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内科医たけの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。たけお内科クリニックからだと心の診療所 院長内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろなちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、10分ゼロで配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開の場所をご覧ください。リクエストに直接お伝えしています。
アフター特報日記です。ぜひご覧ください。
ということで、今日はですね、ちょっと実はこの週末、NHKでですね、非常に良い番組が2つありまして、それをご紹介しつつですね、
私の発信の柱の一つにもある、ちょっとこういう怪しいですね、怪しい医療健康情報、医療健康でもないんですけども、
いうのについて少し考えていきたいと思います。ちなみにNHKの回し者ではございません。
ちょいちょい私の放送の中でNHKの番組を紹介させていただいてますので、今回も2つNHKの番組をご紹介したいと思います。
これ多分、NHKを契約している方は、NHKプラスっていうので、
多分今週1週間ぐらいかな、放送をまだご覧いただけると思いますので、そちらも併せて見ていただけたらと思うんですけれども、
その番組2つというのが、1つが土曜日の晩かな、に放送されました。
フェイクバスターズっていう番組ですね。これ不定期でされてる番組で、非常にね、多分4回目か5回目ぐらいだったと思うんですけれども、
いう番組で、非常に毎回面白いというか、考えさせられるテーマでやってる番組なんですけれども、
先週の土曜日にあったのと、あとは、時々私のこの放送の中でもね、ご紹介しているチョイスですね。
NHKのチョイスって非常に良い番組で、それが昨日ね、がんの告知を受けたときどうするみたいな、そんなテーマでやっていたので、
その2つの番組を取り上げて、2回、今日明日に分けてお話していきたいと思います。
そもそもですね、私自身、私の経過をね、最近聞き始めた方でなければ、ご存じの方が多いと思うんですけれども、
私、もともとは、もともとはというか、今でも腎臓内科医のつもりなんですけれども、
腎臓内科から始まって、そこから途中から診療内科とか緩和の道に転向してっていうような、そんな医師キャリアを歩んでるんですけれども、
その中で、非常に多くのね、こういう、いわゆるとんでもな医療に出会ってしまう患者さんって見てきてるんですよね。
これは慢性腎臓病の時にもね、非常に多く見ましたし、あとは、
腎臓内科ではあんまりない、腎臓内科でもちょこちょこいらっしゃいますかね、腎臓内科でもちょいちょいいらっしゃいますけれども、
でもやっぱり緩和ケアの部分ですね、特にがんにまつわる緩和ケアの部分ではね、非常に多くのね、こういう方をね、見てきました。
今日のチャプターのリンクには貼りますけれども、この、
これですね、「がんにくく○○の罠、37歳で命を落とした女性が信じたご情報。」っていうような、
まずからの記事なんですけれども、これの内容をね、一部番組で紹介されていたっていう、そんな感じなんですけれども、
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これとかね、ご覧いただけたら、非常にね、実は医療現場でね、こういうことって多いんですよね。
で、もちろん、病院でね、しっかり向き合ってっていうか、治療をね、してくださる方もいらっしゃるんですけれども、
でも、実はね、主治医に言わずに、民間療法をね、騙されている方っていうのはね、実は結構いらっしゃるというふうに言われています。
で、まあ、コロナに関連してもそうでしたけれども、今、情報ってね、もう、ネット上にもうありとあらゆる情報あるじゃないですか。
もう、個人の体験談からそうですし、まあ、こういうね、いわゆるビジネスライフなものとか、商品とかを売りつけるものとかですね、
あとは、宗教の勧誘とかですね、こういうのって、ものすごいいっぱいあるんでですね、で、昔はですね、そんなにネットが発達していなかった時代は、それもですね、
買った時代はそれほど情報が多すぎて
惑わされるっていうことは今ほどは多くなかったと思うんですね
もちろん書籍とかで危ないものは結構あったと思うんですけれども
ただ今は本当に情報へのアクセスが勘弁になった分
情報の見極めっていうのは非常に重要になってきてるかなというふうに思います
あとは情報も出しやすくなったんですよね
個人の体験談とかって昔は自費出版でもしない限りは
個人の体験を出すとかっていうことはほとんどなかったと思うんですけど
もしくはホームページを作るとかそういうぐらいしかなかったと思うんですけれども
今はブログもそうですしあとは各種のSNSですね
そういうので本当に気軽に私こういう体験しましたみたいな発信できてしまうので
それを自分のことと一緒にしてですね
解釈してしまったりとかそれによって余計に不安になってしまったりとかっていうのは
非常によくあるかなというふうに思います
特にですね検索するときにこれ昨日ねメンバーシップの方の
LINEのオープンチャットの中でもね少し議論というか上げていただいてたんですけれども
検索するとですねGoogleのアルゴリズム的には
例えばがんに関する情報はがん情報センターっていうのはね
ほとんどのがんで第一になってくると思います
と思うんですけれどもその上にですね広告が出てくるんですね
これ広告と気づかずにねクリックしてしまうと
もうそれがね正しい情報というふうに思ってしまう方っていらっしゃると思うんですね
例えば昨日ね試してみたんですけれども
リスナーの方から教えていただいて肺がん治療っていうふうに普通に
これ普通の検索するとあれなんでシークレットモードとかですね
プライベートモードっていうその今までの自分の検索履歴がわからないので
調べていただくとですね
その他のサイトが出てきたりとかですね
プロモーションのやつが出てきたり
要は広告ですねが出てきたりしてですね
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スポンサーって書いてあるんですけれども
でもこのスポンサーに気がつかずにそれをクリックすると
それがねあたかもちゃんとした治療のように思われてしまうっていうのとか
結構あったりしますね
なのでこの本当にね検索するスキルもそうですし
あとは検索してねちゃんとそういうGoogleのね検索の
表示の仕組みみたいのまで分かっていないといけないみたいなのも
結構あったりしますね
はいしあとはやっぱりねガン関連では
これね昨日のチョイスでも述べられてましたけれども
やっぱりねガン情報サービスもこれにつきますね
もうガン関連はいろんなサイトあります
もちろんですね学会によっては
患者さん向けのパンフレットとかツールを準備している
例えば乳がん学会とかそうですけれども
いうのもあるんですけれども
そうじゃない学会の方がねまだ多いので
やっぱりガンに関する情報で一番信頼できるサイトっていうのは
ガン情報サービスのネットを見ていただくのが一番いいかなというふうに思いますし
あとはこれ昨日のチョイスの中でも出てましたけれども
フェイクパスタズのところでもね
鈴木さんが言っておられましたけれども
ガン相談支援センターっていうのがね
ガン診療機関の中でもね
ガン診療連携拠点病院っていう
必ずね必ず皆さんの住んでる地域に1個あります
これは都道府県型とかですね
高度型とかいろんなタイプがあるんですけれども
国指定のものとか都道府県指定のものとか
いろいろあるんですけれども
でもガンを中心に見ている
ガン診療連携支援
ガン推進
ちょっと正式名称忘れましたけども
っていう病院がありますので
そこにはですね
医療支援センターっていうのがあるんですよね
でそこでガンに関する
様々な疑問質問相談ですね
これを受け付けているので
でこれ結構よく勘違いされているのが
その病院にかかっていないと
相談できないっていう風に
思っておられる方もいるんですけど
そうではないんですね
これ院外からの相談もね
受け付けるようにっていうことになっているので
必ずね院外からの電話相談とか
受け付けていただきます
で必要に応じて助言もらったりとかですね
そういったことがある方も多いですけど
ぜひガンに関することで困ったら
ガン相談支援センターでも
それだけ今日は覚えていただけたらな
という風に思います
ただまぁ実際にはですね
ガン以外の病気
例えば私の専門の慢性腎臓病のね
じゃあこういう相談窓口とかあるのかっていうと
そういうのってあんまりないんですよね
なので結構ね周りの方に相談して
もちろんですね
周りの方も良かれと思って
アドバイスするんですけれども
ただそれがね全然悪意ではないんですけれども
逆にその方の治療にマイナスに働くっていうこともあったりするので
この辺はね本当に
誰に相談するかっていうのも非常に大事で
昨日例えばねそのマギーズ東京の話ですね
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ピアサポートみたいな話も出てましたけれども
本当にね患者会とかもいいと思うんですけど
患者会もうまいこと使わないと
ちょっとね患者会で宗教の勧誘みたいなのとか
あったりすることもありますので
だからその辺まで本当に注意していただきたいな
というふうに思います
はいということでちょっとね
まだ話したいことがあるので
この続きはまた明日お話したいと思います
とりあえず今日は一旦これぐらいで
今日も幸せな一日でありますように
お会いではないという竹でした
興味一新