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ワンオペワーママのぞみのそれでも前を向く。このポッドキャストは、ワンオペ育児会社員ワーママの私が、ワンオペ育児、友働きならではの悩みやモヤモヤ、気づきを共有しながら、聞いてくださっている皆さんと一緒に少し前向きになっていく番組です。
おはようございます。Itoh Nozomiです。今日は10月2日月曜日です。
今日はね、久しぶりのゲスト回ということで、私がお話ししたい素敵な働くお母さんをお呼びして、お話を伺っていく特別回です。
今回のゲストは、ポッドキャストディレクターの新井里菜さんです。
新井さんといえば、大人気ニュースポッドキャスト、ニュースコネクトのパーソナリティとして、そのお声に親しみを持たれている方も多いのではないでしょうか。
新井さんは香港在住、カナダ人の旦那様と5歳の娘さんとの3人暮らし。
お子さんもお生まれになった後、ポッドキャストが大好きという思いからですね、30代後半でご自身のキャリアを開いていった方です。
私自身も、このポッドキャストや歌、ミュージカルといったものをですね、人生の真ん中に持ってきたのは30代後半というところもありまして、とても共感するとともに、とてもリスペクトしている方です。
住んでいる場所は違えど、年齢やキャリアに関する共通点もある新井さんのお話を、いろいろ聞いていきたいと思います。それではどうぞ。
はい、では新井里奈さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
こうやってお話しするの、結構久しぶりですよね。
そうですね。ちょっと何ヶ月か、もう経ってるから、年末ぐらいだったかもしれませんね、前回はね。
リスナーの皆さんに私たちの関係性を少しだけご紹介するとですね、私が一方的にまず新井さんのニュースコネクトの当番が週に2回あるというところで、まず声を存じ上げていて、
ありがとうございます。
Twitterでもフォローさせていただいて、ちょっと軽くやりとりをさせていただいたりしている時に、確か新井さんがノートを書かれて、
はい、自己紹介ノートですね。
そう、あの自己紹介ノートに30代後半でポッドキャストを始めて音声の世界に飛び込んだみたいなところが書かれていて、
その時ちょうどポッドキャストやりたいな、やりたいなと思って企画を作ったりなんだり、うんうんしてたところだったので、
すごく共感するものがあって、厚かましくも、あの、ちょっとしてきませんかっていうふうにDMさせていただいたのが実は最初で。
あの、お声かけていただいて嬉しかったです。
ありがとうございます。
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自己紹介ノートを読んでくださったっていう反応もいただけるのって本当に稀なので、
そうなんですね。
音声とかって反応をね、もらうのが結構目に見えづらいっていうところもあるので、そういう一つ一つがすごく励みになるので嬉しかったのを覚えてます。
良かったですと言っていただけて、その時確かこんなポッドキャスト作ろうと思っててっていうところにはすごい良いですねっていうふうに励ましていただいて、
それでようやく撮り始めることができたっていうのがあるので、そんなね、新井さんをお迎えできて今日はとっても嬉しいです。
ありがとうございます。
よろしくお願いします。
これ聞いてる方が、もし新井さんのことをご存じない方もいらっしゃるかなと思うので、
簡単に新井さんの自己紹介だったり、これまでの辿ってきたキャリアみたいなところもお聞きしていってもよろしいですか。
はい、もちろんです。
リスナーの皆さん初めまして、新井里奈と申します。
私は今香港に10年ほど住んでまして、新卒では全然全く違うキャリアだったんですけれども、
ポッドキャスト好きが高じてですね、そこから仕事にしたいと思って、
先ほど伊藤さんも読んでくださったという自己紹介、プロフィールのノートですね、
30代後半でこの音声の世界で自分も作ってみようと思って飛び込んだのが大体3年ほど前になります。
それから自分で発信をしたり、番組を作ったり、ボイシーさんでニュースの担当させていただいたりっていうような経験を得て、
今はですね、個人でも番組を何個か運営する傍ら、ニュースコネクトという国際ニュースを発信する番組の一員として配信も毎週しているといったところです。
プライベートの方は、今結婚して出産をして1人の娘がおります。
5歳の幼稚園に通っている娘がおりまして、夫はカナダ人で私が日本人という、いわゆる国際結婚をしています。
香港にも住んでいるので、普段娘は日本人学校という日系の幼稚園に通っているんですけれども、家ではお父さんとは英語で話したり、家族でみんなで話すときは日本語と英語とごちゃごちゃになりながらというような環境で、今暮らしているようなプライベートです。
なんか、波乱万丈というか、日常の国際感も含めて、すごい興味深い人生を歩まれているなというふうに感じるんですけど、
ちょっとキャリアとかご家族の編成も結構あられるなと思うので、何かご自身のターニングポイントになったところみたいなのを伺っていきたいなと思っておりまして、
まずもともと確か、新井さんが小さい頃から世界に出ていきたいみたいなタイプだったんですよね。
そうですね。もともと海外志向が強かったっていうのはあって、ただ、そのきっかけは、ブラッドピットが好きだったっていう。
映画?
映画なんです。
ちょうど小学校3年生のときに、父親の部屋がありまして、子供ながらにドア通ると中が見えるんですけど、そこに立てかけてあった雑誌の表面に、
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ブラッドピットの写真があったんですね。代々的に。見て、なんだこんなハンサムな人が世の中にいるのかと思って、
そこから父親の雑誌をピラッと見たら、素晴らしい素敵な俳優さんがブラッドピットに恋に落ちて、
そのときは、当時小学校3年生ってみんなマンガとか買うじゃないですか。仲良しとかリボンとか。
伊藤さんももしかしたら、世代近いので覚えてらっしゃるかもしれないんですけど、
それまで買ってもらってたマンガはもういらないって母親に言って、映画雑誌を買ってほしいって言って、
当時の、今はもう廃刊になってるみたいなんですけど、ロードショーとかスクリーンっていう映画雑誌があったんですね。90年代の。
それを買ってもらって、毎日舐めるように読んでたっていう小学生時代で、そこから海外の映画ってかっこいいなとか俳優さんかっこいいなみたいなところから、
海外志向というか、ミーハンだったというか、そこが入り口でちょっと英語とかアメリカとか、そういうちょっと世界に興味が出てきたって言ったところがあります。
知らなかったです。まさかその、表紙にいるブラッドピットから世界が広がっていくなんて、多分親御さんも思ってなかったんだろうなと思うので、
子供っていろんなところからそういうのを受け取るんだなっていうのを今親目線で思いました。
もうかっこよかったんですよね。今もかっこいいんですけど、やっぱり見た目にキュンときたっていうのが、
現体験。
現体験で、そこからじゃあ手紙を送ってみたいとか、クリスマスカードを送ってみたいとか、企画もあるんですよね、ロードショーっていう雑誌にも。
クリスマス近くなると好きな映画スターにクリスマスカードを送ってみようみたいな企画があったりして、
そういったところを見ながら、あ、メリークリスマスってこうやって書くのかって、子供ながらに。
そういうのを見聞きして、そういうのもあって、地元の絵画教室に行かせてもらったりっていうのも子供の時にあって、
そういうのがきっかけというか、ターニングポイントみたいなのになったのかなと今ちょっと思います。
で、実際に海外に行かれたのは、社会人になった後なんですよね。生活の拠点を海外に移されたのは。
そうですね。ずっと英会話っていうのは学生自体もずっとしてたんですけども、例えば留学とか海外での不妊っていうのは、実はそういうきっかけってほとんどなくて、
初めて海外に行ったっていうのは、大学時代の交換留学1ヶ月間、夏休みの8月に1ヶ月ちょっと交換留学しましょうっていうその短期留学を経験したっていうぐらいで、
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あとは国際部でもなかったですし、仕事で。海外とやりとりするって言ったところはほとんどなかったんですね。
ただやっぱりふと振り返ったときに、やっぱり海外行きたいっていう思いはずっとあって、29歳、30代になる手前、いろいろ人生振り返って、私一体何したいんだろうって思い返すような年頃のときにはやっぱりそういう時期、私もありまして、
そこでやっぱりやろうかなって思って、そのときには退職届を出して、一人で来たっていうのが、初めての海外移住のスタートになります。それが10年前ですね、ほんとに。まる10年前。
10年前に1年発起して、会社を辞めて、単身、何かお友達がいたりとか?
知り合いもいたんですけれども、ただ仕事を見つけていくっていう方法ではなくて、海外に住むっていろんな方法あるんですけど、そのビザの種類もあるんですよね。
私がとったのが、ワーキングホリデービザっていう、仕事もちょっとできるし、学業もできるっていう、言ったらいいとこ取りみたいな制度がありまして、それを日本と提携している国がいくつかあるんですけど、その中で私は香港を選んで、それで来たっていう感じです。
なるほど。そこでお仕事をしながらっていうことでしたけど、お結婚のタイミングはそのあたりですか?
そうですね。先ほどは、香港知り合いいたんですか?って言われてた。その知り合いが後の夫になるんですけど、香港で私もワーキングホリデービザって1年しか猶予がないんですね。
それで、長くいるためには就労ビザに切り替えなきゃいけないというハードルがありまして、それをなんとか乗り越えて、就労ビザを獲得して、そこで仕事をしながら、当時彼ですけども、近くで暮らしながら、ずっとやりとりをしていて、後にそこで結婚をして、子供が生まれてっていうことになるので、
香港移住してから何年目かな?5、6年目かな?くらいに結婚っていう運びになりました。
なるほど。結婚して、ご出産されて、3人家族になるみたいなのが、5歳の娘さんってことなんで、5年前ぐらいっていうことですよね。
そうですね。
その頃は、新井さんは、お仕事は何をされてたんですか?
出産に伴って、実は私も同タイミングで、転職をちょっと考えてたので、退職してたんですね。その前していた仕事を。
なるほど。あちらでも就職をされていて、出産のタイミングで、そこを退職されて。
はい。私も香港に来て、最初就労ビザに切り替える段階で、最初一社目働いてたんですけれども、そこからまた別の会社に行きまして、そこも香港ならではというか、家電系の会社だったんですけども、
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中国と香港と、いろいろ合併とかってよくするんですよね。
そういったところの、変世紀の最中に私が入社をして、いろんな大きな変化が社内でもあって、そのときに、やっぱり日本人が香港の会社で働く意味みたいなのが、以前の体制ではあったんですけれども、それがだんだん新規の体制になったときに、そういうのがだんだん薄れてきたっていうのが見えたことがあって、
それだったら、ちょっと別の会社に行こうかなと思って、退職届を出したんですね。
で、じゃあ退職しますって言ったときに、妊娠がわかったので、出産するために退職したというよりかは、そのタイミングで妊娠がわかったので、じゃあ最終職ってそのタイミングでできないよねっていうことになって、そこでフリーランスに切り替えたっていう背景があります。
なるほど、そういうことだったんですね。
で、最初はフリーランスで働かれたときも、音声の仕事ではなくて、日本語の先生だったりとか、みたいなのが自己紹介ノートには書かれてたんですけど、
ありがとうございます。よく覚えていらっしゃる。
そうなんです。
最初は、やはり前働いてた職場でも、社内通訳っていう仕事も1つ役割として大きくあったので、そういったことを生かそうと思って、翻訳とか通訳とか、あと日本語教師の資格もとっていたので、
プライベートで何人かの方に日本語を教えてたりっていうのを少しやってたんですね。
それは、出産前と出産後も少しやってたんですけども、その背景で自分の趣味として、ポッドキャストはずっと香港に来てから聞き続けていて、
そうなんです。好きはずっと続いていて、で、いつしかそれをビジネスにしたいなと思い始めたあたりが、結婚したり出産したりっていう、そこら辺でそういう意識が芽生え始めて、
子供が生まれてですね、何か数ヶ月とかで、そんな時にはそんな仕事とかそういう頭はほとんどね、意識としては向かなかったんですけども、
ある程度、赤ちゃんっていうプロセスから少し1歳、2歳ぐらいになってきた時に、
歩いて、ちょっと子供になってきたみたいな。
子供になってくる。そういった時に、自分がどういった道に行きたいかなと思った時に、やっぱりここで音声しようと思ったのが、ちょうど3年前ぐらいって感じですね。
じゃあ、何か大きな転機が、29歳で海外に出ようって思ってた時と、子育てが一旦赤ちゃんじゃなくなった段階で、やっぱり自分のここにやりたいなっていうのを見つけて決めたっていう、何かその2つがすごい大きそうだなと思って伺ってましたね。
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そうですね。そのポッドキャストを始められた時って、ほんとに赤ちゃんが子供になったぐらいで、まだ親としてもバタバタしてる最中かなとも思うんですよね。
で、娘さんさっき幼稚園に行ってらっしゃったっておっしゃってたんで、1、2歳ってまだ預けられないのかなみたいにも思うんですけど、そのあたりでどういうふうに新しいキャリアを進んでったのか、ちょっと伺いたいです。
そうですね。だいぶお昼寝のパターンができてきたっていうタイミングがありまして、だいたい生後いつぐらいかな、何ヶ月かぐらいごとにやっぱり子供のルーティーンって変わると思うんですけど、だいたい1歳過ぎて2歳ぐらいになる間かな、そこら辺で1日2回どこかお昼寝するっていうタイミング、スケジュールみたいなのが出来上がった時に、その昼寝中に録音をしようと。
ということで、そういう形から始めたのが最初ですね。最初は自分がしゃべろうと思ってこのポッドキャスト始めたわけじゃ全然ないんですよ。実は音声コンテンツを使ったビジネスをしたいと思って、別の構想があって、ただそれをする前にコンテンツを作るんだったらしゃべり手やっぱりいるので、そのしゃべり手の気持ちもわからないといけないだろうと思って、
じゃあ私も経験としてやってみようと思って始めたのが、自分で録音して発信するっていうことで。なので、そこまで当初は音質にもこだわってなかったし、子供が寝てる間に換気扇がんがん回ってるキッチンの隅に行って、それで携帯で録音してたっていうのが最初の始まりで。
なので、実はノートに一番最初の音源残ってるんですけど、すごい暗いし、ガーガーガーガー後ろで換気扇がファンファンファンファン言ってるので、それでも世に出してるので、そんな感じから始まってます。
でもあれですよ、全然今の新井さんの声とあったかい感じとか同じなんで。本当ですか。同じ人だなとは思いましたよ。全然暗くてどうかなんだか全然思わなかったです。ありがとうございます。
そうやって子育ての中でもできるところから始めていって、だんだんそのお仕事に結びついていったみたいな感じなんですかね。だんだんこう依頼が来るようになるみたいな、このプロセスもちょっと伺いたいです。
そうですね、それはすごく長い道のりでして。長い道のりですね。
最初、音声発信するのもコンセプトがあまり決まってなかったっていうのもあって、中でコンセプトががらがら変わってるんですよ、この過去数年間で。
例えば最初は、ポッドキャストを日本で聞いている人っていうのもすごく少なかった時代で、その時にじゃあ誰が使ってるっていうと、結構英会話に使ってる方が多かったっていうのを一つターゲットに思って、
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で、その時は、あるですね、クローズドの英語勉強コミュニティみたいなところにDMを送って、
私、こんなんしてます。ポッドキャストを使った英語学習術みたいなのを一緒にやりませんか?っていうので、半年ぐらいコミュニティさんの中でこんなことできないかみたいなのをやったりとか、
それがあまり花が咲かなかったんで、自分が作っている番組をもうちょっとブラッシュアップしていこうみたいなところで、
自分でセミナーみたいなのがあるので、そういうのを海外のを撮って勉強したりとかっていうのをしてたんですね。
で、その時にボイシーのエディションにも応募していて、それで半年後ぐらいに公認としてどうですかってお声掛けいただいたのが、
一つ、自分で作るというよりかチームで音声コンテンツを作るっていう一つ別の体験をさせていただいて、
で、そこからもずっと収入はゼロなんですね。ここまでずっとずっとゼロ、ゼロ、ゼロ、ゼロで、
で、何一つそのゼロから1に収入といった点ではなってなくて、
で、その後、このポッドキャストに関してのお話なんか聞かせてもらえませんか?っていうのが一見来たりとか、
あとはもう地道にずっと自分でこう発信し続けてっていう方が多かったですね。
で、それが仕事になってきたっていうのは、もうほんと去年ぐらいですね。
音声業界で何かこう仕事を積みたいと思った時に、私はこうリアルに日本にいないので、
例えばコロナの頃とはいえ、こう何か就職をするとかっていう立場としては難しかったんですね。結構ハードルが高かったんですね。
で、ただたまたまその1つの音声コンテンツを作っている会社にちょっと募集かけてますっていう、
まあそういうのにこういろいろ応募したりする中で1つ、リモートでお願いしますって言ったところで、
例えばその音声会社でコンテンツを作るわけではないんですけど、何かいろんな面でお手伝いをさせていただいたりって言ったところが1つ、
日本の音声業界の中身を見るって言った面でも私もすごく勉強させてもらって、
それが1つ音声関係の仕事みたいなものの1つになったっていうのがあります。それが本当去年ぐらいですね。
そこからニュースコネクトみたいなああいう番組もあって、露出も増えてみたいな感じですかね。
そうですね。それもずっとDMをいろいろ送ったりとか、この一緒に仕事したいですみたいなのをそういう方々に送ったりとか、
あとは募集がかかった時に、はい応募しますみたいなのをいろいろやって、
その中で相手の目的と私の経験とかそういったところが合致したところで、1つ今ニュースコネクトって言ったところのコンテンツの制作に携わらせてもらってるっていうような感じですね。
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すごい私から見てると、すごいもう輝かしいと言いますか、憧れの存在みたいなあらいさんなんですけど、すごい地道なというか、下積みと言うとあれですけど、
下積みがあったんだなっていうのをうかがって、こうやって頑張っていけば道は開けてくんだなっていうその例を聞かせていただいて、
やや下積みというのか、ずっと本当に目に見えないところでするところって、どんな職業でもあると思うんですけど、
でも一応自分が好きなものだから続いてるっていうことはあるのかなと思いますね。
今お仕事の話をずっと聞かせていただいてて、私普段ニュースコネクトのニュースの解説の分かりやすさだったりとか、最初と最後のうまくつなげてまとめるなみたいなのを聞いてて、
この人の知性はすごいなと思っていつもうかがってるんで、
恐れ入ります。
仕事の話をされる分には地道に積み重ねてくるような方なんだろうなっていうのも思うんですけど、一方でお子さんも結構大きくなってきてるなと思うんですよね、5歳となると。
私も経験あるんですけど、赤ちゃんのうちとかせいぜい3歳くらいまでだったら、ある程度大人のわがままが通るって言うと言い方がおかしいんですけど、
寝ててくれるしとか、これを与えておけばちょっとおとなしいしみたいな、ちょっと悪いママかもしれないけど、
みんなあります。
ありますよね。
あります。
これを優先させてね、みたいなのが一定きく年齢かなって思っていて、
でも、4歳5歳ってなってくると、だんだんそこが難しくなってったりとか、子どもの成長とか今後のことも考えると、どうやってバランスとってこうみたいなのに悩み始めたのが、ちょうど5歳ぐらいだったなと思っているんですが、
そのあたり、あらいさんはいかがですか?
キャリアと子育てのバランスですよね。
そうです。
私も伊藤さんの子どもの成長のプロセスのところですごく共感するんですけど、
子育てに関しては、多分伊藤さんもっと大きな年齢の、5歳よりも大きいお子様いらっしゃるので、
8歳と6歳で、はい。
もうすでに経験されているところを、私が今通っている感じだと思うんですけど、
学校に行っている時間、たとえば5時間だったり6時間だったりとかあると思うんですけど、
そこが自分のこの仕事とかキャリアとかに使う時間みたいなところで、
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割り切ってするしかないなっていうのは、やっぱり思います。
それを越えてやろうと思ったときに、
たとえば、私たち家族の場合は、たとえば、おじいちゃんおばあちゃんが同じ国にいないって言ったところも。
確かに。
国レベルで違うんですよね。
いないって言ったところもあって、
で、あと、香港ってその国のいろいろシステムがあるんですけど、
たとえば住み込みのヘルパーさん、住み込みのお手伝いさんを雇うっていう家庭が香港はすごく多いんですね。
そうなんですね。
なので、たとえば仕事をご両親2人ともがフルタイムでされてるっていう方も非常に多くて、
その間の子供のおぐり迎えとかって、お手伝いさんがしてくれるっていう方もすごく多いんです。
それで結構生活がちゃんと成り立ってて、家族の関係も成り立ってるって言ったところも多いので、
そういう選択肢も一応、この香港だとまた日本とは違うそういう選択肢があるって言ったところがあって、
もし、この私が仕事をもう少し時間をかけてやりたいと思ったときには、
そういう選択肢を考えようかなっていうのは、いつも夫婦で話をしてます。
今、それはとってなくて、学校いる時間帯にやって、それ以外はたとえば家事をしたりとか、家族での時間に使ったりとかっていうので、
今はそのバランスかなっていうようなの。
ちょっと腹をくがってるというか、そういう感じですかね。
伊藤さんはどうされてますか?
今はリモートでお仕事をされてて、最近時短になられたみたいなこともお伺いしたんですけど、
それはどういうきっかけでフルから時短になられたんですか?
いやー、これも話せば長いかもしれませんが、
新井さんを知ってるけど、私を知らないっていう方も聞いてらっしゃるかなと思うんで、
簡単にご紹介すると、私もキャリアはいろいろ変遷してきたんですが、
今はベンチャーですね。薬局向けのITシステムのベンチャーで働いていて、
フルタイムでずっとやってきて、5年目くらいまで来たときに、子供が5歳と7歳で、小一の壁というやつに当たりまして。
あるんですか、小一の壁というのが。
あります。
どんな壁なんですか?私、心の準備をしていきたい。
そうですね、香港とまた状況は違うかもしれないんですけど、
私、あまりに壁が厚かったので、ノートにまとめたので、それも概要欄に貼ろうかなと思うんですけど、
3つありまして、1個は、要は子供の様子が全くわからない。
情報流通がすごく悪くなっちゃうんですよね。
子供のこともわからないし、学校で何が起こっているのかもわからないし、
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とにかく今までは、先生に保育園でお迎えに行ったら、いろいろ聞けたじゃないですか。
なんとか学校でしたよ、とか、お友達とこうやってケンカしちゃったけど、大丈夫でしたよ、とか、
忘れ物がないかとかも、何日までにこれ持ってきてくださいね、とかも、直接やりとりができたのが、
全部その、こないだまで保育園に通ってた我が子が、それを担うわけですよね、学校で何があった。
自分で全部伝えなきゃいけないっていう。
そういうところが、結構熱くて、子供の様子がわからなかったのと、
加えて、うちの子は結構独特な子でして、若干発達に偏りがあるといいますか、
知能はすごい高いんですけど、なかなか集団行動が苦手みたいなタイプなので、
そこが、より一層苦労したみたいなところもありましたね。
小学校に入って、たくさんのお友達と一緒のクラスで、団体で授業を受けたりしなきゃいけないから。
そうです、でも時間で動かなきゃいけなくなっちゃうので、保育園の先生って、やっぱり一人一人決め細かく、この子はこういうタイプだな、みたいな。
じゃあ、この時間はほっといて、後でまた声かけようとか、もう決め細かくやってくれるんですけど、
特に4歳児クラス、5歳児クラスで、トータルで見てくれた先生だったので、すごく理解してくれた。
のが、1年生になって、もう先生一人に生徒30何人みたいな感じで、時間通りにやりましょう、みたいになった時に、
結構いろいろあったみたいで、先生からもしょっちゅう電話がかかってきたりとか、呼び出されたりとか、
もうこれは、ちょっと仕事にアクセルを全力で踏むの難しいなって思ったんですよね、6月ぐらいに。
で、結構期待値も高かったので、ここを会社とちょっとやりとりをして、時短にすることで、会社からの期待値を少し下げてもらいつつ、
6時間っていう時間の中で出せる最高のものは出すけど、それ以上は家族にお見通させてくださいっていう形に変えたっていうのが去年でしたね。
そうだったんですか。
そうなんです。なので、それをしたことで、ちょっと両立できるようになったかなっていう感じで、
特にうちは夫がほとんど家にいないので、
あ、そうなんですね。
そうなんです。平日は朝はちょっと遅めなんで、長男が学校に行くの一緒に行ってくれるみたいなのはあるんですけど、
夜はもう10時、11時まで帰ってこないみたいな状態なので、
そうか。
ワンオペで2人見なきゃいけない。
しかも小学校に上がってくると、どうしても身の回りのご飯あげて、風呂に入って寝かせばOKではなくて、
知的な部分もアプローチしていかなきゃいけないとかなってくると、
ちょっと大変だなっていうのが去年の実感値で、何とか事態にして回してるっていう感じですね。
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家族同士でのバランスもあれですよね、重要ですよね。
誰が取るのか、どこまで取るのかみたいなところ。
私の担当はいつまでとか、はっきりボーダーラインを決めるわけではないんですけど、
責任転嫁っていう意味でもないけども、誰がどこまで、どう調整をするのかってすごくセンシティブなところですよね。
そうですね。
ちょっとそこについて伺いたいんですけど、旦那さんカナダの方じゃないですか。
国際結婚で、コミュニケーションは普段英語ですか?
そうですね。夫と私は英語になりますね。
なんとなく本当に偏見だったら申し訳ないんですけど、
日本人って結構曖昧にしがちというか、私もすごく曖昧にその夫婦の役割分担みたいなのを、
なんとなく私が吸収してきちゃった何年間みたいなのがあるんですけど、
なんかそのあたりお二人の場合は、わりとはっきり子供が生まれる頃に、
なんか僕はここまではやるとか、なんかやったんですか?
はっきりとしたミーティングはなかったんですけど、
定期ミーティングみたいなのは特にセッティングはしてなかったんですけど、
ただ最初の例えば1年間とか2年間って、
私、子供がミルクを飲まなくて、授乳だけだったっていう。
うちもそうでした。
なので、身体的に必ず私と子供の接する時間の方が必然的に長くなるっていったところがあって、
それは偏見とか差別とかそういうのでもなくって、
本当にね、私しかできない仕事っていうのもあったり、中にはあったりとかして、
ただその後に、男女平等って言うとちょっと大げさですけど、
香港の先ほどのお手伝いさんシステムみたいなのを見ると、
3、5、2週間ぐらいで奥さんって復帰しちゃうんですよ。
え?2週間で?
2週間とか、そう。何週間とか、ちょっと2週間じゃなかったな。
ただ2ヶ月とか、それくらいでも復帰するんですね。
3期で。
日本だとその1年間基本的な育休みたいなのがあったりするんですけど、
それが断然少ない理由は、やっぱりそのお手伝いシステムがあって、
それでパートナーあったりとも、
とも働きでまた仕事に復帰できる、フルタイムで、みたいなところもあって、
そういうのを周りで見てると、私たちもそういうふうに、
夫も仕事があって、キャリアがあって、
私もそういう新しい音声のキャリアっていうのを始めたいって言ったところで、
比較的私の方が家にいることが多くって、
しかもリモートで、自宅からできる仕事がほとんどなので、
そういう面だと比較的私の方が、例えば家事の具合は多かったりするんですけど、
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収録、夜するときには子ども見てくれたりとか、
あと最近なんですけど、週末はご飯作ってね、とか言ったりとか、
そういうので言えばちゃんとしてくれる、
それじゃあ言わなかったらしないのかっていう話になるんですけど、
ただ、一応意識はお互いあって、
できるだけストーリーの負担にならないようにみたいなのは、
話をしながら決めていってるっていう感じですかね。
なるほど。
でも旦那さんと都度話し合って、負担が偏ってるなと思ったら、
これもお願いねみたいに言えば、うまくままっていくっていうような形なんですね。
もしキャリアにもっと踏み込みたいってなったら、
ヘルパーさんシステムを導入することもできるし、
今後のこんな姿になりたいなっていうの次第で考えようかなっていうところなんですね。
新井さんのこれからこういうふうに、
キャリアと家族の幸せとご自身の生きがいみたいなところも含めて、
こんなふうにできたらいいなっていうような像ってあるんですか。
そうですね。
ぼわっとしてますけど、みんながハッピーだったらいいかなと、
その一言かなって、今最近思っていて、
キャリアを進むときに、どうしても例えばストレスとかプレッシャーとかっていうのもあると思うんですね。
で、逆に子育てするときもプレッシャーがあったり、ストレス溜まったりって、
この2つの道だけじゃないと思うんですけど、
どっちに行っても同じような心的プレッシャーみたいなのって出てくると思うので、
その時々でちゃんと話しながら、
機動修正していける、ちょっとフレキシブルにしておきながら、
少しずつやってみたいみたいな方向に、
夫も行けばいいし、私も行けばいいかなって今思っていて、
自分のキャリアのことで目指したいのが、どんな姿かっていうと、
やっぱり音声のコンテンツってすごく好きなので、それをやっていきたいなと思うんですけど、
やっぱりね、どこかでヒット作を生み出したいっていうのは、どこかであって、
なので、例えばチームで番組を作ったり、
自分で作っている番組もいくつかあるんですけど、
その中で今、新しい番組を作ろうとしていて、
それに結構ですね、心身ともに命かけていろいろ考えてやってるっていうものがあるので、
そういうのを1つ世に生み出して、
これまで作ってみたかった、プロの作る、私が聞いてきた好きなポッドキャストを、
自分の作品の中でも再現できれば、
それが1つ今、目指したいところかなと思います。
なんかすごくしなやかに、これまでのキャリアを転換されてきた新井さんならではのお答えかなと思って、今、うかがってて、
こうあるべしみたいなのをガチガチに固めるのではなくて、
みんながハッピーな状態を、そういうのを大事にしながら、
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自分としては目指したいところはしっかり目指して、
命を削って、
寿命が何年かちょっと削られてるかもしれないですけど、
本当に素敵だなと思って、今のエネルギーをいただきましたし、またそのコツコツと作られておられる作品もすごく楽しみだなと思いました。
ありがとうございます。
そろそろお時間も来てしまうのでですね、最後に新井さんの新しいドキュメンタリーのお知らせをいただいてもいいですか。
ありがとうございます。今ですね、家族での海外移住というのをテーマにした音声ドキュメンタリーを制作中です。
我が家で最近出ている最大の問いというのがありまして、それが家族で将来どの国に住むのかといったところなんですね。
国際結婚というのもありますし、どの国の教育がいいんだろうとか、どの国だったらキャリアが積めるんだろうというような、
ちょっとそういった疑問をですね、私たちも答えが出てないんですけれども、我が家の実体験、夫婦の会話とかを通じてドキュメンタリーのようにしてお届けしたいなと思っております。
あと作り方といった点でも、これまではニュースとかそういう情報発信系のものが多かったんですけれども、今回はちょっとドキュメンタリーということで、新しい作り方というのにも挑戦をしております。
それこそ今日お話ししたキャリアの話だったり、日本に帰ったら娘の英語はどうなるんだろうとか、もし海外にずっとこのまま住んだら親の介護って誰がしたらいいんだろうとか、
資産運用とかね、子立ての家ないけどどういうふうに資産残していくのとか、そういういろいろ悩みがあったりするところを、実体験をもとに発信していく番組を今作っています。
どういうふうにいつリリースするかっていうようなアップデートもエックスですね、旧ツイッターの方で発信してますので、よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
番組概要欄にですね、あらいさんのエックスアカウント貼っておきますので、ぜひそこからご覧になってフォローしてください。
これから多分ね、日本の方、海外移住考える方も多いんじゃないかなと思うので、本当にタイムリーな話題だと思うので、すごく楽しみにしております。
ありがとうございます。がんばります。
はい、ではちょっとお時間にもなったんでね、最後にじゃああらいさんから何かリスナーさんに一言いただいて終わりたいなと思いますが、よろしいですか?
はい、今日は皆さん聞いていただきましてありがとうございます。
いつも伊藤さんが子育てのこととかキャリアのこととか話しされてると思うんですけど、その中で私の過去の人生のことで、こんな人もいるんだってちょっと変わった人もいるなと思っていただけたらいいなと思います。
またね、子育ての先輩でもいらっしゃる伊藤さんにはまた小学生の壁とかもご相談しながら、いろんな人生を皆さん歩んでいらっしゃる中に、私もがんばって家族でどうやって過ごしていくか考えていきながら、このポッドキャストも聞きながら過ごしていければいいなと思います。
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今日は本当にありがとうございました。
ありがとうございました。あらいりなさんでした。
はい、いかがでしたでしょうか。
お話しさせていただいて、あらいさんってね、ご自身の思いにまっすぐで、かつ行動力もあって粘り強くて、自分の描くキャリアをね、自分で切り開いてきた方でね、かつ、なんて言うんですかね、力が入りすぎないというか、明るくてしなやかな語り口でね、改めて尊敬だなぁと思いました。
私がこのポッドキャスト、それでも前を向くをやっている理由を振り返ってみるとですね、お母さんでも夢を持っていいんだっていうことを伝えたいっていうことだなって思うんです。
お父さんもお母さんもね、ともすると仕事と子育てでいっぱいいっぱいになりがちで、子供はかわいい、でも自分は何のために生きているのかなって時々わからなくなったりすることありませんか。
新井さんも新しいキャリアを開いたのはお子さんが生まれてからっていうことで、この番組にぴったりの働くお母さんだったなぁと思いました。
小さくても夢を持って少しずつ叶えていくことで人生を少し楽しくしていけたらなと思います。
家族での海外移住の新番組もとっても楽しみですね。
概要欄に新井さんのXアカウントありましたので、ぜひフォローしていただければなと思います。
ちょっと話題に出しました、私の体験した小市のカフェについてのノートも貼っておきますので、よかったらご覧ください。
この特別会、ゲスト会はおおよそ2ヶ月に一度放送していく予定です。
なので次は12月頃でしょうか。
こんな方のお話聞きたい、あるいはご出演いただけるという方はですね、番組概要欄のお便りフォームからぜひお寄せください。
この番組は毎週1回月曜日に配信されます。
お相手は伊藤覗美でした。ではまた。