1. パズルの話半分
  2. #73 入手したパズルを愛でる
2024-03-10 17:36

#73 入手したパズルを愛でる

以前に話したパズルの現物を手に入れたので、その話をしたいと思います。

トピック:

●#54 海外メーカーの新作

https://note.com/puzzletalkhalf/n/na1abe9970786

●Safari Park Jr.

https://www.smartgamesandpuzzles.com/safari-park-jr.html

●スライディング

●気づかなかったギミック

●なぜか解けない

●サイズ

●足元の形状

●上級編?

●リス ゴー ナッツ!(Squirrels Go Nuts!)

https://www.smartgamesandpuzzles.com/squirrels-go-nuts.html

●Cats and Boxes

https://www.smartgamesandpuzzles.com/cats-boxes.html

●フライングブロック

●ペルシャ?

●ダンボールの形

●Raf Peeters

●Smart Gamesの新作

https://www.smartgames.eu/uk/our-games#block-simplenews-164

●Happy Puzzle Company

●Snow Problem

https://www.smartgamesandpuzzles.com/snow-problem.html

●Combinations

https://www.smartgamesandpuzzles.com/combinations.html

●和か差

●一つのルールに同居する

●Airport Traffic Control

https://www.smartgamesandpuzzles.com/airport-traffic-control.html

●かしこい作り

●日本語版

●代理店

●ほっとけない

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BGM:OtoLogic(otologic.jp)、FreePD.com(freepd.com)

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確か前にしたのが、スマートゲームズとかシンクファンとかの海外のメーカーが面白い新製品を出してるよねっていう話を、ちょっと今調べると54回
海外メーカーの新作っていうタイトルでしてたんですけど、無責任な話で現物を手にもしてないし、遊んでもいないのに、情報から
こんなんじゃないか、あるんじゃないかといろいろ言ってたんですが、流石に両親が痛むところがありまして、あの話をしたちょっと後ぐらいに
サファリパークジュニアっていうスマートゲームズの、ちょっと入手したんですね。個人的に。これだからまだ日本語版みたいのは出てないと思うんですけど、現時点では。
え、じゃあ輸入版みたいなのが日本で買えるっていうことですか。
まあそうですね。で、それをちょっと触ってみたら、まあいろんな感じのことがあって、せっかくだからお話ししてみようかなと思うんですけども、
まあなんといっても箱が思ったよりでかいというか、ちっちゃい子用なので、割と重なるなっていうのがあるんですけど、
ただまあ内容的には思っていた通り、動物を配置して、なんかあの虹の輪っこをくぐったり。
岩の上を通過したり、池の間を通過したり、って言って指定されたスナップショットに合うような配置にするんだよって、まあそういうパズルなんですね。
だからまあある種の、障害物付きのスライディングっていうような体裁なんですけど、
ただちょっとあの写真だけでは多分キリンが背が高くて、木の下通れないとか、いくつか予想はしてたんですけども、
気づかなかったギミックなんかもちょっとあって。
お、新たな発見が。
それがですね、やってみたらわかるんですけど、ここには動かすものとしてキリンが2頭というかな、ゾウが1頭、ライオンが1頭というような感じの構成なんですけど、
ゾウがでかすぎて岩の間を通れないとか、キリンが低いとか通れない、まあそれはなんとなく予想ついててその通りなんですが、
ライオンって何でも行けるのかなと思ったら、実は真ん中の池の部分が構造的に通れないようになってたんですね。
そのちょっと細かいギミックも現物を見ればわかるんですけど、池に入ろうとする道は切り返しがうまくできなくて、
ライオンがそこの道に入れないようになってたんですね。
機構的にそういう風に作ってあるので、なんだこういう制約があったのかっていうのはちょっと意外でした。
それはもともとは気づきにくい感じですね。
説明書を見ると多少は書いてあるのかなと思いますけども。
で、やっぱりキリンとかゾウとか大きな動物は池に入れるという、そういう理由で。
そうですね。水場でゾウとか遊んでるイメージはあるじゃないですか。
なるほどなるほど。
でもライオンって猫かかな?水嫌いって言われたらそんな気もしますよね。
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だから意外とうまいことできてるという感じで。
そういう制約がうまいこと重なってだんだん問題がややこしくなっていくってことですけど、
ただ全体としては割とやりやすいというか、そんなにきつい問題っていうのはあんまり感じなかったので、
程よいというか楽しいですね。単純に触ってて。
そうですか。
ただちょっと気になるのは、どう考えてもそのスナップショットって撮れないのでは?っていうのが何枚かちょっとあったので、
実は方法があるのか、僕のこの視点が間違えてるのか、理由がまだわかんないのが2、3枚あるんですけど。
なるほど。解けないのがあると。
これどうなんですかね。ちょっと鏡の反転させたような未来イメージのものがOKになるとできたりとかそういうのはあるんですけど。
じゃあそれは今のところ解けない。
できてないですね。
で、もしかしたら問題が間違ってるのか、自分が間違ってるのかどっちかっていうか。
かもしれない。何かが間違ってるんですね。
でも全体としては結構心地よいというか楽しいですね。動かしてくる。
動物とかもゴムっぽいっていうかそういう素材になってるんで。
そうなんですか。
シリコンっていうのかな。そんな感じの素材なんで、触り心地も結構よかったりして、よくできてるなっていう感じがしますね。
うちでも過去のスマートゲームスで日本語版になったやつとかは仕入れたり、もちろん遊んだことあるんですけど、そんなソフトなシリコンのものってあんまなかったな。
ギューって潰れるわけではないんですけどね。硬さはしっかりあるんですけど、そんなに冷たくもない感じがして、パーツによっては面白いなと思ったりとか。動物の部分なんですけどね。
あと正直この形がかさばるので見た通り表面ゴツゴツしてるわけですけど、本当にこれこの状態で箱に入ってたんで、やっぱり場所を取る場、ゴツゴツする場でちょっと色々気になる人いるかもしれないですけど、ものとしては面白いなと。
確かに大きめは大きめですよね。
そうですね。手のひらに収まるものではないですね。
日本の感覚だともうちょっとコンパクトにすればって思うけど、それが扱いやすかったり、子供向けだったりもするのかな。小さいパーツはあんまり扱いにくいっていうのはあるかもしれないですけどね。
あと前に話した、それぞれの動物の足元の形状っていうのが星になって三角になったりといって入れる穴と対応してるんで、そこは説明書をいい加減読んでも実は遊び始めることができるというか、そこら辺はすごくユーザーフレンドリーな作りになってて、さすがだなと思いますね。
なるほど。間違ったとこには元々入らないようになってると。
そうですね。せっかくならこのサファリパークジュニアじゃなくて、ジュニアじゃないサファリパークシニアかな、知らないけど、そういう上級版があったらいいなと思いましたけどね。
もうちょっと手強い追加キットでもいいので問題なくね。あったりしたら面白いのはできるのかわかんないですけどね。
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一つのアレで問題がたくさんあるわけですから、追加パックってね、確かに他のパズルでも追加パックが打たれてるものもありますもんね。ラッシュアワーとかもあったかな。
そういうのができたらいいなとは思いましたけど、今これが60問ついてるんですね。
多いですね。
何段階かに分けられてますけど、あんまり段階は感じないので、そんなに違いは。最初の方が地名内外は割と普通めなんですけども、もうちょっとやってたいなって気はしましたね。
それが前回話したサファリパークジュニアの話なんですけど、そこでいくつかその時の新作みたいなのを紹介したと思うんですよね。
私もリスゴーナッツとかそんな話はうちも取り扱ってたし、かわいらしいし、ちょっとナッツがコロンって落ちるギミックが楽しかったりとかね。
なかなかロジックだけじゃないかわいらしさと物理的な工夫がよくできてるなって感心はしてましたね。
そうですね。いわゆる見せ方全般の上手さみたいなのが、もちろんその中身の仕組みもきっちりしてる上で、それをしっかりまとめ上げてるってところがありますよね。
実はこのサファリパークジュニアを手に入れてからもうちょっと少し経って、もう一個手に入れたものがあって、
それがその時触れてないかもしれない、ちょっと忘れましたが、キャッツ&ボクシーズっていう、猫を全部ダンボール箱の中に入れてあげるっていうパズルで、
まあこれもマニアックっちゃマニアックなんですけど、いわゆるフライングブロックの特殊なケースっていうんですかね、そういう風に考えるといいと思います。
ブロックとダンボールがセットになってて、それを飛ばして猫にかぶせるっていう。
猫自体は盤面の中に置いといて固定するものになるので、そこの上にはブロックは、ダンボールがない部分は乗せられないんですね。
ダンボールがあるところは下に穴が開いてるんでできるんですけど。
どんどん難しくなってくると、1回ダンボールの上に重ねて隠してまたもう1回出して動かしたりみたいな固定が加わるんで。
結構パズルとして実はもうちょっと途中ぐらいから簡単にはできなくなっちゃうんで、意外とというよりはかなりハードなものなんですけど。
ただやっぱりこの見た目とこの仕組みの面白さっていうので、ついついやってしまうっていうところがありですね。
見せ方はいいですね。
でもダンボールに猫ってこれやっぱ捨て猫ですか?
ただ個人的には顔つきといい子のペルシャ猫みたいな感じで。
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あとピースの模様からしてもこれペルシャ絨毯とかそういう感じなんじゃないかなと思ってるんで。
そんなにあんまりそこら辺にいるっていうよりは割と高貴な猫なんじゃないかっていう雰囲気があるんですけど。
かわいそうな感じはあんまりない?
これするのはちょっと不思議な気もしますが。
ピースによってはダンボールの横にスマートゲームズのマーカーついてたりするんですけど。
なるほど。
ちょっと面白いのが、これピースの違いは見たらわかるんで裏返せませんから、どこにどれを置くかってセッティングで迷うことはないんですけど、
一応ダンボールの形状みたいなものはそれぞれ変わってるんですよね。
上の口が開いてるダンボールもあれば閉まってるダンボールもいろいろあったりして、
そこら辺一応の形の上でも少し変化が出るようにはなってますけどね。
変化っていうのも単純じゃなくてよくできてるなと思いますけどね。造形がすごくいいですよね。
なかなかちょっと最後までこれ全部60問、60問目とかすごかった気がしますけど、
ちょっとハードですが、ただハマる人はハマるのと、結構このフライングブロックってスキーが分かれる部分なんで、
逆にこれを手にすることでちょっとやってみようかなってなる入門編になるかもしれないですね。
手にしたものはそれだけなんですけども、やっぱりスマートゲームというか作者のラフ・ピーターズやるなという感じなんですよね。
その辺が同じ作者ですね。
やっぱりさすがだなと改めて思うんですけど。
例によってスマートゲームズのサイトをちょこちょこ見るわけですけども、やっぱりまた謎の新作みたいなのが入ってて、
最近見ると作者の違うパズルも入ったりして、いろいろスマートゲーム自体の扱いも微妙に変わってきてるのかなと思うんですけど、
細かい話はともかく、スマートゲームズのブランドを持ってるスマートトイズっていうところが、
ハッピーパズルカンパニーっていうところのパズルも扱い始めたみたいで、
一緒にブランドの中に入れていくっていう動きがあるんですけど、
他にいくつか見ていくと、ハッピーパズルカンパニー初と言いつつ、
これ作者はラフ・ピーターズなんじゃないの?って思えるようなものがいくつか出てたんですよね。
調べてみると確かにラフ・ピーターズ本人のサイトにもそのパズルの紹介が載ってたりするんで、
やっぱりそうなんだと思って見てたんですが、ここでは2つぐらいざっと紹介しようと思います。
1つはスノープロブレムっていう雪だるまが出てくるパズルなんですよね。
体と頭がわらわらになってて、順番に積んでいくみたいな、そういうタイプのパズルなんですけど、
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いいですよね。雪景色の中に木が立ってて、スノーマンがちょこんと座ってるみたいな感じで。
難しくても優しくても、ちょっと触ってみたいなっていう感じの作りですよね。
木のピースもありますね。木が何かお邪魔なんですかね。
木のピース、そうですね。お邪魔ピースとして木も置けるようになってて、
解けなくても円になるような感じの雰囲気ですよね。
あともう1個が、こっちのが実は僕は見た目地味なのに結構仕組みに感激したもので、コンビネーションズっていうのがあるんですね。
これはパッと見るとただの1,2,3,4,5,6ピースのパッキングみたいな感じで、
L型と似たような穴が開いたピースを入れるっていう、難しくなさそうなんですけど、
これ肝は穴の部分から出る数字というか図の関係がポイントで、
四角い穴が2つ開いてて丸い穴が1つ開いてるっていうのが1つの色のピースの中に分かれてるんですね。
要は、ちょっとうまく言えるかわかんないですけど、
同じ色のピースの中で2つの四角い穴の若さ、
つまり足したものか引いたものの結果が丸い穴に対応するようにみたいなルールなんですよ。
なるほど。
これ聞くと、なんだまだ計算ものかめんどくせえなとかと思うんですが、
確かに計算問題もあるんですけど、そのうちに色とか絵柄とか形とかのパターンが出てくるんですね。
その問題の台詞の中に。
ということで、つまり足すとか引くっていうのが数だけじゃないんだっていうことなんですよね。
絵とか図とかでの組み合わせって意味での足し算引き算も仕込まれてるっていうところで、
全然経路の違うものがこの1つの大きなゆるいルールの中でまとめられてるっていうところに、
なかなかちょっと面白いことやってるなと思いました。
なるほどね。確かに普通ね、同じような問題文、
例えば数字の足し引きだったら、数字ばっかりの問題が何十問も入って、それで終わりっていうのがよくあるあれですけど、
数字のみならず、これを見ると色の組み合わせとか絵の組み合わせとか。
そうですね。人間の顔と頭の組み合わせとかね。
そうですね。頭とカツラと、髪型と何かを組み合わせるみたいなね。
なるほど。全てこれが足し引きになっているみたいな感じですか。
そこら辺計算と絵柄のものが1つのパズルと1つのルールの中で同居するっていうのはあるものもありますけど、
まず見ないので、ちょっと珍しいタイプですし、やられたなっていう感じが強いですね。
そうですね。ちょっと違うかもしれないですけど、私もこのスマートゲームで大昔なんですけど、
エアポートトラフィックコントロールっていうやつをうちでもってて、あれすごい好きなんですけど、
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あれもやっぱり、飛行機を描いたピースを問題文の位置に置くパターンと、滑走路の上に置くパターンとかね。
問題文が意外にね、ちょっとずつ種類が変わっているのは結構面白かったですね。
一律じゃないんですね、問題文が。
同じピースを使っているんだけど。
そうですね。あのパズル、僕も最初やった時にびっくりしたのが、台詞が変わるだけで、ただの絵柄とか色の雰囲気じゃなくて、根本的に変わっちゃうんですよね。
そうですね。問題の難易度もやり方も。
すごくそういうステージ設計というか、うまいタイミングでちょこちょこ変わっていくんで。
そうそう、あれもいい感じで。
そこら辺が飽きずにできるのと、実は難易度の調整にもなっているっていうところで。
やっぱり非常に賢い作りだなっていうところですよね。
賢いですね。
いやー、本当にこのコンビネーションズとかね、他の今回の新作的なやつが、日本語版みたいな感じで入ってくるのかどうかは全然わからないですし、
なかなかそういう、最近あんまり見ないので、日本に揃われているかどうかはわかんないんですけど、気にはなりますね、かなりね。
日本に一応代理店があって仕入れているところがあるんですけど、そこがどんだけ全部仕入れるのか、気に入ったものだけ仕入れて日本語化するのか、ちょっとわかんないですけど、
もしね、こういうのが日本語化されたら、日本でもね、もうちょっと販路広がると思うんですけども。
なんか前回と同じ言い方になりますけど、ぜひ入れていただきたいと思いますということですけどもね。
引き続き僕は、ラフ・ピーターズ氏のこの動向はね、見ていこうかなと思い、新たにした次第であります。
まあ、面白いですよっていう話ですね。
なかなかね、やっぱり未だにこう、名作は次々出ますし、昔のやつも、昔のやつってなかなかいいんですよね。
そうですね。
これはね、ちょっとほっとけないなと、いつもと同じ話になって恐縮ですけども、いろいろ楽しみです。
はい。
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