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2024-10-02 10:35

《1050》『患者さんのための乳がん診療ガイドライン』を読み解く

本日ご紹介した書籍はこちら 患者さんのための乳がん診療ガイドライン 2023年版 第7版 https://www.kanehara-shuppan.co.jp/books/detail.html?isbn=9784307204484https://jbcs.xsrv.jp/guideline/p2023/about/ 面白かった・勉強になった方は「いいね❤」」を、感想・コメントは #心身健康ラジオ #声の書評 をつけてX、Threads、インスタStoriesなどでお寄せください! #医療  #健康   #スタエフ医療部 《AI要約》※誤字はご勘弁 乳がん診療ガイドライン2023の紹介 内科医たけお先生は、乳がん検診に関連して「患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023」を紹介しています。このガイドラインは、通常の医療者向けとは異なり、患者さん向けに作られた珍しいものです。 ガイドラインの特徴 3年半ぶりの改定 金原出版から書籍として出版(税込2640円) 内容は全てホームページ上で公開されている ガイドラインの構成 65個の質問から構成 10のカテゴリーに分類(乳がん検診と診断の進め方、治療、ステージング、初期治療、経過観察、再発治療、薬物療法、若年者・男性の乳がん、療養上の問題、原因と予防) 乳がん検診について 40歳からマンモグラフィーによる定期検診が推奨 検診には利益と不利益があり、100%発見できる方法はない 自身で効果と限界を理解して受診することが重要 日常生活でのブレストアウェアネス(乳房への関心)が推奨 対策型乳がん検診と任意型乳がん検診の違い 対策型:40歳以上の女性を対象、国民全体の乳がん死亡リスク低減が目的 任意型:個人の価値観と自己責任で受診する人間ドックや職域検診 乳がん検診の年齢について 40歳以上が対象 乳がんの発生率が40歳頃から増加 45-49歳と60-64歳に2つのピークがある たけお先生は、このガイドラインを読むことで乳がんについて詳しく知ることができると述べています。また、ガイドラインに含まれるフローチャートなどが分かりやすいと評価しています。

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内科医たけおの心身健康ラジオ。皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわる、ちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開のまま収録や、皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひ、ご参加ください。
ということで、今週はですね、ピンクリボン月間にちなんでですね、乳がん検診のお話をいろいろさせていただいております。
毎週水曜日が、声の書評の日ということで、乳がん関連の、特に乳がん検診関連の書籍をご紹介しようかなというふうに思って探してたんですけれども、
やっぱり、ここはこれ外せないだろうということで、患者さんのための乳がん診療ガイドライン2023ですね、これを取り上げたいと思います。
でですね、これですね、あの、ちょっとこの放送始まる前にも言いましたけれども、通常ですね、診療ガイドラインっていうと、ほとんどはね、医療者のためのものなんですね。
特に、医者向けのことが多いんですけれども、こういうふうにですね、患者さんのためのっていうのを作っているのってね、比較的珍しいんですよね。
で、診療ガイドラインのその解説書とかですね、あのいうのはあるんですけれども、例えばIBS、過敏性超症候群とかもあるんですけれども、その患者さんのために作っているっていうのって意外と少なくてですね、
で、その先駆的なのが、この乳がん診療ガイドライン、患者さんのための乳がん診療ガイドラインなんですね、これ今回3年半ぶりの改定みたいだそうですけれども、
はい、ということで、書籍としてもですね、この金原出版さんっていう、これいつもね、ガイドラインで非常にお世話になっている出版社さんなんですけれども、
そこから書籍としても出てるんですけれども、税込み2640円かな、出てるんですけれども、でもその内容がですね、全てホームページ上に公開されているので、
今日はね、そちらを使わせていただいてお話しようかなというふうに思います。詳細はこの説明欄のところのリンクから飛んでいただけたらと思うんですけれども、
まずは始めにのところですね、ガイドラインについてっていうところが書いてあって、先ほど言ったようにこの前の版が2019年版だったんですけれども、
今回2023年版ということで新しくなりましたということで、その医療者向きではなくて、そのタイトルにありますように、患者さん向けに作ってますよっていうのはアピールされています。
いろんなね、乳がんに限らずなんですけれども、治療の進歩ってどの領域でもあるんですけれども、やっぱり4年もあるとものすごい治療としていろんな進歩があるんでっていうことで書いてありました。
で、いつものようにですね、このガイドラインの目次のところに行っていただこうと思うんですけれども、質問1対1対応みたいな感じになっていて、
大きくですね、6個のカテゴリーかなっていうことになっていて、もっとありますね、もっとあります、失礼しました。
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質問がですね、どちらにしても質問が64個、違う65個ですね、質問から構成されています。
で、こっちの65個全部読むとそれだけで10分オーバーするんで、カテゴリーだけ言っていくと、1つが乳がん検診と診断の進め方っていうことで、今日はここの特に1の部分だけ取り上げようと思うんですけれども、
2つ目は乳がんと診断されたら、3つ目が治療を受けるにあたってですね、ステージとかステージングの話ですね。4つ目は初期治療ですね。
5つ目が初期治療後の診察と検査。6つ目が定員再発の治療について。7つ目が薬物療法に関連することについて。
8つ目が若年者の乳がん、男性乳がんについて。9つ目が療養上の諸問題について。
で、10番目が乳がんの原因と予防についてっていう感じですかね。で、あとは主な治療ということで、2つですね。初期治療と定員再発治療で使用される治療っていうのが2つあります。
特にですね、今日はちょっと取り上げないんですけれども、多分皆さん気になるところがこの乳がんの原因と予防についてっていうことで、9の62から65のところとかですね、
その食生活生活習慣がどうかとかですね、あと他のホルモン治療、ホルモン補充療法とかね、そういうの乳がんの話とか、あと月経妊娠出産と乳がんの話とか、あと遺伝ですね。
話とかがこの一番最後のところで、62以降で取り上げられていますし、あとは実際に乳がんにかかわられた方のその生活ですね。
これね、やっぱ病気持ちの方の生活って非常に重要なんで、その療養上の諸問題について、その1個前のところですね。
9の57から61のところですね。特にこの61とか他の大体医療についても取り上げられているので、あとは60とかは生活習慣ですね。
アルコールはどうかとかですね、乳腺肥どうかとかですね、喫煙どうかとか、運動どうかとかっていうのは全て1個1個書いてありますので、もし、これ9がね分かれてるんですよね、この60に関しては。
はい、なのでそこら辺ご覧いただくといいんじゃないかなというふうに思います。
はい、ということで、ただ今日はね、本題はそのピンクリボン、月間ピンクリボンキャンペーンにちなんでですね、
9の1の一番初っ端のところですね、乳がん検診について教えてください。
このところね、ちょっとだけ一緒に読み解いていこうかなというふうに思うんですけれども、まずはアンサーのところだけ読みますかね。
乳がん検診は乳がんによる死亡の低減を目的として行われています。
40歳から定期的にマンモグラフィーによる乳がん検診、検診マンモグラフィーを受けることが勧められますが、
検診には利益と不利益があり、また乳がんを100%発見できる検診法はありません。
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ご自身が検診の効果と限界を理解して、乳がん検診を受けることが重要ですということになっていて、本当にその通りですね。
あともう一つは、日常生活においては日頃から自分の乳房に関心を向ける生活習慣。
プレストアウェアネスの実践を心がけることが推奨されていますということで、これもその通りかなというふうに思います。
プレストアウェアネスに関しては、今日はちょっと触れないですけれども、非常に大事ですよね。
解説文が乳がん検診の利益メリットと不利益メリットということが書いてあって、
これ、月曜日にもお話しした、興味津々しろ!のところでもお話ししたのとかなり似たようなことが書いてありますので、ぜひご覧いただけたらと思います。
2つ目が、この検診マンモグラフィーの表ですね。この表の位置をぜひともご覧いただけたらというふうに思うんですけれども、
昨日のコメントとかでもいただいていて、放送の中でも言ったんですけれども、今回特に取り上げているのはこの左側の対策型乳がん検診という、
過去、住民検診というやつなんですね。おのおのが検診を受けるとかっていうのは、もちろん人間どっかでどういう検査を受けようとも全然自由なんですけれども、
ただ、それはそれで難しさはあるんですけれども、特に検診マンモグラフィーでやられているのは、この40歳以上の女性に対して行うということの対策型乳がん検診の話なんですね。
これは、そもそも目的が違っていて、国民全体の乳がんの死亡リスクを下げるということを目的としていますし、検診も当然ですけれども、
自己負担もありますけれども、税金で公的に行われるという、そんなものになっています。
なので、この右側の乳型乳がん検診とはだいぶ思い向きが異なるものということで知っておいていただけたらと思いますし、
文章中にも、個人の価値観と自己責任で自費で受診する乳型乳がん検診、人間特区職域検診とは違うということが書いてありますよね、という感じです。
あとは、昨日もちらっと触れたこのコーノール乳毛の話ですね。
これは未だに結論が出ていないというか、もちろんマンモグラフィーでの疑因性の問題があるんですけれども、
また、これにエコーを追加したらどうかみたいな、いろいろ研究されてきているんですけれども、
昨日の研究でも最終的な結論が出てくるかどうかというところかなというふうに思います。
あとは、その次、乳がん検診の年齢というのが書いてありますけれども、
やっぱり40歳というふうにくぐられていることでも一つ意味がありまして、
というか、昨日の興味津々論文のところでも取り上げましたけれども、
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昔は50歳以上だったみたいなんですけれども、今は40歳以上ということで、
それは40歳ぐらいから乳がんの発生率が非常に増えてくるということで、上にも書いてありましたけれども、
2つのピークがあるんです。45から49というのと、60から64という2つのピークがあるので、
そこに対応できるようにということで、40歳から開催されているという、そんな感じになっています。
なので、39歳以下の方でも、ここにも書いてあるように、乳がんが起こるのは全然起こるんですけれども、
その方に一律にこの対策型関係試験を行うということらえびですがないということで、
今のところは40歳以上ということになっているということですね。
その下がBREAST AWARENESSの話で、ちょっとこれ今日は省略しますけれども、
ただ図2のところのローチャートみたいなのは非常にわかりやすくなっているので、
これをご覧いただくといいんじゃないかなというふうに思いました。
ということで、他にも本当にいろいろ65個QAがありますので、
これ読んでいただくだけで、乳がんにむちゃくちゃ詳しくなるんじゃないかなというふうに思いますので、
もしご興味があれば、他の項目もご覧いただけたらと思います。
はい、ということで、最後、しんしんじゃんけんでいきたいと思います。
いきますよ。
しんしんじゃんけん、じゃんけん、ぐっ。
ということで、今日も幸せな一日でありますように、
お相手は第1回だけでした。興味津々。
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