1. むらスペ
  2. #日本語教師ブッククラブ大賞2..
2023-01-05 15:56

#日本語教師ブッククラブ大賞2022を始めます。

今日の音声配信では2022年に日本語教師ブッククラブの対象になった12冊の本のうちから一冊を選ぶ #日本語教師ブッククラブ大賞 についてお話ししました。

https://twitter.com/i/spaces/1MYxNgzaBpnKw?s=20

--- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/murasupe/message
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今日、お話ししたいのは、日本語教師ブッククラブ大賞というのですね。
これを話そうと思ったのは、実は一昨年の12月にこれをやったので、本当は去年の12月にもやりたかったんですが、
ちょっとやれてなかったんですね。僕は出張がたくさん入ってしまってできなかったんですけど、
それプラス、昨日ですね、ツイッターで有栖さんとですね、ちょっと話をしていたりしたこともあるんですけど、
要するに僕がですね、先日、去年は本200冊くらい読んだというふうに言われて、
それについてすごいというふうに言う人もいるし、いろんな感じ方があるというようなことをちょっと話をしていました。
それで、事実として、本をあんまり読めない状況にある方が結構日本語教師の中にもたくさんいらっしゃるということがちょっと最近わかってきたんですね、僕もね。
それで、少なくとも本をね、1冊か2冊だけ、1年に1冊か2冊だけ同業者にお勧めするんだったらどれがいいかということを、
僕のね、もちろん個人的なお勧めもありますけど、でもそれは僕の環境からあくまでもお勧めしていることに過ぎないので、
もっといろんな皆さんの視点で本を1冊選ぶことができればいいんじゃないかなというふうに思ったのがきっかけですね。
きっかけというか、それが昨年の日本語教師物語クラブ大賞を始めたときのきっかけです。
昨年というかもう実際には一昨年になりますけどね、2021年ですからね。
2021年の日本語教師物語クラブ大賞は、小柳香織先生の第二言語習得について日本語教師が知っておくべきことという本でしたね。
これはね、やっぱり12月にその1年を振り返って大賞を選びたいというふうに思っていたので、
本の先行の大賞は2020年の12月から2021年の11月までの本でした。その12冊ですね。
なので2021年の12月は入っていません。
なので今年の、今回の日本語教師物語クラブ大賞も2021年の12月から昨年の11月まで、2022年の11月までの12冊というふうにしておきたいと思います。
本当はこれも12月にやりたかったので、本当はそれでいいんですね。
今年も12月に、今年の11月までの本を大賞にしてこういうことをやってみたいというふうに思っています。
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12月にその1年を振り返るという感じにできたらいいんじゃないかと思います。
今年はちょっと12月にできなかったので、今やってるんですけどね。
今回の大賞になる12冊をちょっと今からご紹介しますね。
2021年の12月、これが今回の大賞の期間の中で一番最初の本ですけど、
2021年の12月は老と主は優しい日本語が開く未来、この本ですね。
これは吉階明さんの本です。
この間、ズームで鼻筋で乾杯ノートで話してくれましたけど、吉階さんが書いた本ですね。
その次は2022年、去年の1月ですけど、日本語の大疑問という本ですね。
これは確か国研の先生方が結構短い文章をたくさんいろんなトピックでかなり幅広い多様なトピックで書いている本ですね。
1つのトピックは確か4ページとか5ページとかそのぐらいなのですごく読みやすい。
1つ1つは読みやすい。
どこから読んでもいいという感じの本でした。
去年の2月の本はレンジですね。
レンジというのは範囲というレンジ。
知識の幅が最強の武器になる。
これは実は僕が提案して選ばれた本なんですよ。
実は僕が提案する本って選ばれることほとんどないんですけど、
この時は珍しくこの本が選ばれました。
もしかしたら他に提案がなかったのかな。
ちょっと覚えてないですけど。
僕はこの本すごくいい本だと思うんですけど、
あんまり日本語教師ブッククラブの反応はそれほど多くなかったという気がしますね。
2022年3月の本は、言語が違えば世界も違って見えるわけみたいなことですね。
サピア・ウォルフでしたっけ。
サピア・ウォルフか。
サピア・ウォルフの話とかね。
でもそれよりさらにもっと進んだ話なんですけどね。
ちなみにこれは日本語教師映画パーティーでも選ばれたアライバル。
オリジナルのタイトルがアライバルなんだけど、
日本語のタイトルはカタカナの別の言葉だったような気がする。
エイリアンが地球にやってきて、
それで言語学者がいろいろ活躍する話なんですけどね。
それにも結構近い本でしたね。
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去年の4月はカモガワランナーっていうね。
日本にどこの国からだったかな。
アメリカかな。
どっかアメリカの多分、違ったかもしれません。
欧米のどこかの国から日本に。
最初は短い交換留学生、高校生の頃に来て、
その後留学生としてやってきて、
日本で研究者としてね、
今生活してらっしゃる方が、
これは文学作品ですよね。
もちろんご自身の本当の人生ともかなり重なるところがあるんだけど、
でも別に完全に同じというわけではないということなんですけど、
でもストーリーも日本に海外からやってきた留学生が、
日本にだんだん住んで馴染んでいくという本ですね。
これも僕はとても面白かったです。
5月は知的生産の技術ですね。
渡辺…渡辺誰でしたっけ。
ちょっとすみません。
最後の方は結構ちょっと右翼的なことになってしまって、
少し残念な感じの方でしたけど、
その方の知的生産の技術ですね。
6月は一従一切で良いという提案ですね。
ドイヨシハルさんですね。
ドイヨシハルさんですね。
料理のお話です。
それから7月は複数の言語で生きて死ぬですね。
これは確か山本さえりさんが編集というか、
ご自身でも2章くらい書いてらっしゃったかな。
あと福島聖司さんとかいろんな方が1章ずつ書いてらっしゃる、
そういう本ですね。
これは日本語教育の専門性にもかなり近い本だと思います。
8月は日本語教師のためのセフアールですね。
セフアールはもちろんヨーロッパ共通参照学の話ですね。
これも行動中心アプローチがちょっと一部触れられています。
ただこれ実は結構今から見ると少し過渡期の本だったので、
セフアールについて勉強するには良いんですけど、
行動中心アプローチの本という視点だけで見ると、
ちょっと過渡期ならではの本ですね。
例えばみんなの日本語を使っているところとか、
みんなの日本語をどうやって行動中心アプローチ的に使うかみたいな話も出ていたりしますね。
去年の9月の本は自分らしさと日本語ですね。
これは社会言語学の本ですけど、
日本語についての本ですね。
でももちろん日本語教師にとってはこれはとても大切な本だと思います。
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10月は対話と決断で成果を生む話し合いの作法ですね。
これは日本語教育の話には直接は関係してはこないんですけど、
でも確かに日本語教育の世界でももちろんこういう対話が足りないと思っている方にはこれはとても大事な話だと思います。
あとそれとやっぱり話し合いの作法なので、
そういう意味では日本語教育にも関わってはきますね。
だけど事業でこれをやれるかというと、
やれるかもしれないですね。
まず最初にみんなでちゃんと話をしましょう。
対話をしましょう。
そして最後に決断をしましょうということを、
事業の中でそういうことをやるのももちろん一つのやり方としては可能じゃないかと思います。
最後になりますけど、
去年の11月の本はこれからの男の子たちへ。
男らしさから自由になるためのレッスンですね。
こういう本ですね。
これは基本的にはフェミニズムの本なんですけど、
しかも日本語教育に関わっている男性の中では、
比較的男らしさからは自由になっている人が多いんじゃないかなとは思いますけどね。
マッチョじゃなきゃいけないとか、
そういうふうに思っている人は、
あんまり日本語教師の男性の中では、
僕はそれほどは多くないようには思うんですけど、
でもこれが必要だと思う方はもちろん、
これを今回の日本語教師ブッククラブ大賞の本として選んでくれてもいいと思います。
以上が12冊ですね。
今回の日本語教師ブッククラブ大賞の対象作品になる12冊ですね。
やり方はですね、
例えばグーグルフォームとかで12冊を全部出して、
どれがいいですかってやっちゃったら、
時間はかからないんですけど、
でもですね、ちょっとそうすると、
12冊全部読んだ人ってあんまりいないんじゃないかと思うんですよ。
やっぱり読んでないのにそれを評価するっていうのは、
つまり選ばないっていうのも一つの評価ですよね。
なので、読んでないのにそれを選ばないっていう評価をしてしまうっていうのはちょっと、
本の著者に対してあんまり、
僕も自分も本2冊単調ありますけど、
そういう意味でちょっといっぺんにこういうことをする、
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つまり読んでないのにそれを評価する、
選ばないというネガティブな評価をするというのはちょっと、
僕は避けたいという気がするので、
この12冊を3ヶ月ごとの4つのブロックにするんですね。
常に選ぶのは2冊だ。
2冊から1冊を選ぶという形にしたいと思います。
なので、その3ヶ月ごとの4つのブロックにして、
最初の2冊、今回の場合は2020年の12月の本と、
あ、すみません、2021年ですね。
2021年の11月の本と2022年の1月の本ですね。
この2つのどちらが日本語教師におすすめですか、
同業者におすすめですかというアンケートをして、
それで選ばれた方に、
3ヶ月目の、つまり2022年の2月の本、
つまり最初の2ヶ月でアンケートをして、
それで選ばれた本と、
その次に3ヶ月目の本をまた2冊でアンケートをして、
どちらがいいですかというふうにアンケートをするというわけですね。
そうすると3ヶ月ごとに1冊ごとの本が選ばれますね。
4冊できるわけです。
これもまた最後の4冊を全部いっぺんに聞くのではなくて、
最初の3ヶ月から選ばれた本と、
4ヶ月目、5ヶ月目、6ヶ月目から選ばれた本の2冊でまた比べてアンケートをして、
そして選ばれた本をまた去年の後半に同じようにして選んだ本の2冊で決勝戦みたいな形でやってみたいと思います。
なのでちょっと時間がかかってしまうと思うんですけど、
でも時間をかけて皆さんでこうやって振り返っていただくというのもいいんではないかなというふうに思っています。
最初にも言いましたけど、
選ぶ基準は同業者にお勧めしたいかどうかというその一点のみですね。
もし日本語教育の世界にフェミニズムがまだ足りないというふうに考える場合は、
もちろんフェミニズムの本でも構わないんじゃないかと思います。
去年のことを振り返ってみると、
去年というか一昨年のことを振り返ってみると、
本のリストを見て、
この中ではやっぱり第二言語習得について日本語教師が知っておくべきことという、
この本がたぶん選ばれるだろうなというふうに思っていたんですけど、
やっぱり想像通り対象の受賞作になりました。
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でも今年はそれがあまりはっきりしたものがないという感じなんですよね。
その意味ですごく楽しみにしています。
投票は今夜から、
僕は今から仕事に行くので、
その後、仕事が終わってから投票の準備に入りたいと思います。
それでは本日も村辺にご参加くださいまして、
ありがとうございました。
今日のこの日本語教師ブッククラブ対象について、
ご感想とかコメントとかありましたら、
ぜひムラスメのハッシュタグ付きでご共有をいただければと思います。
それでは本日も良い一日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。
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