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おはようございます。ライズプランの竹田と申します。
本日は2020年6月21日火曜日ということで、本日もお送りしていきましょう。
昨日は月曜の夜は竹田のライブということで、ライブ配信をさせていただきました。
その中で、すごくつっかかってくるなという人がいたんです。
いつもいてくれる方なんですけども。
何かなと思って、ずっと気になったんです。
何にトリガーがあったのかなと、ずっと考えていたんです。
さっき、ああと思ったことがありまして、それは何かというと、
新人さんに任された4年生の方だったと思うんですけどね。
何を教えたらいいんですかというところで、僕はまずは細かいところを教えてもしょうがないから、
全体像、今あなたが何のために会社で働いていて、建築工事ってどういうものなのとか、
デッサンから始まって詳細を書くように。
教育だって全体像がわからないと、今何をやっているのかがわからなくなるから、
そういうテクニック、現場に出て何かをさせなきゃいけないとか、
そんなことはどうでもいいんです。
そうじゃなくて、まずは全体像を把握するからこそ、
やることやらせることに対して意味を持てるようになるんで、
って多分言ったような気がするんです。
その現場に出たりすることなんてどうでもいいんですっていう、
その言葉がおそらく引っかかったんじゃないかなって思い返しました。
分かんないですよ。真相は分かりませんが、
その辺がトリガーになったんじゃないかなって思います。
ただこのどうでもいいんでって言ってる言葉は、
別に本気でどうでもいいなんて思ってはいないんですけど、
今後もYouTubeチャンネルだとか、僕の音声配信を聞いていただければ多分わかると思いますが、
どうでもいいんでっていうのはそういうことじゃなくて、
そのタイミングでその細かい作業とかテクニックっていう教えることに関しては、
おそらくあまり意味がないと思うんですよ。
自分がそれを何のためにやっているのかわからないのに、
やらされる仕事って全然身になってこないんです。
そんなことよりも何のためにやることなのかっていうところを教えなければいけないなというふうに僕は考えてるわけですよ。
今やってることを今教えるということも確かに重要なことではあるんですけども、
それっていずれなくなってしまう作業っていう可能性が高いんです。
例えば墨出しをしてるっていうことだって、墨出し機に置き換わってくると、
もうその作業っていらなくなってくるんですよ。
そうなるとその時に感じたことは重要だっていう考え方すら、
そもそも根本からいらなくなってしまう可能性があるんです。
だけどそういうテクニックの部分っていうのは、
どんどん新しく生まれては消えていく、生まれては消えていきっていう技術の、
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本当にテクニックの一つでしかないんです。
それを一生懸命教えたとしても、それが未来役に立つのかと言われると何とも言えないんですよ。
いや、わかんないですよ。役に立つかもしれないです。
だけどそのもっと幹にある部分、根本にある部分を、これは何のためにやってるんだよ。
例えば職人さんが作業をするためにやってるんだよっていう、
その墨出しであるか墨出しの意味を教えた時に、
墨である必要性はないよねとか、墨出しを人間がやる必要ないよねとか、
そもそも人間が作業してないんだったらいらないってことだよねとか、
いろんな考え方がそこの根本がわかっていると生み出すことができるようになるわけで、
結局はまず教えなければいけないことっていうのは、
その細かいテクニックは結局先輩方の仕事を減らすための作戦でしかないというふうに思うんです。
だからそれが何のためにやる、こういう意味合いにおいてやるんだよ、
今こういう作業をこれからするからそれを覚えようねっていうその順番を間違うと、
そうしなければいけないんだというふうに感じてしまう可能性があると思うんですよ。
だからまずはこの意味と作業とがワンセットじゃなきゃいけなくて、
墨出しってねっていきなり言われたとしても全く1年生にとってみるとわけわからないわけですよ。
だからそもそも建築工事ってこういうもんだよ。
その中で施工管理ってこんな仕事をしてるんだよ。
だからそれをやるための一つの作業として墨出しっていうものがあるんだけど、
これはちなみにこういう意味があるんだよ。
こういう意味があるから今はね墨出しっていうのはやってるんだけども、
別に墨出しをしなきゃいけないということじゃなくて、
その作業をするためにはその作業はこういう意味があってやっていくんだけど、
まあ今後ね形は変わっていくかもしれないけどねというなんかわかんない。
そういう応用編を自分で生み出せるような、
これが正解なんでこれじゃなきゃだめなんだよっていう
凝り固まったものではなく、
いろんな考え方ができるようになるためにはやっぱり
その意味だとかねテクニックというところをいきなり教えても
そんなことは多分今のところどうでもいい話なんです。
なぜなら入っていかねえから。
だからその意味を教えてその意味を満たすための作業として墨出しというものがあるんだよね。
わかるでしょっていう風になっていただけると、
どうでもよくなくなるっていうのってわかりますかね。
僕がどうでもいいんです。
そんなことはまだどうでもいいんですって言ったら、
どうでもいいっていうのは今このタイミングで言ったとしても全く響かない、
頭の中に残らないものになってしまうと思いますよという意味でのどうでもいいだったんですけど、
それがトリガーになっちゃったんじゃないかなっていう風にちょっと反省しております。
そういう言葉をあまり使わないようにしていかなきゃいけないなって
配信をする側の責任として強く反省させていただきたいという風に思っております。
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多分いろんな僕の配信を聞いてくれてればわかるんだけど、
聞いてくれなきゃわからないようなことっていうのはダメだよね。
そういう言葉を使っちゃいけないなという風に感じた次第でございます。
はい、ということで本日もそんなことを考えながら
今日も忙しく動き回っていきたいなという風に思います。
ちょっとね、歯医者さんに言って歯が一本ガーッと削られた状態で今キープしてるんで非常に喋りづらいところもありますが、
なんとかお聞き苦しい部分をご容赦いただきたいという風に思います。
さあ、それでは本日も始めていきましょう。
武田の作業日報
はい、皆さん改めましておはようございます。
ライズプラの武田と申します。
建設業を持ち上げて楽しい仕事にするために
YouTubeチャンネル建設業を持ち上げるTVを運営したり
現場ロボというサイトで若手育成や働き方改革のサポートをしたりしております。
この番組では建設業界の様々な話題や部下育成、働き方改革の取り組み、
仕事力を上げる考え方などなどを車で運転する空き時間を使ってお送りしておりますので、
多少の雑音につきましてはご容赦いただきたいという風に思います。
さあ、ということで本日も本題に入っていきたいなという風に思うんですが、
今日の本題は何かというと、いつかはみんな自立するっていうようなお話をしたいなという風に思います。
ということで本日もちょっと本題に入る前に少しおさらい、おさらいじゃなかったらお知らせを挟ませてください。
6月26日に、6月25日土曜日から現場ロボアカデミーということで開講したいという風に考えております。
残り、今日が水曜日ですんで、
水曜日だっていうかね、日曜日?
火曜日ですんで、何か分かんなくなってきた。
今日が火曜日ですんで、残り4日後に迫ってきた、
4日後?あってる?4日後か、あってるか?迫ってきた開講に向けて、
残り曰く学生が残り4人と余っておりますが、
学生さんは入ってきたり入ってこなかったりするだろうなという想定ではございますが、
残り社会人につきましては5人という格好になってきておりますので、
もしも検討中の方がいらっしゃれば、ぜひお早めにお話、お問い合わせいただければなという風に思います。
若手新人につきましては、しっかりと学べるコンテンツ、悩みを聞けるコンテンツということになりますし、
ベテラン中堅に関しましては、働き方改革をどんどん推進していこうぜという、
業界を変える起爆剤になるためのコミュニティということになりますので、
ぜひ参加していただければなという風に思います。
それでは今日の本題に進めていきましょう。
いつかは必ず自立するというようなお話になっていきます。
皆さんね、先輩側にとってみると、いろんな教え方というのはあると思うんですけども、
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忘れてはいけない、心の中にずっと留めておかなければいけない考え方というのがあるんです。
それは何かというと、後輩もしくは部下はいずれ自立するんですっていうところなんですよ。
いつまでも自分の下でぬくぬくといるわけにもいかず、
自分たちはどう足掻いたところでその後輩よりも早くいなくなるわけですよ。
という風に考えていくと、自分がいなくなった後、誰にも聞くことができない、
誰の指示も受けることができないというような世の中が最終的には待っているわけです。
だからこそ、必ず最終最後はみんな自立していくんだという前提は持っておかなきゃいけないという風に思います。
自立するという考え方を持っておくことによって、教え方というのも変わってくると思うんですよ。
自分がいて、相手がいるという考えであれば、相手が後輩が部下がいるのであれば、
部下や後輩がいるということであれば、僕が指示を出して動くというのを忠実にやってもらう必要がありますので、
いわゆる兵隊みたいな接し方をしていかなければいけないということになるんですが、
いずれは自分の言うことがなきゃ動けないのではなく、自分で決めて自分で歩かなければいけないという時代がやってきます。
それは10年後なのかもしれません、20年後なのかもしれないし、もしかしたら3年後にやってくるかもしれないんですよ。
それはわからないんです。世の中どういう風に動くのかもわかりませんし、会社のタイミングもありますし、
いろんな条件が重なった結果、ものすごい早く来る可能性もあるんです。
だからこそ、みなさん教える側にとってみると、
しっかりといつでも自立ができるような、自分の頭で考え動ける人間というのを育てていかなければいけないということになりますよね。
若手にとってみると、今教わっているかもしれませんね。
教わりながら進めるということになっているかもしれません。
だけど、いずれは教える側に回らなければいけないということになるんですよ。
今はいろんなことに対してやってはみたけどうまくいかないとか、失敗をしてみたとかという風に、いろんなチャレンジをしながら進んでいるかもしれません。
ですが、いつかはその荒廃のした失敗をリカバリーするというような、そういう支える側のポジションにならなければいけないということになりますよね。
ということで、組織なのであれば、会社なのであれば、やっぱり誰かが誰かをサポートするというのは、結局先輩が後輩ということなんですけども、後輩だっていずれは先輩になっていくわけで、
そのようにどんどん自立する人間を下から順番に育てていくことにより、会社という組織が出来上がっていくということになるわけですよ。
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そうやって技術はどんどん伝承されていき、その伝承された技術を自分なりに変えていきながら、少しずつ成長していくものなんじゃないかなという風に思ったりするわけです。
組織のせいとか会社のせいということに留まる、要は自分に指示を与えてくれたその指示の出し方が悪かったんじゃないかとか、ちゃんと教えてくれてないから出来るわけがないとか、
そういう風に常に誰かのせいにする人間というのは、つまりずっと指示を与えられてきたからこそ出てきてしまう感情なので、
指示を与えられるのではなく、与えられたものに関して自分なりの解釈を持つというところ、それをもう少し掘り下げて考えるというところ、
そういう風な頭の回し方というか思考というかそういう考え方を少しずつですが、少しずつ見抜いて、
そして自分なりに行動するという勇気も必要なのかもしれませんし、知識も自信も必要なのかもしれませんが、
そういう人間にいずれはならなきゃいけないんだよということは少しずつほのめかしていかなければいけませんし、
分かってはいるんだけども、なかなか一歩踏み出せないという人に対してみると、
大分大人になってから指示がないと動けない人間というのはものすごく扱いづらくなってしまうわけですよ。
だから、自立した考え、独立した後輩というものを育てることによって、自分がいなくなったとしても、
全く支障ないあいつがいればちゃんとした判断をするだろうというふうに捉えることができるようになってくるというふうに感じるわけでございます。
なんとなく分かりますよね。僕もそうですし、多分僕の同期とか後輩もそうかな、かもしれないけども、
早い段階で自立できるような考え方を持った方が動きやすいですし、
自立した考えで自分の責任において動ける人間というのは、多分ね仕事をやってても楽しいと思うんですよ。
ずっと誰かの言われるがままにやらなければいけないとかっていう、誰かが責任を持ってくれる状況に立たされると、
結局責任を持ってくれる側の自由でしかないので、その自由だと思って、
これをやってみろって言ってることを全然やりたくないような仕事だったり、
こんなの意味あんのかよっていうふうに感じるような仕事だったりすることもあるじゃないですか。
だけどそれを自分で振り分ける側になってくると、すべてがやるべき仕事の塊になってくるわけですよ。
そりゃそうですよね。考え方が自分に沿って行きますから。
あいつほんと何考えてるかわかんねーなの、あいつにとってみるとちゃんと理論が存在していて、
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自分なりの答えがあって自分の意思で行動しているわけですよ。
ということはすべてが自分の意思によって行動しているという状況を作ることができれば自由ですよね。
一定のルールとか法則に従って進むということは確かに不自由と感じる可能性はありますが、
だけどそのルールを巻き込んだ上で最終的に自分が判断をしてこれをやるべきということができるということは、
僕はそういうことを自由だというふうに呼ぶと思うんですよ。
ルールがあるのが不自由じゃなくて、ルールがあるからこそ自由なんだという話を以前したことがあると思いますが、
そういう考え方、自由に仕事ができるようになるものが一番楽しむことが、仕事を楽しむことができるんだよというふうに思うんです。
まずは自由に仕事ができる、自立して考えることができるということは、
単純に仕事のできる幅を広げていかなければいけないと思います。
仕事のできる幅を広げていって、少しずつ増えてきた選択肢の中から本質の部分を見つけて、
本質がわかるならば実はそのやり方じゃなくてもそのゴールには到達することができるよねというアレンジだとか応用みたいな部分が生まれてきて、
それができるようになってくると先輩のやり方はこうかもしれないが、
俺はこれが正しいと思うんだよねっていう方法を進むことができるようになると思います。
先輩がやってるのはあくまで基本でしかないので、その基本を使って皆さんは応用編の人生を歩んでいかなければいけません。
つまりは自分で考えて自分でやるべきと思ったことを自分の意思で自分の決定で進むということが順番にできるようになるために、
順序としてはまずは全体がわかる、そしてできるようになる、できるようになる幅が広がってくる、
自分で仕事を選択することができる、そして自分で仕事を生み出すことができて、
自分の決定で自分の責任で進むことができるようになるというような順番のプロセスを踏んでいくということになるわけですが、
まずは最終的な自分で歩かなきゃいけないものなんだよっていうのを教えなければいけないんだという意思は、
先輩分と上司である皆さんが常に頭のどこかに置いておいていただければなと、
自分のいいように使う兵隊を育てたとしても何も進歩はないよっていうことをしっかりと心に留めておいてほしいなというのが今回のお話でございました。
はい、ということで今日は、いつかはみんな自立するというようなお話をさせていただきました。
テーマが出てこなかったんですけども、すごく非常に重要な考え方だと思うんですよ。
自分も多分自立して考えることができる部分もあるし、そうじゃない部分も当然あるかもしれませんが、
いずれにせよ最終的には会社を背負って立つ人間を育てるというのが部下育成なわけですから、
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自立するというのはどういうことなのかというのをしっかりと教えてあげるというのも皆さんの責任なんじゃないかなというふうに感じております。
はい、ということで今回は部下育成のお話をさせていただきました。最後までご視聴いただきましてありがとうございました。
また明日の放送でお会いいたしましょう。
それでは皆さん、全国の建設業の皆さんも本日もご安全に。