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はい、みなさんこんにちは。ライトプランのTAKEDAと申します。
本日は、2023年3月1日、水曜日ということでお送りしていきましょう。
この番組は、建設業界をワクワクする業界へ、現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
ということで、本日につきましては、3月に入りましたね。ということで、一応年度末、最終の月ということになっていきます。
仕事というか、現場が終わりに近づいている方たちが多いんじゃないかな、というところで頑張っていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
昨日、とある札幌のZENECONさんとミーティングをさせていただきました。
何言って、働き方改革が全然進まないんです、というような相談から、具体的なアドバイスをいただけないでしょうか、というような話だったんですけども、
いきなり具体的な話をし始めてもあれなので、一応僕はこういうふうに考えてますよ、というようなところを、向こうの意見を基にお話をさせていただいたとすると、
非常に感銘を受けていただきまして、今後ともよろしくお願いします、ということで終わったんですけども、
多分ね、こういうような会社さんがこれからボロボロボロボロと出てくるような感じが非常にしております。
もともとこういうふうに目がけてはいたんですが、でも働き方改革のやり方がよくわからないというようなところでやってはいるんですよね、大体の会社さんはね。
やってはいるんだけども、精神論ばっかりなんですね、というふうな話をされておりました。
こういうふうに変えていかなきゃいけないんだとか、これから少子高齢化が来るんだとか、そういうような話はするんだが、
じゃあ何やればいいんですかっていうと、とりあえずタブレットみたいなことになっちゃう。
ではなくて具体的にどう減らしていくのかというところにフォーカスをしていかないと、結局進まないことになっちゃいますよねという話なので、
少しでも建設業界がワクワクするような業界になるように頑張っていきたいなというふうに僕の方も思っております。
明日が主任実践ルークアップ研修の初日ということで、一応今回は2日ワンピッチで3つの講義をさせていただくというような形の研修形式になっております。
単発で受けることもできますし、全部受講することもできるよというようなプログラムにしてあるんですが、
長期工程表、前は全体工程表とか月間工程表の書き方についてのレクチャー、
それと冊子図のチェック方法、そして鉄骨図のチェック方法ということで、
もうできてるよっていう人も当然いるんでしょうけども、
3年制以上対象ということになりますので、かっちりとレベルの高い講義をさせていただきたいなというふうに思っております。
なかなか忙しくなってまいりましたが、3月、4月、5月、6月というふうに進んでいく感じにはなっていきますけども、
なんとか頑張っていきたいというふうに思います。
どうやら新人スキルアップ研修満枠になりそうだというところで、
今日ちょっともう一回かっちり整理をさせていただいて、
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研修の日程、日程じゃない、人数関係を調整していきたいなというふうに思っておりますが、
どういうふうな形になるのかなんて思いませんけども、
頑張っていくこと、今年もなんか大変そうだな、
結構もうすでに仕事が詰まってきたのはありがたいことだが、
こなしていくのが結構しんどくなってきたぞということで、
新しいことはどんどん進めていきながら頑張っていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
それでは本日もスタートしていきましょう。
それでは準備はよろしいでしょうか。
それでは今日も立ち入り禁止の向こう側へ行ってみましょう。
はい、ここからは建築マメ知識、建築知識ワンポイントラーニングということでお送りしていきたいと思います。
全然慣れない、何回やっても慣れないこのコーナー名。
なんか変えなきゃダメかなと思っている様子が。
はい、ということで本日も進めていきたいと思います。
今日のお題は何かと言いますと、踊り場の意味って知ってますかっていうところでお話をしていきたいと思います。
最後までぜひ聞いていただきまして、また一つ知識をつけていただければなという風に思っております。
ここからは一級建築士の武田という肩書きで進めていきますが、
皆さん階段にね、踊り場ってあるでしょ。
あの階段の途中にあるなんか平らなゾーンのことを踊り場という風に言うわけですが、
ちょうどだいたい中間地点ぐらいにあるのが多いのかなという風に感じておりますが、
あの踊り場って実は法律で決められていて、何段以上とか何メートル以上の落差の時には、
必ず踊り場を設けなさいよみたいなルールがあったりするんです。
実はこれ、建築の工事現場における安全衛生法の中でも決められていて、
階段の長さはここまでですからねっていう風に決められて、
必ず踊り場というのは設けなければいけないということになっているんです。
で、これね、踊り場って何のためにあるかって皆さんご存知ですかね。
よく設計図のセカンドオピニオンというサービスをやってた時に聞いた質問なんですけど、
踊り場ってなきゃダメなもんなんですかっていう風に言われます。
僕はその回答に関しては、あったほうがいいものですっていう風に答えてたんですけど、
この意図というのはですね、住宅規模に関しましては、あってもなくても法律上は問題ないんです。
ただ、あったほうがいいですよというようなお話をさせていただいたんですよ。
で、この理由はなぜなのか。
そして踊り場というのは何の意味があるのかというところに行き着くわけですが、
では結論を申し上げますが、
踊り場というのは下まで転落しないための策が踊り場というものになるんですっていう風なところを分かっていただきたいなという風に思います。
なんで踊り場っていう名前がついたのかっていうのは、
多分ね、歌舞伎かなんかの名称から来てるんじゃないのかなという風に思ってるんですけども、
その辺の細かいところは皆さん各自調べていただきたいんですが、
要は階段での事故っていうのは昔から非常に多発しています。
ちなみに現代ではそんなことないでしょって言われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
階段から転落してお怪我をするっていうのって定期的に起きている事故なんですよ。
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そのぐらい階段っていうのは安全面にしっかり配慮しなきゃいけないというところから、
前も話をしましたが、
降りる時の利き手側の方に手すりを設けましょうねみたいな施策だって結局は、
転がり落ちてしまわないための施策っていうことになるんです。
これと同じで、例えば一直線の階段があったとしますよね。
その階段があった時に万が一落ちた時、
ゴロゴロゴロゴロって転がっていくと一番下まで転がり落ちてしまうというような状況になると、
怪我が大きくなるリスクが上がりますよね。
なので途中で踊り場というものを設けることによって、
万が一転がり落ちたとしてもそこで一旦止まるっていう、
そういう状況を作ろうとしたのがこの踊り場というものの始まりになるんです。
今はね、子供の遊びスペースとして踊り場があった方がとかいう風な言い方をしたりだとか、
あとはおじいちゃんおばあちゃんがね、足腰が弱くなってきた人が登りやすいためにっていう風な言い方をしたりもするんですけども、
でも本質的な部分でいくと踊り場というのは万が一ね、転がり落ちてしまった時のために中断で止まるように、
被害を最小限で食い止めるようにするための安全上の施策なんだよということを理解していただきたいというふうに思います。
だから小さい子供がいるとかね、あとは足腰に不安があるとか、今後の老後のことを考えて足腰の不安を解消しとくために、
踊り場というのを設置するというのは非常に良い施策なんじゃないかなというふうに思っております。
踊り場を設置するという風になると階段の面積がかなり大きくなってしまいますので、嫌がると今のね、ギリギリの大きさで建てましょうというような流れからすると、
邪魔くさいよねと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、あるとないとでだいぶ違います。
ちなみに我が家も踊り場というものは設けているんですよ。踊り場風にしてますけどね。
ただ、転がり落ちない施策としては一応ね、有効に機能するようには計画されております。
つけるつけないは結局は個人の自由ではありますが、つけた方がいいよという僕のアドバイスについての根拠みたいなところを理解していただければなというふうに思っております。
はい、ということで本日も建築知識ワンポイントラーニングをお伝えさせていただきました。
ここからが本編になります。それでは本編の方、進めてください。
はい、ということで改めまして皆さんこんにちは。ライズプラン武田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするためにYouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり、
キャンバーラボというサイトでは若手の育成、働き方科学のサポートをしたりしております。
ということで今回の本題の方のテーマになりますが、
今日の本題のテーマにつきましては何かと言いますと、
もしも武田部長になったら、みたいなところでお話をさせていただきたいなというふうに思っております。
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ちょっとね、いつもと趣旨趣向が全く違うんですが、
武田さんが部長だったらいいのになぁ、みたいなことをふわっと言われたことがさっきありまして、
お、なるほどと。武田部長も面白いんじゃないかというふうにちょっと感じたんです。
絶対嫌ですけどね。絶対やらないですけど。
僕は一人でやり始めて、一人の楽しさを知ってしまったんで、組織に戻るつもりはありませんが、
武田部長になった時、建築部でしょうね、建築本部なのか建築戦略部なのかわかりませんが、
建築部の部長になった時に、僕は一体何をするのかっていうところで、
お話を少しだけさせていただきたいというふうに思いますので、
僕のザレ事にお付き合いいただければなというふうに思っております。
まずはですね、建築部、もともとどういう部だったのかっていう想定は大事なんですけど、
結構コタコタな部だったというような形にしましょうか。
みんなパラパラの方向を向いてますし、なんかみんな疲弊していると。
で、なんかどんどん人が辞めていくみたいな、そういうような状況だったというふうに仮定しましょう。
そんな時に武田が部長に就任しますというような形でいきましょう。
今まで僕はね、技術職としてバリバリやってました。
で、そこから引き上げられて、武田部長に座るということになったというふうな仮定で、
お話をしていきますので、足からずということでございます。
で、もしも僕が部長になったのならば、一番最初にやるべきことは何かっていうふうに考えた時に、
多分ですが、所信表明をすると思います。
で、所信表明をするって、自分はどう思ってるんだよ、何を大切にするんだよっていうことを、
まずはね、いろんなことの定義にしていかなければいけないと思うんですよ。
いわゆるビジョンってやつですよね。
僕が何を基本にして、これからの決定をしていきますというところを、
基本的には考えていかなければいけないですし、
それをみんなに知ってもらわなければいけないというふうに思うんですよ。
何の定義もなく、こういうことをやりたいんだよね、面白そうだねって、
その場の判断で進むっていうのはやっぱりよろしくないことで、
将来を見越した時に、この部をコタコタだという大前提であれば、
立て直していかなければいけないんだよねっていうことになるわけですよ。
で、生き生きと仕事ができているような環境にないのはなぜなのかっていうところを考えていくと、
僕は少なくとも皆さんに対して、若者第一の形態をとっていくというような感じの、
所信表明をさせていくというふうに思います。
ベテラン勢だとか中堅の人たちをないがしろにするというつもりはまるでないんですが、
だけど、やっぱり若者、その年に入ってくる若者が、
若者の30歳以下くらいの人たちを大切にできるかどうかが、
恐らく今後の将来的な部の存続、会社の存続に関わってきていると間違いなく思うんですよ。
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少なくともですね、今現在、教育だとか若者ファーストな組織形態を作れていなかったからこそ、
力のバランスが上の方にどんどん登っていってしまっているような感じがするんです。
結果何が起きているのかというと、少子高齢化の中でも少子高齢化です。
要は、高齢の方に技術が集まってしまって、教えることもできない、
その私立ぼみの状態になってしまう。
人数バランスでいくと下の方が多いのかもしれないが、
だけど全然育ってきている子供がいないというのがまず第一の問題じゃないですか。
それを今後永続的に続けていくとなると、やっぱり若者の力が必要になるのは間違いないことで、
毎回毎回若者、若者っていう風に育てるとかね、楽しく生きてもらうとかね、
生き生きと仕事してもらうとかね、そういうところに注力をし続けていくと、
自ずと成長した中堅なりベテランなりが今後育っていくことになります。
やっぱり若者をないがしろにしてはいけないという風に考えています。
未来を変えていくのも若者ですし、未来を担っていくのも若者なわけですから、
僕の初心表明としては、まず若者を第一で、若者の成長第一で運営していきますということを
皆さんに知らしめるかなという風に僕は漠然と考えました。
その中で具体策はっていうところになっていくんですが、具体策は別にそんな難しい話じゃないですよ。
やらなきゃいけないことなんて限られてるじゃないですか。
まずは残業の廃止、廃止までいかないですね。抑制です。
基本的には残業規制に向けて動かなきゃいけないよねっていうところもあります。
それに向けたテクノロジーがああだとか、なんだかがこうだとかっていうようないろんな施策はあると思いますが、
いずれにせよ業務を効率的にそして生産性を高く維持していかなければいけない、
改革していかなければいけないというところは間違いなく打ち出す施策だなという風に思います。
あとは教育に注力するというところでお話を具体策を打っていくという風に思います。
例えば人員配置、現場をどういう風に配置していくのかっていうのは、
今までは例えば今を乗り越えるために利益を出さなきゃいけないとかっていうようなノルマンを課せられた状態で
人員を配置していくというのが常だったと思うんですが、
ではなくてその若者たちが成長できるということを第一に考えた人員の配置をしていくという風に思います。
だからまず所長が誰かみたいなことは一切考えないで、
このぐらいの規模感であれば前にもう少し小さめのことをやってたこいつをぶつけて、
2番手ぐらいにしてしまいましょうかみたいな感じだったり、
あとは20代後半にしてもう所長に抜擢、
サブに40代50代みたいな人をつけるみたいな、
そういう配置にしていくなという風な感じでございます。
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いずれにせよ若者たちが素早く成長していくフィールド、
そして成長できないとなった時に確実にフォローできる体制をしっかりと整えていくと、
ひとまず利益は二の次、当然出なきゃいけないという風には思うんですが、
その利益を二の次にしていくことにというアピールをすることによって、
若者が大切なんだというそういう文化を作っていくという形になります。
あとは新しい取り組みというのも模索していかなければいけないので、
業務効率化もそうですし、働き方改革というか、
部の雰囲気を良くしていかなければいけないということもありますので、
いずれにせよ意見を聞き入れるというような習慣を作っていくと思います。
具体的に言うと、上司は必ず1日に1個ずつ、
部下からの意見をもらうというようなことを必ずやって、
それを1週間ごとにまとめて出させるみたいなことをやります。
その時のルールとしては絶対に口応えをしてはいけない、先輩側がね。
役職はつけますよ。役職のついている人たちに限定しますよ。
だから、工事主任みたいなあたりから、
若者、1年生とか2年生に、何か会社の変なところないかとか、
働き方でこんな無駄だと思うことないかというのを毎日聞くんです。
何か今日面白いなと思ったことないかみたいなことを毎日聞くんです。
それを1個ずつ吸い上げていって、それをトータルしていくというような形を、
ただただおそらく半年間ぐらいは最低でも続けるなと思っておりますが、
そのぐらいでいろんな意見がね、その時々に違うじゃないですか。
今たまたまね、どうだって聞いたら出てくるものと、
1日が終わった上で、いや僕思うんですけど、
みたいなところを引き出すのって全く話が違うじゃないですか。
それを継続的にやることによって、
意見をいろいろ手に入れることができるというのもあるんですが、
少なくとも若者の意見を聞いてくれるっていう雰囲気ができます。
そして若者の意見に関しては、
基本的には口応えをしてはいけないんだという、
聞くという体制が上司の方に芽生えてくると、
僕はものすごく雰囲気が良くなっていくんじゃないかなっていう風に思うんです。
だからまずは半年は長いね、2ヶ月間ぐらい、
まともに毎日毎日必ずその日の終わりに、
どうだったとかね、なんか変なところなかったかっていうコミュニケーションを取って帰るというようなところまで、
ワンセットで業務として課せるという風に思います。
これを多分大きな方針として打ち出していき、
部としてどういう風にしていくのか、
効率化に関してはね、どういうテクノロジーが必要なのかっていうところも日々考えなきゃいけないでしょうし、
会社の事例だとかもうまくいってる会社の事例だとかを見ながら、
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どんどんどんどん取り入れていくようなモデル現場を作って、
それに対して動かしていくというような方向性で進めるという風に思います。
何にせよ意識が変わらないと、その部員たちのね、
意識がもう下に下に向いてしまってるわけですよ、将来ねえなとかっていうような考え方になってしまっているところ、
上を向かせなければいけないんです。
先は明るいと、少なくとも今はこんなだけど、
一つずつ良くなるし、将来俺が上に上がっていった時にはこんな明るい未来が待ってるはずだっていうような希望を見せることができない組織っていうのは、
たぶん崩壊しているのも同じなんじゃないかなという風には思うんです。
やっぱり大切なものは未来に対して不安だけではなく、不安は大事なんですよ。
不安が大事なんだけど、不安に対して不安があるからこそ解決策が出てくるわけで、
だけど不安だけじゃなくて、やっぱり楽しむというものがある。
そこにワクワクが生まれるわけですよね。
そのワクワクを感じやすいフードっていうのは、やっぱり若者の新しい発想だとか、
次世代を担っているんだという自信みたいなところから生まれてくるような気がするんで、
そこをどうやって大きく、そのエネルギーを大きくすることができるのかっていうところを、
まずは空ごとですかもかもしれませんが、それでもそこを掲げて進めていきたいなという風に思っております。
日々起きる問題ごとだとか、大切な事態というのもあると思いますが、
それでもやっぱり若者ファーストという風に考えていくことができれば、
今は大変かもしれないが、将来5年後、10年後には安泰できる会社というもの、
組織というものを作っていけるんじゃないかなという風に思ったんで、
僕がもしも部長になったならば、そういうような感じで進めると思いますよ
というようなお話をさせていただきました。
はい、ということで本日につきましては、たわいもないお話をさせていただきました。
最後までお付き合いいただきましてありがとうございます。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。