1. LISTEN to movies
  2. 陽のあたる教室 1996 /Mr. Hol..
2023-12-01 11:20

陽のあたる教室 1996 /Mr. Holland's Opus 1995

Listen to the voice of movies.

 

陽のあたる教室 1996 /Mr. Holland's Opus 1995
 

監督 スティーブン・ヘレク

脚本 パトリック・シーン・ダンカン

音楽 マイケル・ケイメン

出演 リチャード・ドレイファス ジーン・ルイザ・ケリー グレン・ヘドリー ジョー・アンダーソン ほか

 

映画.com

映画.com

 

陽のあたる教室:Wikipedia

 

Reference

Jean-Louisa Kelly:Spotify

https://www.instagram.com/jeanlouisakelly/

 

Movies are really good! Isn't it?

 

Camp@Us presents

サマリー

私が人生60年の間に見た映画、思い出の映画について、一つずつ紹介していく番組です。陽のあたる教室は、1996年に日本で公開された映画で、Mr. Holland's Opusというタイトルのもと、ホランド先生の作品として知られています。

映画の紹介
LISTEN to movies. LISTEN to the voice of movies.
LISTEN to movies. これが14本目の紹介になります。
この番組は、私が人生60年の間に見た映画、思い出の映画について、一つずつ紹介していく番組です。
今日は、12月1日、映画の日ということで、何か紹介したいなと思って、この映画を紹介したいと思います。
陽のあたる教室。日本での公開は、1996年。アメリカでの公開は、1995年。
現代は、Mr. Holland's Opus。ホランド先生の作品というタイトルなんですね。
日本語のタイトルは、陽のあたる教室。
音楽の先生なんですけど、ホランド先生は。高校の音楽の先生なんですが、その音楽室が陽のあたる教室なんですね。
そこから、映画を見て、そういうタイトルにしたんでしょうね。
たぶん、「ホランド先生の作品」では、通じないと思ったんですね。売れないと思ったんでしょうね。
このMr. Holland's Opus。オーパスというのは、クラシック音楽とかで、よくオーパス何番とかいう言い方をするんですけども、
要は作品番号、作品のことですね。これがオーパス。
ホランド先生の生い立ち
ホランド先生の作品。ホランド先生は音楽の高校の先生になったんですが、実は先生になりたかったわけじゃない。
作曲家をめざしてたんですね。
作曲家をめざしてバンド活動してたんですが、なるべく好きなことをやって生きていきたいということで。
ところが、バンドだけでは生きていけない。
そんなわけで、高校の先生だったら作曲活動もしながら腰掛けでできるだろうと思って、
生活のためにイヤイヤながら、生きていくために、糧を稼ぐために高校の先生になったわけですが、
結局30歳で高校の先生になって60歳まで勤めたということなんですね。
なりたくなかった学校の先生、教師になって気がつけば、もう本当に教師として生きた人生になったということなんですね。
これ実在の人物がモデルになっていると言われているんですけれども、そういう作品です。
その高校ではもう音楽の名物教師ということですよね。
地域でも非常に有名で影響力のある、生徒を本当にたくさん育てたという、そういう先生になったということなんですね。
私、たまたま音楽大学で教えてたんですけれども、私も音楽大学で教えたかったわけでもないし、
私は研究者になりたかったわけです。政治学のね。
だけど結局気がついてみれば、学生を教える教師、大学教員になってしまったということなんで、
自分の人生もちょっと重なってしまうんですけれども、この映画は音楽を学ぶ人にはもうぜひ見てほしい映画ですね。
それから教職に就く人にもやっぱり見てほしい。先生になる人に見てほしい。
そうじゃなくても、子供を育てるとかね、そういう立場に立つ人にもやっぱり見てほしい。
まあそういう意味ではあらゆる人に見てほしい、そういう映画ですね。
教師としての人生
私の中では、もう人生の中で本当に影響を受けた、あるいはとても良かった、感動を受けた、そういう映画なんですね。
主演がリチャード・ドレイファス。アカデミー賞にもノミネートされたんですけども、この映画で。
この人は実は以前この番組で、これの6つ前のエピソードで紹介した、
未知との遭遇、スティーブン・スピルバーグのね、初期の作品ですけれども、
その映画の主役を務めたのが実はこのリチャード・ドレイファスだったという。
私は実はリチャード・ドレイファスは知らなかったんですね。
その未知との遭遇の主演だっていうのを知らなかった。
実はこの「陽のあたる教室」を見て、主演のリチャード・ドレイファスに非常に親近感というかな、
とてもいい俳優さんだなと思ってドレイファスのことを調べたら、
この人、「未知との遭遇」の主人公を演じてたのがドレイファスじゃないか、ということに初めて気づいたわけですね。
私が劇場で見た子供向けではない一般映画、人生で初めて見た映画がこの未知との遭遇だったと。
その主役を演じてたのがこのリチャード・ドレイファスだったっていうね。
その同じ人が実はこの私に感銘を与えるこの陽のあたる教室の主演を演じてるっていう、
もうこれも何かの運命かななんてね、思ったりするんですけれども。
この映画の中ではいろんなドラマがあります、生徒との関係。
例えば音楽は上手なんだけどうまくクラリネットが吹けない生徒がいる。
何を忘れてるかというと音楽を楽しむっていうことを忘れて、上手に吹こう、上手に吹こうとするからうまく吹けなくなるっていうね、こととか。
あるいはもう全く音楽が苦手なんだけど、高校卒業するために単位が必要だから、ということでドラムを教える生徒がいるわけですね。
これも結局その音楽の楽しさっていうことが伝わることで、それをやることができたっていうね。もう本当に音楽苦手で音痴で大変だったんですが、
そこでこうやっぱり人に教えるということの素晴らしさっていうのがね、また伝わってくる。
その生徒は卒業後にベトナム戦争で戦死するとかね、そんな場面も出てきます。
それからもう一人、歌い手としてとても才能のある女子生徒が出てくるんですが、ボーカリスト。
この人とのちょっとこう恋物語っぽくなる部分ね、これも非常によくわかるんですよね。
その話はちょっと後で話するとして、音楽を楽しむという。音楽を楽しむことを自分も忘れていたし、
生徒に音楽を伝えようと思ったら楽しむということがやっぱり原点なんだということに気づいていくわけですよね。
しかもそれは教育ということの原点でもあるわけです。
音楽の授業の中でロックンロールを弾くんですね。
これを聞きつけた教頭先生が、学校でロックンロールを教えることは許されんということを言うんです。
校長先生、女の校長先生なんですが、理解のある校長先生なんですが、先生の授業方針に干渉する気はありませんと。
だけど教育委員会との会議があって、そこで必ずこのことが聞かれます。
ロックンロールは悪魔の音楽だっていう人もいますと。どう答えればいいですか。
これに対してホランド先生が答えたのは、私が教えているのは音楽ですと。
生徒たちに音楽を愛することを教えるために役立つものであれば、ベートーベンからビリーホリデーからロックンロールに至るまで、私はあらゆる音楽を教えますと。
こういうふうに答えるんですね。
他にも名台詞はいっぱい出てきます。
とにかく教師であること、生徒と接すること、何かを教えること、そして音楽というものの本質、こういったことを本当に考えさせられるとてもいい映画ですね。
私は音楽大学の授業で、この映画を必ずある授業で見せていました。音大生に。
そうすると、授業の講義の内容は忘れましたけど、あの映画だけは忘れられません。
そう必ず言うんですね。
そして先ほど言った若い女性、ジーン・ルイザ・ケリーという人が演じているんですが、この方、実はミュージカル女優なんですね。
映画に出る人じゃなかったんです。
この人が歌う、Someone To Watch Over Meという曲があるんですが、これがとてもいい音楽、いい歌なんですね。
本当にホランド先生のことを思いながら歌うという、これ本当に魅力的なんですね。
こういう生徒がいたら恋に落ちそうになるホランド先生もわからなくはないなというふうに、私も教師やってたもんですから、そんなことも思ってしまうし、この曲を聞くと今でも胸がキュンとするということです。
リッスンホストでこの番組を配信しているんですが、そこにYouTubeも貼れますので、この曲は、やっぱりこの映画のこの場面は、いろんな人に感動を呼んだと思うので今でもYouTubeにあります。
さらにこのミュージカル女優のジーン・ルイザ・ケリーは曲も歌っててCDも出してるんですけども、必ず冒頭でこのSomeone To Watch Over Meを歌うということなので、これもリンク貼っておきたいと思います。
それからサウンドトラックがこれが良くてですね、ケイメンさんという方がサウンドトラック作ってるんですが、これもとても良い曲です。ということで、「陽のあたる教室」紹介しました。ではまた。
11:20
スクロール