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内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆さん、おはようございます。
内科医たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長内科医たけおと申します。
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ということで、今日はだいぶ久々ですね、1ヶ月ぶりぐらいじゃないかな。
声の書評をですね、久々にやろうと思っております。
で、今日ご紹介する本はですね、アスコムさんというところから、去年の9月に出た書籍で、タイトルが
発達障害の人が見ている世界という、岩瀬敏郎先生の書かれた書籍をご紹介してみたいと思います。
これ結構ね、有名だそうで、もう既に10万部売れてるみたいなんで、もしかしたらね、読まれた方もいらっしゃるかもしれません。
私もね。
これちょっとどこで知ったかわからないんですけども、あ、そんな本あるんだっていうのと、まあ面白いっていうので、その紹介されてた方が言ってたんで、先月、先々月ぐらいかな。
手に取ってみたんですけど、非常にね、いい本でした。
なので、いつかご紹介したいなと思って、ちょっと遅くなったんですけど、今日これをご紹介したいと思います。
で、そもそもですね、この著者の岩瀬敏郎先生ですけども、まあ当然精神科医なんですけれども、
あの、国際、東京国際大学医療科医学研究所で、
国際、東京国際大学医療科医学研究所で、
東京国際大学医療健康学部の準教授とか、日本医療科学大学兼任教授とかなんですけれども、
あの、いや、一番はね、このペンギンボンあるじゃないですか。公認心理師のペンギンボンも書かれてらっしゃる先生なんだと思って、
私ね、ペンギンボンにもお世話になったんで、非常にね、ちょっと親近感を持って、まず岩瀬先生のことを見させていただいたのと、
あとは、発達障害ってね、こういろいろ、まあいろんな書籍あるんですね。
まあ、代表的なのは、まあ日本のね、発達障害で非常にね、一番ご光明なのは、本田秀夫先生っていう、あの、長野にいらっしゃる先生ですけれども、
新書でね、発達障害系の本をね、いくつか出してらっしゃるんですけれども、それもね、非常にいい本ではあるんですけれども、
ちょっとね、その、とっつきにくいというか、まあ、当然新書なんで、結構ね、文字ベースで書かれてるんですけれども、
この書籍はね、えっと、190ページぐらいなんですけれども、あ、そうですね、ちょうど190ページなんですけれども、
あの、かなりね、ビジュアル重視ですね。
文字で書いてあって、えっと、文字もね、そんなに多くないですし、あの、たぶん、まあ、2時間とかぐらいあればね、さらっと読めるんじゃないかな、
まあ、半日もあれば絶対読めるかなっていう、そんな感じなので、ちょっと今日はこれをご紹介してみたいと思います。
で、あとは、あの、発達障害ってね、本当にね、まあ、今トピックですよね。
で、まあ、グレーゾーンの方も含めると、結構な数いるんじゃないかっていうふうに、あの、言われてますけれども、
ただ、やっぱりね、えっと、いい薬があるんですけれども、
まあ、ADHDに関してはね、薬ありますけれども、まあ、ASDに関してはね、特効薬、
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あ、ASDって、その、自閉症スペクトラムですね。
自閉スペクトラム症に関しては、特効薬というものはないので、やっぱりね、周囲の理解っていうのは非常に重要なんですよね。
なので、えっと、そこら辺の、あの、理解をね、周りの人もそうですし、
え、まあ、ご、あの、発達障害かもと思う人が言われてもいいと思うんですけれども、周りの、えっと、例えばご家族さんとかですね、支援者の方が、
この発達障害ですね、の特性をきちっと理解しているというのが非常に重要かなと思って、
その点でね、この書籍ね、非常に、あの、まあ、入門書としてね、いいかなというふうに思いました。
はい。で、まずちょっと構成をね、ご紹介させていただくと、まあ、まずはじめに序章から、あ、はじめにから始まって序章なんですけど、
はじめにのところにですね、まず、あの、ビジュアルであなたの周りにこんな人たちはいませんかっていうのでね、6個例が挙がってるんですよね。
え、例えば、
いつもじって、あ、じっとしていることができず、いつもうろうろそわそわとかですね、えっと、遅刻や忘れ物が多く、ケアレスミスを連発とかですね、
あとは、会話が成立しなかったり、空気が読めなかったりとかですね、まあ、こういうのは発達障害の、まあ、ADHDですね、注意・欠如・多動症とかですね、
自閉・スペクトラム症の特徴なんですけれども、こういうのが、まあ、はじめに書いてあって、で、そっから、えっと、一番はじめの序章につながっていくという、そんな感じですね。
で、え、序章が発達障害と、
なんだろうっていうことで、まあ、発達障害の、まあ、一番、まあ、あの、基本の基本ですね、が、のぐられているっていう感じで、
で、特にね、この、一番はじめ、えー、発達障害は病気ではなく脳の特性ですって書いていただいているんですけど、これが、本当にその通りなんですよね。
まあ、これ、はじめにも触れられてるんですけども、あのー、まあ、一応ね、病名としてはね、発達障害、まあ、特にADHD、ASDをね、この書籍の中でね、取り上げられてますけれども、
病気としてDSMっていう中でも取り上げられてはいるんですけれども
ただグレーゾーンの方も含めると結構な数いますし
なんならこれちょっと統計がちゃんとあるのかどうかわからないですけれども
医者は結構発達障害傾向発達でこぼこグレーゾーンとかも含めると
かなり医者は発達の傾向がある人多いと個人的には思っているんですけれども
そんな感じでそれでもちゃんと医者やっていられるんで
だからそこら辺の特性を最後にも書いてありますけれども
うまいこと活かしていくっていうのは重要じゃないかなというふうに思います
その後ADHDですね 注意結晶多動症と
あとASDですね 自変スペクトラム症の特徴 三大特徴っていう
三大特性ですね に関して触れられていたりとか
あとはやっぱグレーゾーンですね その辺をご紹介したりとかっていうことになってます
大切なのは本人たちの見ている世界を理解することです
っていうことで これ本当にその通りで
こういうような書評で以前に認知症世界の歩き方っていう
これ結構タイトルも似てるなと思ったんですけれども
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いう書籍をご紹介させていただきましたけれども
やっぱり当事者の方がどういう世界を感じているのか見ているのかっていう
その行きづらさは結構あるんですよね
なのでそこら辺をやっぱり周りの方とか 本人もそうですけれども
周りの方も理解するっていうのは非常に重要かなと思いますね
で 第1章がまずはコミュニケーションにおける困りごとっていうことで
いろんな例ですね 例えば悪気がないのになぜか人を怒らせてしまいますとかですね
人との会話がなぜかいつも整理しませんとかですね
こういうような例で書かれてあって
で 第2章の方は行動の困りごとですね これについて述べられていて
で 第3章ですね 最終の章が発達障害のトリエイト強みっていうことで
発達障害ってその脳の特性って一番初めにも書かれてますけれども
一応障害というふうにはついてますけれども
てかこれ最新のDSMっていう基準では 障害っていうのは極力なくそうっていうことで
症ですね 症状の症ですね
神経発達症っていうのは正式名称なんですけれども
それにしていこうっていうような流れもあるぐらいで
やっぱりそれをどういうふうに活かしていくかっていうのはすごい大事なんですね
で その中でいろんなスペシャリストとかですね
さっき言った医者っていうのも一つの発達障害の特性を活かしたスペシャリストの方も結構いらっしゃるんですけれども
そういうので活かしていけることもあるよっていうような そんなことが書いてあったりします
なので結構ね やっぱり なぜ今回ちょっとこの書籍をご紹介しようかなと思ったかというと
これまたね ちょっと爽快の宣伝で恐縮なんですけれども
爽快の中でね ミーブー先生ですね
ここ半年ちょいぐらいかな
ご自身がADHDと診断されて
そこからどういうふうに変わっていったかみたいな語りをね
ちょっと予定の時間を大幅に超過されましたけれども
30分強ぐらいね 振り返りされて語られたんで
ぜひそちらも併せてお聞きいただけたらというふうに思うんですけれども
その中でもね ミーブー先生の場合にはADHDでしたけれども
やっぱりASDの方もね 結構周りに
実際にはいるんですよね
だからそこら辺 少しでも当事者の語りも含めてね
知っていただくことで理解が進むんじゃないかなというふうに思って
ご紹介させていただきました
はい ということで 今日も幸せな一日でありますように
お相手は内科医の竹井でした
興味津々