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2022-04-15 14:15

#17 渡辺直美Podcastから考える「日本人が海外に発信すべきもの」

制作者として音声コンテンツにどっぷり浸かっている、Podcast Studio Chronicle代表の野村高文と、あたらしい経済編集長の設楽悠介が、おもしろい音声コンテンツや、音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。毎週火曜・金曜配信。第16回は前回に引き続き、PitPaプロデューサーのKONさんがゲスト。音声コンテンツを配信する際の、「情報と雑談のベストミックス」を考えていきます。

【出演】

野村高文(音声プロデューサー/Podcast Studio Chronicle代表) twitter.com/nmrtkfm

設楽悠介(幻冬舎「あたらしい経済」編集長/幻冬舎コンテンツビジネス局局長) twitter.com/ysksdr

【参考URL】

Podcast「Naomi Takes America」

https://open.spotify.com/show/742w7KVYUGHEUq083AWSMv

【関連リンク】

・Voicy「風呂敷畳み人ラジオ」 : https://voicy.jp/channel/607

・Audible「みんなのメンタールーム」公式情報 : https://www.audible.co.jp/pd/B09PWM1R7Z

・Podcast「News Connect」https://open.spotify.com/show/1EiRggj17tBgkoZHpv34Cn

・Podcast「あたらしい経済ニュース」https://open.spotify.com/show/4vN7EuZftQIDGoKIkoWQsX

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この番組は、Podcastスタジオクロニクル代表の野村高文と、新しい経済編集長の志田良佑介が、面白い音声コンテンツや音声ビジネスの可能性について、あれこれ語っていく番組です。
こんにちは、野村高文です。
志田良佑介です。
Podcast総研第17回始まりました。よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
前回まで3回、ピトパディレクターのコンさんをお招きしまして、ゲストトークを重ねていったんですけど、非常にゲストの方とのトークは面白かったですね。
楽しかったですし、本当にポテトチェスを古くからやってるコンさんのお話をお伺いできて、勉強にもなりましたしね。
そうなんですよね。
楽しかったですね。今後、ゲストを増やしていきたいですね。
そうなんですよ。だいたい同業者が集まると、マニアックなあるあるネタで盛り上がるっていうのがよくありまして、そういうノイズって大変ですよねみたいな話とかですね。
そういうふうになるので、我々としても結構楽しい時間を過ごしていただいたなと思いました。
今日のテーマは、久々にニュースを時事をテーマにしたいと思うんですけど、渡辺直美さんのポッドキャストというところで始めていきたいと思いますが。
これどうですか?
めちゃくちゃいいんですよ。2月末かな、3月ぐらいから始まっていて、皆さんも結構聞いてる方も多いかもしれないですけど、
スポティファイオリジナルの番組で始まったのが、ナオミ・テイクス・アメリカっていうタイトルの番組なんですよね。
僕もこれすごい、海外のコメディランキングにもランクインしてるよみたいなことも聞いて、日本でももちろんトップクラスに入っていて、どういう番組なんだろうなって聞いてみたんですけれども。
コンセプトがめちゃくちゃよくて、今渡辺さんって活動拠点をニューヨーク、アメリカに移されて、
まさにアメリカ取りに行くぞっていう、テイクアメリカってそういうニュアンスの英語なんですけれども、そんな彼女が始めるんですけど、
やっぱりポッドキャストって日本人言語の紙、今まであったじゃないですか。
だからネイティブの人はもちろん話せる、そのままできるんですけど、なかなかそこの言語が話せないと、特に音だけコンテンツで厳しいんじゃないかっていう中で、
渡辺直美さんのスタンスは、私は日本のコメディアンで、でも今ニューヨークに拠点を移しましたと。ただ、私英語勉強中ですと。
でも、私をライカたまごっち、たまごっちのように、ぜひ皆さんに聞いて育ててほしいですってディスクリプションに書いてるし、始めに言うんですよ。
ああ、いい期待値設定ですね。 そう、そうなの。で、実際彼女がおそらくズームのオンラインで、その本当に、渡辺直美のファンって世界にいるので、インスタグラムですごい人気じゃないですか。
だから世界中、特にアメリカにいるネイティブの人とファントークをする、ファンと一緒に雑談するんですけれども、まずその言語の壁の越え方として、
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たまごっちのように私を育ててっていう言い方は、アメリカに対して言う言い方としても、めちゃくちゃいい期待値設定だなっていうのが上手い。秀逸。
たまごっちってね、日本のプロダクトですからね。 そう、そこもなんか、英語勉強中なんで教えてくださいというよりも、育ててくださりにニュアンスも伝わるし、それがまずインキュメントしてくださいってことですよね。
それが秀逸だと思ったのと、あと単純にファンの人と話すんですけど、彼女の性格とかコメディセンスもあるから、本当に普通に雑談を話すんですよ。
面白かったが、実は昨日Tinderで誰々に会ってレストランまで行ったんだけど、渡辺直美さんがTinderで会った人に家でネットフリックス見ようよって言われて、アメリカだと夜をお誘いする、いわゆる陰語なんですよね。
ネットフリックス家で言いようよが、エッチしようよって意味なんですけど、渡辺直美さん知らずに、私ネットフリックス大好きって言って、しかも彼の家じゃなくて、うちで見ようよって、うちにその男を呼んじゃって、さてみたいな、こういうもう本当にガールズトークみたいなのをしているんですけども。
これも本当にフランクで、下ネタもあり面白かったりするし、逆にすごい感動的な回もあったりするんですけど、これ言っときます。なんで僕がこういう内容説明できてるか。実は僕英語別にネイティブじゃないし、むしろ勉強中ですごい苦手なんですけど、なんとそんな僕もですね、100%内容わかるんですよ。
これが2点目のすごいとこで、要はすごく簡単な会話しか、まず日本人の発音であるし、向こうも相手合わせて喋ってくれてるから、簡単な単語しか使わないし、しかも言い間違えたら直してくれたりもしてるので、たまごっちだから。だからすごくある意味英語を聞ける自信になるコンテンツとしては秀逸だなって。
大事ですよねそれ。だって私も英語はリスニングあんま得意じゃなくて、やっぱり仕事から海外のポッドキャストをチェックすることあるんですけど、やっぱり細かいとこわかんないんですよ。何について喋ってるかぐらいはなんとなくわかるんですけど、あとそれこそ私の場合細かい内容っていうよりも、フォーマットがどうであるか、どういうテーマの番組があって、
どういう順番でどういう情報が出てくるかみたいなことは結構自分の仕事の参考になるんで、よく聞いたりしてるんですけど、でもやっぱりちょっと全部理解するにはハードル高いなって感じがするんですよね。だけどこの番組は全部わかると。
多分ね、どうでしょう。人によってレベルはあると思うんですけど、相当英語レベル低い人でも、ちゃんと学校でやってきた人なら全然聞いて普通に笑えると思いますよ。英語のポッドキャストでそういう体験あんまりない。もう一個実はあるんですけど、ディスラプティックジャパンかな。
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日本の企業家に実はあるナビゲーターのホストの人が、英語ですべてインタビューするっていう全米語のポッドキャストがあって、ディスラッピングジャパンかな。それ僕大好きで昔から聞いてるんですけど、それは何でかっていうと日本人が話すから英語をめっちゃ聞き取りやすいっていうだけなんですけどね。
でもね、そういう意味で、本当に語学発信になるかわからないですけど、自信。だから僕も本当にベンホロウィッツのポッドキャスト聞いた後に、ちょっと難しくてあそこわからなかったなと思いながら、渡辺直美さん聞くとすごい心が現れるっていう。
聞いたほうがいいよ。 ごめんなさい、ちょっとこんなポッドキャスト送券とか言っときながら、一方的にしだらさんのやつに乗っかっちゃったんですけど。なのでちょっと、付加価値をさすがにつけないのもあれだなと思ったんで、この話を聞いて私が思ったことを話をすると、結構個人的にも英語でのポッドキャスト配信ってすごく興味があって。
いや、僕そう、本当にそうです。 ですよね。だってもう当たり前ですけど、マーケットサイズが全然違うんで。 そうなんですよ、本当にそうですよ。 本当にそうですよね。だからそれこそ最近YouTuberで言うとDJ社長さんがインドネシア語で発信とかしてますけど、あれとかね私すごいいいなと思ってるんですよ。てかああいうことをやりたいんですよ、個人的に。
だよね、パイが違うもんだって。 パイが違う、そうそう。だからなんていうか、まあこれちょっとビジネス的な話なんですけど、日本で基盤を固めたら、私やっぱ次やりたいのは、その多言語でのコンテンツ発信をすごくやりたくて。 でしょ。 はい。で、まあポッドキャストの場合はやっぱり英語ってボスがでかいんで、すごくやりたいなと思ってるんですよ。で、たださっきしだらさんが言ってくれたことがまさにその通りで、音だけなんで、なんていうかこうやっぱハードル高いんですよね。
クオリティーをね、担保するのは。しかもネイティブの人がそれで、あの、カンファタブルになるかっていうね、快適に聞けるかっていう。 そうなんですよ。例えば結構やっぱ日本語が怪しい外国人の方の音だけ聞けるかって言うと多分聞けないんですよね。
そうね。 うん。ちょっとやっぱすごいねストレスを感じちゃうってことになるので。 はいはいはい。しかもニュースとかそういうテーマだとね、特にね。
そうなんですよ。だからそれを考えると、最近私すっごい思う、あの頭の片隅で考えてるのは、その日本人が発信する必然性のあるテーマってなんだろうっていうのがやっぱすごい考えます。 なるほどなるほど。
例えばですよ、例えばなんですけど、あの我々の事例で考えると、なんか日本語はそんなに上手くないんだけど、じゃあ例えばそのアフリカ人の人が現地の部族の生活を語りますとか言ったら、ちょっと聞きたいじゃないですか。
聞きたい聞きたい。 聞きたいですよね。なんかそれこそマオリ族の人がマオリの実際のことを日本語で喋ってくれたらちょっと聞きたいじゃないですか。
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むしろさ、ちゃんと聞き取ろうとするよね、その片言の日本語も。 そうなんですよ、おっしゃる通り。だからあの片言のハードルを超えれるものっていうのは、そのアイデンティティを持った人が語る必然性があるものを語るってことだと思うんですよ。
って考えると、やっぱ日本人が発信して海外の人が聞いてくれるものってなんだろうなってことを最近すごい考えてて、多分これは残念ながらビジネスとか経済の話じゃないんですよね。
そうだね、ビジネスの経済の中心じゃないからね、日本は残念ながら。 そうなんですよ、ただ多分そのカルチャーとか、あのまあ何でしょうかね、侍日本史、なんかわかんないですけどね、もしくはアニメとか、あと食とか。
禅とかね。 禅とかそうそう、あとクラフトマンシップ、なんか工芸みたいなものとか、いくつかテーマはあるなと思ってて、
その中でなんか一番刺さるものってなんだろうみたいなことを、頭の片隅ですごい考えてるんですよ最近。
ってなると、やっぱ渡辺さんの話って結構興味深いなと思っていて、渡辺さんの場合はもう本当に日本人コメディアンとしてニューヨークにやってきたっていうことだと思うんですけど、
でまあ別にそんなあんまり何でしょうかね、日本人としてのアイデンティティーを活かしてるのかどうかちょっとよくわかんないんですけど、ただまあ何でしょうかね、その自分のキャラクターというか話を聞いてくれるっていう体制を作って、その上で海外の人にも届くようなポッドキャストを作ってんだなと思ったんですよね。
確かに。でまあ彼女はある意味世界的に見てもそれなりのインスタの規模なので、そこはやっぱり話したい人が多いですよね。なんでインスタグラムそんなにファッションおしゃれなのみたいなことは聞きたいからね。
そうですね。まあ登り方としては多分その最初は言語の壁をあんまり関係ないビジュアルの方から登っていって、でそこからこういうふうに言語情報に行ったってことだと思うんですけど、なんかこれは本当にその日本人が海外に向けてコンテンツを発信するときの、なんかすごくなんかいろんな示唆が含まれてるなって。
いや本当に思いますよ。 思いましたね。はい。なんでちょっと私のですね、2,3年後ぐらいのチャレンジは日本語以外の言語に向けての発信っていうふうに、今のところ自分としてはマイルソンを置いてるんで。
いや素晴らしいですね。 ちょっとやれたらいいなと思いましたね。
だから野村テイクアメリカしてほしいですね。 いやそうですね。野村テイクヨーロッパですね。
ヨーロッパだね、野村さんはね。そうだね。いやでもねそうなんですよ、そうやって考えるのもあるけど、ナオミさんみたいにやっちゃってる、やっちゃうっていうのも大事だなとつくづく思った。
そうそう。ですです。これも最初から計算してもしょうがなくて、まずはやって、もう全然中ずとまずだった時期を経て、でちょっとずつ反響があるってものだと思うんで、まずはやっちゃうっていうのが大事だと思うんですけど。
いや面白い。だってさ、なんかわかんない、本当に2年後聞いたらさ、めちゃくちゃネイティブの発音になったらさ、なんかすごい嬉しくない?
いやそうなんですよ。私が本当これ、まあ余力の問題でまだできてないんですけど、一瞬やろっかなと思ったのは、要は朝のニュースとかあるじゃないですか。
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さすがにちょっとニュースは情報価値が海外に向けてはなさそうなんですけど、なんかもうちょっとカルチャー的な番組を日本語でつくって、それを単純にディープウェルにぶち込んで、
そうすると英語のスクリプトができるじゃないですか。それをなんかそれっぽく読み上げるだけでも、なんか1個ポードキャストできるんじゃないかと思ったことはあったんですね。
それね、ある意味実験としてやってありだと思いますよ。別に誰にもちょっと恥ずかしいぐらいだから。間違ってると。
例えばしざらさんと私がやってるみんなのメンタールームとかを、全部自動起こしして。
一回英語にしてみるっていうね。それ面白い。
いいかもしんないですよね。
いいかもしんない。
ですよ。ごめんなさい。妄想してアイディアだけでまだ実行に移せないのがかっこ悪いんですけど。
それなんかちょっとショートコンテンツでやりたいっすね。
やりたいっすね。
ポットキャスト総研でもできるかもしれないですよね。
あ、そうそうそう。なんですよ。ということでですね、そういったこともちょっと今後。
もうラジオドラ…僕らにとってはそれやるときはもうラジオドラマ撮るみたいな感じだよね。
いやそうですよ。台本があるからね。ちょっとでもイレギュラーなことを言うと2人とも音を出すっていう。
撮り直す。あとはもうオーディションでうまく編集する。
それは編集のマジックが使えそうですね。
なるほど。
ということでこんな感じのところですね。
渡辺直樹さんのポットキャストぜひ聞いてみてくださいというか、私も聞きたいと思います。
今回もお聞きいただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
ちなみにこの番組はしだらのむなが音声プラットフォームボイシーで配信している風呂敷タタミニンラジオにもアップロードしていきます。
タタミンラジオでは音声コンテンツの話だけではなくビジネスやキャリアの話もしていますのでぜひお聞きください。
またオーディブルではみんなのメンタールームというリスナーの皆さんのお悩みにお答えしていく番組も配信していますのでそちらも併せてお聞きください。
番組への感想はハッシュタグポッドキャスト総研、ポッドキャットは英語、総研は漢字で投稿いただけると嬉しいです。
それではまたポッドキャストでお会いしましょう。さよなら。
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