職人の数と建設工事の可視化
はい、みなさんこんにちは。Raise PLAN TAKEDAと申します。
本日は、2023年8月10日、木曜日ということをお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
今日の特価値はですね、33度ぐらいまで上がるという予報になっておりますが、
どんより雲、そして昨日は雨が降っていたという状況もあって、
すごくじっとりとした朝を迎えております。
今ですね、先日YouTubeの方でも配信したんですが、
都価値では左官屋さんの日本一を決めますという、
そんな競技大会が開かれております。
現実的にはね、いろんな人たちがワーって応援をしながらやるというような大会ではなくて、
技能を淡々と決めていくというような感じなので、
盛り上がっているというようなイベントとはちょっと違うんですけども、
でも一般一覧はすることができるよということにはなっておりまして、
そこが今、昨日、今日、明日と開催されています。
また明日、現場お疲れをもって遊びに行こうかなと、
密に見に行こうかなと思ったりするんですけども、
子どもたちが元気だったら子どもたちも連れて行こうかなと思ったりするんですが、
なかなかそういうのを決める機会はないから、
ぜひぜひ建設業界を盛り上げるためにというよりは、
職人さんってかっこいいんだなというのを改めて見るために、
ぜひ足を運んでいただけると近くにいる人はいいかなと思ったりしますし、
YouTubeで配信しているという話だったんだけど、
配信されているのかな?うまく接続することができなかったんですけども、
実際に現地で行われているのは事実ですので、
それをもしも見に行ける方は見に行ってみたらいいんじゃないかなというふうに思ったりしております。
そういう大会って盛んに限らず、いろんなところで行われているようで、
いろんな職種で行われているようなので、
多分数年に一度なのか、皆さんの近くでも行われることもあると思います。
もしよろしければ、そういうものにちょっと参加というか、
見てみて職人さんの世界というのを少しでも触れることができれば、
職人さんのエンタメ化という意味でも素晴らしいことになるんじゃないかなというふうに僕は思ったというようなお話でございます。
ということで、これからも建設業界を慕われてはいけない業界ですので、
それを盛り上げるためのイベント、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
それでは本日もスタートしていきましょう。
皆さん準備はよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
皆さんこんにちは。ライズブラの竹田と申します。
建設業を持ち上げる楽しい仕事にするために、
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
ゲーマーラボというサイトでは若手の育成や働き方改革のサポートをしたりしております。
ということで本日もスタートしていきますが、今日の本題は何かと言いますと、
今日はちょっと雑談めいた話になってしまうかもしれませんけども、
大阪関西万博について、そこから波及してですね、
今の建設業界の事情について、なんかこうならんもんかねみたいな、
そういうような僕の意見、思っているところについて、
少し皆さんと共有したいなというふうに思いましたので、
お話しさせていただきたいなというふうに思っております。
ぜひ最後までご視聴いただきたいと思います。
何か学びがあるわけではありませんが、
僕今こんなこと考えてますっていう程度でお聞きいただければなというふうに思っております。
YouTubeで上げるつもりもありませんが、
音声配信としてお楽しみいただければというふうに思っております。
今ですね、大阪関西万博の方で起きている事象ってありますよね。
皆さんご存知かどうかわかりませんけども、
間に合わないんじゃないかっていうような状況になっております。
要は海外のパビリオンと言われる展示用の建物みたいなものがあるんですけども、
その建物がそもそも建てられないんじゃないのっていう、
そういうような状況に陥っております。
2025年の万博開催に向けて、
残り1年ちょっとかなっていうところまで来てるんですが、
全然建てようとしてる素振りすらないような、
そんなものもございますと、
そんな国もございますというようなところで、
かなり悪い状況になってきているという感じです。
その中で結構ネガティブな発信がたくさんなされていて、
それにやめちまえばいいんじゃないかと、
撤退することも大事なんじゃないかと、
こっちの建設業界を守ることも大事だろうみたいな、
そういう論調になってきているなというふうに俯瞰して見ているんですけども、
そういうのはいろんな意見があっていいかなとは思うんですが、
ちょっと考えたんですけど、
そのことについてちょっと頭を動かしてみたんですよ。
そうするとですね、
例えばですけども、今この時代において、
なんていうのかな、
職人さんってどのくらいいるのかっていうのってわからないんですかね。
怒っているわけじゃないんだけど、
なんか今すでに身の回りの出来事だけを情報収集できるという時代から出ていきまして、
情報化社会に突入してインターネットが普及して、
SNSがこういうふうに情報がばらまかれるような時代になってきているじゃないですか。
ということは、いろんなところでいろんな情報がね、
自分の手元に簡単に入るような状況になっているというのは事実だと思うんですよ。
そんな中で、
例えば職人さんっていうのがどのくらいいるのかっていうのが明確な数字として出てはいるんですよ。
出てはいるんだけど、
現実問題、実際のところどうなんだろうねっていう数字がよく見えてないのではないかというのが1点。
要は、例えば1人区っていうカウントもそうなんだけど、
すごく実力のある人もない人も含めて、
1人区っていうふうなカウントではなくて、
やっぱりベテランは2人区とかね、分からないけど、
そのぐらい戦闘力なのかね、分からないですけど、
何か数字で表して、
例えば新人さんは0.5とか分からないですね。
そういうような、全体で表すと職人さんって今どのくらいのパワーを持っているのかっていうのって、
もう少し可視化することでできないのかなってふと思ったんですよ。
多分ですが、やる気になればできる世の中なのではないかなっていうのが1点思ったことなんです。
で、それと同時にね、
今日本中で建てられている仕事、建物だとか、
あとは改修工事だとか、あらゆる工事に関してのデータというものって集めることってできないものなのかねっていうふうに思ったんです。
で、なんでこんなことを考えたかっていうと、
結局ね、今人間が足りてないよっていう状況をものすごくやいのやいのと皆さんおっしゃっておりますが、
それって本当に足りてないのかどうなのかっていう明確なところって分からないじゃないですか。
人手が不足してるよねっていうのって、
結局はその人たちの感覚でしかなくて、総量が足りていないのか、
それとも、例えばなんていうのかな、
職人さんがこの時期は足りないがこの時期は足りているみたいな状況になってるのか、
それともこう、長く仕事をするパワーのある人がいないのか、
なんて言えばいいんでしょう。
人手が不足してるって言っても、いろんなカテゴリーがあると思うんですね。
例えば、すごい忙しくしてる職種がある一方で、すごい暇してる職種だってあるんじゃないのみたいなところもあったりして、
結局、人数だけでカウントできるのってなかなか限界があるよなって思ったんです。
それをもう少しきちっとした形で、データというかポイントというか、
なんて言えばいいんでしょう。
そういうふうな可視化できるような状況を作れたとしたら、仮にね、仮にそれを作れたとしたら、
今というか今年というかわからないですけどね、突発的に出てくる仕事もあるんで一概には言えないんですけども、
今年万博を開催する、まあ今年じゃないけどね、来年でも再来年でも3年後、万博を開催するとなったときに、
その人数が足りてるのか足りてないのか、日本ではどのぐらいの工事が行われているのかっていうところを加味して考えたときに、
これ足りないなっていうのって、本当に予測できないもんなんでしょうかっていう、
そういうところにちょっと頭を張り巡らせてみたんです。
今はもういろんな意味でデータを吸い上げるっていうことってできるじゃないですか。
年齢分布もそうですし、いろんな人の個人的な話も出てくるんで、いろいろと難しいところはあるんですけども、
だけど総量どのぐらいあって、そもそも足りてるのか足りてないのか地域ごとに見ていくと、実は足りてるところもあるんじゃないかとか、
そういうところをカッチリと加味したときに、完璧じゃないにせよ、ざっくりとは見えてくるものってあるんじゃないかなって思うんです。
もうそもそも全く足りてないんですなのか、安いからできないんですなのか、その辺の議論って明確な答えって今現在存在しないですよね。
みんなが思うところ、今感じているところを話していて、一方向からのデータっていうもので勘案してみたときに、
人手が足りてないよねっていうような意見はたくさんあるんだけど、だけど現実的にそれを全体で可視化したときに、
人手不足の議論と万博の開催
全国のパワーが足りてないよっていう状況なのに万博を開催しますっていうふうになると、
ちょっと待てと、だとしたら工事の量を減らしていくべきなんじゃないのっていうような、要は公共工事というところで釣り合いを取るのか、
もしくは政府からお達しが出て、民間工事は今年はやめてくれみたいなことになるのかわからないですけど、
そういうある種コントロールのようなことってできるようになるんじゃないのかなって思ったりするんです。
その総量っていうか工事の総量っていうのは、もしもある程度コントロールすることができたならば、
人手不足ではなくて、重当不足っていうんですかね。
ここの人がここに行くことができないのが問題なんだよねって言って、
多分解決する策って少し変わってくるんじゃないかなって思うんです。
やみくもに人を増やしたところで、これからロボットだって言ってる20年後、30年後のときに、
今職人さんを増やし続けることが果たして正解なのかって言われると、
本当に正解かどうかって多分誰にも予測はできないんだと思うんですね。
だから今現在の施工能力っていうものをきちんと皆さんの感覚ではなくて、
数字として可視化したときに、やっぱりオリンピックを開催するとか万博を開催するって、
国として国を挙げてね、一心をかけてやっていかなければいけないような、
そんな事業があったときに、もっと国民全体の中でうまく振り分けられるというか、
コントロールできるというか、そういうことってできるようになるんじゃないのかなって思ったんです。
改めて言いますが、今の職人さんが足りてるのか足りてないのかっていうのは、
感覚以外の何者でもなくて、当然データに基づいてお話ししてる人たちがほとんどなんですが、
だけどそのデータですら、そもそも母数がはっきりしてないですね。
ある程度のアンケートとか、答えない人もいるし、答えない人もいるし、
何かって言ったら数字があってなるんだけど、ほとんどは建設業許可をもらってる人を対象にとかって話になるから、
本当の意味での総量って多分把握しきれてないと思うんですよ。
今この時代の情報網で、それを本気でやろうとしてできないのかって言われると、できないことはないとは思うんです。
だってこういうふうに、国を挙げた行事をやろうとして、結局できないから撤退した方がいいとかっていうふうに簡単に言いますが、
でも実際自分が一生懸命こういうふうにやった方がいいんだって思ってることを、
土壇場に来てやっぱりやめますっていうのって、なんて言うんでしょうか、
名誉として、名誉としてというか、恥ずかしくないですかね。
恥ずかしいのを守るために職人をむちゃくちゃに使うのか、みたいな議論もあるんだけど、
いやいや、そうじゃなくて、そもそも理解してないのに突っ込むこと、そのもう一個前段階です。
行こうぜっていう段階で、何の予測もできてなかったことが問題なんじゃない。
職人が足りていないっていう議論の前に、そもそも参加しようっていうところの、
考えるためのリソースが足りてなかったから、
現実蓋を開いてみたらうまくいかねえわってことになっちゃったのであって、
職人さんが足りてるから足りてないからではなく、
足りてるか足りてないかを判別することができなかったことが、
そもそもの問題なのではないかなっていうふうに僕は考えたんです。
だから今整備すべきは、当然職人さんを増やさなきゃいけないって言ってるんだけど、
確かに増やさなければいけないとは思うし、職人さんはもっともっと価値が上がるべきだ。
そこの感覚については、とても僕も大賛成なんですが、
そもそもそれを予測できなかったっていうところをうまく整備することっていうのが、
もしかしたら重要なことなんじゃないかなっていうふうに思うんです。
今推進しようとしているCCUSとかっていう仕組みも、
結局は職人さんの動きを把握することにつながっていくでしょうし、
そういうふうないろんな仕組みだとか、SNSも含めた形で、
今の職人さんの事情っていうものを本気でデータとして吸い上げることに、
何か注力することができれば、職人さんの総量を可視化できて、
工事の総量を可視化することができて、
結局のところ最終的に大きな何かうねりを、
行事だとかイベントでもいいし、何でもいいんだけど、
国として何かをしなければいけない。
絵の子基地がどうなったかでも、国の一心を懸けたことなんじゃないですか。
データ採取とテクノロジーの活用
そういうようなことをやろうと思ったときに、
土台無理だよねって言ってるのに突っ込んだのか、
それとも、いける賞賛はあったんだが、
何かしらの原因があったのかって、
今現在調べることができるというようなことになってないんですよね。
そこをうまく整備するっていうことに注力していくと、
今後はこんなものすごい低い次元での話じゃないですか。
できると思ったらできませんでしたっていう。
そんなのって、もっともっとちゃんと調べりゃわかったんじゃないのということを
調べようとしていないっていうことにもつながるんじゃないかなって思ったりします。
他人事のような話になってしまうし、
改めて言いますが雑談なんですけども、
この情報化社会のこのテクノロジーをどうもうまく活用できてないのではないかなっていうふうに少し思ったっていう。
ただそれだけの話ではあるんですが、
もっと時代が進んできたのであれば、
当然職人さんの動きをいきなりロボットにとか、
いきなりAIにとかっていうことには当然ならないんですけども、
じゃなくてそれを意思決定をするところにつきましては、
もっともっとテクノロジーで応用できる部分ってたくさんあると思うし、
それをたくさん応用することができればもっと皆さんハッピーになるし、
なおかつこの職人さんの希少性っていうものっていうような工事が全体でコントロールできると、
その工事がこれはやりたいけどできないみたいなことあるじゃないですか。
そしたらもっとお金を出したらいけるよみたいなことになっていて、
結局職人さんは足りている。
なおかつ工事もある程度コントロールされている中で動くことができると、
もっと給料だって上がっていくしね。
お金もかけないと建物って建たないんだよっていうのって、
当たり前のような状況になっていくでしょうしって、
いろんなことの解決につながっていくんじゃないのかなっていうふうにふと思ったんです。
統計っていうものをうまくテクノロジーと合わせて採取することによって、
もう少し正確なデータと、あとは政府の意思決定とっていうところを踏まえて考えていけるような
そんな世の中になっていただければ嬉しいなあなんていうふうに思ったという、
そんなちょっと難しい話ではありましたが、
少し僕の思うところをお話しさせていただきました。
ということで、本日も最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また次回の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。