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2023-10-08 10:22

《750》医師国家試験クイズ!死亡診断書に〇〇〇は書いてはいけない⁉️

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本日の問題はこちら

https://twitter.com/NaikaiTakeo/status/1710617508607365300

令和5年度版死亡診断書(死体検案書)記入マニュアル

https://www.mhlw.go.jp/toukei/manual/dl/manual_r05.pdf



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内科医たけおの 心身健康ラジオ 皆さん、おはようございます。
たけお内科クリニック からだと心の診療所 院長、内科医たけおと申します。
この放送では、医療に勝るちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開生収録や皆さんからのご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週日曜日は医師国家試験にチャレンジ、医師国家試験クイズの日ですけれども、
最近、正答率が高すぎるので、問題選びに苦労しております。
では、今回は第115回、一昨年からの医師国家試験のC-38という問題を一緒にやっていきたいと思います。
ちょっと今日は、あんまりヘルス・リテラシーアップには繋がらないんですけれども、
豆知識としてドヤ顔で他の方々にもお話できるかなという、そんな題材を選んでみました。
死亡診断者の題材です。
はい。
75歳の男性。慢性C型肝炎による肝硬変、食道静脈瘤の存在が指摘されていたが、
高血圧症と脂質異常症とともに、特に治療は受けていなかった。
吐血し、意識を失った状態で倒れているところを家族が発見した。
搬送先の病院で、内視鏡的食道静脈瘤傑作手術ですね。
まあ、えっと、その、
腸脈瘤ってそもそもね、わかりにくいかもしれないですけれども、
食道の壁の血管ですね、腸脈っていうののコブができるんですね。
で、そのコブをキュッて輪ゴムで締まるみたいな、そういう処置があるんですけれども、
それをEVLってやつですね。
これを施行したが、止血に至らず死亡したっていう、そんな問題文になっております。
で、この患者において、死亡診断者のAですね。
に記入すべき疾患はどれかっていうことになっています。
で、これ画像をですね、ぜひTwitterの投稿か、もしくは、まあ、
普通に検索していただいたら、問題文をね、検索していただいたら、多分いくつかのサイトが出てくると思うんです。
そちらで画像もご覧いただけたらと思うんですけれども、
実はね、これ死亡診断者のね、一部なんですね。
で、表になっていて、ちょっと口で表すのは難しいんですけれども、
一番左側が死亡の原因っていう風になっていて、その次の列ですね。
二番目の列が、ローマ数字で1、2っていう風に書いてあるんですよね。
で、ローマ数字の1の方がさらに分かれていて、
カタカナのア、直接死因。カタカナのイ、アの原因。
カタカナのウ、イの原因。カタカナのエ、ウの原因っていう、
そんな感じの、4段構成みたいな感じになってるんですね。
で、ローマ数字の2の方が、死因には直接、あ、違う。
ちょ、ちょ、直接には死因に関しては、
死因に関係しないが、一覧の小病経過に影響を及ぼした小病名等っていうことになっていて、
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で、まあ、各々の病名を入れるっていう、そんな感じになっています。
はい。で、これですね。実はもう、アのところはね、記入されていて、
ア、直接死因が出血性ショックっていうことになってるんですね。
これショックはね、ちょっと以前の放送で確か話したと思うんですけれども、
その一般的に言われる用語のショックとは全然違う意味合いなんで、まあ血圧が下がって、その循環動態、
って言いますけどね、ちゃんとこう生命を維持する機能が維持できなくなるっていうのをショックっていう風に言うんで、
まあこれは、まあ、あ、凸血して出血性ショックっていうのは、まあそうだろうっていうことで、
まあ、アは出血性ショックっていうのは、まああらかじめ入っていると。
で、この問題文に関しては、そのイですね。イ、アの原因っていうところが丸Aになっていて、
ここにどういう病名を書くのがいいですかっていうような、そんな問題になっています。はい。
ということで、ちょっと説明が長くなりましたけれども。
はい。ということで、ちょっと説明が長くなりましたけれども、
選択肢が5つありまして、
AがA、肝硬変。B、高血圧症。C、脂質異常症。D、食道静脈瘤。E、慢性C型肝炎ですね。はい。
いかがでしょうか。ちょっともう一回選択肢言いますね。
A、肝硬変。B、高血圧症。C、脂質異常症。D、食道静脈瘤。E、慢性C型肝炎。
ということで。はい。では、じゃんじゃん答えていただけたらと思います。
まずは、スペースの方から確認しますが。
スペースではDでお願いします。Dはなんでしたっけ。
食道静脈瘤ですか、なるほど。はい。
対付の方は、お。ちょっと待ってくださいね。
なんか、またD、D、D、D、D、D、Dこっち。
ででででででででで
今迷ってます
皆さんでですね
Aの可能性あるのかな
Aは何ですか
観光編ですか
なるほど
Aと迷いました
やっぱりAと迷っている方いますよね
なるほど
うちの親の時の死亡診断書みたいに分かるんですが
AとDで迷いました
なるほど
迷いつつもでも
Dを選んでらっしゃいますね皆さん
なるほど
はい
これはですね
正解は
Dですね
はい
食道上脈流ということで
はい
おめでとうございます
ちょっと正答率高すぎ問題は
ちょっと全然あれですね
はい
これDが正解です
おめでとうございます
これはですね
もう因果関係をちゃんと書いていくっていうのがですね
これ実は死亡診断書で非常に大事になっていて
これAと迷われた方いると思うんですけれども
Dの原因が
あ、だからDってちょっともう
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あれで言うとややこしい
食道上脈流の原因として
まあ肝硬変があるんですね
だから肝硬変書くとしたら
このUのところに書くっていう感じなんですね
だから
で、肝硬変の原因が
慢性死が高いということになるので
上から順番に出血性ショック
食道上脈流肝硬変慢性死が高いっていう風に書く
がまあまあ正解かなっていう
まあこれちょっとね
まあいろんな書き方あると思うんですけど
まあ多分そういう風なことを意図して
聞かれた問題かなと
いう風に思いますね
でまあ最終的に出血した原因はって言われたら
そら食道上脈流の破裂なんで
まあDが正解っていう
そんな感じです
はいということで正解の皆さんおめでとうございます
はいでですね
えっとちょっとまあこれにちなんでですね
ちょっと死亡診断書のお話を
少しだけさせていただくとですね
死亡診断書って
まあ私はねもう何百とわかんない
何人ぐらい書いてるかな
まあ多分何百とか書いてるんですけれども
あの死亡診断書のね書き方の手引きみたいなのもね
あの死亡診断書のね書き方の手引きみたいなのもね
あの死亡診断書のね書き方の手引きみたいなのも
あるんですね
でそれに従って
まあ基本的には書いていかないといけないことになっています
でまあ一応ね医学部教育でもですね
死亡診断書の書き方ってね
まあ一応は習うんですけれども
ただまあやっぱり現場で
まあ上野指導医の見守りの中ですね
死亡診断書を書いていって
えー徐々に学んでいくっていう
そんな形ですけれども
ただ実際にですね
あの死亡診断書をねどういう風に書くかって
悩むケースもあります
でそれがね
えっとこの死亡診断書をね
死亡診断書がね死因統計に反映されてるんですけれども
まあ最近のトレンドっていうかね
えー最近
老衰って増えてるじゃないですか死因で
でこれねあのー
以前はね老衰って書くなんて
っていう風に思われてたっていうか
まあ私もね老衰って
あの医者成り立ちの頃はね
全然書いたことなかったんですけれども
まあ最近ねやっぱり老衰
は書きますねはい
っていうのもあって
だからそういうのでね死因のこう
おー
なんですかあのー
順位あるじゃないですか
これが変動してるっていうのもあったりしますよね
であとは
これねまあ非常に有名な話で
これはね多分医師国家試験にもね
出たことあるんじゃないかなと思うんですけれども
あのー心不全とか呼吸不全ですね
これをあの死因
特に直接死因のところには書いてはいけない
っていうことになっていて
というのはあのー
まあ当然ね亡くなる時には
皆さん心停止するじゃないですか
心臓が止まって呼吸も止まるっていうので
まあ死亡確認をするわけなんですけれども
まあ
心臓が止まる状態
あるいは心不全の状態っていうのは
まあ最終的な状態なんで
えーそれは
まあ極力書かないようにみたいな
のがねあのーその手引きの中にも書いてありますし
まあそういう風に私自身も
治療されていて
まあ心不全の原因もねまあ様々なんですけれども
でも最終的な
その死に至る原因をちゃんと記載していく
っていうことがまあ求められていたり
しますねはい
そんな感じですあとはねまあ最近
えっと何年前かな
ですねこれ
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えー死亡診断書ってね
基本的には署名なつ印がね
必要だったんですけれども
おー最近その印鑑が
いらなくなりました
でまたね結構古い死亡診断書のね
書式を使ってる病院さんとかで
印鑑の印っていうのが入ったりするんですけど
最近ねその印鑑はなくなって
もう実質であれば
てかまあ昔もね
実質であればOKだったんですけど
それ印って書いてあるので
なんかね印鑑をしてないと
あのなんていうか
印鑑をしてませんって看護師さんとか
まあもちろんねダブルチェック
トリプルチェックするんで
指摘されたりしてたんですけども
それがまあ印鑑なくなったりして
実質でいけるようになったのかっていうのも
まあいけるようになってたんですけれども
まあ書式が変わってるっていう部分もあったりしますね
はいっていうのはまあ最近の変化ですかね
はいまあやっぱりね
まあ我々医師しか当然ですけどね
死亡診断書ってのは書けないですし
やっぱりねその方がなんで亡くなったのかっていうのを
その科学的に検証するってのは非常に重要なんで
まあ今回の問題は
まあ結構ねいい問題なんじゃないかなと思って
取り上げさせていただきました
何かの豆知識として
あのまあこういう会話出ることないかもしれないですけれども
あの会話の中で
ドヤ顔でお話していただけたらと思います
はいでは今日も幸せな一日でありますように
お相手は内科医の竹井でした
興味津々
10:22

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