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2024-02-28 09:21

《864》#声の書評 ヒトはなぜ眠るのか?睡眠の科学

本日ご紹介する書籍

睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのかhttps://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000226675


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AI要約

この本は、睡眠の科学に関する概論書です。著者の桜井先生は睡眠研究の第一人者で、なぜ人は眠るのか、目を覚ますメカニズムは何か、といった睡眠の謎に迫っています。


第1章では、なぜ眠るのかがいまだに解明されていないこと、睡眠が脳や体にもたらす効果について解説しています。第2章では、最新の脳画像技術によって明らかになったレム睡眠とノンレム睡眠の違いについて述べています。


第3章以降は、睡眠と覚醒のメカニズム、覚醒を促すオレキシンという物質の発見、睡眠障害、睡眠薬の研究など、睡眠科学の最新知見が詳述されています。


最終章では、なぜ眠るのかについて著者なりの仮説が提示されています。日常的な睡眠に関する素朴な疑問もQ&A形式で解説されているそうです。


全体として、睡眠の科学に興味がある方には面白く読める一冊だと思います。

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内科医たけおの心身健康ラジオ、みなさんおはようございます。
たけお内科クリニックからだと心の診療所、院長内科医たけおと申します。
この放送では、いろいろとちょっと役に立つ小話を毎朝5時50分、20分程度で配信しています。
また、毎朝5時半からライブをやっていて、公開のましろ6曜日に参加のご質問やリクエストに直接お答えしたりしています。
アフタートークも人気です。ぜひご参加ください。
ということで、毎週水曜日は声の書評をやっていこうと思うんですけれども、
今週はですね、当初そんなに予定していなかったんですけど、たまたまなんですけど、
睡眠週間になっておりまして、睡眠の本をチョイスしてみました。
今日ご紹介する書籍は、講談社のブルーバックシリーズですね。
ちょっとブルーバックシリーズの紹介が多いですけれども、
桜井たけし先生の書かれた、睡眠の科学、海底審判、なぜ眠るのか、なぜ目覚めるのか、
という書籍をご紹介させていただきたいと思います。
あれなんですね、実はつんどくになっておりまして、全然読んでいなかったんですけれども、
以前に購入だけしてて読んでいなかったんですけど、
今回これを機に読ませていただいて、
ただこの本ね、2017年に発刊された本で、そもそも海底審判ってなってるじゃないですか。
もともとは2010年に出されたやつの海底版っていうことになっていて、
始めにの最後の方にも海底審判への前書きっていうので、その経緯が書いてあるんですけれども、
もともとは2010年、だから今から14年前の書籍なんですけれども、
それを7年間の最新知見を踏まえて海底したっていうのが、2017年の海底審判になっているらしいです。
ただ7年前なんですけれども、今読んでも非常に面白いですし、特にちょっと後からは話しますけれども、
おれきしんですね、おれきしんの誕生日はですね、ここで非常に読み難いがありました。
というのは、この本を書かれた桜井武先生って、
柳澤先生って日本の睡眠の経緯みたいな先生がいらっしゃるんですけれども、
その先生と一緒に、おれきしんっていうですね、もう今、睡眠に関してはすごいトピックの物質の一つなんですけれども、
これを発見した先生のお一人であられるということで、その先生が書かれた書籍ということで、
非常にね、どういう経緯でおれきしんが見つかったのかみたいなのが非常に詳細に書いてあって、
サイエンス・ノンフィクションとしても非常に面白い書籍だなというふうに思いました。
睡眠の書籍って本当にいろいろ出てますけれども、やっぱり専門家が書いてない、マユツバ的な書籍ってものすごいいっぱいあるんですよね。
そんな中で、これは本当に睡眠の経緯も経緯みたいな、本当にノーベル賞を取るんじゃないかというふうに言われている方のお一人なんで、
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その先生の書籍なんで、まず間違いないかなということで読ませていただきましたし、実際に非常に面白かったですね。
ちなみに自分で購入しております。
目次からご紹介していくと、ホームページにはリンクを貼らせていただいているので、
ホームページには目次が載っていますけれども、まず第一章が、なぜ眠るのか?
未だに解けない謎と恐怖強化に果たす睡眠の劣るべき効果ということで、
そもそもなんで眠るかって分かってないんですよね。
これすごい謎なんですけど、これ一番最終章が、なぜ眠るのか?私の仮説ということで、
あくまで仮説なんですけれども、なぜ眠るのか未だに解明されていないというのがすごいびっくりするんですけれども、
でもいろんな分かっていることが出てきているので、その辺を第一章でまとめて書かれています。
第二章が、最新技術で探る睡眠の正体ということで、画像解析で分かったレム睡眠とノンレム睡眠はこんなに違うということで、
最新の脳科学に基づいてという感じの章になっていましたね。
レム睡眠とかノンレム睡眠というのは聞いたことあると思うんですけれども、
それのより深い解明が今進んでいるんだということも非常に面白かったですし、
あと第三章は、睡眠と覚醒を切り替える脳の仕組みということで、神経伝達物質とニューロンが作り出す巧妙な2つのシステムということで、
この辺からちょっと難しくなってきて、僕は読めるんですけれども、特に脳機能とか脳の解剖とか神経生理学的なことが分からないというのはちょっと難しいかもしれないですけれども、
でも非常に面白いなというふうに思いました。
で、ここからが先ほど言っていたオレキシンの話なんですけれども、第4章、第5章らへんですね。
第4章が睡眠障害の研究から生まれた大発見、覚醒をもたらす物質、オレキシンに決定的に重要な役割とはということで、
オレキシンですね、本当に今でこそこの書籍が出た直前ぐらいですね、薬としてオレキシン状体喫煙薬というのが出てきて、
それがこの睡眠の臨床上の治療も大きく書いているんですけれども、
そのオレキシンという物質の発見秘話みたいなのが書いてあって、非常に面白かったですね。
で、そのオレキシンが明かした覚醒の意味というのが第5章になっていて、人や動物はなぜ目覚めなくてはならないのかということで、
そもそもさっき言ったように何で眠るのかとか、どういう風なメカニズムで覚醒できるのかとかですね、
いうのがそもそも分かってないんですよね。
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なので、オレキシンによって、さっきちょっと言い忘れましたけど、ナルコレクシーというですね、そういう病気の方がいらっしゃるんですけれども、
それにこのオレキシンが関与しているということが分かってきたんですけれども、
じゃあどういうことで起き続けることができるのかとかですね、そういうのが書いてあったりします。
あと、なぜ空腹だと眠れないのか、このオレキシンってそもそも第4章で書いてありましたけれども、
初め睡眠目的で抽出されたわけではないんですよね。
なので、食との関係とかですね、あと接触行動ですね、食べる行動と覚醒との兼ね合いとかですね、
その辺が第5章で非常に詳しく書いてました。
第6章は打って変わって人はどこまで睡眠を操れるかということで、
不眠治療薬の最前線と眠らないで済む薬の可能性ということで、
眠らないで済む薬ができたらどうなるのかちょっとよく分からないですけれども、
でも先ほど言ったように、オレキシン状態喫香薬は不眠症の方に関してはかなり良い薬ですし、
今でもよく使われるんですけれども、
ベンゾンシェスピン喫香薬っていうのを使われていることがほとんどだったんですけれども、
ただ、ベンゾンは色々副作用があるんですよね。
なので、中長期的にもベンゾンを使い続けることの弊害みたいなのが結構あるんで、
なので、それに変わる薬として、オレキシンに作用する薬が出てきたのは非常に画期的ですよね。
第7章はちょっと軽めのテーマになっていて、
睡眠に関する日常の疑問とこれからのテーマ、夢の役割、腹時計から睡眠物質では解けない謎までということで、
これはホームページのところには載っていないんですけれども、
例えば、何時間寝ればいいとか、時差動きが起こるのはなぜとか、寝だめはできるとか、
まあ、結局寝だめはできないんですけれども、
人が成長するにつれて睡眠はどう変わるとか、
そういう非常に素朴なテーマを13個から取り上げられています。
最終章が、さっき言ったように、なぜ眠るのか、私の仮説ということで、
その眠ることの意味みたいなのって、本当にいまだにブラックボックスなんで、
それの櫻井先生なりの仮説をご紹介していただいているということで、
非常に面白く読ませていただきました。
はい、ということで、内容はブルーバックシリーズなんで難しいかもしれないですし、
ちょっとだけ、そうですね、価格も1100円というのは、
ちょっと文庫本よりは若干高めではあるんですけれども、
でもこういう科学系の読み物がお好きな方は、
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一度ご一読いただいてもいいんじゃないかなというふうに思います。
はい、ということで、今日も幸せな一日でありますように、
ワイトアダイカミノタケでした。興味津々。
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