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2023-02-11 07:02

#462 【史】今飛んでいる飛行機の情報を見る/地図も読み物だから(16)

地図も読み物だから(笑)の第16回です。

世界中で今飛んでいる飛行機の情報が見られるサイトがあります。

それを眺めていると、世界情勢のことも考えることができちゃいますよ!

興味がない人にはまったく面白くないと思うので、スキップしちゃってくださいね。

にゃおの考える現代の基礎的なリテラシーは、ITをきちんと使えることが含まれます。そのためにどのような問題があり、どう解決していったらよいか考えてみるPodcastです。

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をご覧ください。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ、読書と編集の千葉直樹です。
このチャンネルでは、読書とIT時代の読み書きソロ版を中心に様々な話をしています。
今回のタイトルは、「今飛んでいる飛行機の情報を見る。地図も読み物だから。」の16回目です。
土曜日は地図を読んでいます。
あ、最初にご案内しておきますね。
地図の話は、実際の地図を見てみたいという方もいると思いますので、話しながら見ている地図をノートの書き起こしの方に載せておきますので、興味がある方は概要欄をチェックしてみてくださいね。
前回、航空図の話をしたので、今回はその関連で、今飛んでいる飛行機の情報がリアルタイムで見られるサイトの話をします。
少し前に、世界中の航空中の船の情報が見られるサイトの話をしましたが、それの飛行機版ということになりますね。
サイトの名前は、フライトレーダー24と言います。
概要欄にインクを貼りますので、ぜひ開いてみてください。
まず、サイトを開くとびっくりすると思います。
何かというと、飛んでいる飛行機の数です。
もう本当にうじゃうじゃ飛んでいます。
じっと見ていると、それらがそれぞれじわじわ動いていると思います。
飛行速度が速いですから、見ているうちに結構動くんです。
拡大するともっとよくわかるでしょう。
飛行機の形をクリックすると、
飛行機の形式、出発地と到着地、飛行高度、待機速度などが表示されます。
飛行機の写真も出ますので、ペインティングを見るのも楽しいです。
さらに、クリックした飛行機が飛んできた鉱石を見ることもできます。
洋上を飛んでいるときはほぼまっすぐ飛んでいるので、さほどでもありませんが、
空港が近くなると速度を落として着陸する滑走路に向かって旋回するので、
空港に向かっていく飛行機を見るのは結構楽しいです。
混雑する空港では、滑走路に向かって飛行機の行列ができます。
行列の最高位にいろいろな方向から飛んでいく飛行機を見るのも面白いです。
着陸する滑走路の反対方向には、離陸する飛行機が折り重なって表示されます。
それが徐々に離陸して航空路に乗っていくのもなかなか楽しいです。
自分が乗ったことのある路線を思い出して、
そういえばこんな風に飛んでいて、この辺りだと地上にこんな景色が見えているはず、
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なんて考えるのも楽しいものなんです。
日本だと関東の辺りを見るとかなり楽しめます。
注意深く見ていくと、運用機も見つかります。
このシステムは、飛行機が自ら走っている位置情報を使っています。
通常の飛行機は、飛行計画の提出と位置の通知が義務なので、
基本的に飛行中のものは見ることができますが、
運用機の位置情報は場合によって機密情報となりますので、一部のものしか見られません。
秘密だから全く見られないかというとそんなことはありません。
ヨーロッパの辺りを見てみると興味深いことがわかります。
現在起きている戦争に関係すると思われる飛行機の情報が結構あります。
例えば、空中給油機です。
戦争当時国の周辺国の上空で何機か旋回していることがあります。
どの基地から飛んできたか、どこに所属するものかがわかります。
情報収集を行う電子戦機と言われるタイプの飛行機も飛んでいることがありますし、
稀に戦闘機も見えることがあります。
戦争が始まった当初には、情報収集を行っていると思われる
無人航空機が国海上空を飛んでいるのを見ることができた時もあります。
軍用機があえて情報を出しているということは、
それをアピールする狙いがあるということでしょうから、
これも軍事的な牽制になっているのでしょう。
空中給油機が飛んでいるということは、
その周辺に戦闘機が飛んでいるということが想像できますし、
無人機が飛んでいたら、そこからある程度の距離の範囲は見えていると想像できますから、
その範囲での軍事行動はやりにくくなるでしょうからね。
逆にロシアの側を見ると、これまたわかることが結構あります。
西側の軍用機の一部は飛行情報を開示していることがあるのに対して、
ロシア側ではそのようなことはないようです。
考え方が明確に違うわけですね。
またロシア全土を見ると、極端に飛んでいる飛行機が少なくなっています。
戦争以前は、ロシアの上空を飛んでアジアからヨーロッパを結ぶ飛行機がかなり飛んでいました。
今はU字ですから、ほとんどがロシアの航空会社の飛行機になっています。
そこを飛ぶ他国の飛行機を見ると、友好関係にある国というのもある程度わかるんですね。
こんな感じで飛んでいる飛行機を眺めていると、国際関係のことを考えることもできるというわけです。
そんな複雑な問題だけではなく、飛行機の痕跡を見て、
あ、ここに台風があるんだな、なんてことも想像できたりして、それはそれで興味深いです。
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フライトレーダーを眺めて面白いものを見つけたら、ぜひコメントで教えてください。
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今日もワクワクする日でありますように。
しばなおきでした。
ではまた。
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