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おはようございます、鶴岡慶子です。
この配信では、視観やナレーションを通じて日々感じたことなどをお話ししています。
ちょっと嫌だなと思ったことも視点を変えて前向きに物事を捉えたり、最終的に良かったねと思えるように考え方のコツなどをシェアしていきます。
日本の秋田県から毎朝更新しています。
今日は相撲のお話です。
大相撲名古屋場所が終わりまして、結果、豊昇龍が優勝しました。
優勝決定戦にもつれ込みましたので、本割りの時は負けている相手、北斗富士との対戦になりました。
どちらが勝っても初優勝となったこの取り組みですが、本当に優勝決定戦にふさわしい素晴らしい取り組みだったなと思います。
場所後のインタビューは、優勝した豊昇龍も、優勝決定戦で負けてしまった北斗富士も涙、涙のインタビューでした。
この北斗富士という人は、非常に礼儀をおもんじる力士でして、必ず取り組み後に深々と礼をする姿が非常に素晴らしい力士なんですね。
今回の優勝決定戦も非常に悔しかったと思うんですけれど、その中でも深々と礼をした姿は非常に印象的でした。
この北斗富士という力士は、大学2年生の時に学生横綱になっているんですね。
その時にプロの。
前相撲の幕下の番付けが与えられるんですね。
幕下って結構上なんですよ。
上から順番に幕内力士、重量、幕下、三段目、序二段、序の口とあって、序の口の下にはさらに番付け外という前相撲というね、そういう力士もいるんですけど、幕下ってだから結構上からスタートできるんです。
ただし、北斗富士は2年生の時にその権利を得ているんです。
ただ、この権利って1年間しか有効じゃないんですよ。
その時に学生中退してプロの世界に入っていれば、若くしてスタートできたっていうことが一つと、それから階級が上からスタートできたっていう、そういう状況にあったんですよね。
でも、大学に行かせてもらったということで両親のことを考えたり、あるいは自分がその時に履修していた教員課程のことを考えたりすると、
大学を辞めずに、大学卒業の道を選んだんですね。
卒業の時にはそのタイトルが取れなかったので、結果プロになるんですけれど、なんと番付け外、前相撲からスタートしているんです。
そういうことを知っていると、場所後のインタビューを見ると、もうグッとくるんですよね。
もう涙の、悔し涙のインタビューでした。
本当に礼儀正しい人なので、涙を拭いながらもしっかりとコメントするんですね。
そういう姿を見ていても、またこういうチャンスが来るといいなと思いました。
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一方、優勝決定戦で勝った、つまり優勝したのが、宝章流だったんですが、横綱朝章流の老いっ子さんなんですよね。
今回大関になっていくんですけれど、こちらもまた涙のインタビューでしたね。
もらい泣きしてしまいました。
ずっと涙が止まらないんですね、彼は。
嬉し涙が、次から次へと溢れてるっていう感じでした。
これはこれで、また物語もあるんですね。
おじさんである朝章流は、24場所で大関になっています。
今回、宝章流は34場所だったかな、35場所だったか、比べると長くかかっていますけれど、歴代の歴史を見ますと上位にランキングされています。
本割の一番最後は、19歳の歴史と戦っていますので、
すごく大人に見えたんですけど、実はすごいスピード出世ではあります。
その宝章流ですけれども、初優勝です。
先場所は、誰が優勝したかっていうと、東京のモンゴル出身の霧馬山、改め大関霧島ですけど、
その姿を見てものすごく悔しかったと思うんですよ。
なぜって、モンゴル時代、同じ柔道の道場に通っていたんです。
しかも宝章流の方が先輩だったんですよね。
ですから、プロの、
大相撲の世界に来て、霧馬山、霧島から抜かれたっていう状況だったんです。
そういうことも知っていると、この嬉し涙が溢れて止まらないっていう、
この宝章流の姿もまた印象的なものになりました。
さて、来場所ですけれども、横綱が帰ってきます。
そして、大関、高景勝も帰ってきます。
霧馬山が門番、そして新大関の宝章流。
こうなるとまた三役の人たちが、
なかなか上に上がれないという状況になるのかなというふうにも思います。
横綱大関の中では、高景勝のみ日本人ということで、
もっともっと日本人、頑張ってほしいですね。
関脇の若本春、大栄翔。
そして、おそらくですけど、
琴の若が小結から上がれるんじゃないかと思いますし、
大関経験者の浅野山がどの番付で次来れるのかっていうのも、
また楽しみにしたいなと思います。
そして、今回、初入幕だった三人の若い力士。
この人たち番付上がって、じゃあどういうふうに戦うのか。
それも注目していきたいなと思っています。
今日はお相撲の話、つれづれお話をしました。
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それではまた、明日もお会いしましょう。
鶴岡恵子でした。