1. 【建設業を持ち上げる】立入禁止の向こう側
  2. #162 ◆「だから言っただろ!」と..
2022-07-16 17:15

#162 ◆「だから言っただろ!」という自己保身に注意。【建設業を持ち上げる】たけだの作業日報

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#現場監督 #施工管理 #建築 #起業 #若手教育 #建設業
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みなさん、おはようございます。【立入禁止の向こう側】立入禁止の向こう側です。私は、Hiroki TAKEDAです。
この番組は、建設業をワクワクする業界に現場ラボの提供でお送りさせていただきます。
本日は、2022年7月16日土曜日ということでお送りしていきましょう。
土曜日なので、ちょっと緩やかめの配信になるかもしれませんが、ご容赦いただきたいと思います。
2週間に1回、現場ラボアカデミーの方では質問会・座談会ということで、若手に対して教育とか研修みたいなことをやったり、
あとは、座談会って上の人たちは若手以上の人たちといろんな話をしましょうねということで進めていくんですが、
基本は部下育成の話っていうテーマで進める予定だったんですけども、
今日に関してはちょっと趣旨を変えて、勉強会という名前でやってみようぜというところで進んでおります。
今日の勉強会・座談会は何かというと、DAOって何?みたいな、仮想通貨って何?みたいな、
そういう今のテクノロジーというところに焦点を当てまして、知ってるようで知らないワードをしっかり今のうちに学んでおきましょうと。
ブロックチェーンと言われる技術につきましては、今も徐々に浸透しつつあるような素晴らしい技術なんです。
これからも世界を塗り替えていくだろうと言われる技術の一つなんですが、それ分かってますかね?っていうところをもう一回紐解いて考えてみる。
それによって今後建設業界にとって当然ブロックチェーンの技術っていうのは何かしらの形で応用されて浸透することになると思うんですよ。
そのぐらい世界を変えるような技術になりますので、そこをちょっと紐解いて一度勉強しておこうと。
そしたらいつかどこかで役に立つこともありますし、世の中のニュースというものに興味を持てるようになるというところから、
勉強するっていうのはやっぱり大事だよねというような趣旨で勉強会を開催させていただきたいというふうに思います。
うまくいくのかどうなのかは分かりません。
分かりませんが、ただただ学ぶ、一方的に学ぶのではなく、そこから始まる何かしらのセッションみたいなものがあればいいなぁなんて思いながら、
本日もお送りさせていただきたいというふうに思います。
今日の8時から9時半までの1時間半が質問会というところ。
9時半から11時までが座談会というところで、僕にとってみると3時間。
参加される方は1時間半ということで、そんな取り組みをやっていきたいなというふうに思いますので、
現場ラバーアカデミー、盛り上がるかどうかは分かりませんが、いろんな実験をやってみましょう。
まだプレイオープンという形ではありますので、面白い取り組みがあればどんどん取り入れていきたいなというふうに思っております。
本日も土曜日ですが、皆さん週末ですけど頑張っていきたいなというふうに思いますので、始めていきたいと思います。
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それでは進めていきましょう。竹田の作業日報。
改めまして皆さんおはようございます。ライズプラの竹田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために、建設業を持ち上げるTVというYouTubeチャンネルを運営したり、
現場ラボというサイトで若手育成、現場の効率化のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題や部下育成の話、働き方改革の取り組み、仕事力を上げる考え方などなど、
車で運転する空き時間を使ってお送りさせていただきますので、多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいと思います。
それでは今回も本題の方に入りたいと思いますが、今回の本題は何かと言いますと、
だから言っただろうという自己保証というお話をさせていただきたいと思います。
ちょっとね、辛辣な内容かもしれませんが、ぜひ上司の方たちには聞いていただきたいなという内容になっておりますので、最後までお付き合いいただければと思います。
上司が部下を叱る場面みたいなのって結構ありますよね。
叱るってね、なかなか子供に対しての言葉な気はするんですが、怒ったりする時ってあると思うんですよ。
その場面っていうのは大体は何かミスをしたからっていうことになるんですけども、
そんな時にね、こんな言葉を吐いてないでしょうかっていうところで、だから言っただろうっていうね、その一言。
この一言はですね、非常に応えます。
部下が上司から一度言われたことに対して上手くできなかった、できなかったことを責め立てるように言う、このだから言っただろうという言葉はですね、
一気に関係性を突き放してしまう魔法?黒魔法?黒魔法の言葉なんじゃないかなっていうふうに僕は思ってるんですよ。
指示を出しますよね。何かしらのこういうふうにやってくれないかっていう指示を出して、それに対して部下は動きます。
この構図はね、別に難しい、珍しい話ではないんですけども、それに関して上手くいかない場面っていうのってあると思うんですよ。
それが上手くいかなかったからといって、咎める時にだから言っただろうっていうその言葉ね、だから言っただろうということは、
これをね、ちょっと深掘りしていくと何となく意味がわかっていただけると思うんですが、
だから言っただろうという言葉ね、言ったというところ、ここまで、この指示を出すという言葉のことをだから言った、言ったっていう言葉に集約されていると思うんですけども、
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指示を出した、そしてその時におそらくね、何かしらのアドバイスをしたのかもしれないですね。
こういうふうにやると気をつけろよとかね、こういうミスがあるからな、みたいなね、
そういうことを言ったにもかかわらず、部下がミスをした、だから言っただろうという言葉を吐いたっていうことになるんですが、
これね、まるで上司の役割というのは、言うところまでなんですと言わんばかりの突き放し方をしているっていうのはわかるでしょうか。
わかりますかね、上司の仕事というのは果たして言うところまでなんですかっていうのをちょっと考えてほしいなというのが今回のメッセージになるわけですが、
上司の仕事というのは違うんです。部下に対して指示を出すことが仕事じゃないんですよ。
部下がいようがいまいが、部下がうまくやろうがやるまいが、結局は全て上司の仕事を部下に振り分けているにすぎないんです。
だから出発地点は何がどうあったって上司の仕事なんですよ。
上司の仕事を一部自分では間に合わないからなのか、成長の意味なのかわかりませんが、それを部下に分け与えるようなイメージですよね、仕事ってね。
上から順番に降りてくるわけですから。もっともっと元を正すと、社長がこんなことをやりたかったからっていうところに行き着くわけですが、
社長が出発地点になって進行会社というのが成り立っているわけですから、建設業という仕事を社長がやりたいという風なところから発想しているところに部下がついて、
それが上司になり、さらにその人に部下がつきっていう風な構図で進めていっているわけですよ。
だから、うまくいくかいかないか全て織り込んだ状態で仕事は当然していかなきゃいけないんです。
もしも何かミスがあったとしてもそれをリカバリしなければいけないのは誰って、その仕事をしている人なんですね。
この場合、だから言っただろうと言っている上司の仕事を部下が手伝っているっていうのが基本的な構図になるわけです。
解釈がいいかどうかは別としてね。
なので、だから言っただろうっていうのは、岡戸違いなんですっていうことを分かってもらいたいんですよ。
言うところまでが仕事ではなくて、ちゃんとその辺をフォローアップをすることにより、
フォローアップはしてもしなくてもいいんですよ。
だけど結局のところ、うまくいかせるというようなところが最終着地、やらなければいけないことなのにもかかわらず、
だから言っただろう、まるで言ったことが全てで、言った後にやらなかった、
もしくはミスをしたのは全て部下の責任ですというふうにぶん投げてしまっているような言葉なんじゃないかなというふうに僕は感じてしまうんですね。
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だから言うことを聞かないっていうことがまるで部下が全て悪いかのように言っていますが、
そもそも責任は誰にあるのかというと上司側にあるんです。
その任命責任と言いますかね、その部下だったらできるだろうとかね、
そういうふうな考え方でそういう判断をして部下に仕事を振ったのはあなたの責任ですよねっていうところを
全てなくしてしまって、結局そのミスの責任はお前が取るべきだ、お前がミスったんだっていうところを指し示すというかね、
突き放すというかね、切り離すことによって何がしたいのかというと、
結局は間違えたのは俺じゃないよっていうことを堅持している。
自己堅持、自己保診をしているに過ぎない言動になってしまっているってことなんですよ。
うまく伝えられなかったとか、その人がまだ仕事がそこまでできなかったのを見抜けなかったとか、
そういうミスマッチを起こしてしまった、もしくはうまく伝達させることのできなかった、
自分の甘さみたいなところは全部棚の上にあげてしまって、
結局、自分は悪くないよ、この人がちゃんとアドバイスを聞かなかったから悪いんだよということを言わんばかりのこの、
だから言っただろうという言葉、僕はですね、非常に好きじゃないです。
完全に他責じゃないですか。
別にね、熱血的にお前にミスをさせてしまったのは俺が悪いんだって言わなきゃいけないというわけではないんですが、
少なくとも、それが全て部下の責任であるかのような言動は、ちょっとね、僕はいったかなものかなというふうに思ったりします。
仕事というのはチームでやるわけですよ。
チームには必ずリーダーが存在していて、そのリーダーの号令の下、部下が動くというふうなことになるんで、
基本的には全ての責任はリーダーにあるんです。
それが、たとえ部下が勝手に何かをやったとしても、結局はそのリーダーの責任において動くことになるんですよ。
だってそうですよね。現場監督として、現場の代理人として、所長としてうまくいくときにですよ。
仕事をするときにですよ。
施主からこの建物を建ててくれと言われて、やってる最中にとんでもないミスを部下がしてしまったとなったときに、
あなた、所長であるあなたは、施主に対して、
いやいや、僕はちゃんと言ったんですけど、こいつがやらなかったからこいつのミスが起きてしまったんですよ、なんてことを言えますか?
言えないんですよ。言えるわけがないんです。
なぜなら、その仕事の責任は全て所長にあるからなんです。
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だから、その所長の責任において指示を出しているわけで、所長の責任において仕事を進めていっているわけで、
そう考えていくと、だから言っただろう、言うまでが自分の仕事であるかのような言い回しというのは非常に良くないことだというふうに思うんです。
仕事は常に自分の責任です。
部下側にも一生懸命、上司に対する批判みたいになってますが、これは一方の部下の方にも当然言えるんですよ。
部下側の気持ちになってみると、どうせ俺の責任じゃねえしってもしかしたら思っている可能性はあるんですが、
じゃなくて、そういうふうな期待に応えることができなかったのは自分の責任だというふうに考えなければいけないですし、
ちゃんと聞いたことを実行できなかったというところに関して責任を感じなければいけないんです。
一方的に上司が悪いですよというメッセージを出したいわけではなくて、
チームである以上、基本的にはお互いが依存し合うというよりは、お互いが自立し能力を発揮し合うという場でなければきっとうまくいかないんです。
どうせ俺がミスったってあいつのせいになるんだから適当にやってしまえという考えじゃなくて、
おのおのがおのおののセクションにおいてできる限りの力で反当、仕事をしていくというのが大切なんだよというふうに僕は言いたいんですよ。
だから上司はだから言っただろうというふうに突き放すのではなくて、
だから言っただろうじゃなく、ミスったのは事象としてはその部下の行動によりミスが発生したのかもしれないが、
責任は自分にあるわけですよねっていうところをちゃんと加味して考えると、だから言っただろうなんて言葉は出てこないはずなんですよ。
言えば全てが解決するんだったら警察はいりませんよねっていうことになるんですけど、
そうじゃなくてそれをどうリカバリするのかっていうところも含めて今度成長につなげるとかね、
あとは自分の責任においてそこまでやってくれたんだったらありがとうと、
多少のミスはしょうがないんだと、誰がやったってミスをすることはあるんだからそこからのリカバリの方が大事だぞみたいな言い回し、
そういうふうに変えていくことによって責任はそいつにあるわけじゃなく自分にあるんだぞということ、
もしくは失敗というのは成長の種なんだぞといかようにでも言葉尻によってというか捉え方によって印象を変えることはできるはずなんです。
だけどそういうことを一切せずにだから言っただろっていうふうな言い方をすると、
言えば正解なんですかって言う、だったら俺だって言いまくりますよみたいなそういう部下を生んでしまう可能性があるわけですよ。
そういうことを考えていくとやっぱりね、いろんな意味においてだから言っただろとか、
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後輩のミスを自分まるで自分には関係のないみたいな言い回しをすることのないように気をつけていただきたいなというのが今回のメッセージです。
そして部下の方も同じくそれが自分の責任じゃないから適当にやっていいということでもないですので、
必ず自分に与えられた仕事は全うすべく自分の能力を100%発揮して全力で応えるということをお互いにやっていくと、
チームというのは自然と出来上がっていきますし、お互いに頼れる存在というものになってくると思うんです。
こいつはこれが得意だ、だからこれを任せる、それを失敗しようとしても失敗したとしても基本的には問題ないと、
みんなでカバーしていこうぜっていうような考え方こそがおそらく建設業界の良いところなのではないかなと思います。
誰かのせいではなく職人がやったからとかじゃなく、上司が言ったからじゃなく、
基本的には自立して自分の頭で言われたはいいが、結局やるのは自分なわけですね。
だとしたらこういう考え方で進めるのもありなのかなっていうところをこういう風にやった方がいいんじゃないですかって
進言してみたりしながらコミュニケーションをとって良い方向に進めていくのが良いのではないかなというのが今回のお話でございます。
部下育成というよりはチームマネジメント側の話になってしまったかもしれませんが、
上司たるものというところを付け加えるならば、誰かのせいではなく、
基本的にはあなたの仕事を部下というかチームに振り分けているにすぎません。
基本的にはあなたの仕事だということを分かっていただき、何か言ったアドバイスをした、それを聞き入れない部下がいたとしても、
だから言っただろうっていうのはただの逃げですよというところをしっかり考えていただきたいなというようなお話でございました。
ということで今回も土曜日ですけども最後までお聞きいただきましてありがとうございました。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは全国の建設業の皆様、本日もご安全に。
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