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2022-07-01 18:53

自由で危険なWeb3の入口を見た

本日の音声配信 #むらスペ では自律的分散組織(DAO)に入ってみた経験を共有してみました。

--- Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/murasupe/message
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今日、このむらスペでお話ししたいのはですね、 自由で危険なWeb3の入り口を見たということですね。
すみません、Web3っていうのは、 前にもお話ししたことありますけど、
要するに2006年がWeb2.0のすごく大きなブームだったわけですね、2006年。
それからもう十何年、16年経ったわけですね。
16年経って、今度ブロックチェーンですね、 特にブロックチェーンという新しい基盤技術が普及してきて、
それがですね、この2022年に大きく社会を変えつつあるというのが、 それがWeb3です。
ですけど、今日僕がですね、お話しすることは、 あくまでも僕が本当に初心者として体験したことを話すだけです。
なので、しかも1日だけの話です。
なので非常に狭い範囲なので、 これがWeb3を体系的に、
全体的なイメージとして話をしているわけではありません。
じゃあちょっとですね、今参加者の方、 まだあんまり多くないんですけど、
Web3と言われているもの、 例えばビットコインとかね、
あるいはDAOというのが分散型自立組織とか、
そういうものを実際にコミュニティに入ったり、 ビットコインとかで売買したりとかですね、
そういうのを実際にやったことがある方、 ハートマークでちょっとリアクションをいただけますでしょうか。
なかったら涙のリアクションをお願いしたいと思います。
僕自身もまだ実はなくて、仮想通貨ですよね。
いわゆるビットコインのような仮想通貨で 取引したこともないし、
そのDAOですね、分散型自立組織の中に 入ってみたことはなかったんですね。
それで、その中で一つですね、
これまだご紹介していなかったかもしれませんけど、
そのDAOという分散型自立組織ですね、
それの本で池早さんという人が書いている本がありました。
それをちょっと読んでみたんですね。
この池早さんというのは皆さんご存知の方も いらっしゃるかもしれませんが、
今四国のどこかに移住されていて、
それでまだ東京で消耗しているのっていうね、
そういう非常に煽りっぽいセリフで有名な方ですね。
でもこの方もいろんな新しめのことを ずいぶんやっていらっしゃるので、
かつこの方がDAOを作った、
忍者DAOって言うんですけど、
それを作っているというのでそこに入ってみました。
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これは本としてはタイトルがですね、
こういうタイトルです。
超初心者向け、DAOって何だお?
まだ株式会社で消耗しているの。
こういう本ですね。
DAOって何だお?の最初のDAOは DAOのアルファベットの方ですね。
で、何だお?っていうのはひらがなで書いてあります。
DAOって何だろうっていうことだと思いますけどね。
で、このDAOっていうのは、
アルファベットのDAOなんですけど、
これがDが確かディセントラライズド、
つまり中央集権化されてないっていう意味で分散型なんですね。
で、DAOのAがオートノマス、自立的だと思います。
Oがオーガニゼーションなので組織ですね。
それで分散型自立組織っていうふうに日本語では呼ばれているんだと思いますね。
それでこの池早さんがやっている忍者DAOっていうのが、
それがディスコードなんですよ。
ディスコードっていうのはスラックに似ているものですね。
LINEに近い、LINEのようなチャットなんですけど、
LINEワークスっていうね。
それがご存知の方はいるかもしれませんが、
いろんなチャンネルに分かれていて、
その中で組織的に使うことができる、
そういうものがスラックとかLINEワークスなんですけど、
それに似ているものですね、このディスコードっていうのはね。
で、僕がこのディスコードに入って、
すぐにですね、これはディスコードだから、
DAO自体ではないですよねっていうふうに質問したんですね。
そのDAOっていうのは要するに、いわゆるトークンっていうものが、
それが配布されて、
そのトークンでいろんな議決権を得たりする、
そういうものなんです。
ですけど、ディスコードっていうのはそういうものがなく別に使えるので、
これはディスコードだからDAO自体ではないですよねって
初心者の部屋で質問してみたら、
その運営に関わっている方らしい方がですね、
これがこの忍者DAOっていうね、
このディスコードがDAOなんですよというふうにおっしゃっていました。
なので、その中の方自体は、
少なくともそういうふうに認識していらっしゃるわけですね。
でね、入ってみて驚いたことの一つがですね、
その運営とかに関わっているらしい方がですね、
もうね、DM、つまりダイレクトメッセージですね。
DMは詐欺って、なんかね、すごい目立つように書いてあるんですよ。
自分の名前の後ろにDMは詐欺って赤い文字で書いているような人もいます。
で、入ってすぐにですね、まずやるべきこととして、
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DMを受け取らないようにするっていうこととかも書いてありましたね。
で、それがね、あれ何でなんだろうと思いながら、
だけど、僕がですね、DMを無効にする、
そういう手続きをする前に、
一つね、DMが来ていたんですよ。
で、そのDMっていうのは、
すみません、そのDMにはこういうことが書いてありました。
もう入ってすぐの瞬間ですね。
ちょっと英語だったんですけど、
このNinjaDAOのディスコードにようこそ。
それで、いろんな議決権の必要な投票があるわけですけど、
その投票に参加するには、ここでトークンを購入してくださいって書いてあるんですね。
で、この分散型自立組織ですね、このDAOね、
それはそのトークンを持っている人だけが投票されていて、
で、このトークンっていうのは、
要するに株式会社の株みたいなもので、
その株、つまりトークンをたくさん購入している人が、
たくさん議決権を持っているってことになります。
で、このトークンを購入するには、
仮想通貨が必要なんですね、普通ね。
で、その仮想通貨を購入するには、
やっぱり円とかドルの方程通貨が必要で、
かつその仮想通貨をもちろん円とかドルの方程通貨に戻すこともできるわけです。
それで八百屋さんで物を買ったりとか野菜を買ったりとかできるわけですね。
なのでその議決権には当然トークンが必要なので、
その投票に参加するにはトークンを購入しなければいけないというのは、
もうDAOの話の流れとしては非常に自然なことなんですけど、
ちょっとね、僕は自身はまだこの仮想通貨とか購入していないので、
ここでトークンを購入してくださいっていうのは、
DMは見ましたけど、ちょっと手続きしないでいたんですよ。
すぐにそんなに議決に参加するぐらい、
中のことをわかっているわけじゃないし、
だからもうちょっと中のことをちゃんとわかって、
かつその議決に、投票にかけられている話題とかも全然わからないので、
それがわかるようになってから、
この辺はやっておこうかなというふうに思っていたんですね。
それでいくつか見てみると、
ディスコードっていうのは、
スラックと同じでいろんなチャンネルがあるんですよ。
ディスコードではチャンネルっていう言い方しなかったかもしれませんが、
要するにそれぞれまとまったトピックで、
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一つのトピックでチャットができる、
そういう部屋がいっぱいあるんですね。
Zoomではリアルタイムの音声とビデオ通話ですけど、
それにZoomの中にブレイクアウトルームがありますよね。
それに似ている感じで、スラックもそうなんですけど、
全体的で一つのスラックのワークスペースっていうのがあって、
その中にそのチャンネルっていうのがあって、
それぞれ決まったトピックでその中で話すようになっています。
それでこのディスコードの中にも、
そういういろんなトピックに分かれているところがあって、
それを結構いくつかなかを見てみたんですね。
そうすると、
詐欺を報告するための専用チャンネルまであるんですよ。
それを見てみると、結構詐欺の被害が非常にたくさん報告されていて、
それでそれを見ているって分かったんですけど、
実は最初に、僕が入ってすぐにダイレクトメッセージで、
ようこそっていう歓迎メッセージを送っていたのも、
こいつも詐欺師なんですよ。詐欺師だったんです。
そこでね、僕はまだ仮想通貨を持っていないから、
それで何も手続きしないでそのままにしていたので、
何にも被害なかったんですけど、
これもしかして、
もし僕がこの時に仮想通貨とかを持っていたら、
ちょっとここで騙されていたかもしれないですね。
だって入った瞬間にそのDMが来て、
いかにも運営っぽい言葉なんですよ。
それで正式な手続きとして、
ここでトークンを購入してくださいと言われているわけなので、
これは本当に、
少なくとも僕だったら騙されていた可能性はありますし、
このWeb3.0の世界に慣れていない、
僕自身もまだもちろん慣れていないわけですけど、
そういう人はちょっと気をつけなければいけないところだなと思いますね。
それで思ったんですけど、
Web2.0の初期とはもうすごい違うんですね。
あくまでも僕が昨日とか見た範囲なんですけど、
例えばTwitterとかInstagramとかFacebookとか、
最初の頃はミクシーとかですよね。
その頃の最初の頃っていうのはすごく牧歌的で、
いわゆる先進的な人しか来ないじゃないですか。
ある程度リテラシーが高い人しかいないわけですよね。
なので非常に牧歌的で、
かつ特にミクシーとかは身元とかも結構分かりやすいので、
確か電話がないと登録できなかったと思うんですけどね。
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なので非常にこういう詐欺師が暗躍するというような世界ではなかったんですね。
だけどこのディスコード、
本当に入ってすぐに詐欺師が接触してくる。
だけど詐欺師に初心者が食われないように、
非常に慣れている人が啓蒙して回っている。
それが本当にイメージでいうと西部劇みたいな感じですよ。
街に入ってくると、
もう本当に保安官と無法者が活歩して歩いている感じ。
その無法者っていうのは、
カモがいたらすぐ餌食にしてやるっていうふうに思っているし、
そういう奴らを保安官が治安を守るために見ているというような感じですね。
これちょっと思い出してみたら、
Web 2.0の初期とは全然違うという話をさっきしましたけど、
むしろWeb 1.0の初期っていうのはこんな感じだったよなって思い出してきて、
少し懐かしい感じになりました。
むしろこれがインターネットの、
本当に自由で危険なインターネットっていうね、
そういう感じにすごく近いなというふうに思いましたね。
そうですね、
あの時代にインターネットを使っていた人がどのくらいいるか分かりませんけど、
1900何年くらいかな、
95年くらいですかね、
その頃に、
例えばアルク、出版社のアルクっていうのがありますよね。
そこに日本語教育言いたい放題っていう掲示板がありました。
ここも匿名で書き込めるので、
もうすごいね、
最初の頃はそうでもなかったんですけども、
途中からすごい荒れ始めて、
いろんな人がいろんなことを言っているという感じでしたね。
匿名で顔もなかったのでね。
詐欺師はいませんでしたけど、
でも本当に言いたい放題で、
かなり匿名性を背景にして、
かなり荒れていた嵐みたいな人も実際正直いたというのは事実だと思います。
その雰囲気にちょっと似ているなというふうに今思いましたね。
このディスコード、
Ninja DAOっていうディスコードに入った時の正直な、
今最初の第一印象はそんな感じです。
だけどこのDAO、
分散型自立組織っていうのは、
実は意外と簡単に作れるらしいんですよ。
それで別の本なんですけど、
今日紹介した池早さんの本とは別の、
DAO完全初心者への徹底解説、
具体事例で見る分散型自立組織っていう本があるんですけど、
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この本にアラゴンっていうサービスが紹介されています。
ちょっと引用してみますけど、
アラゴンはDAOを簡単に作ることができるサービスです。
試しに自分でも作ってみましたが、
本当に驚くほど簡単にDAOを作ることができました。
という風に書いてありますね。
作る時に少し仮想通貨みたいなのがいるらしいので、
その手続きが最初に必要だと思うんですけどね。
1週間くらい前に共有した伊藤潤一さんの本がありましたよね。
WEB3に関する本。
そこでも同じように、
Facebookで一つのグループを立ち上げるのと同じくらいの手間だというふうに
伊藤潤一さんが書いていらっしゃいました。
なのでちょっと僕自身も、
例えばハナキンの運営を僕一人でやっているのは
少しきつくなってきたので、
複数運営にしてそれをDAOでやってみるとかですね。
ちょっとそういうことも考えています。
伊藤潤一さんご自身も変格DAOというのをやっていますね。
変格がアルファベットというかローマ字ですね。
DAOはDAOなんですけど、
そういうのがあるんですけど、
これは実は自由には入れないんですよ。
さっきの池早さんの忍者DAOというのは誰でも自由に入れます。
だけどこの伊藤潤一さんの変格DAOというのは自由には入れなくて、
まず申し込みをしなくてはいけなくて、
ちょっと審査みたいなのがあるらしいんですね。
なので、僕はまだこれは入っていないんですけど、
少なくともこっちの方は、
西武劇のあらくれ者、無法者と保安官がいるような世界とは
ちょっと違うような感じがするので、
これから僕自身はちょっと申し込んでみようかなと思っています。
これは本当にインターネットの時代からずっとそうですけど、
こういうことはインターネットのWEB1.0とかWEB2.0の時もそうですけど、
やっぱり先行者利益というのは間違いなくあります。
だけどその分、まだあんまり知らない世界、
整備されていない世界に入っていくと、
本当に西武劇のような世界なので、
危険もないことはないわけですね。
なので、どのくらいリスクを取れるかということと、
それと先行者利益をどのくらい目指すかという、
そういうことを考えながら、
皆さんも参加してみるといいんじゃないかと思います。
なので、いろんな情報が必要になってくると思いますので、
このWEB3.0に関しては、
僕もこれからまたこのムラスペを通して、
いろんな情報を共有していきたいと思います。
じゃあですね、ウェブナーの皆さん、
すみません、リスナーの皆さんも、
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もしこのWEB3.0の世界に、
他の人よりちょっと早く入ってみたいと思ってみたいでしょうか、
今日の僕の話を聞いて。
もしWEB3.0の世界にちょっと入ってみたいなと思う人がいたら、
ハートマークをお願いします。
まだ怖いなという人は、
涙のマークでリアクションをいただければと思いますが、
いかがでしょうか。
それでは、本日もムラスペにご参加くださいまして、
ありがとうございました。
今日のこの自由で危険なWEB3.0の入り口を見た、
ということにつきまして、
ご感想とかコメントがありましたら、
ぜひムラスペのハッシュタグ付きで、
ご共有いただければと思います。
それではですね、本日も良い一日をお過ごしください。
そして、冒険は続きます。
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