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教えて、ボドゲ先生へようこそ。
この番組は、現在の教育が異なってに、 ボードゲームを使った新しい教育を提案する番組です。
今回は、私、ボドゲ先生とユリさんの2人がお話しします。
ユリです。よろしくお願いします。
お願いします。
はい。ということで、今回は学びに活かせる万能のツール、 それがボードゲームについて教えてください。
では、始めましょうか。
まずですね、このボードゲームというものですね、 世間一般だとオセロとか人生ゲームとかも含まれると思うんですけども、
基本的には遊び道具だと皆さん感じていらっしゃると思いますが、 これが学びになるというふうに、このボードゲーム教育を実践していて、
革新をしているところなんですが、 遊び道具を学び道具にできれば一番理想だと思ってまして、
もともと遊び道具って、その学びの要素が少ない、 ないぐらいのイメージを持たれていると思うんですけど、
これが学びにしようと思ったら、 使う側、教育する側が何か工夫をしたり、
意図的な何か仕掛けをすることによって、 学びにもなると思ってますので、
もちろんボードゲームをただ遊んでいて、 何でも好きなのやっていいよとか、
好きに勝ち負けも何も気にせずやっていいよっていうのだけでは、 なかなかならないんですけど、
ここに少し工夫をしていくことによって、 学びにできるというふうに考えています。
で、この学びなんですけども、 学びって言われたら結構にがまえることないですか?
今からこれを学びますって言われて、 かしこまる感じがするんですけど、
遊びってかしこまらないんですよね。 この遊びであるボードゲームをすることによって、
実は学びにもなるんだよっていうのが、 このボードゲーム教育の良さという、
そこに気がついて実践をしているということなんですけども、
これ例えるとですね、栄養に、 僕が例えて話をしてるんですけど、
ユイさん、お子さんに直時と出すときに、 栄養バランスって気にされますか?
気にしますね。すごく大事だと、 本当にそれは思います。
例えば、鉄分不足だなぁと思うお子さんに、 鉄分を多い食事を出すときに、
説明して、この料理が鉄分がすごく多くて、 あなたは鉄分が少ないから入れましたって
言われたら、お子さん喜ばないですよね。 やったーと思って食べる人あんまいないと思うんですよ。
いきますね。 例えば、ほうれん草だとして、ほうれん草じゃあ
いっぱい食べてねって通常3倍ぐらいボーンとされて、 やったー鉄分やーって言って食べる人
なかなかいないと思うんですよね。 ではなくて、例えば鉄分が不足だと思ってて、
まあ例えばほうれん草を入れようと思って、 細かく刻んで好きなメニューに入れてあげて、
こっそりと。で、与えてあげれば、 お子さん食べるじゃないですか。
好きな料理に入れていったら。 結果的にでも美味しい美味しい食べた時に、
後々別に言わなくてもいいんですけど、 鉄分が体に入ったってことですよね。
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これがそのボードゲームにできることだと思っていて、 ボードゲームの学びの要素とか、
作る力をイメージしてボードゲームを選んだり、 接する工夫をすることによって、本人としては
普通にボードゲームを全力で楽しんでるだけなんだけど、 結果的にいろんなこの能力が身につく、
このきっかけになったりとか伸ばすツールになると、 いうふうに考えていまして、
これができるんじゃないかなと思ってます。 なのでボードゲームっていうのは種類がすごくいっぱいあって、
ビタミン、栄養でいうとビタミンが多いボードゲームとか、 鉄分が多いボードゲームとか、そういうふうに例えると能力に特化したものとか、
こういう力をつけたかったらこういうボードゲームがいいよっていうのがあるので、 その選んでいくことによって不足している力とか、
伸ばしたい力に合わせてボードゲームをすることが できるんじゃないかなと考えています。
万能ですね。そうだと思います。 栄養の話だと万能、野菜どころかお肉とか全てが栄養だと思います。
唯一ボードゲームで難しいのは筋力とかそういうものですね。 身体的なことは難しいですけど、知的なものとか内在しているものに関してはほぼ
ボードゲームを使えばいろんなことが伸ばせるんじゃないかと思います。
ボードゲームって基本的に室内でやることだから、 室外でやる、その筋力とかっていうのはまたそれはそれで別物で、
ボードゲームって万能だと感じたんですけど、 そのボードゲームを万能と思った瞬間とか、
ボードゲームをそのいろんな種類があるっていうふうに尾戸先生がおっしゃってくださいましたけど、
私も実はお店に行ってみて、何を選んでいいかわからないし、お店の人に言われても、
本人感で、結局何?っていうような、その感覚でどう選んだりとかありますか?
そうですね、ボードゲームって本当に何千何万とかありますし、 お店によって置いてあるボードゲームももちろん違ったりするので、選ぶの難しいんですけど、
僕がお勧めできる方法は2つあって、 まず一つは、僕が所属している日本ボードゲーム教育協会っていうところで、
ちょうど今この成分表みたいなもんですね。 このボードゲームにはこういう力がつくことが期待できて、
こういうことを意識するとこういう力を伸ばせるんじゃないかっていう声かけとか、 成分表みたいなものを今まさに作っている最中なんですね。
これは今後もいろんなボードゲームで作っていく予定なので、 これをまた販売できるように今準備をしていたりとか、
サイトで公開したりとかもしていく予定なので、 これを見てもらうと初めて見た方でもこのボードゲームはこういうふうに工夫していくと、
教育現場とかご家庭でそのまま使えますと。 これを繰り返していくことによってだんだん習熟していって、こういう力もついていくし、
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もっと細く言ったらゲームの序盤はこういう力が求められるけど、 終盤はこういう力がないと出ないとか、
そういうことまでちゃんと細分化されて計算されてますんで、 それを見てもらうともうそのまま使えるというか。
そういうものが今作っている最中です。 これがまず一つありますね。
じゃあそういうのまたこれからちょっといろんな回で教えていただきたいです。ぜひ。 そうですね。こういうお子さんのためのボードゲーム、こういうのいけますよっていうのをまた
シャープごとに出していくと思いますので、そこもまたね シャープごとお期待いただければなと思います。
はいありがとうございます。もうリスナーの皆さん聞き逃してはならないところですね。 はい、やっぱりその今回のテーマでもあるんですけど、このボードゲームが万能だなーって思った瞬間っていうのをちょっともし良かったら教えていただきたいです。
そうですね。僕がボードゲームにちゃんと出会ったのが娘が4歳の時かな。 地域目的で何かないかなって探してる時に、ドブルというボードゲームに出会ったことがきっかけになるんですけど、
ドブルの説明を割愛させてもらうとして、そのドブルを塾でちょっとやらせてみたんです。試しに。 対象年齢が確かあの時は6歳とか7歳とかそんな感じで書いてあったんで、
まだ4歳早いかなと思って一回塾で試してみようと思って試したら本当に楽しくやるし、 カードを使った絵柄のゲームなんですけど強い弱いに双環性を感じたんですね。
勉強でなんかスピーパパパってやれる子はやっぱこのゲームも強いし、 勉強者しか遅い子とかその判断遅い子はやっぱこれも遅いんだってことも分かってきたし、
繰り返すのって早くなると勉強も早くなんですよねちょっとやっぱり。 ボードゲームの方を見て勉強の方を想像つくし、勉強の方を想像つけてボードゲームに想像がつくというか、
双環を両方学習力で見てるので、ボードゲームやってる姿と勉強の姿を見比べられて、双環をすごく感じたので、これはすごいなぁと思ったのはまず最初ですね。
えーってなったのがまさに最初で。 ここからいろいろボードゲームを塾で試したり娘にやらせてみたりとかして、これは万能だなと思った瞬間は年長さんの時にやったラミニキューブというボードゲームがきっかけというか、
本当すごいなと思ったのがそれで。 もともとラミニキューブというボードゲームは結構昔からあるボードゲームで、そんなに今流行ってるというかキャッチーな箱でもないんですね実は。
また紹介すると思いますけど、フロートをお飲みするタイプのボードゲームなんですね。 これをなぜしたかというと、僕は熊本の方に旅行に行った時に、モードゲーム株さんに行った時に娘が年長で、
子供に教育的に良いボードゲームなんかありますかって店長さんに聞いたんですよ。 即答でラミニキューブってあったんですね。そこにいた店員さんももう生のぐらいの勢いで、
ラミニキューブって言ってて、ラミニキューブできれば十分でしょっていう、何でもできるよねっていう言い方をされてて、なんだそのラミニキューブと思って実際にやらせてもらって。
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実際その数字を使ったカードみたいなタイルを使って、自分の手札をなくしていくっていうタイプのゲームなんですけど、それをやっていてすごいなと思ってそこで買って、
娘にやらせてみて、ルール説明とかしてやっていくと、このラミニキューブ特徴があるのは、普通そのカードゲームとかトランプって自分のターンに1回やって終わりじゃないですか。
はい。 ババ抜きだったら1個引く、揃ってたら出す、で終わりじゃないですか。これがそのラミニキューブは1分間に自分の持ってるタイルから何枚出してもいいので、1分間で出し切っていいよっていう。
2枚出せるかもしれないし、4枚出せるかもしれないけど、1分間で考え切っていっぱい出していいよっていうゲームですね。
これをやっていくと、1枚出しても満足しないわけですよ。まだ出せるんじゃないかなって。全部出したら勝ちなんで、まだいけんじゃないかなと思って、前向きにこうまだいける、いやもっといける、いや1分だけど間に合うかもしれないけどもっといきたいっていうこの能動性というか
がすごく出てきて、それでこういうちゃんと運の要素もあったりして勝つこともあるので、それがまた楽しくなって、この1分間をフルに使おうというか、待ってる時間をフルに使おうっていう感覚がすごくわかりやすく身について、結構おっとりしている性格なんですけど娘は。
このラミニキューブを経て、いい意味でズーズーしいというか、どんどんずっと自分で行くというか、いう形になって、それをボードゲームやってる最中に変化が見られて、
妻と僕と3人でよくやるんですけど、やっぱりそれすごいなというのは、妻も感じたし、僕も感じたという瞬間でした。
あのお嬢さん以外で、その塾に通われている生徒さんとかでは、何か万能だなって思った何かあります?
そうですね。一つ例を挙げるのであれば、非認知能力的な内容だったんで、学力よりの方の話をしてみると、中学生で勉強がすごくできる子が塾に入ってきて、
学年も本当最上位が入ってきて、勉強がすごくできるので、どの科目も苦手もないし、嫌がらず勉強もする人。お手本みたいな。
その子にボードゲームを塾の中でやらせてみると、めちゃくちゃ弱いんですよ。
まさにその総会生の話をしたじゃないですか、さっき。勉強ができる子は強いんだろうなと思って、どれくらい強いんだろうなと期待してやらせてみたら、めちゃくちゃ弱くて。
うん?ってくらい弱くて。ゆくゆくこの勉強の様子を入塾した後見ていくと、真面目に習ったものをちゃんと反復してできるようにしてるってタイプなんですよね。
ああ、はい。習ったものをちゃんと練習して当てるというか、一回習ったものを間違ったけど、そこから次できるようにするっていうタイプなので、決まったものは当たるというか。
気まじめですごく努力家の子なんですよね。そうでしょうね。だから、初めてやる問題とか、ちょっとその相手が絡んで変わっちゃうとかが、
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多分想像がつかなくて、特に勉強って1対0じゃないですか。誰も邪魔しないんですよね、問題に対して。
物件も人絡むので、自分がこうしようと思うと、ああってやられちゃうことあるじゃないですか。あれも多分あんま経験がなくて、その生活上というか。
ああ。なので勉強と全く合わない子がいて。
これはやっぱり入試的に困るんですね。勉強的な話をすると。高校受験とか、中学受験もそうですけど、入試問題って初めましての問題が基本的に多いので、
こんなのやってないじゃんとか、こんなのいつやったっていうふうに思える。例えば英語の長文は全部初めての長文なんで、こんな話知らんけどみたいなところから始まってしまうので、そこから読み込んだりとか、
今まで習った知識を使って当てるってことが、特に応用力みたいなふうに言われますけど、それがなかったんですね。
なのでテストを詳細見ていっても、初めて見るものはほぼ当たってないんですよ。
習ったものとか、どっかで見たことはほぼ完璧に当たるんだけど、っていうタイプの上位だったんですよね。
ああ。
これでは入試で多分通用しない、成績にあった結果は出ないと思ってたんで、どんどんボードゲームをやらせていって、最初にボードゲームを習った時のルール理解とか、相手が言った中でも最善を尽くすみたいなことをかなり意識的にやらせてみて、家でもやるようになったらしいんですけど、
そういうふうにしていって、入試でも使えるような力をつけていって、ちゃんと成績にあったというか、初歩後にバチッと合格できたっていうのがありました。
僕は受験期でもボードゲームやっていたので、受験だからボードゲームをやめるじゃなくて、うまくバランスをとったというか、必要性をちょっと感じつつやってもらったと思うんですけども。
あ、でもバランスいいですね。受験って言ったらもう本当に勉強一直線で頑張りなさいってとこだけど、でももしかしたらその生徒さんにとってみれば少しストレス発散というか。
そうですね、それにも絶対繋がってると思いますね。
これが受験にも繋がっているとか、入試の初見で当てる力の練習になっていると思えば、ご家族的にも理解ができるし、やったときのリラックスした表情とか、家族で触れ合っている感じも多分ストレス発散にも当然なっているので、
そういう副作用とか、僕が言う場の力って言うんですけど、ボードゲームをすることによって得られる栄養でカロリーみたいなもんですか?どれを食べても得られるカロリーみたいなものがボードゲームにもあるので、その作用もあったんじゃないかなと思うんですね。
結局だから栄養の話に行けば、栄養はカロリー、カロリーは遊びから学びになるっていうような流れですよね。
今回のポイントというところでは、ボードゲームが万能で、子どもたちの成長だったり学びだったりを楽しく、そして自然な流れで一緒に共に歩いていけるっていうツールなんだなーっていう、
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まさにそういうことが万能というところなのかなというふうに感じました。先生ありがとうございます。
ありがとうございました。
今回は学びに行かせる万能のツール、それがボードゲームがテーマの回でした。
この番組ではボードゲームに関するご質問ご相談を募集しています。詳しくは概要欄をご覧ください。
それではまた次回お会いしましょう。ありがとうございました。
ありがとうございました。