ドラッカーの教え
オーストラリアの秋です。
日本に住むひとみです。
たびともさん、こんにちは。
こんにちは。
毎週金曜日にお届けしているポッドキャスト、日常を旅するラジオは、
オーストラリアに住む秋さんと、私ひとみが日々感じることをテーマに、
まるで日常を旅するようにゆるりと話しています。
それでは、今回もぜひお楽しみください。
はーい、ひとみさん、やっほー。
はーい、おはようございます。
今日は?
秋さんに前、教えてもらった、
ドラッカーと会計の話をしようっていう本を、
紹介する回ですね。
2人とも読んだ本って、珍しくない?
いや、
何かあったっけ、前。
秋さん、運転車だ。
運転車か、そっかそっかそっか。
あ、結構私が紹介して、ひとみさんが読むみたいなパターンが多いね。
多いですね。
あれですよね、秋さんは反応しない練習とか読みました?
読みました、読みました。
あー、じゃあ、それを私が紹介して、秋さん読んでるパターンですね。
かもね、うん。
そうそう。
で、ドラッカーと会計の話をしよう、ですね。
林敦さん作、中継出版だそうです。
これ、物語風な感じで面白かったね。
そうなんですよ。
ちょっとだけあらすじを言っとこうかなと思うんですが、
イタリアンレストランの店長さん、経営者が飛行機に乗ったところで、
経済学者?大学の先生?経営の先生?会計の先生?忘れちゃったけど、
と出会って、その人から、ドラッカーはね、こう言ってるんだよ、会計のことについて、みたいなのをいろいろ話をしながら、
会計がどんなふうにやるといいか、みたいなのをやっていくことで、
あ、こうやって使うんか、みたいな。
こうやってビジネスやってくんか、みたいなのを、再確認じゃないけどして、
で、その飛行機に乗ってたのはなんで乗ってたかっていうと、
そのレストランは日本にあるんだけど、アメリカの会社に事業を売るっていう、その契約に行くために飛行機に乗ってたんだよね。
そうですそうです。
だけど結局、その契約をやめて、もう一回再起復活みたいな、しよう、みたいなのを最終的に。
あ、最後まで言っちゃった。まあいいや。
はい。
そんな感じの中で、会計ってね、って、紙の中にはないんだよ、みたいな。
っていう話だったけど、面白かったね。
うんうん。まず、ストーリー性っていうところで面白い、読みやすかったっていうので、
物語から学ぶ
会計の話とか経営の話ってゴリゴリ理論を書いてる、みたいな本を読むと、
私途中で眠くなっちゃうんですけど。
目が泳ぐよね。
そうそうそう。ですけど、これはこう、実はかは分からないけど、ありそうなビジネスシーンですよね。
事業上の仕事をしてるとか。
もう一個のストーリーが、NPO関係だったかな、キーエンジン団体の人が主役なんですよね。
なので、私税班の方は今会社員なので、ビジネス、さっきあきさんが話してたあらすじの方の人をよく読んでたんですけど。
それで、確かにありそうだなっていうシーンが書かれてるから、
それも会計とか経営とかの問題だったりとか解決策に結びつけやすかったかなっていう印象でしたね。
いいよね。
ドリルを売るなら、穴を売れっていうのを読んだことある?
あるかな?ないか、まだないのか。予約してたのかな、図書館で。
それもね、こんな感じで物語風だから、
さっきひとみさんが言ってたみたいに、経営とか会計とか難しいからわけわかんなくなっちゃうよね。
でもそれがストーリーになってたらイメージしやすいっていうのもあるよなと思って。
なんか印象的なシーンとかあります?あきさん。
印象的なシーンか。なんだろうね。
この主人公は紙で帳尻を合わせてたじゃない?
この数をね。
結局、利益は毎月黒字になってるのに経営が立ち行かなくなって、
売るっていう流れになってたじゃない。
だから紙の上でいろいろ数字をこねくり回しても、
実際の現状と合ってなかったらしょうがないよねっていう。
そんなのは全体的な感じで思ったのと。
あと、話してる二人はファーストクラスに乗ってるんだけど。
その二人が話してるのが。
で、他に乗ってたのが、娘さんとお母さんの家族と、
ちょっと若い女の人と、ちょっと年をいった男の人で、
最初は不倫旅行じゃないかみたいな感じのイメージの人だったんだけど、
親子のほう。お母さんと娘さんのほうで、
娘さんが、どっかで香水だか何だかを買ったシーンがあったの。覚えてる?
えー、あったかな。
娘さん、服だか香水だかを、どっかのお店で買ったやつを、
席で開けてた。買ったやつを見てて。
で、その中にいろんなコストがあるじゃない?商品に。
コストがあるんだけど、最終的に値段を決めるのは誰かみたいな。
買った娘さんが、このお金を出していいと思えたから出してるから、
最終的には娘さんなんだよみたいな。
お客さんが値段を決めるんだよみたいな。
はいはいはいはい。ありましたね。
あったよね。ちゃんとこう。
うまく説明できてるかはわかんないけど、
なんかそんなふうに言ってたじゃない?
そう、だから最終的に値段を決めるのはお客さんだみたいな。
っていうところが、あー、なるほどなーって思って。
納得して買ってるみたいな。
最後にコストを負担するのは誰かっていう見出しっていうか、
タイトルがついてるんだけど。
最後の方だね。本当に最後の方。172ページあたりから。
僕たちはついつい製品を作るのにかかったコストを前提にして販売価格を決めてしまう。
だがそれは間違いだ。製品の価格は消費者が決めるんだ。
ここ窓モゼルの消費者が負担しても良いと考える価値が1オンス1万円だとしたら、
製品コストは1万円から必要な利益を差し引いた額を超えることはできない。
つまりあの香水にかけることができる総コストの上限は消費者が決めている。だそうです。
価格設定の重要性
そうですね。いくら出せるんだろう?
まあそうですよね。普段買い物をする時も、例えばこれ買いたいってなった時に、
値段高いからやっぱりやめようかなとかいうシーンはたくさんありますよね。
でもさ、だからといってずっと安いものを買い続けるわけじゃないよね。
いいと思ったものにはさ、それなりにお金をかけるじゃない?
例えばっていうのが出てこない。
例えば最近私が画面をバキバキに割ってしまったピクセルエイトですけど、
これもさ、それこそ値段だけを考えたら、もっと安いスマホもあったわけじゃない?
でも私は商品を触る前の予約段階でも予約して買うっていうふうに決めてたじゃん?
うまく説明できないんだけどさ。
なんかよくあるじゃん、これぐらいもらいたいっていう人がいて、売る側ね。
これぐらいもらえたらハッピーだなあと思って。
それにお金を出してくれる人がいて、
だからそのお金に見合うだけの価値、見合うだけもしくは見合う以上の価値を提供するのが大事だよとかよく言われたりするんだけどさ。
そういうことなのかな?
まあ難しいな。
難しいね。
普通にもっとシンプルに考えて、じゃあこんくらい売りたいですみたいな。
Google Pixelを例えば10万円で売りたいですみたいな思って売ったとて、
いやーGoogle Pixelに10万円出すんだったらiPhoneに10万出すわみたいな人がいればiPhoneに行っちゃうわけですよね。
それをどう魅力を伝えていくかみたいな魅力的な商品にするか。
Googleがよくやってるのは、皆さんGmailとか使ってますよね。
それとの連携がすごいスムーズですよとか、
AIの機能を今Googleめっちゃ力入れてます。
その機能もついてます。
ドラッカーの経営理論と会計
例えばキッズゴムマジックみたいな感じで、写真でいらないのを消せますみたいな。
これが全部Pixelで完結しちゃうんですよ。
雑音消せます。
それで10万円ですって言ってた時に、
いやもうiPhone大好きだからみたいな消費者はiPhoneに行っちゃうけど、
10万円でこんぐらいの機能つくのか。
じゃあちょっと試しにGoogle Pixel使おうかなみたいな人が出てきたら、
それは10万円で交渉成立っていうことですね。
そうだね。
だからやっぱり買う人が決めるのかな。
買う人が払うんだよね。
ひとみさんは何か印象的なシーンあった?
私はもうちょっと上の段階っていうのかな。
ちょっと経営のよりの話とかで、利益とかキャッシュフローとかの話が出てくるんですよ。
ちょうど飛行機の中で解説してる場面で、
イタリアンレストランを売るか売らないかどうしようっていうところで、
そのイタリアンレストランのPLだったかな、財務書評だったかな、
そういうのを見ながら話してるシーンだったかなと思うんですけど、
例えば株式投資とかやってる人だったりとか、
何か就職活動とか転職活動で企業が発表してる決算資料とか見てる人にとっては、
儲かってるっていうところを判断してるところに利益とか、
利益率何パー上がりましたっていう報道があったりとかするじゃないですか。
けどここって売り上げ引くコスト、人件費だったりとか、
何か物を運ぶみたいな事業であれば運送費だったりとか、
コストを差し引いた利益っていうところで表してる利益の額が、
じゃあ何パーセント上がってるっていうことはそれだけ上がったんだな、
みたいなふうに判断してる人多いかと思うんですけど、
実はこの皆さんが考えてる利益っていうのがいかにいい加減な指標であるかっていうところについて解説されてるんですよね。
っていうのがいろいろ事例だったりとか、
投資の神様と言われるウォーレンバフェットの言葉を引用しながら解説されているんですよね。
製品ライフサイクルの重要性
だから結論としては利益が出てるよっていうのは、儲かってるよっていうことじゃないんですよ。
っていう話をこの本でしてます。
そうなんだよね。
どういうこと?って思った人はぜひこの本を読んで理解をしていただきたいなと思います。
ぜひぜひ。
結構難しい。一回読んだだけだとさ、
は?って言って、結構わかんなくてそのままスルーしちゃったところもあるんだよね。
もう一回読んでみたいなとか、
何回か読んで、私は理解していくといいなと思うんだけど、
あともう一個あれね、商品の種類でさ、
今日の主力製品、明日の主力製品、生産的特殊製品、開発製品、失敗製品とか、
昨日の主力製品とか、いろいろな種類があるよ、みたいな。
商品の寿命に合わせて、みたいな。
で、それも結構面白かった。
ずっと同じ製品でずっとやってたら、それが廃れてっちゃうっていうかさ、
人気がなくなってっちゃう。
今はいいけど、みたいな。
で、明日の主力商品はこれから伸びていくやつ、みたいな感じだよね。
それ面白いなーと思って。
これはレストランの場合だけど、レストランだけじゃない、レストランに限ったことじゃないからさ、
自分の場合だったら、今日の主力商品って何だろう?みたいな。
明日の主力商品って何だろう?みたいな。
のを考えていくのはアリだよねーと思って。
で、開発していくやつとかさ、
全くずっと同じだと飽きてっちゃう。
そうですね。
なんかよくあるじゃん、カフェでも、秋の新メニューです、みたいな。
クリオ使ってます、とか言うと、ちょっと行ってみようかな、とか思うじゃない?
マックでも、月見バーガーとか、こんな季節になりましたか、もう月見バーガー食べに行こう。
スタバだと、桜のなんちゃらフラッペみたいな。
だからまさに、マックとかファストフードとか、スターバックスとか、あの辺の界隈は、
そういうのがうまく設計された上での試作ってことですね。
これストーリー性があって、読みやすいんだけど、でも専門用語とかが出てきたりとかさ、するじゃない?
で、それでなんかちょっと眠くなったりはしなかったけど、ちょっとなんかスルーしちゃったりしたところもあるから、
楽しみながら何回か読むといいかなと思ったりします。
そうですね。興味がある章、セクションから読んでみることをおすすめします。
旅友さんでこの本面白かったよっていう人は、ぜひお便りで紹介していただけたら読んでみたいです。
はい。
はい。そんな感じですね。
はい。
じゃあ、またねー。
はい、バイバイ。
バイバイ。
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