00:01
内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけおの内科クリニックからだと心の診療所、院長は内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を
毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開の毎週6月、皆さんからの
ご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気で、ぜひご参加ください。
ということで、毎週月曜日は競技心身資料ということで
皆さまのお役に立つ資料をご紹介していくんですけれども、
今日ご紹介するのは、がん研究振興財団から出ています
がんを防ぐための新12か条というこの資料を
皆さんと一緒に読み解いていきたいと思います。
実はリクエスト、なんでリクエストいただいたのか
なんでリクエストいただいたのか忘れてしまいましたけれども
がんを防ぐ生活習慣ってありますか、みたいなそんな話があって
今ですね、がんの早期発見の怪しい検査とかってものすごいいっぱいあるじゃないですか
ああいうのをやるよりかは、今日お話しするがんを防ぐための新12か条
これをやったほうが明らかにエビデンス的にもいいですし
そんなところにお金を使うよりかは
こっちのお金を使ったほうがいいんじゃないかみたいな
そんな感じで思いますので、ぜひ科学的根拠に基づく
がん予防を知っていただけたらなというふうに思います。
ということで、まずはじめに
はじめにはいいですかね、はじめには飛ばさせていただいて
ただ、あなたをがんから守るのは、そうあなた自身ですということで
次の4ページ目、5ページ目に行かせていただくと
誰でもがんになる可能性がありますということで
これは有名ですよね
今も国民の2人1人が一生のうち1回はがんになる事態ということで
当然年齢が上がるに従ってがんになる確率が増えてくるという
男性でいくと生涯でがんになる可能性が63.3%
女性だと48.4%ということで
1人ぐらいが、そんな感じになっていますね
がんの予防って、もちろんがんっていろんな要因で起こってくるので
予防できないことも多々あるんですけれども
それでも右側のページに行っていただくと
喫煙、飲酒、食事、身体活動、体型、感染というこの6つ
この後、具体的に話が出てきますけれども
この辺りを心がけることで予防できる部分もあるという
男性でいくとがんの半数ですね
女性のがんの3分の1が生活習慣によって予防できた可能性があるという
そんな研究結果も出ています
そんな感じになっています
ということで、ここから具体的な部分に入っていこうと思うんですけれども
6ページ目以降ですね
科学的根拠に基づくがん予防とはということで
まず第1条、第2条ですね
これは言わずもがなですけれども
喫煙ですね、タバコ
これ昔は真十二カ所となっているんですけれども
03:04
受動喫煙に関してはあまりよくわかっていなかったんですけれども
受動喫煙も明らかにダメというのが明記されましたね
ダメというか避けるということですね
第1条がタバコは吸わない
第2条は他人のタバコの煙は避けるということでなっています
だから本人さんも吸わないのがベストですし
あとは例えばご家族さんとかですね
職場とかですね、こういうところでも
極力タバコの煙を避けていただくのががん予防につながる
そんな感じになっています
タバコって当然、ここに小さく書いてありますけど
肺がんは当然非常に有名ですけど
他のがんですね、胃がん、膵臓がん、子宮頸がんとか
っていうのもここに書いてありますけれども
他のがんのリスクも上がるんで
あと食道がんとか口頭がんとかその辺もありますよね
なのでまずは喫煙を避けるということですね
禁煙です
第3条ですね
第3条は飲酒ですね、お酒
お酒を飲まれる方がいらっしゃるかもしれませんけれども
お酒は程々にということで
これはそうやそうですよねっていう感じですよね
私はお酒飲めないんでこれはもう全然大丈夫なんですけれども
飲む量もですね、純アルコール量ですね
エタナオル量23gっていうことになっていて
それの具体例はこの下に実際のイラストで書いてあったりします
日本酒でいくとイチゴ
ビールでいくとオービー1本とかそんな感じですね
私はお酒飲めないんでどれくらいの感じなのかよく分かってないですけれども
という感じになっています
という感じで続きましてが食事ですね
食事が第4条、5条、6条ということになっています
これも当たり前っちゃ当たり前なんですけれども
バランスの良い食事、食生活
塩辛い食品、これ控えめにしましょうよという
これは口血圧とも関連しますけれども
そうじゃなくてがんにも関係しているということで
特に胃がんですけれども、胃がん、食道がんとか
こういう刺激物を極力避けるというのは非常に重要ですよね
第6条が野菜、果物ですね
これは逆に不足しないようにしましょうということになっています
そして書いてありますけれども
熱いものを摂りすぎると食道の炎症やがんを引き起こす可能性があります
ということになっていますよね
結構有名な話ですよね
ということです
第7条が身体活動ということで適度に運動
これも当たり前っちゃ当たり前ですけれども
歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を1日60分行いましょうということで
また息が弾み、汗をかく程度の運動は1週間に60分程度行いましょうということで
06:04
これ結構難しいかなと思いますけれども
歩行1日、トータル60分行えているかなって考えると
ちょっと僕自身も若干微妙かなと思いますね
続きまして体型第8条ですね
適切な体重維持ということで
中高年の男性のBMIですね
体重を身長のメートルの事象に割ったやつですけれども
21から27、中高年期女性では21から25の範囲内になるように
体重をコントロールしましょうということで
肥満は明らかに良くない
肥満は生活習慣病の当然リスクにもなりますけれども
がんのリスクも高くなるという感じになっていますが
日本人においてはそれほど強い関連がないと示されていますという
そんな感じになっているんですね
これちょっと僕は意外に感じましたけれども
むしろ痩せる方が危険というふうにここでは書いてありますね
続きまして第9条ですね
ここでデカデカと書いてありますけれども
ウイルスや最近の感染予防、ワクチンや早期治療で
発生を防ぐことができるがんもありますということで
それの具体例が肝炎ウイルス、ヒトパピローマウイルス
あとピロリ、ヘルコマクタピロリですね
これも非常に有名ですけれども
今ね、肝炎ウイルスに関しては
B型肝炎はなかなか難しいんですけど
C型肝炎はかなり治療ができるようになってきていますし
あとヒトパピローマウイルスですね
これはもうワクチンですけれども
ワクチンを接種することで
海外では宿泊経過が撲滅される時代になっていますからね
ちょっと日本はだいぶ出遅れたんですけれども
という感じなのと
あとピロリ菌の感染ですね
ピロリ菌も今、若い人はピロリ菌に感染している人は
だいぶ減ってきてはいますけれども
それでもやっぱり感染していると
将来的な意外なリスクになってきたりしますので
これが除菌というのができますので
除菌するというのも一つの選択肢かなと思います
ここからは早期発見の話ですけれども
第10条ですね
検診ですね
定期的な眼検診をということで
国が進める眼検診というのが書いてあります
それをしっかり受けていただくということと
あとは第11条ですね
受診ですね
当然ですけれども
体の異常に気が付いたらすぐに受診してください
ということで
こういう症状はありませんかというのが
いろいろ書いてあります
なかなか症状が出てから受診して
見つけるというのは難しい場合もあるんですけれども
でも当然症状があったら
病院に行って調べてもらいましょうねというのは
そりゃそうかなと思います
次が一番最後
第12条ですね
これ非常に大事なんですけれども
がんイコール死ではなく
治る病気になりつつありますということで
09:00
12条
正しいがん情報でがんを知ることから
ということになっています
これ本当に大事で
どこの情報に出会うかによって
予後がんの余命とかも含めて
変わってくるんですよね
これは本当に知っておいていただきたいな
というふうに思います
がんの情報は各ホームページから
ということで
この財団のホームページと
あとがん情報サービスですね
国がやっている
国立がん研究センターがやっている
がん情報サービスですね
もうここだけ見といたらいいと
正直思いますけれども
ということで
がんの正しい情報を
とっていただくというのは
非常に重要になってきます
ということで
つらつら解説しましたけれども
実はですね
これ全64ページある
もっとすごいハンドブック版みたいなのが
ありますので
もしご興味があれば
これホームページから
飛べるようになっていますので
そちらのホームページを
ご覧いただけたらと思います
はい
ということで最後
新進在京に行きたいと思います
行きますよ
新進
じゃんけん
じゃんけん
ぐっ
ということで
今日も幸せな一日でありますように
お会いいただきありがとうございました
今日も新進