1. 内科医たけおの『心身健康ラジオ』
  2. #698 オンライン診療のよくあ..

沢山のご質問ありがとうございます!!

(アフタートークにもご質問を多数頂き、スタエフ・スペースで記録あります)

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内科医たけおの 心身健康ラジオ、皆さんおはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長内科医たけおと申します。
この放送では、医療にまつわるちょっと役に立つ小話を、毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や、皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気で、ぜひご参加ください。
ということで、今日はですね、オンライン診療のお話をさせていただこうと思うんですけれども、
というのは、冒頭の挨拶でも言いましたように、私、一応、メインは勤務医なんですけれども、一応、開業医もやっておりまして、
たけお内科クリニック からだと心の診療所 っていうのを、今年の1月に開業して、もう半年ちょいぐらい、オンライン診療メインで診療をさせていただいているんですね。
結構半年経ってですね、当初は、ボイシーやってた時からなんで、ボイシーのプレミアムニュースの方にはですね、
はじめにデモで、
患者さんになっていただいて、ちょっと私の方の練習をさせていただいたりとかもしたんですけれども、そこから、本格的な診療に入って、約半年ぐらいっていうことで、
最近ですね、ちょっと取材等々も含めてですね、このオンライン診療に関して話す機会がね、多くなってきたので、改めてね、年末か来年ぐらいにね、
正直にはまとめようかなと思ってるんですけれども、今の現時点での、ちょっと思ってることとかですね、よくある質問への回答とかですね、あとはオンライン診療、
当然こっち、医療者側もね、注意すべき点いくつかあるんですけれども、やっぱり患者さん側もね、注意しておいていただいた方がいい、オンライン診療の受診のコツみたいなのがあるかなというふうに思うので、
その辺をお話しさせていただこうかなというふうに思います。
まずはですね、オンライン診療って、メリット、デメリット、当然いろいろあります。
その中でやっぱり、メリットとしてはやっぱりご自宅にいてできるっていうのが一番のメリットかなというふうに思います。
医療者側もね、自宅からできてるんですよね。
だからお互いに移動しなくてよいっていうのがメリットで、忙しい方とかですね、
あと私のクリニックとかね、特に普通のクリニックと診療時間が大きく異なってるんで、
それが利便性が良いというふうに思っていただいてる方とかもいらっしゃるかなというふうに思います。
ただ一方でですね、オンライン診療はやっぱり限界っていうのもあって、ちょっとこの後もお話しますけれども、
一番はやっぱり対面には劣るかなっていうのが、やってみて率直な感想ですね。
大体、診療内科っていうことに関して言えば、対面の6、7割ぐらいの診療スキルになってしまってるっていうことは、
この半年やっていて感じるところではあります。
もちろんですね、患者さんには最大のパフォーマンスで診察させていただこうと思ってるんですけれども、
それでもやっぱり、一つはね、診察。
実際の診察ができないっていう、問診だけじゃなくて、手を触れた診察ですね。
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例えば、聴診するとかですね、お腹触れるとかっていうことができないっていう、これがまず一点と、
あともう一つはやっぱり検査ですね、ができないっていうですね、この二つと、
あとはそれ以外にはですね、実際対面だと物に書いたりとかして、それを提示するっていうことができるんじゃないですか、できるんですけれども、
それがオンラインだとできなかったりとかですね、だからちょっとね、
そのフルな診療スキル全てを発揮できないっていうところが、オンライン診療のデメリットではあるんですけれども、
ただ、やっぱり、地域とかですね、あと時間とかを問わずに受診できるっていうところが、メリットなんじゃないかなというふうに思います。
で、ここからね、オンライン診療のちょっとコツのお話に行こうと思うんですけども、
その前にですね、その前によくある質問に答えるんだった。
よくある質問ですね。
私のクリニックですね、ちょっと特殊な方式をとっていて、電話番号はね、開示してないんですよね。
まあ、実は調べたら出てきてしまうんですけれども、基本的にはね、LINEの公式アカウントで事前に問い合わせしていただいて、
そこでオンライン診療ができるだろうという、こっちもですね、こっちもオンライン診療ができるし、
向こう側、患者さん側もオンライン診療がしてほしいという場合にのみ診察を受けすることになっていて、実際にはですね、問い合わせの半分ぐらいの方はね、受診に至らないっていう、
本当に今現状になっているんですね。
で、そこでよくある質問とかですね、やりとりを少しご紹介させていただこうと思うんですけども、
まあ一番多いのはですね、薬出せるんですかっていうご質問ですね。
これが一番多分多いかなというふうに思います。
で、これね、結論出せるんですけれども、出せるんですけれども、少し縛りがあって、
まあ一つはですね、初診ですね、要は一番初めの診察の時には、抗精神薬っていうですね、精神に効く、
薬ですね、は原則として出せない。
あと麻薬も出せないっていう、オピオイドも出せないっていうのもあるんですけど、
まあオピオイドはね、今のところね、出そうという方がいないんで、
ただまあ抗精神薬に関してはね、もともと他の病院で入っていてみたいな方とかいらっしゃったりして、
その方が転院希望みたいなケースもあったりするんですけれども、
その場合でも基本的にはね、こちらで一番最初の診察で抗精神薬という、
その精神面に作用する薬を出せないっていうことになっています。
まあなので、まあそこら辺はね、ご理解いただく必要性はあるんですけれども、
ただ、それ以外の薬ですね、まあ例えば普通の、なんでもいいですけど、
まあ痛み止めとかですね、あと漢方薬とか、その辺とか普通に出すことが可能です。
で、お薬のね、受け取りどうなるのだっていう質問もね、よくいただくんですけども、
これもですね、一応二通りのパターンを用意していて、
一つは今までのかかりつけがあるのであれば、そのかかりつけのところで、
いつも通りもらっていただくっていう。
で、これどうしてるかっていうと、こちら側から診察が終わった段階で、
処方箋って、
まあ普通対面だったら処方箋もらうと思うんですけれども、
それをこちら側から直接薬局に、これファックスなんですけどね、
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ファックスして、で、そこで原本は後ほど郵送するんですけれども、
まあいつも通りもらっていただくっていうのがパターンの一つ目ですね。
で、もう一つは、オンラインの服薬指導をですね、やってる企業さんとかがあって、
で、そこと連携してですね、全国に二か所拠点を持っていただいていて、
で、そこに、
私が処方箋を流して、で、そこでオンライン服薬指導と、
処方箋に基づいた調剤をして、お薬を郵送で出してもらうっていうような、
そういう二パターン用意してるんですけれども、
後者をね、使う方はね、今のところね、お一人もいらっしゃらない。
やっぱり、まあ近くの馴染んだところでもらいたいっていう方が多くて、
ただまあ、それだと、まあ普通の対面の診察とあまり変わりないような、
あの、まあ薬のもらい方みたいな、そんな感じになるかなというふうに思います。
はい。
まあ、一番よくある質問ですね。
で、あとは、あの、お金ですね。
費用どうなりますかっていうような質問もね、結構いただくんですけれども、
費用に関してはですね、これは、えっと、まあ結論、対面よりも圧倒的に安くなります。
はい。
で、まあ安くなるということは、こちらはね、もう儲からないっていうか、
あの、利益にならないっていう、まあ実はね、半年ぐらいね、超赤字垂れ流しでやってるんですけれども、
はい。
いう感じで、というのは、これも、あの、診療報酬っていう、その、国が決めてる、こう、医療の、あの、価格表みたいなのが、
はい。
はい。
あるんですけれども、これが、あの、オンライン診療は、大体、対面の8割だけぐらいになってるんですね。
まあ、要は、オンライン診療の方が安くなってるんです。
で、加えて、えっと、受診していただくと、多分、明細にですね、今、なんとかかさんとかですね、なんとかかんとかひーみたいなのが、
こう、初診療、最診療以外にね、とか、あの、処方箋療以外に付いてきてると思うんですけれども、
そういうのがですね、オンラインだと、あの、付けられない、あの、加算みたいなのも結構あるんですね。
だから、あの、基本的には、少なくとも保険診療、
の、支払う額ですね、に関してはね、オンライン診療が対面を上回るということは、まんまずないですね。
はい。
っていう感じです。
ただ、まあ、あの、オンライン診療の場合には、あの、システム手数料ですね、
えー、その、オンライン診療で診察する、システム管理料かな、
はい。
いうのをとっても良いということになっていて、まあ、私のクリニックだったら、1回、あの、1100円になってるんですけれども、
まあ、それでもね、対面より安いんじゃないかなというふうに思いますね。
だから、あの、オンライン診療だとね、あの、逆にコストかかるんじゃないかっていうふうに思ってる方もいらっしゃいますけれども、
あの、そんなことはなくていいです。
実際ね、逆っていう、オンライン診療の方が安くなることの方が多いっていう、そんな感じですね。
はい。
っていうのが、まあ、よくある質問かなと思います。
で、えーと、で、ここからちょっとオンライン診療でね、やっぱり患者さん側のコツもね、いくつかお話したいなと思うんですけれども、
まあ、まずはですね、まずはやっぱりネット環境ですね。
これがね、やっぱり、あの、未だに半年経って、まあ、結構ね、最新の方も増えてるんですけれども、
あの、特に初心の方とか、最新の方でもトラブったりすることがね、あるので、
やっぱりね、ネット環境、まあ、できれば、あの、Wi-Fiがしっかり通じたところとかでやっていただくのがいいんじゃないかなというふうに思います。
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で、二つ目としては、あの、これは診察、実際にね、クリニックに行くときにはね、えー、ほとんど考えることはないんですけども、
あの、プライバシーの確保ですね。
これも、
まあ、一応、オンライン診療をやる、こう、指針みたいなのも書いてあるんですけれども、
やっぱり、あの、はい、他の人に聞かれるリスクとかっていうのもあったりするので、
まあ、プライバシーの保たれる環境を、まあ、用意するっていう、ご自宅内とかですね、えー、用意するというのと、
あとは、まあ、できればね、イヤホンとかがあった方がいいと思いますね。
イヤホンとマイク、これを使っていただいた方が、まあ、音も明瞭にいけますし、
あとは、まあ、他の人に聞こえないっていう点で、まあ、個人的には、イヤホン、マイクはね、
あの、もう、本当に簡単なものでもいいんで、あの、使っていただいた方がいいんじゃないかなというふうに思います。
で、あと3つ目は、あの、まあ、これ、対面だとですね、結構、紙でやり取りすることが多いんですけれども、
例えば、まあ、いいですけど、あの、痛みの患者さんとかだったら、必ずね、ペインスケールっていう症状のね、スケールをつけていただくんですけれども、
これ、やっぱりね、あの、オンラインだったら、デジタルでね、処理した方がいいなというふうに最近感じていて、
えー、それこそ、LINEのオープンチャッター、
あ、オープンチャッター、
LINEの公式アカウントでもそうですし、
あと、今、デジスマ診療っていうのを使ってるんですけれども、M3デジカルの。
えー、それを通じて、このファイルのやり取りですね、
もう、デジタル上でできるので、まあ、そういうのをね、
えー、デジタルでやり取りできる方がいいんじゃ、お互いにいいんじゃないかなという気がします。
だから、まあ、結構ね、スマホのアプリとかで、その記録をつけていただいている方は、
それをそのまま、あの、送っていただくと、まあ、お互いに省エネになっていいかなというふうに思いますし、
はい、まあ、こちらも、こちらでね、こう、スキャンとか、
紙とかでね、あの、対面の場合は、紙とかでいただいたものはね、
基本、電子会計に取り込むときには、スキャンとかしないといけないんですけれども、
デジタルデータだったら、そのままいけたりするんで、
まあ、そっちの方が、利便性いいんじゃないかなというふうに思っていたりしますね。
はい、という、そんなところですかね。
まあ、あの、ただ、まあ、こっちもね、ちょっと、まあ、日々試行錯誤の毎日で、
まあ、こうやった方がいいかなみたいなので、あの、日々改善を重ねてはいるんですけれども、
実践される方にも、まあある程度知っておいていただきたいこととかですね、
えー、自信の、に向けての心構え、コツみたいなのを知っていただいた方がいいかなと思って、
お話させていただきました。
はい、ということで、今日も幸せな1日でありますように。
お相手は内科医の竹でした。
興味津々。
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