内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと100円たす小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週はですね、治療と仕事の両立をテーマにお送りしますということで、
昨日は四国家試験クイズにチャレンジしていただきましたけど、ちょっと昨日は難問でしたね。
女子のパンドさんが補足放送をしていただきましたので、そちらも併せてお聞きいただけたらと思いますけど、
あれよくよく考えれば考えるほど難しい問題でしたね、ちょっとね。
はい、と思いました。
今日はですね、月曜日ですので、興味津々資料をご紹介しようと思うんですけれども、
今日ご紹介する資料は厚労省から出ている、これ昨年だったかな、
昨年出た資料で、治療をしながら働く人を応援する治療と仕事の両立支援ハンドブックっていうのをご紹介したいと思います。
全部で16ページ目の資料ですね、はい、をご紹介していきたいと思います。
ちなみにこの右下のウサギいるじゃないですか、これは治療ウサっていうらしいですね、はい。
なんかもうちょっといいネーミングないのかなって思いましたけど、
両耳のところに治療と仕事って書いてあるっていう、
これもね、なんかちょっともうちょっといいセンスないのかなって思いますけれども、
治療ウサ君と一緒に見ていきたいと思います。
はい、まずはPDFの2ページ目ですね、が目次になっていて、
はじめにから始まって、治療と仕事の両立を始める前に考えること、
相談窓口について、利用可能な支援制度、治療と仕事の両立支援の流れ、
実際の両立支援プラン例でもっと詳しい情報を知りたい方はっていう、
そんな感じになってますね、はい。
ということで早速やっていきたいと思いますけれども、
まずは1ページ目、PDFでいうと3ページ目ですね。
はじめに、これが一番大事ですね。
病気の治療は体調の変化や薬の副作用、定期的な通院など負担は少なくありません。
治療を受けながら働きたいけれど、誰にも相談できずに一人で悩んでいませんか。
一人で悩まないで相談しましょうっていうのが、まず1ページ目に書いてあります。
これも非常に大事ですね。
治療と仕事の両立って、
がん関連ではすごいね、今力を入れられてますし、
あとは精神疾患であるとか、
もちろんね、その他の病気でもですね、
例えば私の専門の腎臓でもですね、
仕事をしながら治療を受けるっていう方ってものすごいいっぱいいるんですね。
特に血液透析、腹膜透析、妊食、全ての妊大胎両方においてですね、
仕事のことって切っても切れない関係なんですね。
だから、そうでなくてもですね、
普通に高血圧とか糖尿病の方とかもいらっしゃると思いますし、
実際には仕事をしておられる方の中で治療を継続されている方ってものすごいいっぱいいらっしゃるんですね。
治療可能な支援制度っていうことで、
これもですね、もういろいろあります。
まあ、働く方で行くとですね、
先ほど出てきたようなフレックスタイムとかですね、
そういうのはできるところもあるかなと思います。
もちろん在宅勤もそうですけれどもいうのとか、
あと休暇ですね、休暇制度も使えますよね。
で、あとはですね、その次の何ページ目かな、これ8ページ目かな、
こういうさまざまな支援制度ですね、
これをね、結構知られてない方っているんですよね。
で、特に申請しないといけないものとかあったりするので、
その申請をですね、そもそもそういう制度が知らないと申請しようがないですし、
申請の仕方がわからないとかっていうのは結構あると思います。
で、もちろん病院ではですね、ソーシャルワーカーさんを中心に
その辺のことはやってくれますけれども、
企業側でもローム人事の担当の方とかですね、
あとは上田さんみたいにですね、フリーのソーシャルワーカーとかもいたりするので、
この辺はやっぱりね、制度を知らないことによるデメリットは極力避けていただきたいなと思うので、
こういう制度があるよっていうことはぜひとも知っておいていただけたらなというふうに思います。
次はおんなじですね、生活支援のところで、
小病手当金とかはね、必ず知っておいてもらいたいなと思いますね。
で、ここからがですね、実際の治療と仕事の両立支援の流れっていうことで、
これね、ちょっと明日以降詳しくお話しますけれども、
こんな感じで両立支援プランの基本的な作成の進め方ということで、
ちょっと矢印がむちゃくちゃ多いですけれども、いう感じになっております。
我々医師、医療者側としてはですね、この職場に復帰するにあたってのこの意見書を書くこととかっていうのもありますね。
主治位見書って、主治位見書ってね、大体は介護保険の主治位見書の方がね、ちょっと有名ですけれども、
このお仕事をされる方に対しての意見書っていうのを出すこともありますね。
で、それを基に職場の会社の方で判断していただいて、
昨日の問題にもありましたけれども、最終的な復職の回避ですね、
事業者が判断するっていうことになりますけれども、
こんな感じでどういうふうに働きやすく働いていただけるかっていうのを、
いろいろ職場と連携しながらやっていくっていうことになっています。
実際の両立支援プラン例っていうのが10何ページ目かな、11ページ目に書いてありますけれども、
ちょっとね、ここまでのしっかりしたやつをね、僕書いたことないですけれども、正直。
こんな感じになっているようですね。
ただ、もちろんその病状によってはですね、やっぱり治療の方を優先すべき時期とかっていうのもあったりするので、
その時には場合によってはお休みが必要っていうことになるかもしれないですし、
入院になったら必然的にお休みせざるを得ない状況になることもあると思いますので、
その辺はその病状とか、どういう病気かっていうのによってもだいぶ変わってくるかなというふうに思います。