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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に、さまざまな話をしています。
今回のタイトルは、「DAVINCI RESOLVEで字幕機能を使ってみた!」というものです。
水曜日は、ITを中心とした技術的な話をしています。
この配信の編集には、DAVINCI RESOLVEというアプリケーションを使っています。
DAVINCI RESOLVEは、動画編集のアプリケーションです。
基本は有料のアプリケーションなのですが、無料でも一部の機能制限のみで使用できます。
この制限が特徴的なんです。
動画編集に必要な一般的な機能は全て使えるし、
結構複雑なアニメーションを作る機能とか、動画の色調を変えるカラーグレーディング、音質の調整なども無料の範囲で使えます。
制限されているのは、GPUを使う機能と考えておくと、それにはAI的な機能も含まれますが、
レンダリングに多少時間がかかることを我慢すれば、動画編集に必要な機能はほぼ使えるようになっているんです。
機能や操作は少し難しい感じがしますが、これはダビンチリゾルブが映画の編集などのプロの世界で使われているからでもあり、
発売元のブラックマチックデザインがそのためのプロユースのコンソール、テレビ局とか録音スタジオなどで見るスイッチやノブがたくさん並んだやつですね。
そういうものも製造販売している会社であることも関係しています。
無料でほとんどの機能を使えるようにしているのは、映画のような動画の編集を行える人の裾野を広げたいという考え方があるのだと思います。
そういう本格的な動画編集アプリを僕の場合は音声配信の編集に使っているわけですが、それは動画編集をやりたいという野望があるからなんです。
で、少しずつ操作を覚えながら動画編集もやっていて、この配信の中でも2本は動画で配信しています。
概要欄にリンクを置いておきますね。
そんなわけで地道に動画編集を学んでいるのですが、最近お友達の動画のニーズとして字幕を入れたいというものが出てきました。
最近の動画はキャプションを入れるのが普通になっていますが、ひとまず僕はそこを避けてきました。
あまりにもキャプションがうるさい動画が多いなと思っていたからです。
でもお友達のニーズは聴覚に障害がある方にも見てもらいたいということでした。
うんうん、それはとても正しいなと思ったんですね。
で、派手なキャプションではなく、洋画の字幕のような感じで入れられるのならぜひやりたいなと思うようになりました。
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ここでちょっと残念なことがあって、DAVINCI RESOLVEには動画音声からの文字起こし機能がないんです。
ライバルのプレミアプロにはあるんですけどね。
いずれ実装される可能性はありますが、とにかく今はないんです。
で、どうしたものかなと思って検索したら、Vrewというアプリを使う方法がありました。
Vrewは音声や動画のファイルをアップロードすると、それを文字起こししてくれて、
必要なら音声的な空白部分をカットすることまでしてくれるのです。
そして、アウトプットとしてDAVINCI RESOLVE用の字幕データとか、
YouTubeなどにも使える一般的な字幕データなども出すことができます。
実際にやってみると、DAVINCI RESOLVEの字幕機能でちゃんと使えました。
DAVINCI RESOLVEの字幕機能は派手なキャプションみたいな加工は難しいですが、
動画の最初から最後まで淡々と流すような字幕なら手軽に編集できるのです。
ひとまずここまでできれば、僕やお友達がやろうとしていることは実現できます。
そんなわけで、DAVINCI RESOLVEがより便利に使えるアプリになりました。
最新版のDAVINCI RESOLVEでは、ネットワークを使ったコラボ編集機能も実装されていて、
いずれはお友達と分業的に編集をして動画を作ってみたいと思っています。
なかなか楽しそうでしょう、DAVINCI RESOLVE。
近いうちにコラボ編集を試してみたいな。
読書と編集では、ITを特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。
ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。
詳しい内容については、概要欄のリンクから、または、「読書と編集」と検索して、
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この配信の書き起こしをノートで連載しています。
概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。
今日もワクワクする日でありますように。
千葉直樹でした。ではまた。