1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
  2. #203 ◆個人の力を小さく。属人..
2022-08-31 17:45

#203 ◆個人の力を小さく。属人化から脱出せよ!【建設業を持ち上げる】たけだの作業日報

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こんにちは!17年の現場監督を経て起業し、3年目を迎えたRaisePLANのたけだです。

建設業に関する話題を中心に、現場監督目線でお届けいたします。

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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
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はい、みなさんおはようございます。ライズプランのTakedaと申します。
本日は8月31日、2022年8月31日、水曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界に、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
昨日は火曜日の夜になりまして、昨日は夜になりまして、どういうことかわかんないけど、昨日は夜ですね、現場ラボ戦略会議ということで、
毎週毎週、うちのウェブ担当の人と打ち合わせをさせていただいているんですが、今後の現場ラボの方向性だとか、いろんな話をさせていただくんですが、
まずは今、現場ラボアカデミーをどういうふうに今後進めていくかというようなところが、まずは一つ焦点になっております。
その中、現場ラボアカデミーの予備校という形で、有料ではなく無料で登録できるタイプのコミュニティを運営していこうということで、
現場ラボアカデミー予備校というものを今、Facebookのグループでとりあえず立ち上げました。
いつでも登録できるようになっていますし、そこに入っていくことはできるよという話なんですけど、
Facebookを使っているので、Facebookのアカウントがあることが大前提になりますが、その中に現場ラボアカデミーでどんなことが起きているのかとか、
現場ラボアカデミーで学べることはこっちでも学べますよというような形で、コミュニケーションという意味では予備校の中で完結することになりますが、
アカデミーの中でのやり取りみたいなものを垣間見ることができますし、疑似体験できますし、そこはそこで面白いコミュニティができるんじゃないかなというふうに思ったりしているので、
興味のある人は覗いてみてほしいなというふうに思うんですが、
まずは現場ラボの方からアクセスしていただくという方法しか今現在はありませんので、是非入っていただければなというふうに思っております。
その後、現場ラボアカデミーにもし入りたいと思うのであればいつでも入れる導線を用意しておきますので、そちらの方よろしくお願いいたしますというような話をしております。
続きましては今新しいプロジェクトを立ち上げていこうとしているんですが、準備を一生懸命進めているんですけども、
今度は職人業界を盛り上げようということで、職人ループ構想というものをお送りさせていただきます。
この話は前回は少しだけお話ししたんですが、かなり規模的にはむちゃくちゃでかくなってもおかしくないような規模感でプロジェクトは進んでいきます。
数億とか数十億とかそんなレベルの組織になってもおかしくないような形になりまして、
そのまず第一段足掛かりとしてこのトカチョオオビヒロというこの地場でいろんなことをまずは進めていこうというふうな取り組みをまず第一歩を踏み出しました。
それに関してどういうふうに進めていくのかというのをまずは現場ラボのね戦略会議の中ではまあ夢いっぱいだよねってこういうこともできるよね、
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これ広がりすごいねっていうようなところをまずは楽しんで、今日からまた現実に戻って地道な作業を進めていくというようなところでやってることは派手かもしれないが、
出すことは今後派手に繰り広げるかもしれないが、でもやってることはいたって地味だよねっていうところを業務ってそういうもんだよねっていうところをしっかりと頑張っていきたいなという風に思っております。
5年かかるかなトータルね、だけど一歩ずつ一歩ずつ前に進んでいきたいなというふうに思っておりますので、ぜひ僕らの活動というものにも少し注目していただければなというふうに思ったりしております。
ループコースをまずは文字ベースでまとめて理念を共有するというところ方向性を共有するところから始まり、
最終的には皆さんとお役に立てるような、そんなサービスになって展開していきたいなというふうに思いますので、楽しみにしていただければと思います。
はい、ということでちょっと前段長々となってしまいましたが、本日につきましても本題の方に進めていきたいというふうに思います。
仕事って楽しいねっていう話ですね。
はい、ということで本日も進めていきましょう。竹田の作業日報。
はい、皆さん改めましてこんにちは。ライズプラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、現場ラボというサイトでは若手の育成、働き方改革のサポートをさせていただいたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題や部下育成の話、働き方改革の取り組み、仕事力を上げる考え方などなど、車で運転する空き時間を使ってお送りしておりましたので、
多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいというふうに思います。ということで本日も本題の方に進めていきましょう。
本日のテーマは何かと言いますと、個人の力をもっと小さくしようというようなお話になっていきます。
これからの働き方というか、これからの業務形態をもう少し考え直す方がいいかもしれませんねというようなヒントにするための配信ということになりますので、
ぜひ最後までお聴きいただければというふうに思います。
今日も告知は特に挟まずに進めさせていただきましょう。
続人化という言葉を聞いたことがあるでしょうか。続する、人、化、化って化けるって言うんですね。
これが続人化というふうに言うわけですが、続人化ってどういう意味かわかりますかね。
要するにざっくり言うと、その人じゃなきゃダメだよねっていうことになっているもの、これを続人化というふうに言ったりします。
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業務の中で続人化しているものっていうのが今非常に問題になっているわけですが、
例えるならば一人で現場をこなすっていうような状況、これがまさに続人化という状況なんですけど、
その人しかその現場のことがわからない、どういうふうに現場を運営しているのかも会社の他の人たちはわかっていないから、
その人が例えば病気になりましたってなった時にパニックになってしまう状況、これがいわゆる続人化というものだったりします。
あとはですね、何か業務をやっていて必ずその人がやらないと次に進まないというネックの部分に誰か一人の人間だけが座っている状態、
そうするとその人が仮に何かの表紙に休みになりましたとかいなくなりましたってなった時に会社がパニックになるというような感じです。
意思決定をしないと、その人が意思決定をしないと前に進まないような状況のことを要は続人化というふうに言ったりするんです。
これが問題になっているわけですが、なんで問題になっているかというような話の前に、
この続人化というものはともすれば良い言葉にも変換することができるんですよ。
それが何かというと、責任感というもの。これと大体ワンセットになるというか対になるんですね、どうしてもね。
所長として仕事を任されるという状況って責任感が伴いますよね。責任が伴うわけです。
責任が伴うからこそ自分が責任感を持ってしっかりとやり遂げるぞというような感覚になり、頑張ろうって思えるわけですよ。
だから責任感というふうに捉えるのであれば、非常に頑張る原動力にもなり得るよねというのがこのパワーなんですけど、
そういう仕事形態っていうものが今はちょっと理にかなってないんじゃないのというような流れになってきております。
例えばですが、育休を取りましょうとか、有休をかっちり消化していきましょうとかね、そういうような考え方がどんどんどんどん溢れてきてるじゃないですか、世の中ね。
それに対して建設業界は今までは否定的だったんですが、それにしっかりとこうしようぜというように考える経営者の方も非常に増えてきたというのも事実なんです。
ただし、ここで出てくるのが俗人化というもので、休みは取りたいんだと。取りたいんだけど、今までと全く同じやり方をしている結果、休みが取りたいんだが、
例えば子供が生まれたと言ってるんだけど、育休を取りたいんだけど、現場が終わるまでは無理だよねって言って、結局は半年間休みは取れないよねって話になってきて子供が大きくなってしまうというようなこともあり得るわけですよ。
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要はその人じゃないと。その人が半年間とか何週間とか休まれると現場がうまくいかないんですっていう状況にしてしまっているがゆえに、今まではそれでうまくいったんです。
でもうまくいったのは、本当に綱渡り状態だったということに、ここにきてようやく気づき始めたというようなところかなと思うんです。
その人がいないと困る。その人じゃないとわからない。その人じゃないとここはこなすことができないというように、人間に頼り切っていた。その人に属しすぎていた。
属人化という状況が今ね、非常に問題になってきてるんだよねっていうような話になるんですよ。
この属人化っていうものをどうやったら脱出できるのかということで、多くの人がいろんな施策を打っているんです。
例えばその人の必ずバックアップになる人間というのは常時つけておきましょうというような形になるんです。
これはいわゆる共有するという形で、今こういう仕事をしているんだということを影でずっと見守っている人がいるっていう、バディシステムという言い方もしますが、
自分が現場を運営しているのであれば、必ず今どこまで進んでいるのか、何を段取りしているのかっていうところを何かしらの形で上司と共有しておくとかね、
同じようなレベルの人たちと共有しておくみたいな形をとっておけば、休みたいと思った時にはちょっと悪い現場見ててくれないかっていうふうに言うことができるんです。
この場合、自分と同等か自分よりも上の人間にその役割というのを担ってもらわなければいけないので、結局今の人手不足の建設業界にとってみるとなかなか厳しい。
人ギリギリの状態で、ギリギリまで受注して、ギリギリ仕事をしていって、何とか利益を出すというような形をとっているこの建設業の今の業態についてはもう俗人化せざるを得ない状況になっているんだという話なんです。
要はそのぐらいパンパンなんだって話なんですよ。
じゃあ他に方法はないのかというと、まだまだ方法としてはあるんです。
例えば機械に任せるというようなテクノロジーを使っていきましょうというような形です。
テクノロジーを使うことにより今の業務が一人ではなく、例えばチームで5人ぐらいのチームを作ったとして、そのチームみんながお互いの仕事を理解しているというような状況をシステム化してしまおうというような形で、
今日は何をやる、何をやるというのを各々がスケジュールを共有するような形ですね。
そういうふうにやっていくと、自分がもしも何かコロナにかかりましたとか、10日間出られませんとなったとしても、他の人が共有して、他の人が常にバックアップすることができてくるよねって話になってくると、
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いろんな人が助け合うことができるというような形なんです。
こういうふうに考えていくと、結局は一人の人が大きな力を持ちすぎていると、他の人がバックアップしてあげるということがどんどんどんどん難しくなっていくんだっていうことってお分かりですよね。
そもそも建設業の都格施工管理の業務というのは非常に多いもので、その多い業務を誰かが担うってやると、もう荷が重すぎるんです。
だから、健康に気を遣えよとかっていうような言い方をしますけども、それどころじゃないです。
そういうことで間に合わせるような、そんなレベルじゃないぐらい、本当に施工管理権については俗人化してしまっているなというように感じます。
若手はそういう人たちを見て育っているので、熱があるのに現場に来なきゃいけないとか、日曜日家族と旅行に行くのに現場の仕事をしているとか、そういうようなことが状態化してしまっているが故に、
そういうもんだっていう常識があるんですが、いやいやそういうもんじゃないよ、組織ってそういうことじゃダメなんですよ。
元々、下のものが何かミスをしたら上の人がカバーするよねっていうような形式にするために、組織ピラミッドというのは本来あるはずが、
その組織の末端にいるはずなのに誰もバックアップすることができないというような状況にいるっていう、その形式自体がそもそも現代においてはナンセンスなんだよねっていうところを
ちょっと考えてみてほしいなというふうに思うんです。わかりますかね?
僕が今回お話したい内容は何かというと、結局のところ個人が力を持ちすぎると働き方を改革しようとってそうはいかないし、休みたくても休めない土壌っていうのはそこに整ってしまうことになるんだよと。
だからもう少し一人の人間のパワーというものを少しずつ下ろしていく必要があるんじゃないかなというふうに思うんです。
単純に業務用を減らすっていうことがそれにつながってくるとも思いますし、必ず2人のバックアップを取らないと現場って運営できないんだよっていうルールやシステムを作るということも十分な俗人化から脱出する方法だと思うんです。
機械を使って効率的に回したりだとか、多くの人と共有できるような状況を作っておく。周りに何かを伝えるというのを状態化するという仕組みを作っておくみたいな。
そういうことにより現場運営をしていくといろんな意味で安心感が出ますし、自分一人で戦っているわけじゃないと。
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現場代理人になると一国一条の主になるという言い方をしますが、そのぐらい自由奔放にできるところは良さではありましたが、今の時代のこの仕事量がめちゃくちゃ増えてしまったこの状況下においては、それって褒め言葉じゃなくなってきているということなんです。
そこにまずは気づきましょう。それをやった上で、多くの人たちで一つの現場を寄ってたかって完成させるような仕組み。一人の人間が大きな力を持ちすぎるということがないように。
常にどっちか休んだって問題ないよって最低でも2人、理想的には3人のある程度同じような状況を共有できる仕事の仕方をしていってほしいなと思いますし、
やはりもう少し力を分散して、たくさんの人数で組織力を上げていく。現場の運営をしていくという体制をバラバラに分解して分業化を行って、それをいろんな人で手伝うことにより、一人の力を少しずつ少しずつ小さくするように心がけていただければ休みも取りやすいし、
自由に働けるというか、いろんな選択ができるように選択肢が広まってくることになりますので、そういう経営というか、そういう方向性に動いていただければなという風なのが今回のお話でございました。
個人の力をできるだけ小さくすることというのが、すなわち分業化することであり、すなわちバックアップを手に入れることであり、すなわち俗人化から脱出するということなんだよということを今回お話しさせていただきまして終わりにしたいと思います。
本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。俗人化というワード、あたら初めて聞いたのであればちょっとね調べていただいて、皆さんが実は俗人化してるんじゃないのというところをしっかりと考えて、そうならないように会社の組織作りというか部の組織作りみたいなところをしっかりとしていくのがいいんじゃないかなというのが僕からのメッセージでございました。
はい、ということで本日も最後までお聞きいただきましてありがとうございました。今ピーってなったのはガソリンがなくなったよということでございます。ということでまた明日の放送でお会いいたします。明日朝というのはね研修がありますんで、研修終わりなので昼からの放送ということになりますが、楽しみにお待ちいただければと思います。
はい、ということで本日の放送は以上にさせていただきます。全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
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