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内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまさるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今日は木曜日ですので、今週の興味心身医療ニュースをやっていこうと思うんですけれども、
今日はですね、3つ、3本のニュースを取り上げたいと思います。
1つ目がですね、ヘルスリテラシーの国際比較の調査が出ましたよっていうのが1つ目ですね。
で、2つ目はちょっとそれにも関連する話題で、電子放線の話ですね。
これを2つ目に取り上げて、で、3つ目はですね、これはちょっとびっくりしたんですけれども、
ていうか、こんな研究、ていうか、こんな計画があったんだっていうのを私初めて知りましたけれども、
豚の腎臓を胎児に移植する、いわゆる異種移植ってやつですね。
これを病名入り新聞が報じてたんで、それを取り上げたいなというふうに思います。
はい、ということで、まず1つ目ですね。
まず1つ目は、これリスナーさんからご紹介いただいた記事なんですけれども、
ジジメリカルの、いつだこれ、日が書いてないですね。
あ、1月の31日ですね、の記事ですけれども、
記事のタイトルが、日本、自己評価で再開 ヘルス・インテラシー・国際調査っていうような、
そんな記事というか、これ話題なのかな、なんか話題っていうか、はい、いうので出てました。
はい、これはですね、去年の10月から11月にかけてですね、
日本、アメリカ、イギリス、オーストラリア、中国、フィンランドの
20から60代の3000人を対象にインターネットで調査した、
ジョンソン&ジョンソンのメリカル・カンパリーが行った調査らしいんですけれども、
その中でですね、いろんなデータが出ているんですけれども、
まず1つ目がこのヘルス・インテラシーの自己評価、
ダントツ再開ですね。
他の日本以外の5つの国はだいたい7点台なんですけれども、
日本だけなぜか5点台っていうですね、
だから自己評価が非常に低いっていう、
これちょっと何で評価したのかわからないですけれども、
少なくとも諸外国とはだいぶ状況が違うっていうような、
そんな話になっていて、
あとは、これ中山先生のコメントも入ってますけどね。
デジタルツールですね。
デジタルツールを使って健康状態を把握してるっていうのも、
中国が81%でこれ圧倒的なんですけれども、
続いてアメリカ、イギリス、オーストラリア、フィンランドが50%台で続くんですけれども、
日本だけは39.2%っていうことで、
ここも諸外国よりだいぶ遅れてるなっていうそんな感じですね。
これ確かにね、そんな気がしますね。
あとはもう1つですね、2枚目にいっていただくと、
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医療に関する情報で困っていることっていうようなのが出てまして、
これはですね、逆に日本がダントツ1位っていうですね、
日本は49.2%の方が医療に関する情報で困っているっていう。
特にですね、正しい情報化、間違った情報化、判断、基準が分からないっていうのが、
諸外国は10%か、多くて20%なんですけれども、
日本だけ30%超えみたいな、そんな感じになっていて、
これもね、やっぱり諸外国と全然違うなっていう感じがしますね。
背景に関しては中山先生がいろいろ解説されておられるんで、
そちらもご覧いただけたらなというふうに思うんですけれども、
やっぱりどこかにも書いてありましたように、
教育の部分って非常に大きいんじゃないかなというふうに思っていて、
1ページ目ですね、情報教育を受けていないっていうのが書いてあったりもしますけれども、
逆に若い方の方がネットリーダーシー高いなっていう気はしてるんですけれども、
そこら辺の教育を受けてこなかった世代、
僕らの世代もそうだと思うんですけれども、
それより上の世代とかも、やっぱり情報をどういうふうに受けるかとか、
受けた情報をどういうふうに解釈するかっていうのは、
やっぱり教育を受けてないっていうのは影響大きいんだろうなというふうに思ったりしましたね。
あとは個人情報、どこかにも書いてありましたけれども、
個人情報のことで共通IDが促進されないっていう、
今マイナ保険証でもすごい揉みに揉みてますけれども、
そこら辺の問題もあったりするかなという保守的な国民性というか、
いうのもあるかなという気がしました。
はい、というのが2つ目のニュースでした。
2つ目はそれにも関連する話なんですけれども、
2月の4日の読売新聞オンラインの記事ですね、
電子処方箋スマス開始1年で導入6%、
都内委員長お薬手帳で確認しており、
メリット感じないっていうな、そういう記事のタイトルが出てました。
これ電子処方箋ですね、何回かこのニュースでも取り上げてますけれども、
やっぱりいろいろ弊害というか、導入に向けてのハードルがすごい高いんですよね。
ちなみに当委、武雄内閣リリックも取り入れてないんですけれども、
これ以前も言ったかもしれないですけどね、
本来は電子処方箋ってオンライン診療とかとすごい相性いいはずなんですけれども、
でも対面前提のシステムになっていて、
それもマイナ保険証のシステムをそのまま使うっていう形なんで、
そもそも対面ではないオンライン診療では、
電子処方箋はそもそも使えないっていうことになってるんですよね。
なので、いろんなハードルがあります。
ただ、さっきも言ったように、デジタル化の一環として電子処方箋は進めるべきと個人的には思うので、
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もうちょっといい方法で広まればいいかなというふうに思いますけれども、
これだけ厚労省も我々医療者に向けても電子処方箋いいよみたいなのを結構アピールしてるんですけれども、
いろんな取材とかもセミラーとかやったりしてるんですけれども、
それでも1年で6%なんだっていうのは、
でも6%でも多いかなっていう、私見たことないですからね。
なので、ちょっとまだ道は長しっていう感じはしましたね。
というのが2つ目のニュースでした。
3つ目は興味を持たれる方もいるかもしれないなと思って、
これYahooのトップニュースか何か出てましたかね。
いつだこれ。
2月6日の読売新聞オンラインの記事ですけれども、
豚の腎臓を胎児に移植。
当席までの橋渡しに国内初移植を時計依頼など計画というような記事が出てました。
記事の書き出しがですね、
重い腎臓病の胎児に豚の腎臓を一時的に移植する臨床研究を東京時計依依頼や、
国立生育医療研究センターなどの研究チームが計画していることは分かったということで、
実現すれば動物の臓器を人間に移植する移植の国内初の事例となるというような、
そんな記事の書き出しになってます。
これですね、ちょっと私全然知らなかったんですけど、
このポッター症候群っていうですね、
のに対して、
出産前の胎児の腎臓があるべきところですね、
背中の皮下に豚の腎臓の一部を注入するっていう、
そんな感じらしいですね。
なんでそんな計画が出てくるのだったっていう感じはしますけれども、
でも、そういうことを今計画していて、
多分今倫理委員会とかに書いてるんだろうと思うんですけれども、
これですね、移植、移植って、
やっぱりね、すごい期待を持てる技術の一方でですね、
未知の感染症の問題とかですね、あとプリオン病とかですね、
そういうのは大丈夫なのかとかっていう議論はね、
必ず起こってくるかなというふうに思いますね。
この予行先生、この計画をされている予行先生って非常に有名な先生なんですけれども、
亡くなるのを見守るしかなかった赤ちゃんの命を救える可能性があるっていう、
それはそうなんですけれども、
これちょっと倫理的なところも含めて通るのかっていうのはちょっとわからない感じですかね。
これもそうですし、あとは個人的にはね、再生医療はですね、
腎臓に関してもすごい期待はしてるんですけれども、
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ただ腎臓の再生ってね、すごい難しいんですよね。
これ腎臓以外もそうなんですけれども、ただ腎臓はですね、
いろんな機能を果たしているので、それを全ての細胞をですね、
再生医療でやっていくのはかなり難しいというふうに言われていて、
今回は豚の移植後っていう形なんですけれども、
それと並行して何か再生医療でうまいことできたらいいんじゃないかなとか思ったりもしますけれども、
これもね、だいぶ長くかかる技術かなというふうには思いますね。
でも期待したいと思いますし、ちょっと続報をお待ちしたいなというふうに思います。
ということで、今日は3本のニュースをご紹介させていただきました。
もし何か取り上げてほしいニュースとかですね、
コメントしてほしいニュースとかありましたら、
お気軽にご連絡いただけたらと思います。
では、今日も幸せな1日でありますように、
お会いできていただきありがとうございました。
興味津々。