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今日、皆さんにお話ししたいのは、 プロセスも評価する作文コンテストということですね。
前に、ディープエルとどう向き合うかということで、 ちょっと似たような話をしたことがあるんですけど、
それについて、実際に僕がそういうことをやることになった という関わりがあるので、
それについてご紹介してみたいと思います。
その前に、皆さんに聞いてみたいんですけど、
こういう作文コンテストとか、あるいは作文の試験で、 編集履歴も見るというようなことをやったことはありますかね。
そういう方がいらっしゃいましたら、 ハートマークがない場合は、涙のマークでリアクションいただけますでしょうか。
作文の課題とか、あるいは期末テストのレポートとか、 そういうのでもいいんですけど。
やっぱり今のところそういうことをやっている方は いらっしゃらないみたいですね。
ありがとうございます。涙のマークありがとうございます。
具体的な事実としては、僕のオフィスがあるのが、 ヴァンガロール日本語教師会というところなんですね。
そこの会長の先生から、 今年は日本とインドの国交受立70周年なんですよね。
それを記念したイベントというのがたくさんあるんですけど、 それを記念して、うちも作文コンテストをやりたいということになっているんです。
なのでトピックとかは、 日本とインドの国交受立に関するもの。
国交受立70周年には別に、 70周年という数字は特に関係しなくてもいいんですけど、
日本とインドの交流に関する、 そういう作文コンテストでやりましょうという話になっているんですね。
そのアイデア自体は前からあったんですけど、 実際にはこの先週の日曜日のJLPTの後にそういう動きを始めて、
それでも多分今日公報をすることになると思います。
その作文の締め切り自体は今月末で、 来月には表彰式をするというね。
そういう感じのいい意味でインドらしい、 非常にスピード感のある企画になりそうな感じなんですね。
そこまでが具体的な事実なんですね。
僕がアドバイザーとしてご提案したのは、
僕は個人的にはディープウェルとか 使ってもいいんじゃないかなというふうには思ったんですけど、
でも先方の教師会の方の意見では、 ディープウェルとかは使わないというふうにしたいということだったので、
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それで僕の方がご提案したのが、 前にディープウェルとどう向き合うかというタイトルでお話もしたことがあるんですけど、
GoogleドキュメントとかWordとかそういうもので作ってもらって、
それで編集履歴を確認するのはどうかということです。
今回はWordだと進捗状況とかもわからないので、
全部Googleドキュメントでやってもらうのはどうかという感じに提案しています。
それも主催者の側が新規作成してGoogleドキュメントをね、
それで参加者にメールなどでリンクで共有するというパターンがいいんじゃないかと思いますね。
この場合はもちろん編集者として招待する必要があります。
そうじゃないとそのドキュメントに参加者の方が書き込めないからですね。
その後報するときにちゃんと編集履歴見ますからねということも書いておいて、
それで下書きのところから全部Googleドキュメントで書いてくださいねというふうにお願いするわけです。
うちのJFNDの企画とかでも最近は全部そうなんですけど、
申し込んだら自動的にWhat's Appという日本でいうLINEみたいな感じのものですけど、
要するにチャットですね。
チャットグループがあるんですけどグループチャットね。
そこにその招待リンクを自動返信で送るようにしています。
それで申し込んだら24時間以内にWhat's Appのグループチャットに入ってもらって、
そこでいろいろ技術的なサポートもできるようにしたいと思っています。
そういうサポートのシステムがないと多分ポスターとか説明書だけで
Googleドキュメントの編集履歴をするので全部最初から書いてくださいねとか言っても
多分それをあんまり見ていないで悪気がなくても
どこか別のところで全部ゼロから自分で手で書いて
それをGoogleドキュメントにペーストして提出とかそういう人もいるかもしれないので
そういうのを作成過程から進捗状況を見ながら技術的なサポートができる
そういうシステムを作っておく必要があるんじゃないかと思います。
もちろん例えば皆さんに向けてそろそろ書き始めた方がいいですよとか
そういうアドバイスとかもできると思います。
ただここですごく線引きが必要だと思うのは
技術的なサポートというのはこちらの方でどんどんやるべきだとは思うんですけど
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そこに内容のサポートとかをしないようにしなければいけないので
そこはきちんと明確な線が引けるかどうかはまだわからないんですけど
それも今回の実験的にやってみることの意義の一つになると思います。
こういうことは僕がだってブログに最初に書いたのが同じことを
同じことをブログに書いたのが10年前なんですよね。
なので理論的には可能なんですよね。
技術的にももちろん可能なんですけど
どういうわけか実際にやってみましたという例も全然聞かないんですよ。
というかやってみてうまくいきましたという例も聞かないし
やってみてダメでしたこういう問題がありましたという
そういう問題も全然聞いたことがないんです。
それでも今でも作文で自動翻訳を使ってくる人がいるから困るというような
悩みもよく聞くので
それで今回は実験的にそういうことをやってみるのはどうかなというふうに思っています。
以前に僕がディープLとどう向き合うかというタイトルだったと思うんですけど
このムラスペで同じようなことを話したことがあります。
その時はディープL僕は使ってもいいんじゃないですかというふうに思いました。
作文の時とかにね。
問題はやっぱりディープLもですね
使い方が上手な使い方と上手じゃない使い方というのはやっぱりあるわけなんですね。
それでそれっぽさが残っていたら限定するというのは確実にできると思うんです。
でも逆にコンテンツだけで勝負できるような時代にもなっているともいうことができますね。
コンテンツというのは作文コンテストの場合は作文の内容だけで勝負できるということにもなるわけです。
初心者の方も自分の分かる範囲のレベルの日本語で書いたら
結構レベルの高いコンテンツを書くことができるわけですね。
もし時間があったらですね
来年まで1年あるので
来年もやるようなことになったら
来年はそういう方向に持っていくことも可能なんじゃないかなというふうに思っています。
少なくとも参加者は増えますし
それが日本語学習者を増やすことにもつながると思うわけですね。
今回はですね
ちょっと本当にすごいスピードで動いているので
ちょっとそこまで説得したり
ご理解いただく時間というのはないと思っているので
わざわざ僕の方からはそういう提案はしていないんですが
例えばですね
今年の参加者が少ないとかもっと増やしたいとかですね
そういうのがあったら
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そういう提案もしやすくなるんじゃないかなというふうに思っています。
はい
それではですね
今日はちょっと少し早め
早めと言ってももう9時は過ぎてますけどね
本日のムラスペはここまでとさせていただきたいと思います。
もしですね
リスナーの皆さんも作文のテストで
こういう結果だけを評価するんじゃなくて
そのプロセスを評価するね
編集履歴でプロセスも見ながら評価する
つまり最初にブレインストーミングをして
ドラフトを書いて
ファーストドラフトね
第1項を書いてそれで清書をするというね
そういう評価ですね
そういう評価をしてみたいと
もし思ったらハートマークいただければと思います。
うちにはまだ早いかなという方がいらっしゃいましたら
涙のリアクションをお願いしたいと思います。
いかがでしょうか。
ハートマークいただいております。
ありがとうございます。
ハートマーク他にもいただいております。
たくさんいただいております。
ありがとうございます。
それではですね
本日もムラスペにご参加くださいまして
ありがとうございました。
今日のですね
このプロセスも評価する作文コンテストにつきまして
ご感想とかコメントとかありましたら
ぜひムラスペのハッシュタグ付きでご共有ください。
それでは本日も良い一日をお過ごしください。
そして冒険は続きます。