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迫真のイドバタ番組、職業、主婦です。
主婦の目線で世間を見るイドバタ会議的な番組です。
縁の下で社会を支えている。
実はクリエイティブでチャレンジング。
でも、意外と知られていないんですよね。
そんな主婦の本質に迫ります。
夫の転勤で今は東京に住む子育て中の私、PIUが、毎回テーマを決めて主婦の世界をご案内しますね。
育児や家事が生活の中心になっている主婦のあなた。
それから、育児や家事を任せきりという主婦のパートナーのあなたへ。
夫婦が分かり合えるヒントになるような番組をお届けします。
というわけで始まりました。
初めまして、PIUです。
私は大学を卒業して、その後めっちゃ忙しい会社員生活を5年しまして、
その後転勤族の夫と結婚をしたのをきっかけに、夫婦で相談して前向きに主婦を選んで10何年経ちました。
もう信じられないほど早いです。
小学生の男の子2人の育児をしてまして、メディアでも主婦の発信の場ってすごく少ないなと思って、
主婦の数自体が昔に比べたら減っているので、世間からはちょっと謎の存在かもと思ったり、
イメージもちょっと偏っているんじゃないかなと思いまして、
なんか影の存在であることにもちょっと違和感を感じていたので、
今回、主婦の世界を身近に感じてもらいたいと思って、ポッドキャストを始めることにしました。
記念すべき、初回のテーマはピアノ。
何にしようかもちょっと迷ったんですけど、
でも音楽が由来のPIUの名前にちなんで、
実は私の名前、このPIUっていうのは音楽用語が由来なんですよね。
それはいずれどこかでお話しするとして、私も小学校の頃に習っていたピアノを今回はテーマにしたいと思います。
本当に今の子どもたちって小学校入学前から、
もう本当にやれ、水泳だ、英語だ、リトミックに体操、バレエ、あとクモン、アート教室、空手にプログラミング、本当に忙しいなんですね。
1週間が7日しかないのに8個習い事している子もいます。
学研教育総合研究所っていうところが2020年のデータで出してるんですけど、
ピアノも含めた楽器っていうのは、水泳とか塾、英語にそこには負けるんですけど、やっぱり今も人気なんだなっていうことがわかります。
男女比も出していて、男の子7.2%、女の子が23.3%。
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このパーセントの子が習っているってことなんですけど、これだと男の子の3倍ぐらいが女の子になっていて、
3倍って聞くと多いですけど、昔の印象だともっと女の子の習い事っていう感じだったと思うんですけど、
うちの子も男の子で、お友達の男の子に影響されてやりたいって言い出しました。
うちの子が行っている教室の隣の部屋でも男の子がやってるし、その同じ時間帯の反対の部屋でも男の子がやってまして、
今ピアノ男子なんていう言葉もあるくらいで、全然珍しくないです。
これはもうほんと地域とか、お教室とかにもよると思うんですけど、昔に比べてすごく印象変わってきてるなと思います。
まず、ピアノを習わせる親のあるあるから。
もう本当にこれです。これに始まりこれに終わると言っても過言ではない。
練習させるのが大変。
もう本当にピアノを習わせてる皆さん、もうそうじゃないですか。
もうお子さんがピアノを習わせてる親御さんにとってはもうこれはもう本当に永遠の課題だと思うんですけど、
私も実は昔、小学校の時やってたわけですけども、全然練習しなくて。
先生のところに行って、一応先生のところに行くんですけど、先生のところに行って練習してたみたいなありさまでして、
母親にもう何回も、もうゲッシャもったいないからさ、もうやめたらっていうのを何回も言われたんですけど、
その度に、なんかこうやめないって言って、なんかそこは固くなったんですよね。
そんな私が子どもに練習をさせるなんて、ちょっと何言ってるの偉そうにっていうことを実際に私の母親は言いますし、
私もそれを全く否定できないんですけれども、それはそれ、これはこれということで、練習させる。
例えばうちの場合だと一人で練習できないっていう要素は何にもないんですね。
もう別にピアノの、電子ピアノなんですけど、電源を入れて楽譜を置いて弾くだけ。
先生の指示の下、練習をするだけなんですけど、本当全然一人ではやりたがらないんですよね。
自分でなかなか始めなくて、自分からまだ私を一緒に練習しようって呼びに来れば、まだ良い方で全然やり始めないから、
あれ、今日何時からやるんだっけ?あれ、今日やったっけ?ピアノの練習みたいな会話が毎日繰り広げられてます。
やり始めても一曲弾いたら立ち上がっちゃって、ゴロゴロしてみたり、ちょっと水飲んでくるって言ってみたり、時には踊りだしたりなんかして、
そういうのを繰り返すから、親としても早く3回弾いて、3回でいいから早く座って弾いて、みたいになっちゃってます。若屋は。
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やり始めたらやり始めたで、うちの子は指を何度も間違える癖というかがありまして、
例えば3の指だったら中指なんですけど、その指で弾かないとその後詰まっちゃう。
詰まっちゃうみたいなのがあるので、そこ3の指じゃない?そこ3でしょ?って間違えるたびに、え?3だよね?
え?だからさ、3気をつけてって言ったよね?え?3!みたいな。だんだん声を荒げる私がいまして、
そうすると子供も不機嫌になって沈んで、すごい悲壮な顔になったりもしますし、だんだん雰囲気も悪くなってきちゃって、
もう一人で練習した方がいいんじゃない?ってなるんですけど、そこはやっぱりそれでも一緒にいてほしいみたいで、
一連の練習が、それでもなんだかんだ言ってちゃんとやって、最後終わった後に、
もう本当にもっと穏やかに受け入れてあげればよかったな、もっとできたところを褒めて、
できなかったところをうるさいこと言うんじゃなくて、できたところを褒めて明るく楽しい練習にしたかったっていう、
毎日反省の繰り返しです。この間、友達の家ともピアノの練習の話になりまして、
そのお宅もまさに同じことを言っていて、そこのママは娘がリズムを外すのを聞くのがすごい気持ち悪いって、
伸ばすところが伸びてない、突然短くなったりする、それが気持ち悪くてつい厳しく、
もう違う、そこ違う、そこ違うってつい言っちゃうって言ってて、そこのお宅は一応そばにはいても携帯を見たりすると、
ママ、携帯見ないで練習を見てって言われるって言ってて、どこも一緒だなと思いました。
そんなこんなで親子でストレスもあるんですけど、でも小学生の私と一緒でうちの子も練習はそんな好きじゃないんだけど、
上手に弾けるようになると楽しいらしいんですね。だから辞めたくないってうちの子も言ってまして、
でもこれも自分のことは棚にあげて言うんですけど、本当ピアノって毎日少しずつでもやらないとやっぱり上達しないし、
でもやれば上達するんですよね。息子は少しずつでも一応毎日やってるので、そこは一応折に触れて褒めるようにはしています。
それから習い事の中でもピアノといえばお金かかりがち。
どうですか?ピアノを習わせてる皆さんも本当にそう思いませんか?
まずマンツーマンだから高いっていうのもわかるんですけど、地域とか教室の規模にもよるのかな。
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でもうちの子のところは1ヶ月1万円を超えるんですね。しかも30分。30分という短さです。
先生もやっぱり皆さん専門性があって、音題卒は当たり前。その後ポーランド、ショパンの本場とかニューヨークなんかに留学して、
もうずっとお金をかけてピアノをやってきて、楽器代に設備維持費もかかるし、それくらいするんだろうなとは思いつつも、
これに発表会のお金なんかも加わったりすると、年間いくらかかってるのヒエーってなっちゃって、
親としてはどうしても真面目に練習しようよっていう思いがより強くなっちゃいます。
自宅の楽器代っていうのもピンキリでして、我が家は本当に家電量販店で一番安い電子ピアノ、いつやめるかわからないみたいなのもあって、
一番安い電子ピアノ、それで4万円くらいだったと思うんですけど、電子ピアノっていっても何十万円もするような性能がいいものもあるし、
あと物にもよるんですけど、アップライトピアノって言って、よくお友達の家とかにあるちょっとコンパクトなピアノ、弦が縦に並んでるんですけど、
そのコンパクトなピアノからまたグレードがアップしてグランドピアノとかになっていくと、100万円を超えたりとかもっとしたりとか、そうなると調律なんかの維持費もかかってきます。
うちは実はふとしたきっかけでコンクールに出たことがありまして、これも本当にすごい世界っていう感じだったんですけど、
これは詳しくは別の機会にお話ししたいんですけど、この参加料、グランドピアノのあるレンタルのお部屋で練習する代金なんかももうバカにならなくてですね。
コンクール出るってなると、うちのレベルの低いといってあれですけど、電子ピアノの練習だとどうしても追いつかないところがありまして、タッチがやっぱり違うんですね。
なので、そういうところでお予約して、楽器店なんかでレンタル費を予約してっていうのが必要になってきまして、あと我が家のピアノっていうのはもう壊れかけてまして、いくつかの特定の低音がビビビっていう。
弾くと音が鳴ってどうしても気になっちゃうんですけど、早く修理しろよって感じなんですけど、保証もちょっと1年しか入らなかったので、どうしようどうしようって言ってるうちに今に至ります。
練習をさせるのも大変、お金もかかるピアノですけれども、じゃあなんでこんなに人気、依然として人気な習い事なのかなって思いますよね。
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ピアノって単純にかっこいい曲が弾けるようになると楽しいっていうのもありますし、親目線ですと左手の小指とか薬指って普段ほとんど使うことがないと思うんですけど、そこも容赦なく使っていくので脳に良さそうな感じがします。
あとは音楽の授業で音符が読めたりしますと苦労しないかなっていう、私としてはそれぐらいの良いところがあるかなって感じだったんですけど、今回ピアノの話をしようと思って調べたら、すごいたくさんの良い効果があるっていうことをいろんなところで紹介されていまして、一部ご紹介します。
島村楽器のサイトには01から07でこんな力がつくっていうのがありまして、順番に表現力、忍耐力、集中力、精神力、記憶力、思考力、体力、それぞれ詳しい説明もあったんですけど、これもどれもすごい理解できて、結局地道な練習なしには上達しなくて、
聴けるようになったら、またさらにレベルアップしたものが課題となって与えられて、また地道な練習をしないとそこを乗り越えられない。
どの世界もそうかもしれないんですけど、目と耳と指と体と頭とフル回転で、結構手の筋肉も必要とされますし、発表会のときはアンプで記憶力がいりますし、それから人前で度胸も鍛えられるかなと思います。
どれも本当に言われてみると納得だなと思いました。忍耐力っていうのは練習に向け合うことで親も耐えられます。
それからピアニストの脳を科学するっていう古谷真一さんの本にもいろんなことが書いてありまして、ピアノを始めた年齢が早いほど左手の指の動きを司る脳の部位が大きいっていうのがまずありまして、これさっきの私の素人の感想を裏付けてくれてますよね。
あとは小さいうちに始めると聴覚の神経細胞の数が多いらしいです。IQテストの成績が向上したなんていう調査もありました。
あとは大人も毎日のピアノ練習で過励の影響を減らすっていうのがなんとありました。過励っていうのは年齢を加えるの過励なんですけど、確かに手指の運動機能低下っていうのはすごい最近私も感じてまして、
私は面倒くさがりなんで化粧水とか乳液とか順番に使っていけないから、ドラッグストアの安いオールインワンゲルっていうのを使ってるんですけど、それを左手に持って右手で蓋を開けて、蓋を置いて右手の人差し指でゲルを取って顔に塗るっていう一連の動作の中で、
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どこでどうなるのかわかんないんですけど、集中力が切れるのか、ゲルを2回ぐらいも取り落としてパーっと床に散ったことがあるんですけど、もうこんなのもきっとピアニストなんかはそういうこともないんだろうなぁなんて想像したりします。
はい、練習に付き合うのはすごく大変なんですけど、やっぱりピアノはいい習い事だなぁと今回改めて思ったのでした。お聞きになった皆さん、今日どうでしたでしょうか。
今回、主婦の方にっていうことでやってるんですけど、主婦の方だけじゃなくて、ピアノを見るっていうのは主婦のパートナーの方も見たりするでしょうし、ご夫婦ですごく忙しくされてる、ご両親に忙しくされててもピアノを習わせてるっていうところももちろんあるでしょうし、皆さん共感していただけたんじゃないかなと思います。
白心の井戸端番組、職業主婦です。最後まで聞いてくださってどうもありがとうございました。この番組では毎回テーマを決めて話していきます。テーマは、PTAとか中学受験とか、習い事とか学校のこと、それからタブレットが1人1台配られて今どうかとか、子どもたちに人気の本、そんなことを今のところ考えています。
4回に1回くらいはスペシャル回として、主婦のモヤモヤがどこから来るのかとか、育休について思うこととか、そういう普段ツラツラと考えていることを、なるべく主婦じゃない方にも伝わるように言語化していけたらなと思っています。
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