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内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆さん、おはようございます。
内科医たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。
で、噛みました。ぜひご参加ください。
ということで、今日はですね、久々にちょっと論文紹介をしてみたいと思います。
ちょっとね、面白い論文が先週、先週じゃない、先月かな、出ておりまして、それをご紹介したいと思います。
で、紹介する論文はですね、アナルズオブインターナルメディスンっていうですね、これ米国内科学会っていうのがあるんですけど、
まあ日本は日本内科学会っていうのが当然あるんですけど、内科医のほとんどが入っている学会なんですけれども、
それの米国版っていうのがありまして、そこの、なんていうんですか、公式雑誌、オフィシャルな雑誌でなんですね。
で、記事のタイトルが、
記事というか、論文のタイトルが、テレメディスンvsインパーソンプライマリーケアっていうことで、トリートメント&フォローアップビジネスっていうことで、
要は遠隔診療ですね。ちょっとこれ、タイトルにはオンライン診療と書かせていただきましたけど、厳密にはね、ちょっとオンライン診療と遠隔診療で違うんですけれども、
向こうで言うとこのテレメディスンですね、遠隔診療と普通の、いわゆる対面の診療ですね、をプライマリーケアで行ったらどうなったかみたいな、そんな論文がですね、出てきました。
出ておりましたね。これはね、もう、オンライン診療をやっている、クリニックとしてはですね、もう興味津々で読まないといけないっていうような、そんな感じになってまして、読ませていただきました。
で、多分というか、皆さんはですね、ちょっと私は米国内科学会の会員なんで、論文全体読むことはできたんですけれども、多分、そのログインしないと、アブストラクトの部分ですね、そうですね、アブストラクトしか見られないとは思うんですけど、
まあでも、それでもね、ある程度の要望があります。
そういう点は分かるかなと思うので、一緒に読んでいけたらなというふうに思います。
で、まあ背景の部分はいいですかね。まあ背景は、まあ新型コロナウイルスで、まあオンライン診療ですね、そのテレメディソンが、まあいろんな状況においてね、使われるようになったよね、みたいな、そんな形が書いてあって、
で、これは、あの、後ろ向きっていう研究で、まあその、えっと、2021年の、えっと、4月から12月までですね、
に、えっと、1300人を超えるパートナーですね。
プライマリーケアの人に、え、どういう医療が提供されたかみたいな、そんな感じの、えっと、あ、違う、プライマリーケアプロバイダーですね。
だから、あの、医療者が1300以上っていう感じですね。
はい、それのデータを、まあ後ろ向きっていうふうに言いますけども、まあ、後になってから抽出したみたいな、そんな感じのデータになってます。
はい、で、えっと、結果なんですけれども、これすごい規模のデータになっていて、えっとですね、ちょっともう一つ、
えっとですね、ちょっともう一つ、
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ちょっとお待ちくださいね。
ちょっといろんなところにね、翻訳とかも入れたんで、あれなんですけども、
えっと、どこに行ったかわからなくなってしまいました。
あ、ここにありますね。はい。
えっと、結局ですね、トータルに、えっと、これなんだ、235万かな。
235万700、違う、7598例ですね。
はい、これで、えっと、遠隔診療ですね、テレメディスンと対面での医療施設の受診でどうだったかみたいな、
えっと、遠隔診療ですね、テレメディスンと対面での医療施設の受診でどうだったかみたいな、
っていうのを検討したっていう感じですね。
で、まあ、ここで言う、あの、テレメディスンですね、は、あの、まあ、日本で言うところのオンライン診療、
日本で言うところのオンライン診療ってね、必ず画像付き、画像付き音声でやらないといけないんですけども、
向こうの、このテレメディスンの定義だと、まあ、ビデオだけでもいいし、電話による診察でもOKみたいな感じになっているので、
まあ、これ、電話等最新っていうのは、日本でもね、えっと、コロナの特例で認められてはいたんですけども、
まあ、そういう感じのものになっていて、えっと、
まあ、そういう感じのものになっていて、えっと、
まあ、なっています。で、いろんな人種が当然ですけどもね、含まれているっていう、そんな感じで、
31.8%の方が、まあ、慢性疾患を抱えているみたいが、そんな結果になっていますね。はい。
で、実際にですね、えっと、まあ、いろんな治療をですね、がされていたのが、
対面が46.8%、ビデオ受信が38.4%、電話受信が34.6%と言うことで、
まあ、やっぱりね、まあ、これは、
日本ではここまでの数字に全然ならないと思うんですけども
対面に比べてテレメディスに遠隔医療を使われてる方
すごい多いなっていう感じしましたね
トータルでは50.8%っていうことなんで
そのうち19.5%がビデオで31.3%が電話っていうことで
確かに日本も電話まで含めると
一時期特にコロナの第2波ですか
緊急事態宣言が出たくらい時は
病院でも結構電話等再審やってる方が多かったですけども
でもそれでも5割まではいかないかなっていう感じはしたんで
やっぱりアメリカの方が進んでるなっていう気はしましたね
っていう感じでした
何を評価したかっていうと
当然オンライン診療
テレメディスもやったことも
そうなんですけれども
その後に実際にお薬を処方されたかどうかとかですね
あと検査とか画像やったかどうかとかですね
あとは再受診ですね
その1回目受診して
7日間の間にもう1回対面で
医療機関を受診したかどうかとかですね
あと場合によっては救急ですね
受診したかどうか
あと入院したかどうかとかっていう
その辺を評価されたっていう感じになってます
やっぱり遠隔診療の場合にはですね
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その後の再受診ですね
ちょっとだけ多いっていうことになっていて
対面の場合には1.3%なんですけれども
微量受診だと6.2%
電話受診だと7.6%っていうことで
これは当然そうかなっていう感じですね
やっぱり対面で見られないというのが
遠隔診療の1.3%なんですけれども
一番のデメリットになるんで
やっぱり対面で見てもらって
なんか診断をつけてもらうとかですね
いうところのニーズはどうしても
遠隔診療の場合には
答えられないかなっていう感じはしますので
これはそうかなっていう感じです
ただ救急の受診に関してはですね
あんまり変わらなくて
対面が1.6%で
微量受診も1.8%
電話受診が2.1%っていうことで
これはねあんまりちょっとだけね
そのテレメディスン
遠隔診療の方が多くはなってるんですけれども
でもそんなに大きく変わりないかな
っていう感じでしたね
はいっていう感じで
いろいろ研究の限界は言われてるんですけれども
ただ非常に面白い研究ですし
日本もですね
実は来年の診療報酬改定に向けて
医療DXっていうのもね
これ岸田首相の肝煎りで
行われてる政策でもあるので
さらに進んでいくことになるんだろう
と思うんですけれども
そこに非常に寄与する
論文かなというふうに思って
ご紹介させていただきました
で最後にですね
うちのクリニックはどうなってるかっていうと
もううちのクリニックは
必要に応じてこちらからですね
その検査が必要な場合には
近隣の医療機関をご紹介するっていうことは
あるんですけれども
それ以外に関しては
基本的にはオンラインの場合には
オンラインの継続っていうことで
今のところはできていますね
でもちろんそのやっぱり
オンライン診療の限界ってのも当然あるので
その辺も患者さんにご理解いただいた上で
やってはいるつもりです
特にやっぱり検査ができないっていうのはですね
一番のデメリットというか
特に例えば慢性腎臓病の診療とか
オンライン診療ではね
今の現状ではかなり難しいと言わせられないですね
血液検査とか尿検査とか
こういうのできないんで
ただ例えば最高のFLOGのことだけ特化するとかですね
あとはちょっと最近力入れようと思ってる遺族外来
とかですね
こういったものに関しては
対面でなくても
オンラインでも十分に担える部分があるんじゃないかな
とかいうふうに思ったりしていて
私自身もですね
まだちょっと介入して1年も経ってないですけれども
オンライン診療を結構な数やってきましたけれども
試行錯誤の毎日で
でもこういう研究結果が出てくるのは非常に嬉しいなと
あわよくば日本から出てきたら嬉しいな
というふうに思いますけども
はいっていう感じでご紹介させていただきました
まあ完全な趣味の論文紹介という感じになりましたけれども
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ご参考になれば幸いです
はいでは今日も幸せな一日でありますように
お相手は内科医の竹井でした
興味津々