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おはようございます。ライズプランのTAKEDAと申します。
建設業をワクワクする業界へ、現場ラボということで提供でお送りさせていただきたいと思います。
本日は日曜日なんですけども、7月17日日曜日ですね。
ちょっとね天気が悪くて、台風が近づいているのか何なのかよく分かりませんが、
昼からまた大荒れということになりますので、
その中でひっそりと子供たちと遊んでいこうかなと思ったりしておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
明日もお休みだということを昨日の夜に知りまして、月曜日休みなんだ?
個人事業なので全然関係ないですよね。
曜日間隔は一応あるにはある。
その研修がね、木曜日、金曜日であるからっていうのもあるんですけど。
にしてもちょっとね、歳実感覚はまるでないなという感じでおりますが、
そんな日々を過ごさせていただいております。
今日はね日曜日なんで、そんなに深い話をしないようにしようかなと思ってはいたんですけど、
ちょっとね、愚痴めいたというか、少し口が悪くなるかもしれませんが、
組織から離れたからこそ見えてきたものっていうのも含めて、
ちょっとね僕の思うところを今回お話ししたいと思うんですよ。
今日のお話は何かというと、なぜ上司はポンコツになっていくのかっていう、
ちょっとね、口悪いでしょ?でもそういう感じがするんですよ。
僕の前にいた会社の軒並み、いろんな上司がね、
もともとは同じ施工管理の先輩としてものすごい能力値が高くて、
やっぱりできる男が上司として上がっていくよねっていうのはあるんですけど、
結果上司として上がると何が起きるのかというと、ポンコツになっていくんですよ。
上司としてですよ。
当然施工管理としては非常に尊敬はしてるんですが、
なぜかそういう人たち、上司になるとポンコツ化していくという現象ってどうでしょうか?
皆さんありませんかね?
あれあんな人じゃなかったはずなのになっていうふうに思うわけですよ。
そこをちょっとねいろいろと紐解いていくと面白い部分が見えてきたなっていうふうに思うんですが、
まずはね僕の方の見解からなんですけども、
現業、要は施工管理として一線で働いている人っていうのって、
毎日が非常に刺激的ですよね。
1年生で入ってくりゃ知らないことだらけで刺激的でしょうし、
そこからまたね少しずつ仕事を覚えてくると仕事を任される範囲が広くなってくるんで、
やっぱり毎日刺激的なんですよ。
所長になるとすべて理解して1人前完璧なのかというとそうでもなくて、
やっぱり所長になってからも渡される設計図というものは毎回毎回形が違い条件が違い、
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いろんな見識をもってしてもやっぱり困難には当たっていくわけですよ。
それでも突破していかなきゃいけないっていうところからいろいろと情報を得たりだとかっていう風にしていくと、
結局は毎日毎日仕事としての刺激が多い、そんな触手なんじゃないかなっていう風に思うんです、施工管理はね。
小学校、中学校、高校、大学といろんなことを学んできて、
それをじゃあいざ発揮しましょうかっていう場が仕事っていう風に考えれば基本的には学んで仕事をするっていう、
学びと実務というものは必ず学び先行で実務っていうのがあるのはほぼ間違いないことだと思うんですよ。
そのスパンがね、学生から社会人って話になると10何年とそこから先って話になるんですけど、
例えば今セミナーを受けました、で1時間2時間やってよし行動を変えていこうってなった時にやっぱり学びがあって実施がありますよね。
で業務をやるときにでもあれこれどうやってやるんだろうってなった時に、
仕様書を見て学んでそういうことかって言って実務に戻していくっていう意味ではやっぱりね、
学んで実務をするっていうこの順番っていうのはどこまで行っても変わらないよなっていうふうには思うんです。
つまり現業として仕事をしていくだけで、ただそれだけで毎日毎日何かしら新しい学びというものがあって、
その学びの中から実務で役に立つものを発揮していくっていうこのサイクルを知らず知らずにみんなやってるんです。
これが働き側、働き手側の思考プロセスと言いますか、行動のプロセスと言いますかだと思うんですね。
つまり何が言いたいのかというと、現業サイドって自分で勉強してるつもりはまるでないかもしれないが、
ただ仕事をこなしてるだけだと思ってるかもしれませんが、その中でもやっぱりね学びというのは日々していて、
日々しっかりと成長はしていってるんだよというふうに思います。
1年生2年生の初期の頃の学ぶスピードというか、吸収するスピードに比べるとだんだん緩やかにはなっていくんでしょうけども、時間とともにね。
それでもやっぱり毎日毎日が学びに他ならないよねっていうふうに感じるわけです。
じゃあ一方のそこの学びの場からステージを一つ上げて、その管理職という側に入っていくとなぜポンコツになるのかっていうのを考えてみたんです。
僕の出した結論は何かというと、学ばなくなるからだと思うんですよ。
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何度も言いますが、現業にいるとそこで働くだけで学びの場というか刺激的な場が非常に広まっている。
そこに存在しているにもかかわらず。
じゃあ管理職側に入っていくと、自然と入ってくる学びというものがなくなるんですよ。
なので今まで培ってきたものを発揮しようとしちゃうっていう。
わかりますかね。
この上司が管理をする側に立った時に、今まで施工管理として、他の会社であれば会社員として普通に過ごしていた人がいざ人を管理する場になるということは
頭の中でステップアップだというふうに考えてしまっているんじゃないのかなっていうのが僕の結論なんですよ。
だからポンコツ化していくんだと。
だって施工管理の能力、管理職としてはいらないでしょ。
相手の気持ちがわかってあげられるとかそういう意味では必要なのかもしれませんが
今までは仕事を実際に実務としてこなす側だったところから
その仕事を振り分けたり、人を成長させたり、適材適所をコントロールしたりそういうような側に回るので
いわゆるマネジメントという側に回っているんですよ。
要するに全然違うことを始めるんですよ。
皆さんどうでしょうか。
全然違うことを始める時、もしくは初めて右往左往している時ってどうします。
学びますよね。
いろんなところから情報を得たりだとかしなければ本来いけないんです。
にも関わらず、僕の知る限りポンコツになってしまった上司たちというのは
自分たちの今までの仕事ぶりというもの、培ってきた経験値を生かして
上司としての仕事振る舞いをしようとすると思うんですよ。
言っておきますが全く違う脳みそですからねっていう。
だから本来は一からスタートして
カッチリそのマネジメントの手法とチームビルディングというか
部署を従えていかなければいけない、まとめていかなければいけない脳みそっていうのを
新たに構築するためにものすごいスピードで学ばなければいけないんです。
当然今まで培ってきたものが役に立つ場面だってあるでしょうが
基本的には全く違うものなんだよっていうことに気づいて
その手法を本を読んで学んだりだとか
いろんな講習会に出てみたり勉強してみたりとかっていうふうなことをしながら
本来は学ばなければいけないんですよ。
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なぜならその現業だけでは学びが足りないからなんです。
施工管理として仕事をしていれば、その生活そもそもが学びであったんですが
上司として管理する側になると
自分で学ばない限り勝手に学ばれるっていうことが存在しない社会、存在しない世界に行ったんだっていうことに
気づかずにいつも通りに勉強をしないっていうことをやると
結果として何も学びもなければ成長もしない
施工管理としてのプロではあるが、マネジメントは全く分からない
ただのポンコツが出来上がるよねっていうのって当たり前だと思いません。
そこからまたさらにね、分からない、なんたら部長とかになって
取締役とかになって上がっていくのかもしれませんが
それでもまたね、今度マネジメントがさらに脱出して経営側に入ってくると
もっともっといろんな学びを自らしていかなければいけない
その場にいただけでは絶対に得るものがないよねっていう状況になるはずなんです
だから上がれば上がるほど本来勉強というのは自分でしていかなければいけないんですが
上がったら今までの力を発揮しなければいけないということで
新たな学びではなく自分の中から探そうとするっていうね
結果として上司はポンコツ化していくんじゃないのかな
要は学びを止めたからですっていうふうに僕は思います
世の中にはですね、そういうようなことを研究している人もいまして
世の中にそのいろんなことを調べていくと
ピーターさんという人が
世の中の会社員という人たちは
全員ポンコツになっていくっていうことを歌っている人がいます
ちょっと調べてみていただければわかりますが
ピーターの法則っていうものがあるんですよ
社会、組織の中で社会人として生きていくと
全員がポンコツになっていくっていうのを論文として提唱した人がいます
なぜかというと今僕が言っていたようなものです
今回はたまたまピーターの法則を知らずに
こういう考えがあるよなと思って調べたらピーターの法則に出会ったわけですが
皆さんはあらかじめピーターの法則を見てみたほうがいいかもしれません
その組織の中で当然スタートが平社員からスタートして
作業が上手になる
作業が上手になって業務ができるようになってくると
そこの中のリーダーとして格上げされる
だけど格上げするが能力値は全く違うので
そこの素人からスタートしていくんでポンコツになるよね
施工管理のプロの中で
マネジメントもプロなんだよねっていう人はまずはいないんですよ
だから上司というのは無能になるんですっていう話なんです
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最初は無能だった人間が学んでいって
施工管理としてのプロになったよね
プロになったからといってそこからその力を吐き続けるのではなく
一旦全く知らない業界に入れというふうに言われて
マネジメントの素人になるからポンコツになります
当然マネジメントもうまくいける人だって
世の中には数少ないでしょうが施工管理もできるし
上司としてのマネジメント能力も高いという人がたまたまいたとしたら
そのたまたま上手くいった人がさらに上の経営の方に上がっていくんです
経営も上手くいく
要は施工管理も上手くいくし
マネジメントも上手くいくし
経営だって上手くいくよっていう人っています?
そんな奇跡的なことなんてなかなかないじゃないですか
だからどこか施工管理でそもそも無能になって
平社員としてただ使われるだけに回る人もいれば
そこの中で優秀になってくると
お前優秀だなって挙げられた先は全然知らない素人なんです
そこの中で上手くいかないポンコツも出来上がりますし
仮にそこで上手くいっちゃったようなもんなら
今度はじゃあお前経営に上がれっていうふうに経営に生かされるんですが
経営のプロじゃないんですよ
経営まで上手くこれもいってこれも上手くいって
これも上手くいくなんていう確率なんてね
奇跡的なようなものでしょう
だからどこかで上がっていくプロセスの中で
最初は作業員そこから作業のチームリーダー
また能力変わりますよね
チームリーダーから管理職管理職から経営の方に上がってっていう風に段階を得る中で
全部完璧にプロフェッショナルになっていくやつなんていないでしょ
どこかで必ず無能になって止まるっていう風になってるんで
要するに組織の構造上みんな無能で止まるようになってるんです
っていうのがピーターの法則です
僕言ったんじゃないですよ
僕がこんなに口悪く言ってるわけじゃないですよ
これはピーターさんが言ってるんです
ということで組織というのは結局のところ無能になるようにできてるんだよねって言ってるのがピーターさんで
その無能になっちゃった理由ってなんだと思いますっていう風に考えていくと
僕の言ってる学びを止めたから自然と学べる環境から自然とは学べず
自分から学びに行かないと学べない社会に
場所に行ったのに自分から学ぶっていうことを今までしてこなかったから
その仕方がわからずに結局学ばない今まで通りのただの上司ということになってしまうので
だから上司はポンコツ化していくんじゃないのっていう話になります
結局のところね
何が言いたいのかっていうと学び続けようぜってことです
どの場に行っても自分は素人なんだ
だから学ばなければいけないんだっていう風に考えなければいけないですし
特に上司には先輩がいるわけじゃありません
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一番管理しなければいけない立場になると
自分が上司として訓練しなければいけないのを教えてくれる人っていないんですよ
だから自分で学ばなければいけないんです
自分から情報を取りに行って
自分で実践して自分でフォローアップしてっていう風に
誰も救ってくれない場所に行ってしまったということを自覚していただいて
結局のところ自分から学びに行かないと
ポンコツから抜け出すことはできないんだよという風な感覚に僕は最近なってきました
独立して外から見た組織構造だなという風に思いますし
だから今日本というのは成長してきてないのかなと思ってみたり
建設業界って如実にそれが出てるよなと思ってみたりしたというお話でございました
だから皆さんそういう風にならないように
これから皆さんも上司側に回るか
もうすでに上司側に回っていってるのかもしれませんが
その部下からポンコツだと思われることのないようにするためには
結局のところいろんなところからチームビルディングとかマネジメントというところをしっかりと学んで
それを自分は素人から始まってるんですっていうところを何度も何度も繰り返していただいて
学び続けてほしいなというのが今回のお話でございました
日曜日にも関わらず長々としてしまいましたが
でもこの考え方は非常に重要でやっぱり学ばない人たちばかりなんで
ちょっと学べば抜きに出ることができるよっていうのも確かなんですよ
なのでその辺を含めて頑張っていただければなという風に思ったりしております
はいということで今回も最後までお聞きいただきましてありがとうございました
本日は日曜日なんでねゆっくり過ごしていただいて
また明日も休みの人もいるのかな建設業界は現場を動いているのかななんて思ったりしますが
いずれにせよ安全に頑張っていただければという風に思います
ということで全国の建設業の皆様本日もご安全に