいな、
そういう風に捉えています。
そういった時に、いやいや、そうじゃないと、
子供の頃ね、何かを買うにもですね、
親のね、
許可をもらないといけなかったと。
これはどうなんだと。
これは承認プロセスじゃないかっていう風にね、
言う人いるんですけども、
そりゃそうやんと。
そりゃそうやんと。
よくよく考えてくださいと。
何かを買う時って、お金必要ですよね。
お金、資産。
これは誰のものですか。
この財産権は誰のものですかって言った時に、
そりゃ親やんっていう。
親の財産なんで、
それは親が決めるよねっていう話なんですよね。
はい。
この人のアナロジーを持ってきて、
いやいや、承認プロセスあったよねっていう形で、
極端に言うと、
昔ながらの家父長制による親子関係っていうところを持ち出して、
序列を作り、
上位の人ですね、
年功の、
年功序列であれば年功者に権限があって、
そこのお伺い立てないといけないみたいな、
そういうことで権威と権限をですね、
権威プラス権限ですね、
を設定して、
ある意味歯車のように労働させるっていうような仕組みが機能した、
産業革命以降の工業社会っていうのはあったと思うんですけども、
現在はね、
時代変わってますから、
こういった承認プロセスも時には重要なんですね。
手戻りがきかないような意思決定であったり、
非常に大きな意思決定の場合は、
承認プロセスっていう形でゲートウェイを設けて、
慎重にやっていくっていうのは大切であり、
ゆめみでもですね、
主に2つの領域においては、
この承認プロセスっていうのを明確に設計しています。
それは1つ目はですね、
採用ですね。
採用を取り返しつかないんですね。
ごめんって言って、
日本の場合は解雇規制が結構強いので、
なかなか難しいと。
2つ目はオフィスとかの契約ですね。
これもなかなかですね、
すぐにやられたっていうのはしにくいので、
こういったものはですね、
権限規定で、
承認プロセスを設けたりはしているんですけども、
一方で、
助言プロセスっていうのはですね、
かなりゆめみでは活用されていて、
本当にこの助言プロセスによって大きく、
物事が変わってきた。
ですよね。
簡単に言うと、
この「助言プロセス」プラス、
もう1つあるんですけども、
特徴的なのが。
このもう1つが実は重要で、
ルールを決める、
ルールですね。
メタルールというか、
ルールを決めるルールっていうものも、
しっかりと明文化したっていうことですね。
つまりですね、
一般的に何かルールを決めるときっていうのは、
上司の人が、
何かあったときに、
分からないときにどうすればいいですかっていう形で、
上司の人に判断をあげる。
その上司の人が言ったことがルールになるっていうのが、
多くの会社のルールなんですね。
明文化されてないけど、
どうすればいいですかってお伺い立てて、
こうしてくださいって、
上司が決めることがルールになると。
一方で、
上司の人が決めたルールを、
上書きするのって難しいじゃないですか。
上司の決めたことって上司しか上書きできない。
つまり上司の人が決めたルールっていうのは、
他の人が上書きできない。
より上位のさらに、
上司の人しか上書きできないってなるんですけども。
助言プロセスプラス、
そのルールは誰もが、
誰もが決めることができますよっていうような、
そのルールの決め方っていうのは、
見ると本当に多様ないろんなルールとか制度が生まれてくるっていうのが
このゆめみでの特徴なんですけども
本当にこの助言プロセスっていうのは本当に多様な可能性を生み出すものっていうところがあるので
ある意味もっと広めていきたいんですけれども
ゆめみ自身はティール組織って歌っていないので
あまりここを積極的に世の中に発信していないので
今後は場合によってはアジャイル組織っていうところだけではなくて
ティール組織としてのイメミっていう立ち位置も発信していっていいんじゃないかなっていうふうにも思っている今日この頃です
本日はティール組織における助言プロセス