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ついこの前、ちょっといろいろ調べるにあたって、プレイパズルっていう本がありますけどね。
ありますね。
あの高木茂さんの、あの本のパート2っていうのかな。
はいはい。
2巻目を見たんですけども、パラパラやってるうちに、一番最後の方の作り方考え方みたいなページが、こんなのあったなと思って見てたら、
右側に、そのルービックキューブの場合って書いてあって、いわゆる15パズルって言うんですかね。
4×4で1個空いてる。スライドさせる15パズルから、クレジキューブって間に入ってるルービックキューブって、いろいろ変化していくんだよ。
この場合は立体化して、さらにその方式が変わって、形が変わってって変化があるんだよって、そういうページなんですけどね。
それを見てて、まあこれって別にルービックキューブに限らず、いろんなものにできるなというか。
まあそうですね。いろんなパズルが確かにこう、進化というか変化していったりしますもんね。
そうですよね。大げさに言うとこの系統図、まあ系統10っていうのが欲しいんですけど、こういう系統図っていうのがその、まあこれは15パズルでクレジキューブっていうような書き方してますけど、
もっと枝端がね、こう一直線じゃなくて、いろいろこう拡散していくし、全然違うものと交わったり近づいてきたりとか。
それこそ、例えば知恵の輪なんていうのがいろんなこう系統があって分かれていくと思うんですけど、場合によったらそれっていうのは例えばあのキャストパズルみたいな組み木のようにも思えるものと知恵の輪がどっかでこう接してくっついてくるとかですね。
そういうパズルの系統図みたいのを、まあ僕はめんどくさいので作らないんですけど、見てみたいなと思ったんです。
そっか。広がっていくのみならず、他から来たやつとこう交わっていく、本当に進化論的な話ですね。
まあちょっとね、進化なのか退化なのか、その細かいことは知りませんけども。
まあ退化も進化ですからね。
それも含めてそういうなんかいろんな、どういう観点で見るか難しいんですけどね。本質的に同じなのか形状ができてるのかちょっと分からないですけども。
そういうような、一個一個のパズルをプロットしてどういう風に繋がっていくかみたいのを、それは人間がやるのか、もしかしたら計算的にできる方法なのか分かりませんけども、そういうのをちょっと眺めてみたいなと思ったんですね。
ではもう一個は、それって今言ったのはおもちゃ的なパズルのメカニカル的な話を今念頭に置いたんですけど、
まあもちろんこれって当然形がないパズルに関しても、なんていうか、適用できるなとか、問題としてのパズルとか、ペンシルパズルとかね、ああいうのもそうですし、
言葉のパズルとか遊びみたいなのがどこまでできるのか分からないですけども、そういうのも割と系統をつけられたりすると面白いのかなって思ったんですよね。
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そうですね。
で、前話したね、ちょっと少し絡むんですけど、例えば川渡り問題ってあるじゃないですか。
ヤギとキャベツとオオカミがいて、向こう側に渡りたいんだけど、なんか変な二人残しとくと食べちゃうよっていうような、ああいうのあるじゃないですか。
あれっていうのは一つの問題ですけども、同時に物化したケースもあるって考えていくと、そこで違う系統図がくっついてきたりするわけですよ。
あるところで問題としてのパズルとその物としてのパズルの図がくっついてくる、交差点みたいになってくるところが出てくるのかなとかね、勝手に想像するわけですよね。
でっかい紙にそういうのがいっぱい印刷されてて、あっこことか繋がってるとかそういうの見るのは楽しいなっていう。
地図を見たい楽しみみたいなことはほとんど変わらないんですけどね。
そういうのはないかなという。
他にあるかな。
空想でした。
まあでもそもそもこの進化のというか、系統図、これが正しいのかどうかも。
まあね、そうですよね。
微妙、ここすごいジャンプしてんじゃないのというとか、本当は別系統から新たに生まれてるんじゃないのとか、いろいろ思うとこは。
それは思いますね、確かにね。
15パズルは空いてるところにピースを移動するんですね。それは立体になりました、わかりますよね。
はい。
けどこれはもう空いてるところというよりはそのピース全体が回転していくと。
そうですね。
ここの進化はすごいぞと。
このプレイパズルのパート2をお持ちの方は188ページ見ると書いてあるんですけど、その15パズルからクレイジーキューブっていう、要はスライディングの立方体版ですよね。
正方形を立方体にしたという。
そこからルービーキューブっていうここに飛躍というか、どういう意味で飛躍なのかわかんないけど、これ表面が変わっていくというふうに捉えたらまあそうなのかなと思うんですけど。
これもちょっと無理があるというか無理があるかもしれませんね。
だからこの間埋めてもいいですし、もしくは全然違う系統から回ってくることも考えるんですよね。
そうですよね。だから15パズルはやっぱりスライドブロックだから、これはこれでまたいろんな広がり、これ正方形ですけどもっとポリオミの的なピースがガチャガチャ動くと。
そしたら動きに制限がありますよとか。
そうですよね。回転するとかしないとかね。
スライドだけだったら縦横だけとか、ラッシュアワー的なものとか。
動きが制限されたりですよね。
あと昨今ではね、フライングブロックとかジャンピングブロックみたいにピース自体を移動するっていうのはこれの変身だと言われてますよね。
そうですね。だからスライドじゃなくて飛ぶんだというのは、これはまた新たな発想ですよね。
実際にはこれはすごくこういう見方ができるというだけで、捉え所変えると図なんかもちろん根本的に変わってくると思うんですけど、
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ここは形とかルールとかがちょっと混ぜこぜになって作ってるんですけど、こういうものっていろんなものができたから考えられるわけなんで、
やっぱりものがいっぱいあるならそういう系統図を見てみたいですね。
今言った話で15パズルからもっといろんな方向に矢印引いていろんなパズルを見てみたいっていうのは確かにありますね。
あると思いますね。今はもうこれよりまた先の系統図みたいなのがどんどん出てきてると思うので、そういう意味でも面白い。
あとこれちなみにこのちょうど見開きの左側の189ページの方に裏表パズルっていうのが書いてあるんですけど、
ここで高木さんがルービックキューブをペチャンコにして三角形さんの裏表だけにしたものとしてこういうパズルを作れるよって、
これも新しいものを生み出したことになるよねっていうのは文脈で書いてあるんですよね。こういう方法もあるというか。
ルービックの後に来たっていうことは、ルービックからの矢印でここに来てるわけですよね、高木さんは。
そういうことですよね。
それがまた立体から平面にっていうなんとなく。
不思議だね、なんか。
そうですね。これは平面ルービックと言えるのかどうかわかんないですけど、言えるんですかね。
事件が下がった方向に進化するっていうのはまた面白い方法ですよね。
そうですね。紙と鉛筆でやるって書いてありますけど、これって別にゲームにもできるはずなので、これをゲーム化したっていいと思うんですけどね。
これ前回デジタルのゲームと立体ものパズルの話をしたときにもちょっと私も言いましたけど、
ルーピックキューブってそもそも先にデジタルがあって、後からものができても良かったんじゃないかっていう話のまさに実例というかあれですよね。
ここに裏表パズルってこれ紙と実際物では作れないですけどって紹介されてますけど、これ後々デジタル化されてるんですよね、このパズルがまずは。
PCのソフトでパズルトピアっていうパズルゲームが昔あったんですけど、PC98とかっていうんで遊べて、私も結構やってたんですけど。
えっと、吉ヶ原信行さんがあの間に立ってやってる感じですかね。
そうですね。吉ヶ原信行のパズルトピアだったかな。
どういう名前ですか。
そこでまさにこの紙と鉛筆ではなくて、パソコン上で裏表パズルが出てきて、こうクリックするとフリンフリンとこう一列ずつ回転すると。
これだと実際遊びやすいですし、物にしなくてもいいと。
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で、こうやってデジタル化されたその後に、まさかのこれがモノパズルになったんですよね。
裏表パズルがソフト、いわゆるアプリみたいなもんで、それをまた実物で作ったとですね、現実のものとして作った。
そうですそうです。それが岡本さんという方が発明したフロッピーキューブですよね。
これあれですよね。パズルのいわゆるデザインコンペで賞を取ってるやつですかね。
そうですね。確かご本人もパズルトピアのそれを見て知っててだったんじゃないかなとまさに思うんですけど。
そうですか。いずれにしてもあれですね。裏表パズルからの最終的にやっぱりまた物化したと。
だからなんかいろいろ挟んでますけど、ルビキューブがペチャンコになって概念というかになって、それがソフトになったりもしたけれども、そこからもう一回モノに戻ってきたっていうことですよね。
しかもフロッピーキューブって確かこの後さらにハイパーなんとかみたいないろんな自由に動かせるものになったりとか。
動かせるものにさらに進化したというかね。
それまたこういろんな系統図の一部なんですけどね。それもね。その先もその後もあるっていうね。ちょっと不思議な感じですけど。
そうですね。でもフロッピーは結局一応高さ1あるパスから側面にも色がついてるので、ちょっと裏表とは一味側面の色もちょっと加わってはいるんですけどね。
そうかそうか。
でもほぼほぼ同じような感じですね。
そうですね。この機構を実際モノでできるってちょっとびっくりですよね。
それはRubikの時も驚きましたけど、機構どうなってるんだろう。フロッピーの時もまさに高さ1なのにどうして角のピースが落ちないんだっていう。
そうですね。
メカの方にもやっぱりすごい興味と関心がありましたね。
フロッピーキューブってそういえばパズーラボ長のエイさんの連載のところで一回作ってたかな。
本当だ。
なんか最初の方で見たような気がしますけど。確かにあの当時もちょっとびっくりしたというかね。
上手い仕掛けでそれをクリアしてるっていう。
本当だ本当だ。これ私、新品動画で紹介してるってことはこれ私描いてるんだ。
あれは岡本さん作の本当最初のやつですよね。今販売されてるものとかじゃなくて。
そうですね。あの彼の手作りのものをちょっと買わせてもらって。
そうそう。それをちょっと現物の紹介と、そこにも裏表パズルのこともちょっと言及してあって。
これが元なんですよということを書いてますね。
あれは何号だろう。最初の頃じゃないですか。
0号ですね。
0号か。ちょっと入手困難になってるやつですね今ね。
0号の新品動画のゼロ回ですね。
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幻のゼロ号というかね。何ていうかね。
そうでしたか。
いやでもちょっと面白いですね。この前のゲームからの展開っていうのの実例もなってるし、
この系統図の話にもちょっと入り込んでくるというかね。
そうですね。系統図のこの流れの先にもこういうのもあると。
いいですね。
繋がりましたね。
やっぱりこの系統図本当に言うとしたらね、人海戦術やるか、もしくは機械の力を借りるか。
なんかねパズルのデータベース作るみたいな話もどっかで聞いたことありますけど、
それを頑張って作った後に似たものを並べてっていう感じで、頑張ってやってもらうとおおーってなるときがね来るのかもしれないですけど、
まあちょっと対象となるものがまず多すぎるからどこまで言うのかなとかいろいろ思いますけどね。
なんか冗談でもいいからちょっと見たいですね、それをね。
眺めてみたい感じがしますね。
そうなんかこうなんとなくなんて言うんですかね、網目のようになってると思うんですよパズルが。
でこうこことここが繋がっててみたいな図が書いてあるのかなとか想像するんですけどね。
主要なものだけやるとかやってもなー数は多いし、細かいは面白いんですよねそういうのってね。
多分ね、マニアックなものとかを含めて。
そこら辺もなんかね、既にやってる人いるのかもしれないですけどね。
ちょっと単純にやる暇がないんで、やるって言われたらちょっと困りますけども。
でもあるんだったら見てみたいですねとにかくね。
そっか、分類とかそれにも近いんですけど。
そうですね近いかもしれないですね。
パズル学。
博物学というかね。
博物学。こういう人もね。