1. 職業、主婦です! 〜迫真のイドバタ番組〜
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2022-10-24 16:35

ピアノのコンクールはどえらい世界だった

PIU
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【今回の内容】
いろいろあるコンクール/女の子の衣装/殺気立った雰囲気/親が緊張しすぎてコントもしくはホラーだった/大反省/「左手の気持ちを考えてみよう」/審査員から見たポイント/電子ピアノの限界/親も成長する機会

☆前回のピアノの話:1話目「子どものピアノ 〜あるあると魅力再発見!」はこちらからhttps://open.spotify.com/episode/09KR5x7Ix35okxyGuU27tZ?si=wJuY_vfVTRCHhxS0OPK3hw

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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。主婦の目線で世間を見る、イドバタ回帰的な番組です。
縁の下から社会を支えている、けど意外と知られていない主婦の世界を、都内で子育て中の私、PIUがご案内します。
主婦の方だけでなく、主婦のパートナーの方にもヒントになればというのと、主婦が身近にいないという方にも楽しんでもらえたら嬉しいです。
この番組は、Spotify独占配信でお送りします。
今回のテーマは、ピアノのコンクールはどえらい世界だった。
1話目で、習い事のピアノの話をしたんですけど、息子がピアノを習ってるんですね。
1話目は、練習が大変とか、お金がかかるとか、そういう話をしたんですけど、今回はそれまで全く未知の世界だったコンクールに出た時に驚きの連続だったので、その話をしたいと思います。
うちの子は小学校に入る前からピアノを習ってまして、先生は引っ越されたり、なんやかんやで何人か変わってるんですね。
今は若い先生に教えてもらってます。
最初にピアノを習い始めて4年くらいかな、経った頃だったんですけど、今の先生にコンクールに出てみませんかと言われたんですね。
先生自体はもちろんコンクールは経験者なんですけど、先生が生徒さんを参加させるのは初めてということで、先生の受け持っている何人かの生徒さんに声をかけているっていうことでした。
子どももやってみるっていう軽い気持ちで、親もそんなに深く考えないで参加することにしたんですね。
一口にコンクールと言いましてもものすごくたくさんあります。
ピアニストの方々が参加するような世界的に権威のあると言われるのだと、ショパンコンクールとかチャイコフスキーとか、日本でも浜松国際ピアノコンクールなんかは有名ですよね。
そんなのもあるんですけど、普通にピアノを習っている小学生でも出られるようなコンクールも、本当に全国的なものからローカルなものまでいっぱいあるんですね。
最近は動画審査というのもあります。
うちはまあまあ有名なコンクールに2種類、ばかずとしては3度経験したんですけど、さっきだった雰囲気に親子でおののく。
コンクール当日の話ですね。参加者の割合的には女の子の方が多いと思うんですけど、
特に女の子からそれを感じたんですけど、やってやるぞっていう投資がみなぎっている子が多いんですね。
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やっぱりみんなものすごい練習をしてきているわけです。ピリピリした空気が、ピキピキが見えるようなくらいでした。
女の子の印象が強いっていうのは、女の子は衣装がそれぞれカラフルなドレスで華やかなから、目を引くっていうのもあるかもしれないです。
真っ赤なドレスだったりとか、スカイブルー、紫、黄色、本当にみんな素敵な衣装で来るんですね。
髪型も凝ってて、特に長袖に見える側、右側ですかね、編み込んだり飾りをつけたりっていう感じで、本当髪型も凝ってるんですね。
ちなみに男の子は基本、白か黒のシャツにネクタイだったり、ベストやジャケットも着てたりとか、色は抑え目ですよね。
一度真っ赤な靴を履いている子を見かけましたけど、その時以外は見たことがないですね。
プロのピアニストも女性はすごい華やかで、男性は白黒でシックなイメージですよね。
まだ小学生なので足材が得るんですけど、会場で借りられるっていうことで、みんな借りるものだと思ってたら、相当数の親が自宅から持参した足材を抱えていたんですよ。
最初は目があてんでした。だって結構な大きさで、皆さん地下鉄で来たんじゃないかな、それを持ってきたのかと思って、重さもまあまああると思いますし。
確かに家から持ってきたものなら、既に高さもわかります。把握できるし、合わせてあることもあるでしょうし、慣れたものを使った方が引きやすいのかもしれないんですけど、
素人同然の私にしたら、足を置くだけでしょっていう、足材まで持参するっていう文化に最初はすごくおののきました。
突き沿っている親の方もすごく気合が入っているのを感じて、私勝手に恐縮して、どんどんどんどん緊張したんですね。
それでもう反省しきりなんですけど、親が緊張しすぎて、コントもしくはホラーだった。
演奏の前に、この足材と椅子の高さを調節するっていうのが、突き沿いの親の役割なんですね。
これ自体も私、とてつもなく緊張してしまったんですけど、まず足材をどこからどういうタイミングで持ってきて、
動線はどうしたらいいのか、高さはちゃんと合わせられるだろうか、くるくる回すだけの操作が簡単なものならいいですけど、
レバー式のものだと手間取るかもしれないですし、置いた場所、ペダルとの距離はどうかな、片付けるタイミングはどんな感じなんだろう。
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年齢がほぼ同じ子が前後に引くわけだから、次の人も使うんだけど、いちいち片付けた方がいいのだろうか、みたいな。
もう足材だけで不安要素がいっぱいだったんですよ。
ピアノの先生に来ていただけた時もあって、本当にありがたかったんですけど、初めてのコンクールの時は私がそれをやらないといけなかったから、
一応事前に先生に聞くことは聞いてたんですけど、会場に向かう電車の中で、いろんな細かい疑問が湧いてきちゃって、どんどん緊張してきたんですね。
足材だけでこの不安要素なんですけど、もっと心配なのは椅子の高さの調整です。
ピアノ教室にもあるような背もたれのあるタイプの椅子が置いてあるんですけど、座面の背中側に高さを調節するところがあるんですね。
上から4つ目のところに合わせてっていう、それだけは覚えてたんですけど、我が家では普段本当に適当な椅子で練習してるので、普段私がその椅子を触ることはないんですね。
会場にあるような椅子の解除とロックのやり方に私が慣れてないので、頭の中でシュミレーションすればするほど緊張が増してきまして、
先にロックを解除して、みたいな。結果、足材と椅子の準備に関しては、その初めての時っていうのはラッキーなことに2番目だったから、前のお母さんの動きを見て全く同じタイミングと同線でやれて、無事大きな失敗なくできたわけですけど、
ちょっと成功かどうかわかんないですけど、とにかく失敗はなかったわけです。でも息の電車の中では、どうしよう、お母さん緊張してきたと言っては、子どもに大丈夫だよなんて言わせて、本番前の子どもをケアするどころか、より不安にさせる始末でした。
予選通過して、少し大きな舞台でやるとなった時なんて、舞台裏で子どもと一緒に待機してるんですけど、待機しながら前の子たちの演奏を聞いてたら、発表会の時と違って誰も間違えたりしないんですね。
普段の発表会だとかなりの割合で、どこかしらを間違える子がいるんですけど、でもこのコンクールっていうのはみんな上手に、全員すごい上手に聞こえてきて、どんどん緊張してきちゃったんですね。
でもさすがに子どもも今回は緊張してるなって、ちょっと様子見て思ったんですよね。だからいつも通り楽しく弾いてくれたらいいなっていうことを、子どもの手を握って励まそうとしたら、私の方が手がブルブルブルブル震えてて、自分でも見えるんですね。すっごい震えてるのが。
でも声までブルブル震えながら、大丈夫、大丈夫だよって手を握って、楽しくね。でも本当にコントというかホラーというか、本当に情けないお母さんで子どもには帰って緊張を注入しまして、本当にごめんね申し訳なかったっていう大反省です。
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コンクールに向けた準備段階でも、いろいろカルチャーショックを受けました。例えば、左手の気持ちを考えてみよう。初めて参加したときは、普段見てもらっている先生のおすすめで、リモートでいつもと違う先生にアドバイスをいただくっていう企画に参加したんですね。
うちの子だけじゃなくて、他の全然知らない子たちも順番にアドバイスしていくっていう形で、他の子の演奏とアドバイスも聞けるっていうか、むしろ聞くことも勉強というか求められている感じだったんですね。
今って、コロナになってから、レッスンのときに部屋の中についていかなくなったんですよ。だから、ピアノの先生が演奏に対してアドバイスをするっていうところを見るのも新鮮だったんですけど、その中で先生がうちの子に、左手の和音の気持ちを考えてみようっていうことをおっしゃったんですよ。
これは、おろそかになりがちな左手にも丁寧に変化をつけてっていうことをアドバイスくださったわけなんですけど、それ以外にも他の子へのアドバイスを聞いてたら、曲の雰囲気とか姿勢、指の形、あと鍵盤の弾く位置、手前とか奥とか、微妙な強弱、あと単に拍を感じる。
一拍二拍な拍を感じるっていうことだけじゃなくて、裏の拍を感じてみようとか、本当に細かいところまで指導されてたんですね。
演奏を一度リモートで聞いただけで、あれだけのアドバイスができるなんて本当にすごいなと思う一方、審査員の方はそういうところまで聞いてるんだ。出場する子どもたちもこんな細かいところまでこだわりにこだわって練習するんだっていうことが、よくわかったというか、思い知らされたようなそういう企画でした。
同時に電子ピアノの限界も知ったんですね。音の響かせ方に限界があるし、そうすると音の出し方も違ってくるんだなと思いました。そう知りつつも結局、今日に至るまで電子ピアノで強行突破してるんですけど。
リモート企画の参加者の子たちも電子ピアノの子はほとんどいなくて、電子ピアノの中でも我が家は、前も言いましたけど家電量販店で最安値の電子ピアノなんですけど、加えて用地の時に洗面台とかで使ってたゾウさんのマークの付いた黄色い小さな2段の階段になってる足置きがうちにまだあって、
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それが高さも合うし一家ってピアノの足台に代表してたんですね。さらには椅子も、昔無印で買った木の背もたれの付いた椅子がうちに余ってて、なんとなく高さも合ってたから、一家これでって買わないでそれを使ってたんですね。
しかしですよ、他の子で先生に椅子の位置とか高さを画面越しに指摘されて直して弾いてる子がいたんですね。我が家はそれを言われても直せない代物で練習してたので、それはもう画面で見てわかるので先生も、ああーっていう感じで、もともと高さが合ってたのかもしれないし合ってなかったのかもわかんないですけど、ああーって多分先生も思ったと思うんですよね。
さすがに良くないなと思って、この後椅子とペダル付きの足台は買いました。
このコンクールですけど、親も成長する機会になった。子供にとっては普段もう丸がもらえてるようなレベルに達した曲をひたすら細部まで仕上げるみたいなのが、きっと辛くもあり教本が進まないっていうそういう面もあるんですけど、明らかに成長したように見えました。
なんといってもですね、大舞台でものすごい緊張の中、ピアノってたった一人で舞台に上がらないといけないんですよね。孤独なわけですけども、そこで練習の成果を発揮すべく集中してその一瞬にかけるみたいなこの試練におごそかさを感じるというか、もう到底親なんてちっぽけだと思い知らされるというか。
子供すごいなぁと感動しました。もちろん自分の子だけじゃなくて参加している子たち、みんなの一生懸命さに胸を打たれるんですね。一方で親の私も親として成長させてもらったというか、挑戦する勇気、練習を続ける根性もここから学ばせてもらいました。
大人なんて晴れ野郎といって三日坊主とか私だけかもしれないですけど、すぐやーめたーとかあーきたーとなりますよね。でも本当に子供はひたむきに頑張るんですよね。
だから結果とか点数とかそういうんじゃなくて、そういう頑張りを認めてあげて、これからもチャレンジ精神を持てるように声掛けするのが大事だなっていうのを本当に学ばせてもらいました。
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ピアノのコンクールって結局人が審査するわけだから、それぞれの審査員の好みとか重視するところも違ってて、思うような結果が出ないってこともそれはただあるわけですけども、うちに関してはコンクールを目指すっていうことで、普段よりも目標を持って真剣に練習できたんじゃないかなと思います。
最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。コンクールの前にはたまにグランドピアノのあるレンタルのお部屋を予約して練習しに行ったりしてるんですね。面倒ではあるし、それはそれでお金もかかるんですけど、ピアノを買うよりはずいぶんいろんな負担が少ないんですね。
あと、この1時間お金払ってるしとなると、家ではそんなに続けて練習できないんですけど、1時間ぶっ続けとか絶対できないんですけど、そういうところに行くと子どももちゃんと集中して練習を続けるっていう傾向があって、個人的にはこのやり方良かったなと思ってます。
白心の井戸端番組、職業主婦です。もしよかったら番組のフォローボタンを押していただけたらと思います。新しいエピソードが追加されて聞いていただきやすくなります。ご意見ご感想などメッセージもフォームやインスタグラムで送っていただけると嬉しいです。それではまた。
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