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はい、皆さんおはようございます。【スライドプラン】のTAKEDAと申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、YouTubeチャンネル【建設業を持ち上げるTV】を運営したり、
現場ラボというサイトで若手育成現場の効率化のサポートをしたりしております。
この番組では、建設業界の様々な話題や部下育成、働き方改革の取り組み、
仕事力を上げる考え方などを、車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただいておりますので、
多少の雑音につきましては、ご容赦いただきたいという風に思います。
本日は2022年5月2日ということで、一応平日ですね。
ただゴールデンウィークの中に入っているという人もたくさんいるとは思いますが、
その中をお送りさせていただきたいと思います。
世の中はゴールデンウィークという話題と、コロナという話題の二極に分かれておりますが、
今なんか中国の方では、いろんなところでロックダウン言うとる感じがしますね。
すごいんでしょうね、中国って。
っていう受け取り方を単純にするのは、いわゆる情弱という側に入ってしまいます。
しっかりと情報の取り方を考えていきましょう。
例えばね、日本って今現在2万7000人くらいの感染者数がいるんですっていうところから考えて、
日本と中国の人口比って約12倍くらいかなって考えていくと、
今中国の感染者数って23万人だったかな、すいませんね。
僕調べたんで当てにしないでいただきたいんですが、
そう考えていくと、どっちが感染者数って比率的に多いのって話になると、実はね、日本の方が多いんです。
国土が広いよねって中国の方がね、あるんで何とも言い難い部分はありますし、
ちゃんとした統計かどうかもはっきりとわからない部分はありますが、
いずれにせよ、すごいことになっていると言っても、
日本と大した変わらない状況なんだよねっていう風に捉えることもできるわけです。
だからおそらく国の方針としては、コロナをゼロにしましょうという方針で進んでるんで、
ロックダウンっていう話が出てくるんでしょうけども、
どこまで今後は許容できるのかって話になってくるんじゃないかなと思って見てはいます。
マスク外しましょう、外してはいけません問題もありますね。
これもなかなか難しいところでね、失われるものばかりを気にする方はたくさんいらっしゃいますが、
コロナでマスクをすることによって表情を読み取る力が弱くなっているとか、
言葉を覚えるスピードが遅くなっているとか、そういうような話もありますが、
結果としていろんな風邪症状に関してはガードできてるっていうのも事実だったりしますし、
肌感覚ではね、子供だとかはマスクをした状態なのに相手が笑ってるのか怒ってるのかを読み取る、
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謎の能力が上がってきてるなというふうに感じたりもするわけですよ。
だから世の中何か変わったことが起きると失うものばかり数える人っているんですけども、
その代わり得たものっていうのはパソコンが普及したことによって文字が書けなくなったよねということを憂うべきなのか、
それともパソコンを使うことによってより効率的なコミュニケーションが図れるようになったことを喜ぶべきなのか、
その辺は情報の取り方として覚えておいてほしいなというふうに思ったりした次第でございます。
僕が冒頭から何を言おうとしたんだっけ?
みなさんステイケーションっていう言葉知ってます?
アメリカの言葉らしいんですけども、
バケーションって、要はバケーションとステイ、ステイホームを掛け合わせた造語らしいんですが、
結構これ普通の言葉になりつつあるらしいですね。
これ何かというとコロナによって今までは例えば連休があったりすると、
遠くの方に旅行に行くっていうのが当たり前だったにもかかわらず、
このコロナによって移動はできないよねっていう心理的なハードルが出来上がって、
外にはいくんだけど、遠くに行かないで身の回りの宿泊施設だとかでバケーション、休日を過ごすというのが流行っているっていうか、
みんなそういう風になるらしいんですね。
結果ステイケーションっていう言葉が出来上がったみたいなんですけど、
よく考えると僕も今回ものすごく地元の温泉施設に泊まりに行って、
とりあえずそこで休暇を過ごそうかなと思っているので、
まさに僕はステイケーションという、
働き方がなかった過ごし方を選択しようとしているんですよね。
どこの国も考えることは一緒なんだなと思ったりしております。
ちなみに韓国で生まれた言葉を何かというと、
ホテルっていう言葉とバケーション?ホケーション?
何かそんなような、違ったかな?分かんなくなりましたけど、
そんなような言葉も生まれているらしくて、
いずれにせよ感染については皆さん警戒をしながら、
それでもやっぱり楽しいことはしたいよねっていう、
人間としての隙間を縫っていくような施策を取っていくのは、
素晴らしいことだなと僕は思います。
なかなか難しいと思いますけども、
それでもできる限りの楽しみを、
この連休中にもぜひしていただきたいなというふうに思った次第でございます。
ということで本日も話を進めていきたいと思います。
それでは進めていきましょう。
武田の作業日報。
ここからは一つのテーマに絞って武田がお話しするという話になっていきますが、
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今日のテーマはちょっと知事的な話になってしまいますが、
皆さん砂不足って知ってますかっていうテーマでお話をしていきたいと思うんですけども、
砂が不足してますっていう話って聞いたことあります。
木材が不足してますとかっていうのは、
今フッドショックって言って、
アメリカの方で首都圏から地方の方に移住して、
コロナ対策というか今後の働き方変えていきましょうねみたいなところで、
アメリカの方で特に木材需要が増えてしまった結果、
日本に輸入されないというような状況の中で、
木材が不足してるんですって言って、
木材の単価がめちゃくちゃ高騰してるよというのがね、
今流行っている状況ではあります。
おそらく一時のものではあるとは思いますが、
それでも改めて環境で大事だよねっていうふうに考えさせられる、
そういうような事態が起きているわけですよ。
そんな中、先日国連の方から発表されまして、
砂の不足が深刻化してますというお話になっていきます。
皆さん、砂って何に使われているか知ってます?
建設業界にいる人たちはだいたいわかっていると思うんですが、
単純にコンクリートにはとてつもない量の砂を消費することになるんですね。
その砂ってどこから取られているものが一番多いのかというと、
一番多いのは川なんですよ。
コンクリートってもともと鉄筋が中に入っている関係もあって、
塩化物量、塩分の量っていうのが規定値で決められているんです。
それ以上になると万が一鉄筋を腐食させてしまう可能性がありますよっていうのがあって、
塩害なんて言い方もしますが、
塩分は控えめでいきましょうというふうに考えていくと、
やっぱり川から取るのが一番コスト的にも問題ないよねっていう話なんです。
世の中で作られている砂っていうもののほとんどは川からできているものが多いらしくて、
当然海にもあるんですよ。海にだって砂はあるんですけども、
海の砂っていうのは塩分が非常に含んでいるので、
一旦洗わなきゃいけないというようなところから、
やっぱり川砂というのが主流で使われております。
これ、砂場だったり、いろんなところで砂っていうのを見かける機会があると思うので、
は?って思う方もいるかもしれません。
それって多分田舎に住んでいる人がそこら中に木を見ることがあるのに、
木材足りないっていうのと同じようなことで、
砂っていうのもしっかりと計画的に採掘していかなければいけない有限な資源らしいんですよ。
砂とか砂利だとかを年間でカウントすると、
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世界で5000億トンぐらいの消費があるらしいんですが、
実際に火山が噴火したりだとかしたときに出てくる岩石が噴火していって、
ちょうどいい大きさになるまでにだいたい1000年ぐらいかかるらしいです。
その1000年ぐらいかかると言われている砂が、当然1000年経った今現在で順次作られているものもあるらしいんですけども、
それっていうのがだいたい2000億トンぐらいらしいんですよ、年間にね。
考えていくと、生まれていくのの倍速で使われているっていうことが今現在深刻化しているそうです。
身の回りで置き換えてみても、北海道で基本的には結構川が多いものですから、
砂利の産地みたいなところもあったり、砂の産地っていうものがあったりするんですけども、
近年ですね、非常にこのコンクリートの単価っていうのが上昇してきています。
同様にセメントだとかも結局取れないっていうことがあったりして、
価格が高騰しているらしいというと、
あと運転手がいないっていうのも含めていろんな意味で価格が上がっているんですが、
今後、砂が足りないっていう状況がかなり深刻化してくる可能性がありますよっていうことで、
警告が出ているんだそうです。
ちょっと初めて聞きましたけどね。
へーと思いましたが、確かに砂ってね、砂利と同じぐらい見ないですよね。
明確にというか。
いや、見ます見ます。見ますけど、砂の採掘場って知ってます?
僕全然意識したことなかったんですけど、
砂利はよく見るんですよ。
山を切り崩していって砂利を採っていますとかっていうところはあるんですが、
あと岩石を葉っぱ掛けて砂利を採ってますよっていうのもよく見るんですが、
確かに砂ってどこで採っているのか知らないよなっていうふうに感じた次第でございます。
よく言われるのが砂漠にいっぱいあるじゃんっていう議論らしいんですけども、
確かにあるんですが、あれは風によって風化したものらしいので、
そうなってくると角が取れて丸くなっちゃうんですね。
丸くなるとセメントの中に、コンクリートの中に入る砂としてはちょっと使いづらいらしいというお話なんです。
だから砂漠で使われている砂っていうのは、
どうやらコンクリートには合わないらしいということらしいんですよね。
だから砂漠の砂じゃダメだと。
やっぱり川から採れる砂が一番良くて、その次には海から採れる砂なんですが、
移動距離が長ければ長いほど当然炭化も上がってきますしコストアップにつながるので、
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地産地消というのが当たり前なんですけども、
だから特に沿岸地方のコンクリートっていうのは炭化が高くなっていて、
内陸部で川が多いところについては炭化が安いというのが定石だったりするんですが、
僕は非常にこのニュースを聞いてびっくりしましたねというところなんです。
皆さんどういうふうにお感じですかね。
確かに砂って当たり前に存在するような感じをしてましたが、
まさかこんなところでこれも地球の資源ですって言われると、
え、そうなのっていう感じがしますけども、
当然土の方が世の中には多いんです。表面的にはね。
なので土を代用すればいいんじゃないって話にもなるんですが、
土っていうのは基本シルトの方に分類されるものなので、粒の大きさが小さいんですよ。
だからコンクリートには使われない、使いづらい材料ですし、
この粒のギザギザ感というか、角張った感じがコンクリートと相性がいいんだよねって話になると、
やっぱりね水で揉まれていって風化したものというのが一番良いらしいんですよ。
これ建設業界に限らず、当然建設業界でまずは価格高騰する可能性があるよねっていうのもあるんですが、
それ以上に人々の生活、木造だろうとある種造だろうと鉄骨造だろうと何造だろうと、
基礎は必ずコンクリートで作られているっていうのが当たり前ですよね。
今地食いで作られている人っていうのはなかなか、家っていうのはなかなかないものですから、
そのぐらい建物を一個建てるのには必ず砂っていうのは必要だし、
コンクリートっていうのは必ず必要なものなので、これが不足するという話になると、
大きな影響が出そうだなという風に感じた次第でございます。
どうでしょうか、こういう話を聞いて、確かに当たり前にあるものと思われていたものだって、
確かにこの地球からそういう資源を獲得している以上は、いつかなくなるよねっていうところをやっぱり意識しなきゃいけないですし、
特に木材は言ってしまえば数十年ぐらいで生き返ることができる資材ではありますが、
砂って千年かけないとできないよねっていうところから考えた時に、
ものすごく実は重要な資源だったんじゃないかなという風に考え直す、
いい機会になるのかなという風に思ったりします。
日本は割と安定している、供給が安定しているらしいんですけども、
特画、シンガポールとか中国とかそういう新興国にとってみると、
どんどんどんどん建物を建てていくってなると、
本当に砂がなくて、砂の価格がめっちゃ高騰していって、
一説には砂マフィア的な悪さをする人だって出てくるというような状況になっているらしいんです。
これを今問題視されているような状況ですので、
砂に限らず、アリとはあらゆるものが、
今、資源としては不足しているというような状況になっておりますということを、
ちょっと改めて認識し直さなきゃなという風に思ったので、
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今回ちょっと話題として取り上げさせていただきました。
確かにそこら中に砂があると思っているけど、
よく考えると砂場とゴルフの番下ぐらいしか見たことがないような気はしますよね。
砂って当たり前のような気がしていましたが、
いろんなことを考えながら、再生骨材というものも、
砂利というものはコンクリートから再生クラッシャーが出てきていますが、
砂というものも大事なんだなという風に考えさせられた次第でございます。
皆さん、もしも気になるようでしたら、
いろいろ調べてみると面白いなと思いますし、
新しい事実が出てきたのであれば、僕の方にもシェアしていただきたいなという風に感じました。
ということで、今回は時事問題と言いまして、
砂不足が深刻化しそうですというところを取り上げさせていただきました。
世界的には砂問題というのがかなり深刻になってきているということですので、
砂をあまり使わないようにしましょうと言われたって、
建設業ぐらいでは、まともにめちゃくちゃ砂を使っているので、
砂の価値を考え直していかがでしょうかというお話でございました。
最後までご視聴いただきまして、本日もありがとうございました。
本日も頑張っていきましょう。
全国の建設業の皆様、本日もご安全に。