内科医たけおの心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、今週1週間は9月の1日が防災の日ということで、
災害医療をテーマにいろいろお送りしてきましたけれども、
今日木曜日は興味津々医療ニュースの日ですので、災害医療に関するニュースを含む4本のニュースをご紹介してみたいと思います。
まず1本目は、災害医療と遠隔診療ですね。これを組み合わせた記事が出ておりました。
それが1本目。
2本目がですね、グーグル先生がですね、先生じゃないか。
グーグルがですね、咳のAI分析で血格を検出するっていうすごい面白い記事が出てましたんで、
これを2本目にご紹介したいと思います。
で、3本目はですね、昨年度、2023年度の医療費が47.3兆円過去最高記録っていうような、そんな記事で、
4本目が新しい認知症患っていうので、認知症の法律ができたんで、それ関連のニュースが出てましたんで、
それを4本目にご紹介したいというふうに思います。
はい、ということで、まずは1本目ですね。
これちょっと前の記事なんですが、これちょっと検索で引っ掛けてきたんで、2024年の1月の14日の記事ですけれども、
日経新聞の記事からですね、遠隔診療、のど地震の被災地で指導災害医療見直す契機ということで記事になっておりました。
これ1月14日なんで、だから地震から2週間後ぐらいっていう感じですかね、っていう感じになっていて、
これ記事全部読めるんで、ぜひともご覧いただけたらと思うんですけれども、
そのオンライン診療でですね、遠隔地から、この写真だと大阪市総合医療センターがちょうど出てますけれども、
そこから被災地の現地の人に診察するみたいなのが行われていたみたいですね。
今現状はもうちょっと終わってるんじゃないかなというふうに思いますけれども、
この記事の2枚目の図にもありますけれども、私自身ですね、
いつも言ってますけど、私自身大学が6年間金沢におりましたんで、
この辺の石川の医療事情って比較的詳しいと思ってるんですけれども、
この野田半島のね、特に奥の戸っていうところの地域ですね、
今回震災の震源になった地域とかって、本当に医療仮想地域なんですね。
効率病院もあるんですけれども、医者もなかなか行けないっていうか、
交通も今回寸断されたりとかしましたし、交通の便非常に悪いんですよね。
なので、医局からの派遣で、大学からの派遣で医者が定期的に行ったりはするんですけれども、
非常勤も含めてですね。ただ、やっぱりね、ここら辺の医療支援をどういうふうに継続していくかって、
非常にね、僕が大学に行った時から感じていたって、そこからもう20年弱ぐらい経ってるんで、
今でもね、その問題は引き続きある状況の中での今回の地震ということで、
なったかなというふうに思います。ただ、やっぱりね、
オンライン診療ってね、こういうところでも確かに活かせるなと思って、
もちろんね、オンライン診療の限界って私もね、日々オンライン診療してますけれども、
あるんですけれども、ただ、こういう心のケアとかっていうのに関してはですね、
非常に幸せ高いかなというふうに思いますし、
あとは転換ですね、この記事の後半に転換の患者さんの話も出てますけれども、
こういった方に関しては、継続したお薬の内服っていうのはもう必須なんで、
その診察で問題ないかどうかっていうのをオンラインで見て、
お薬を処方するっていうのも可能かなというふうに思いますね。
という感じで、ちょっと新しいオンライン診療の活躍の形みたいなので、
いい記事だなと思ってご紹介させていただきました。
続きましてが、2本目ですね。
2本目はギガジンの9月2日のニュースですけれども、
Googleが患者の咳を分析して血格を検出できる生体音響ヘルスケアAIモデル、
何て読むんですかね、これ、HEARですかね、を開発っていうことで記事になっておりました。
記事の冒頭だけちょっと読ませていただきますけれども、
Googleの研究組織、Googleリサーチってこういうのがあるんですね。
1億もの咳の音を用いてトレーニングすることで、
血格などの病気の初期症状を検出することが可能なAIモデル、
ヘルスアコースティックレプレゼンテーションズかな、
HEARを発表しましたっていうことで記事になっておりました。
これはね、なんか斬新ですね。
こういうのってね、なんかすごい面白くて、
私ね、一番初めに初期検証をした病院が身体診察ですね。
要は体の診察にかなりこだわりがある病院で研修したので、
結構ね、診察こだわってやるんですよね。
その中で心雑音ですね、心臓の音を聞いて、
心臓の雑音からその心臓の病気を判断するみたいな、
そういうAIが開発されているっていうことは知ってたんですけれども、
そうじゃなくて、この換算の咳そのものですね。
咳を一億個読ませて、そこから病気を判定していく。
特にね、血格って非常に重要なんで、
それを判断していくAIの、
これちょっとどれぐらいの精度があるのか非常に興味津々ですけども、