1. Thursday - Vocalizing Emotions
  2. Jul 2024 | Tea Time News & S..
2024-07-31 57:06

Jul 2024 | Tea Time News & Stories with Mokusei

ポッドキャスト番組『Thursday』の最新エピソードです🎤 

「アートがあることで、世界が美しく見える」

今回は、豊嶋秀樹さんが来てくれました!

というか会いにいきました。かっこいいです。

これからもまだまだお話聞きたいですが、今回はまずはご紹介として。

こういうことだ。聴いてください。


⚫︎ゲストの時間

豊嶋さんがいる場所/豊嶋さんとアート/ハッピーハイカーズ、Logbook/サンフさんシスコ/アートとは/大竹伸朗・草間彌生・奈良美智/アウトドア アーティスト・キュレーター・ハイカー・サーファー・クライマー・ハイカー/遠足、ほか。


⚫︎木星社の時間

夏が来た/豊嶋さんの感想/Tシャツ着てね! チャリティーに関する考え 巡り巡って/Like the Wind日本版03速報「南へ——Running South」/冒険/新谷暁夫/喫茶店/「一歩立ち止まる」ほか


感想も引き続きメールやおはがき、DMでぜひ送ってください。

お返事も、番組でも紹介もしますね。

ではでは楽しんでください。


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サマリー

豊島秀樹さんはニセコに住んでおり、アートに関わる活動とアウトドアの活動をしています。彼はアーティストとしての作品制作よりも、アートを通じて世界を美しくすることに興味を持っています。 寺島秀樹さんの話について、アートに関わる豊富な経験やプロジェクトについて語られています。特に「いわき遠足」という本の話や自身の家づくりについて触れ、アートが人々の視点を変える力を持つことを強調しています。 豊島秀樹さんの話、夏の話、新しいTシャツの販売についてお話しています。 Like the Windの南へという話から、冒険の話に北になり、いろんな本を読む 富士登山競争や白馬五流のランニングなど、夏の冒険について話しています。立ち止まって喫茶店で冒険することも大切だという話もあります。

00:11
ということで、こんにちは。
今日はゲストにまた面白い方が隣に、というか初迎えに来てくれております。
お名前を教えてください。
豊島秀樹と申します。
どうも、こんにちは。
お久しぶりというのがいいですかね。
そうですね。
去年の12月にニセコで一緒にお会いしまして、
約半年ちょっとというので、季節の変わったニセコでお話をしております。
はい。
お元気でしょうかというか、お元気そうですね、相変わらず。
もうね、ニセコ自体というか、僕はニセコ、今いるところから、
妖精山の反対側のマッカリ村というところに半分、というかほぼ住んでるようになっちゃったんだけど、
去年と今年はもう本当特別で、ほぼほぼ年中いたというか、
それまではね、九州と北海道半々生活で、冬に北海道、夏になったら帰って九州というのだったんですけど。
じゃあ直近はニセコの方が長いと。
ほぼほぼでしたね。
もう福岡、去年1年半で、1年半で2週間ぐらいしかいなくて、
1年半ぶりぐらいにこの前6月に1ヶ月帰ってましたけど、またこっちに今いるし。
その大きな理由は何かあるんですか、お聞きしてもいいんですか。
大きな理由はね、とある縁で、僕がずっといたマッカリ村、
でもそれいたって言っても半年しかいなかったんで、
友達のやっているカフェのロフトスペースみたいなところにずっと居候をさせてもらってるっていう、
そういう生活で10年以上。
10年以上。
冬はニセコで。
ニセコで何回か引っ越しというか、居候先の事情により今日移したんですけれども、
12、3年そんな生活続けてたんですけど、厳密には一昨年の春ぐらいにある方に、
ここの土地に何か建てて住めばいいみたいな話をいただいて、
本当ですかみたいな話から、じゃあちょっとやってみようかなっていうタイミングで。
同じ僕テレマークスキーっていうやつをやるんですけど、
そのテレマークスキーを同じテレマークスキーをやる大工さんがいまして、ニセコに住んでいる。
その方と一緒に、それからもう一人また違うテレマークスキーをやる職人さんがいるんですけど、
僕含めた3人で去年の夏、7、8、9、10と丸々4ヶ月かけて、小さな家、大きめの小屋みたいなものを建てて、
それにかかりっきりだった。
4ヶ月建てて家を建てたので、ニセコに居る時間が長かったというのが今年。
そのまま冬が始まり、バタバタとやり残したことをやっているうちに、がんがん雪が降ってきて、
そしてスキーシーズンインで、そのまま春まで、ずっと4月の末ぐらいまでいたら、
今度雪どけが始まったらまたそれはやることが多くなって、来年の薪の準備とかそういうことがあり、
去年の家を建てるのだけに精一杯だったので、ちょっとした悩みたいな、
除雪機を入れたりするようなものが欲しいとか、ここを足したいとか、やりきれなかったことを今やり始めているみたいな。
なるほど。やっぱり新しく建てたというのが非常に大きな理由なんですね。
そうですね。
それまでは冬以外はテレマークスキーじゃないシーズンというんですかね。
例えば福岡に行って宮崎にサーフィン行ったりとか、それこそハイキングもやられたりとか、
トレールランニングもちょっとやられたりとか。
ほんのちょっとね。
割といろんなところでいろんなことをやられているっていうのが日常っていうことですかね。
そうですね。サーフィンは始まる前まではクライミングを結構やってたんですけど、
それからサーフィンにとって変わられなんですけど、
いわゆるアウトドアアクティビティと呼ばれるようなものが、
何か一つか二つシーズンごとに割と懲り性なところがあるんで、
それにちょっと深くはまっちゃうみたいなのがあるんですけど、
同時に割とずっとアートの仕事を軸になってきているところがあるので、
それは仕事だったり仕事じゃない場合もあるんだけど、
そういう感じの活動っていうのと、
あとは全然ね、これもう腹から仕事じゃないよみたいな、
そういう活動って呼ばれるようなものが、
九州の場合だと九州に引っ越してからハッピーハイカーズという活動を仲間とやってたりとか、
こっちでは今さっき清さんにお話を伺ったばっかりだけど、
ログブックっていうキャンプ&ゴーっていう場所があるんですけど、
そこのディレクションとかに関わってたり、
それもまあみんな仲間でちょっとやろうよみたいなところで始まっていることだったりします。
なんかやっぱりこう、いろんなアウトドアの活動っていうのをやられているものの、
実はアートとかそういう何かを作ることっていうのも同時にいっぱいやられていてっていうのが、
もうそういう年数がもう長いというか、
それでずっと豊島さんっていう人が生きてきてるっていうことなんですよね。
豊島秀樹のアート活動
そう、でもね、アートに関してはもう大学時代から、美術大学に行ったりとかしてからもうずっとなんで、
それに関しては多分もう30年近い感じで関わってると思うけど、
アウトドアに関してはね、多分その半分ぐらいなんですよね。
それまではもうね、全然そういう興味なくもなかったと思うけど、
アートとかそっちの世界の方にどっぷりな、どっちかというと夜の世界に含めて、
不節制の塊みたいな、そういう生活をずっとやってたんで、
それが15年前ぐらいに自分なりのビッグバンが起きて、
そういうアウトドアとアートみたいなのがセットっていうかね、ある意味同じものとして今取り扱ってますけど。
なるほど、アートの話は、あれなんですよね、
とある時に浅間山に一緒にちょっとハイキングというか、
一緒に一瞬登ってお昼ご飯を食べたことがあった時に、
車の中で大竹信郎さんの話をちょっと話題にしてた時のことをすごい僕覚えてて、
大竹信郎さん大好きなんですよね、僕。
すでにそこにあるものっていう本とかもずっと傍らにあってずっと読んでて、
木星社のスタジアムの神と悪魔っていう本があるんですけど、あれサッカーの本で、
大竹さんサッカーを好きだというのも知ってたのでお送りしてたんですよね。
そしたらちゃんとお返事をくれて、よくわかんないタイの絵描きの、
それが嬉しくてとか、いろいろ大竹さん好きで、
その車の中で豊島さんとお話ししてた時に大竹さんの話になって、
なんか感覚的にすごく嬉しかったというか、
つながったりしたような気分に勝手になってたんですけど、
なので最初にお話した話がそれだったので、
割とアートな人だっていうふうに最初の出会いから、
なんとなく勝手に僕は感じていたりしてですね。
プラスいろいろお話をしているとアウトドアの活動とか、
いろんな活動を含めてやられているので、
アートはもちろん起点になっているんだけど、
その他の深みがものすごいなと思って、
今日実は話してみたいなと思ってたんですよね。
だから今でもおっしゃった話で、
アートの方が時間としては長いというところも含めて、
そっかって思ったんですけど、
アートの方は今どういう活動とかされていることとかっていうのはあるんですか?
具体的にもし言えることがあれば。
今はね、自分でね、学生時代はやっぱり自分の作品を作るっていう側で、
いろいろな作品を作ることに時間を費やせたんですけど、
ある時点から、行った大学がね、
サンフランシスコアートインスティテュートっていう、
当時のアメリカでも90年とか91年だったんで、
当時のアメリカでも一番とんがっているぞっていうようなところに、
ほぼほぼ何の情報もなく、
なんでそこを選んだのかよくわからないままに、
そこに行くことになって、
そこで現代アートの洗礼みたいなものをドカーンと浴びて、
それまで僕、日本では陶芸の勉強しに行ってたりとかして、
どちらかというと工芸みたいな世界に興味を持ってやってたんですけど、
ひょんなことでそっちのアメリカの美大に行ってからは、
アートの世界にどっぷり、完全に自分の中で大革命が起きたみたいになってしまって、
それからその時代のサンフランシスコのアートシーンっていうのは、
アートとアウトドアの関わり
やっぱりずっと自分の中に引っかかってるというか、
そこが起点みたいになっちゃってるんだけど、
コマーシャリズムっていうのと全然結びついてなくて、
コンセプチャルアートって言われるものとか、
パフォーマンスアートって言われるものがいまだにまだ生き生きとしていて、
先生とか教授たちもやっぱり60年代とか70年代に、
そういったシーンで大暴れした人たちが学校で指導をやってたりとか、
そういう環境だったので、
作品制作とそれで身を立てていくこととか、
作品制作とその作品を売ることとか、
そういうのがやっぱり一体になってないっていう状態だったんですよね。
むしろそういう世界に作品を売っていくとか、
それで有名になっていくっていうのがちょっとダサいぞみたいなぐらいの、
そういうぐらいちょっとカウンター臭がプンプンしている学校だったんで、
そのまま自分もその中でいろんなものを吸収していったんで、
やっぱりずっとアートっていうものが何か自分を自由にしてくれるとか、
アートを通じた活動の多様性
新しい世界を見せてくれるとか、
そういうものとして取り組んでたので、
もちろん見てきれいとか美しいっていうのも大事なんだけれども、
それよりもそのアートによって世界が美しく見えるとか、
そのアートによって美しい世界に築けたとか、
そういうことなのじゃないかなっていう風に、
それは今でもそう思っていて。
だからそこからずっと作品制作じゃなくても、
いろんなアートに関わっているだけでも良くなったり、
むしろアートっていう展覧会みたいなものを企画する、
キュレーター的なものだったりとか、そういう場合も多くなって、
なのでその後はもう全部ミックスで、
キュレーターとして関わる場合もあれば、
展示空間のデザイナーとして関わる場合もあったり、
それからもっと他のアーティストとコラボレーションという形で関わったり、
いろんな形で関わるんですけど、
自分個人がアーティストだっていうことでの作品制作は、
卒業してからやってないですね。
なるほど。
結果として。
関わり方が作るというよりも、
いろんなことをやってるっていうところなんですかね。
そうですね。
あとは自分名義で作品を作って表現していくっていうことに対する、
モチベーションもあまりないなっていうのもあって、
それよりかはアートっていうのが作り出す場に興味があったりとか、
そっちに行っちゃいましたね。
それは今でも持続していて、今はフリーランスの立場なんで、
声かけてもらえればっていうキュレーターになったりとか、
ある作家さんと一緒に展示空間作ったりとか、
もうちょっと作家寄りの関わり方したりとかっていうのは、
ケースバイケースでやってますね。
でも大竹さんとのお仕事をやられたりとか、
他にもいろんな、いわゆるアーティストとのお仕事も多いと思うんですけど、
どれもやっぱり違ったいろんな意味があると思うんですけど、
これは結構今でも印象に残ってるなとか、驚いたなとか、
そういうエピソードってありますか?
毎回そういうのはあると思うんですけどね。
そうですね。意外とね、
巨匠の皆さんにお世話になったっていうか、
大竹さんもすごく著名なアーティストですけど、
一番長かったのは奈良義友さんと一緒に、
僕たちが小屋のようなものを作って、そこに奈良さんの絵とか、
アートとプロジェクト
いろんな作品を入れ込んでいくっていうスタイルのプロジェクトを、
足掛け10年近くやったりとか、
あと草間弥生さんと一緒に家具のようなものを作るようなプロジェクトをやったりとか、
ちょっとありえないような方々と仕事を一緒にさせてもらう機会が多くて、
やっぱりそういった人たちの制作とか作品とか、
また人生への向き合い方みたいなところが、
やっぱりそれぞれ全然違うんですけど、
それぞれに振り切りまくった深いところまで、
アートなしでは多分その人自身も成立しないぐらいな、
やっぱり関わりの中で生きてるっていう、
そこに自分も何か一つ、そこに自分は関わらせてもらってるみたいな、
そういう一つ一つのエピソードというよりかは、
そういった環境にいたっていう時間がすごく貴重だったなというかも思いますね。
名だたる人々がっていうのが面白いですよね。
なかなか貴重な時間だったのかなと思いますね。
逆に豊島さんが、例えばもうちょっと若い方々とか、
同世代とか、年齢はあんま関係ないかもしれないですけど、
そういう場を作ってあげたいなとか、
もうちょっとこういうやつと一緒にこれからやってみたいなとか、
そういうようなイメージって逆にお持ちのことってあるんですか?
そうですね。結構いい年になってきたんで。
自分が今まで蓄積したものをパスしたいなっていう気持ちは結構あって、
我流でやってきてるんで、我流でしかないんだけど、
我流なりにも技術的なこととか考え方のこととかいろんなことがあるんですけど、
そういうのを若い子たちが聞かれることもあるんですけど、
そういうのを持ってる球はパスしたいみたいな気持ちがあって、
そういう意味では非常勤講師とかで大学に勤めてたりとか、
そういうピンポイントではあったんですけど、
そういう美大とかっていう枠じゃないところで、
教育って言うと大げさなんですけど、
持ってるものを渡せる人には渡したいみたいな、そういう感覚はあります。
なるほどな。いっぱいありそうですもんね、球が。
あとはでも普段も本当にやられてること自体がそういうことなのかもしれないですよね。
ハッピーハイカズとかいろんなところでいろんな活動されてるから、
自動的にもうすでにそうなってる部分ももしかしたらあるのかもしれないですもんね。
そうですね。前だと本当にそういうすでに確立している人たちのお手伝いさせてもらうことで、
自分が学ばせてもらったり引き上げてもらったりしてたことが多かったと思うけど、
自分はそういう確立した存在ではないけれども、
いろんなあちこちの関わらせてもらったものから得たものっていうのはあるんで、
それを一対一で引き渡すとかそういうことでもないと思うんで、
いろんな活動を通じて自然とみんながいいように使ってくれたらいいなみたいな、
そういう関わりの場を作ったりとか、
それがイベントごとだったり、もうちょっと継続的なプロジェクトだったり、
メディアだったりするんですけど、そういうとこは無意識で始まったんだけど、
最近はそれを振り返ってみて意識するようになってきたというところがあります。
やっぱりつなぐというか、編集者みたいな側面もあるし、
いろんな側面でつなぐ人っていうイメージがだんだん僕の中でもクリアになってきました。
木星社って出版社なんですけど、
最近読んだ本とか、最近じゃなくてもいいんですけど、
こんな本はやっぱり自分にとってすごく良かったとか、
逆に自分こんな本作ったけどとか、その本にまつわるエピソードを最後にもしあればお聞きしたいんですけど、
いつも読んでる本とか、おすすめの本とかでもいいし。
最近読んだ本で。
最近じゃなくても。
いわき遠足とアート
作った本という意味でいうと、書籍でいうといわき遠足っていう本がありまして、
実は10年くらい前に作った本なんですけど、もっと前かな。
それくらい前に作った本なんですけど、
奈良さんとずっとやっていたプロジェクトで、青森県の弘前市の、
今も弘前レンガ倉庫美術館という立派な美術館になっている、
たらんのがらん堂だったレンガ倉庫を全面的に使わせていただいて、
中に小屋をいっぱい立ち並べて町みたいにするっていうような、
A to Zというプロジェクトを奈良さんとやったりとかした時に、
僕もたびたび弘前に行って、そのプロジェクトのために半年間住んでたりとかして、
弘前市っていうところにものすごく深いつながりを持っていた時期があったんですけど、
そのA to Zというのが終わった後にも、それを作っていた地元の仲間たちと、
何かできることないかなという話になって、
奈良さんとか、僕が当時所属していたグラフという、
そういう外から人を呼んできて何か作るんじゃなくて、
もうすでにここにあるもので何かやれることないのかなという話になり、
そしたらやっぱりその時に、ちょうどA to Zという展覧会が終わった後に、
みんなでずっと見ていた岩木さんに登ってみようよという話になって、
別にみんな登山好きとかでもなかった時なんですけど、
その岩木さんという山を登ったら、
それって津軽富士と呼ばれるような、富士山のちっちゃい場みたいな、
単独独立砲なんですけれども、上に上がると360度景色見えるんですよね。
そう見ると、今は弘前市とか隣の足利沢市とか、行政区画で分かれているんだけど、
これ360度人住んでいるところがポツポツ村とか集落とか町とかであるんだなという景色を見た時に、
昔の人たちは絶対岩木さんの麓に暮らしているという人たちで何かし繋がり持った
一つの文化圏があったはずだということで、
だから弘前市を軸にするんじゃなくて、岩木さんを軸に、
その麓に住む人たちの人と暮らしを巡るようなプロジェクトをやろうよという、
それを岩木遠足という遠足仕立てでみんなで訪ねていくというのをやっていたんですよ。
それ5年ぐらいみんなでやって、
だけどやりたかったこともある程度できたねという話になったんですが、
唯一自分たちがそれでやり残したのが、いろんなゲストの人たちを訪ねていろんな話を聞いたけど、
ちゃんとそれを残していく余裕がなかった。
やっぱりいろんな話を残せなかったことが悔いだし、
最後に皆さんの話をもう一回拾い集めさせてもらって、
本にまとめる形で終わろうかという話になって、
それで当時の実行委員会のみんなと、僕とかみんなで手分けしながら、
それぞれにもう一回新しいインタビューを取り直させてもらって、
一冊にまとめた本というのがあったんですよ。
おもしろいですね。
結構変な作りになってて、本自体も。
それをもう一回シャッフルして、一つの遠足の仕立てにして、
フィクションと、インタビュー自体は全部ノンフィクションなんだけど、
それを繋いでいる遠足の物語がフィクションとして、
そういう繋ぎ方にしてやってみて、結構作業もおもしろかったんですけど、
だからあれは本当に展覧会のキュレーションシステムと全く同じような、
自分の中の組み立てで作っていけたし、
普段やっていることを書籍という形でもできるんだなというふうに思えた。
おもしろいですね。
一つの機会でしたね。
それがきっかけとなって、その後、いろんなプロジェクトで、
きょうきおさんにもしたように、
人の話を聞いてまとめるというような作業をあちこちでやっています。
あちこちでやっていると。
じゃあ全国遠足がそのうちできそうですね、いろんなところの。
本というか紙媒体で言えば、きょうのきおさんに聞いた話というのはログブックという、
ここのキャンプ&ゴーという場所が発行している、
2年に1回発行の冊子に収録するんですけど、
そのログブックのディレクションも今ずっと関わらせてもらっていますね。
なるほど、おもしろいですね。
じゃあ遠足の本はいつかぜひ読みたいと思います。
寺島さんのインスタグラムにDMするか、木星社のインスタグラムとかにも遠足の本の。
遠足の本ではもう絶版なんです。
じゃあなかなか手に入るんですか。
アートの力と寺島さんのライフスタイル
これは全然未確定の情報なんですけど、
ある人が文庫として買ってちょっとしたいんだけどっていうことを言ってくれてたので、
もしかしたらそういう機会もあるのかもしれないですね。
手に取りやすくなっていいですね、文庫を持ち運びやすくて。
じゃあそれを期待しつつ、
今日の寺島さんの話は割と本当にダイジェストっぽい感じのような気もするので、
またぜひお話をテーマごとに聞きたいと思いますし、
あとは質問とか感想とかなんかあればメッセージくれれば寺島さんにお伝えしますし、
寺島さんに会ってみたいという人がいたら紹介するので、
会いに来てくださいということですね。
じゃあまたちょっとぜひシリーズでいろいろとそのうちまたいろんな形でご一緒できればと思いますので、
寺島秀樹さんでした。
今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
こんにちは。
こんにちは。始まりました。
始まりましたね。
今回の夏のポッドキャストですが、
暑いですね。
暑い。始まりましたなんだけど、
この前にゲストの回が流れまして、
寺島さんのインタビューというか、対談というか、
クイックに寺島さんのお話を聞きましたね。
はい。
どうでしたか?面白かった?
面白かったです。
遠足の話とか私は、
遠足の話?
はい。
いわき遠足。
遠足の話は、
本の話ですね。
はい。
面白い話ですよね。
なんか絶版にもしかしたらなってるかもしれないということで、
そうですよね。
手に入るのかな?探したらあるのかもしれないですよね。
うん。
なんかでも文庫化されるかもっていう。
っていうお話ありましたね。
いいですね。
はい。
奈良義友さんとアーティストの関連でやられた話でしたね。
はい。
寺島さんはもう本当に、
アートに関わって生きてきたということを言ってましたけど、
はい。
話してるとやっぱり、
自分名義で作ることはないっていうようなことも言ってましたけど、
作らなくても寺島さん自体がアーティストみたいな人ですからね。
その存在そのものがアートだなと思っていつも話してますね、
寺島さんとは。
なんか家も作っちゃったみたいな。
家作っちゃったみたいですね。
手作りと言いつつもやっぱりものすごくかっこいい木でできた家のようで、
いつか行ってみたいなというか、
次は寺島さんのところに行って、
いいですね。
いろいろ見てみたいなと。
なんか小さな家というか大きな小屋というかみたいな表現がすごく、
いいですよね。
はい、素敵だなと思いました。
本当にランニングもハイキングもクライミングもサーフィンもやるっていうライフスタイルで、
なおかつアートの仕事をしながらっていうかなりやっぱり面白い人で、
一番印象に残ったのはやっぱりアートがあるから世界が美しく思えるとか、
そういう美しいアートを見た後に世界の見方が変わるからっていうようなことをすごく言ってたのが、
すごいなと思いましたね。
はい、そうですね。
豊島秀樹さんの話
なのでまた本当に今回はダイジェスト的な寺島さんの話だったんですけど、
一個一個深掘りしていくとやっぱりすごい。
トピックに分けていろいろお聞きしたいですよね。
順番に定期的に豊島秀樹ということをぜひやりたいですね。
はい。
はい、そんな感じでございました。
はい。
はい、ということで季節もお話ししましょうか。
暑いですね。
今日はでもすごく雨が降って。
はい、まだ梅雨明けとはいえ雨多いですよね。
多いですね。東京日本橋から本日はお送りしておりますので。
はい。
夏になりましてどうでしょうか。食べ物は何か最近食べてますか。
食べ物はですね、最近パーソナルジムに行き始めまして、
まだ1ヶ月ぐらいなので何も変わってないんですけど、
変わったことといえば、眠りが深くなったかなっていうのと、
あとタンパク質をちょっと摂るように気をつけるようになりました。
今まで、今も野菜好きでよく食べるんですけど、
野菜とちょっとの炭水化物でたまにタンパク質みたいなぐらいだったのが、
タンパク質をちゃんと毎日毎回摂ろうみたいな意識に変わってきました。
じゃあ食えたんですね。
じゃあやっぱり運動して筋肉も使ってタンパク質を摂って。
体がほっするのかもしれないですね。
超回復して。
季節のもので言うと、マンガンジトウガラシとか、
あとお茄子が結構いろいろ夏野菜なんで種類出てきてて、
カモナスとかマルナスとか、シロナスとかいろいろいただいてます。
煮浸しにしたりとか。
煮浸しとか、あとはじっくり焼いてトロトロにしてステーキみたいな、
なるほど。
ちょっと煮込んでみたりとか。
じゃあやっぱり夏野菜は夏野菜でいろんな作り方があるということで、
プラスタンパク質を摂ってということで、
じゃあ秋にはパワーアップしたゆう子さんの姿が見えるという感じで、
夏を乗り切りましょう。
本当に暑いですからね。
温暖化っていうのが、
今日とある本当に尊敬する編集者の方とお話をしてたんですけど、
東京の某ところで午後に水分を取りながらいろいろ話してたんですけど、
温暖化温暖化って言うけど、
もう生理的にそれを感じざるを得ない状況で外にいると。
子供の頃と確実に変わっている実感ありますよね。
実感ありますよね。
だからそういう言葉とかいろんなことで言うのはいいんだけど、
もう生理的にそういうふうに感じざるを得ない状況だからっていうことは言ってて、
確かにその状況でどんなことをやっていくかっていうことがやっぱり切実に感じられますよね、
っていうような話をしたりなんかして、
そんな夏がやってきましたね、今年も。
はい、ということでよく食べよく読み、皆さん体を大事にっていう健康番組のような感じになってきましたけど、
どっからいきましょうか。
そうですね、豊島さんのゲスト回の感想を今お話しして、
夏の話をして、夏といえば予想位も変わるということで、
Tシャツがいよいよ出まして。
新しいイラストの。
3種類ありまして、皆さん申し込んでいただいて、結構実はすごくバッと皆さん申し込んでくれて。
届いてる人とか。
8月の20日頃なので、注文受付が終わったと。
今いろんな方と一緒に作っているので、8月中頃過ぎですね。
20日頃にはお届けできるかなと思うので、
ぜひ夏の予想位も、お盆も過ぎてますけどね。
その頃はぜひ来てもらえるといいなと思います。
何が一番いいというと、自分でいいというのもあれですけど、
イラストが上坊由紀さんという長距離走者の孤独のイラストをライフ・ザ・ウィンドの描いてくれた方が、
Tシャツだけ向けにさらに描いてくれたんですけど、
インスピレーションを受けたのが、私もそうなんですけど、
伊原智一選手という。
どう見ても伊原さんというイラストがとても素敵な。
バークレーマラソンを走るという姿に毎年チャレンジをしているんですけど、
よくおっしゃるのが、何度失敗してもいいと。
そういうことをおっしゃっていて、それってすごくいい言葉だなと思っていて、
実際にバークレーの特集とか写真もいろいろとあるので、
そういうのにインスピレーションを受けてイラストにしたというのが今回のものですね。
去年はリッキー・ゲーツの本の内容をもとにイラストにしたんですけど、
今年は伊原智一さんのそういう言葉も含めて考えてイラストにしたということですね。
親しみを込めてみんな友さん友さんと呼んでいるんですけど、
やっぱり人が走るとか、ああいうランナーが何度も失敗しながらやっていくということを見るだけでも
すごく刺激になるというか、何か感じるところがみんなあると思うので、
そういうトーンも含めてイラストになるといいなと思っているというのが
今回のイラストに関する解説ですね。
あともう一個は、ランニングとか本とか、あらゆる活動がそうかもしれないんですけど、
何かやることで誰かに役に立つことがあればいいなということを
ずっと伊原智一さんもそうなんですけど、いろんな話をしたりしていて、
端的に言うとTシャツを買っていただいて、
その利益になる部分を全部寄付をすると。
それによって誰かが何かをするときのサポートになればいいなとちょっとでも。
ということで、今年のTシャツはそんな風なことにしてみようかなと思っております。
なので、いつも僕らもいろんな本を読んで、すごいいい本だなと思ったりとか、
読んでよかったなと思って、ちょっとでも行動が変わったりすることもあるし、
あとは伊原選手のような人のランニングを見て、自分も離れるのかなとか、
ちょっとでもあんな風に走れるといいなとか、やっぱり夢を持つようなことがあるときもあると思うんですけど、
逆にそういう風にいろんなインスピレーションとか、いろんな助けというか、
すごく元気づけられることが多いので、逆にTシャツとかそういうことを作るときには誰かの助けになるような風にして、
そういうことが巡り巡っていくといいなという風に思いつつ、そんなプロジェクトにしてみましたので、
ぜひTシャツを着てくれる人は、逆に今度誰かのために何かできることをそれぞれのやり方でやると、
そういう輪がどんどん広がっていって、いいことにつながるかなという期待も含めて、夢も含めて、
今回はTシャツを作っておりますという感じですので、ぜひお楽しみにしてもらえるとうれしいですね。
あとは本もそうなんですけど、本を読んですごくよかったなって思ったことがあれば、
逆に自分が思うだけでももちろん素晴らしいことでいいことだと思うんですけど、
次に一歩やってみるときに誰かに何かを手渡すとか、そんなようなことができるといいかなという風に思うので、
いろんな活動をしていけるといろんなことがどんどんどんどんつながっていくだろうなという風に思っているので、
物語の話と一緒ですね。物語は伝わっていって、受け取られて初めて一つの物語として完成するという話と一緒かもしれないですけど、
そんな風にいろんなところにつながっていくといいなと思うので、Tシャツを手にした方はぜひ自慢していただいて。
巡り巡って何かが巡るという。
そうですね。本当に全部寄付しちゃうから、例えば作る手間とか考える手間とか、
そういうのとかかかっている時間とかを含めると、数字的に言えば全然赤字なんですよね。
それも含めて注ぎ込んでいるという。
全部本当に寄付しちゃおうと思っていて、日本赤十字とローレウスワールドスポーツアワードのスポーツフォーグッドという取り組みがあるんですけど、
それはグローバルというか全世界150とかの国でいろんな活動をして、スポーツを通していろんなことをサポートしていくという活動を本当にたくさんやっているんですけど、
そういう助けになるといいかなと思っていて、そんなところに寄付してみようかなと思うので、それが何か役に立っていくと非常にいいなと思います。
あとは他にも何かこういうところに寄付するといいよとか、そういうのがあれば教えてもらえれば調べて参考にするとか寄付するとかっていうのはできるといいなと思うので、
ぜひそんな情報をもしお持ちの方がいらっしゃれば教えてもらえると嬉しいですね。
本は本で作りつつ、本に関連したものは何でも作っているんですけど、最近Tシャツとかトートバッグもあるんですけどね。
また作ろうかなトートバッグも。
全部本に関連しているんですけど、関連しているうちの誰かのためになるようなことができるときは、とにかく全力で全部誰かにあげちゃうというふうにできるのがいいかなと思うので、ちょっとそんなことでやってみたいなと思います。
あと思い起こすとね、小学生の頃とか誰かおじさんがサッカーボールくれたりとか、人知れず誰かに助けてもらったことってすごくいっぱいあるなと思って。
やっぱりそういうタイミングタイミングで本当に誰かそういう人が突然出てきてくれたりするっていうこともすごくたくさんあったんだなって思うので、そういうのをたくさんできるときはとにかく全部人にあげちゃう。
そうですね。自分が誰かのそういうきっかけ、存在になれたらいいなっていう。
とにかく何も持たない。全部渡すっていう感じでできるときはもうやるという感じでやれればいいかなと思うので、ぜひみんなTシャツは一旦ちょっと締め切っちゃったんですけど、皆さんせっかく夏だし夏休みだし、なんかそういうことをやってみるっていうのも一ついいかもしれません。
Tシャツは余力があればまた8月とか7月で一回締め切ったんですけど、8月以降もまたあるタイミングでまたオープンにして、そういうことがずっと続けられるといいなと思っているので、またできるタイミングでまたアナウンスするので、
その時に買いそびれたよっていう人はその時にまた買えるチャンスもあるかもしれないので、熱烈にTシャツまた再開してくださいという。
そうですね。一旦7月で締め切っちゃいましたけど、またSNSとかでどんなTシャツなのか見ていただいて。
そういう声もぜひお待ちしてますので。なので、暑いけどまぁなんかそんな風にTシャツ着てみんなでやっていれば乗り切れるかなという風に思っております。
Tシャツの話、長くなりましたね。
夏の話
思い入れが伝わります。
黒はね、黒は割とレギュラーフィットな形なんですけど、イラストがバーンと大きく載ってて、走るのも普段着にももちろんできるという感じで、
白も一応走れるんですけど、白の方がヘビーウェイトの分厚い生地で、シルエットもビッグシルエットなので、
割とこうちょっと大きめに着ておしゃれに普段着るっていう方がもしかしたら向いてるかもしれないなと思っております。
ちょっと秋口まで使えそうな。
使えると思いますね。厚いから。
ということで次は何だっけ。1ヶ月経つといっぱいありますね。話すことが。
そうだ。
Like the Windの製作を進んでますよっていうのは先月も言ってたんですけど、
8月28日頃にようやく発売ということで、あと1ヶ月後ぐらいですね。
8月の終わり頃にはお届けできると思うので、8月中頃ぐらいからまたプレオーダーとかやれるといいなと思って準備してますので、ぜひ見てほしいですね。
また今回も各書店でお問い合わせいただくか、木製ブッククラブでご注文いただくかみたいなところですね。
そうですね。いつもと同じところで取り扱うので、全国の書店と木製社のブッククラブ、木製ブッククラブですね。
あとはlikethewindmagazine.jpっていう専用のウェブサイトもあるのでそこでも買えるし、
あとはAmazon楽天他、キノコニアウェブとかいろんなところで買えるようになってます。
もし店頭にないとか注文したいということであれば書店でASBNコードとか木製社のLike the Wind3号名とかっていえば注文もできるので、
ぜひぜひ注文をお願いできるといいですね。
本当にいい書店さんっていっぱいやっぱり全国にあるので、大きなチェーンのお店もそうですし、
一番いつもトークセッションやらせてもらっている京都の成功者とかいうところに行くといい本が本当に置いてあるので、
そういうところで買うっていうのもすごくいいと思いますので、
ぜひぜひいろんなところに皆さん行ってもらえるといいかなと思います。
楽しみにしております。
ということで、書店といえば前回のポッドキャストのゲストも置いたのバレー書店ですしね。
その前は京都の南端市の書店クーだったし、書店が続いたんですけどね、たまたまゲストが。
なのでLike the Windで、テーマとかそういうのもまた前の頃とも違ったテーマになっていて、
南へという、南へ行くという。
南というのはどこのことですかっていうのが。
象徴的な意味も含めて、いっぱいストーリーがまた入っているんですけど、
もう本当に物理的に南に行くっていう話もあるし、
象徴的な意味で南っていうところに向かっていくっていうことも含まれてたりもしますし、
エディターズレターとかいろんなところでまた書いたり、次のポッドキャストでも詳しくいっぱい話すと思うんですけど、
今いるところではないところ、南へ行く。
南へという話
南っていろんな意味でグローバルサウスだとかいろんなことは言われていると思うんですけど、
全然今我々が日本で生きている世界とは違うところっていう意味の象徴的な言葉でもあったりするので。
そして、私今ダールの南から来た男っていう短編小説を思い出しちゃいました。
いいですね。
それもちょっと未知のものみたいな。
そうそう。読みましょう。
南って。
そうですね。
やっぱり我々が行くとそれが新しく見えるんだけど、
でも南から見たら別にずっとそれはそこにあったものなので。
そうですね。確かに。
それは私たち東じゃないですか。東って言われるじゃないですか。
でも我々はもともと東にいたしっていうことだし、
だからやっぱりもともとそこにあったっていう世界が他にもたぶんたくさんある。
ありますね。確かに。
それを我々が知らないだけであって。
私たちだって別に極東だと思って生きていないですもんね。
なので、そういう知らない世界っていうのがあるっていう、
同時多発的にいろんな世界というのが実は世界には存在をしていて、
そういう多層性っていうのの中でどういうふうに物事を見ていくのかっていう、
そういう象徴的な意味もいっぱい含まれた話がたくさん出てくるので、
ぜひお楽しみにというところですね。
楽しみですね。
はい、という感じなのでLike the Windの次のやつもまたテーマについて詳しくは、
またある本がインスピレーションになっているので、
また出るタイミングでそのインスピレーションになった本の話とか、
Like the Windの全体の内容の話とか。
次回はその話を詳しくしたいと思いますし、
その頃にはおそらく皆さんの手元にも届いているかと思うので、
聞きながら読みながら。
Tシャツ着ながら。
Tシャツ着ながら。
カモナス食べながら見てもらえるといいかなと思います。
そんな感じですね。Like the Windの3号目は。
冒険の話
なのでぜひお楽しみにしてくださいということですね。
今ちょうど、もともとあったけど我々が知らなかっただけの世界っていう話をしてたんですけど、
どっかに行くっていう冒険の話かもしれないと。
冒険についてちょっと考えるとあるタイミングがあったんですけど、
よく考えると冒険って英語でエクスペディションっていう言葉なんですけど、
EXって外にっていう意味じゃないですか。
エクスペディションのペリットっていう言葉が、
ラテン語でもともと足枷とか束縛っていう意味。
束縛の外にみたいな。
足枷とか束縛とかもっと言うと、
今見えている世界とか常識とされているものの外側に出ていくっていう自由なことを指す言葉としてもともと語源としてはあって、
それが冒険っていうふうな日本語で今はなっているんですけど、
もともとはそういう物理的にどっか行くっていうことのほかに精神的に自由になるとか、
そういう意味も含めたラテン語の言葉が元になっているという、
そういうことみたいですね。
たまたまなんでそんなことを調べたかっていうと、
アリュートヘブンっていう冒険家の本を読んだんですね。
しんやあきおさんっていう北海道のニセコに拠点、
ニセコとシレトコを拠点にしている冒険家の方がいて、
ニセコの峠義孝さんという方から実はいただいた本でまたじっくり読んでたんですけど、
さっき南へとか言ってたんですけど、北に北海道の。
東西南北はあれですもんね、中華街とかでも門がそれぞれの。
そうですね、いろんなところにね。
リンク門、白金門とかいろいろあるから各方角に意味がありますね。
なのでこの本を読んでてやっぱり冒険家の方って、
しんやさんもそうなんですけど、物理的にどっか行くっていうことのほかにやっぱり、
いろんな軸を越えていくっていうような意味合いとか、
そういうこともすごくあるんだなと思って見て読んで最近思ってましたね。
なのでリュートヘブン自体はこれも絶版になっている本で多分手に入らないと思うんですけど、
しんや清さん別の本を最近今年出されてて、
シレトコ日記っていう、シレトコでずっとシーカー役のツアーをやったりガイドもやられている方なんですけど、
シレトコをずっと一周回るっていうことを何十年もやりながら、
いろいろ環境のこととかアウトドアのこととか本当にいろんなテーマが幅広いんですけど、
そういうことを書かれているシレトコ日記っていう本が最近出たので、
それはまだ手に入るんですけど、
それもパラパラとそっちはまだ読み始めたところなんですけど、
なのでそんなようなことを考えながら、冒険ということについてちょっと考えたりしてました。
しんや清さんって本当に深い方なので、
シレトコ日記も読み終えたらぜひまたちょっといろんな話をできるといいですね。
あとシレトコ日記にも出てくるし、北海道のスピリットをある意味表している方で、
松浦武次郎さんっていうちょっとポッドキャストでも言ったことあるかもしれないですけど、
幕末に北海道に何度も行かれて、
アイヌの方々の言葉とか文化を記録に残した方がいて、その方もすごく冒険家で、
今でいうトレイルランナーぐらいの総力で、
当時の記録を見ると北海道を移動しているっていう方なんですけど、
その方のこともシレトコ日記に書いてあったりして、
すごくやっぱり冒険家っていうのは昔からいろんな意味でそういうところに出ていきながら、
何かを残すっていうことをされているのかなというふうに思ったので、
ちょっとこのシリーズを読んだらまた詳しくは話したいなと思います。
【佐藤】Like the Windの南へという話から、冒険の話に北になりましたが、
何か本とか最近読んでますか?
最近読んでいる本
今回ホットキャスト読書会ということでやろうと思ったんですけど、時間なくて、
同じやつを今回は読んでないですけど、もしあれば。
【上杉】私はですね、おいしいアンソロジーっていうシリーズがあるんですけど、
大和書房から出ているもので、ビールとかお弁当とかおやつとかっていう、
それぞれおいしいアンソロジーっていうシリーズがあるんですけど、
今回喫茶店をテーマにしたおいしいアンソロジーが文庫で出たんですね、
今年の5月に。それを今まだ読んでいる途中なんですけど、
いろんな作家の人が喫茶店について語っていると。
でも本当にいろんな人で、芥川龍之介もいれば、
椎名誠さんとか、赤川二郎さんとか、五木博之さんもいるし、
安藤尚史さんもいるし、あと佐藤春夫さんとか、
中島浦もさんとか、阿川沢子さん、向小田久彦さん、村松曽御美さんとか、
エクニカオリさんとかもいるし、とにかく短編でエッセイなんですね。
ちょっとずつみんなが書いているエッセイを、上草神一さんもいますね。
予選集めているアンソロジーなんで、それぞれの喫茶店への思い入れだったりとか、
思い出だったりとかっていうのを語っている、非常に読みやすい、
ちょっと待ち合わせの合間に、一編だけ読んでみようみたいなことができるというような、
内田百軒さんもいますね。
だから時代もバラバラだし、そういう思いもバラバラみたいなところで、
私最近喫茶店ってあんまり行かなくなっていたんですけど、
わざわざカフェに行くとか喫茶店に行くみたいなところがなくなっていたんですけど、
ちょうど私最近近所にとっても素敵な喫茶店ができて、
喫茶店にまたちょっと行くようになっていて、
っていうタイミングで出会った本なので、今これを楽しく読んでいます。
いいですね。喫茶店で喫茶店の本を読むというのも面白いですね。
日常で喫茶店にわざわざ行くっていうのもいいですよね。
そうなんですよね。
やっぱりバタバタとしてしまっているのですが、
あえてゆっくり喫茶店に入ってお茶飲んで本を読むっていうのもすごくいい時間になりますよね。
本当にそうですね。
例えば誰か待っている間とか時間つぶしとかっていうぐらいでしか行ってなかったんですけど、
ただお茶飲むだけなら家でいいやって思ってたんですけど、
やっぱりそうじゃない価値があるっていうようなことを改めて今感じています。
そうですね。わざわざやるっていうのもある意味日常の中の…
贅沢な時間の過ごし方ですよね。
日常のその冒険ですね。
冒険ですね。
いろんな作家の方がそういうのをエッセイにきっとされているっていうことかもしれませんね。
そうなんです。
読んでみたいですね。
うちだ百犬は野良屋とか猫の話、猫がいなくなる話とかは大好きですね。
あとはやっぱり何だっけな、うちだ百犬先生はいろんなのありますよね。
そうですね。
花火の話、夏といえば花火かな。
夏といえばこの間。
花火の短編小説とかもあるし。
佐藤春夫さんは美しき街ですね。名作も本当大好きで。
美しい街を建設する話なんですけど、すごく面白いですね、ああいう話も。
夏に読んでもいいかもしれないですね。
そうですね。いつ読んでもいいと思うんですけど。
夏もいいですね。暑い暑いっていう時に喫茶店に入ってちょっとすすんでみたいな。
いいですよね。
来月はポッドキャスト読書会ということで、短編でもまた読んでみて話すっていうのもいいですね。
こういうの読んでほしいとか、こういうの読みましたよっていうのがあればリスナーの皆さんもぜひ教えてもらえると我々も読みますし。
ポッドキャスト読書会で取り上げたいと思います。
いろいろできるかなと思うので、ぜひ何かあればお知らせをください。
はい、お待ちしております。
ということで、いろいろと1ヶ月バタバタしてニセコに行ったり、豊島さんに会ったり。
夏の冒険
実は富士登山競争っていうのがあって、富士山にもこの間レースは走らなかったんですけど、見にいろいろ会って富士山の上まで行ったりとか、白馬に行ったりとか。
白馬で知り合いのランナーの人と一緒に白馬五流の方を走ったりとか、実は結構バタバタしてて。
今だいぶ焼けてらっしゃるな、そういう活動に。
日焼けもしたりして落ち着いて喫茶店で冒険したいなと思いますので、皆さんもぜひ暑いので夏は走りすぎず安全第一で喫茶店で涼むとかするといいかもしれないですね。
前にちょっと話してた、ヤングガンズ、風が吹く前にって言ってたんですけど、この間走ってたら一歩立ち止まるみたいなことを言ってて。
なんでそんな哲学的なことを毎回。
たまにそういうフレーズが。
一歩立ち止まる。
そう、一緒に走ってると出てくるんですけど、一歩立ち止まるっていうのももしかしたら夏の日常の中で。
立ち止まって、そこにある喫茶店に入ってみるみたいな。
入ってみて立ち止まるっていうことももしかしたら何かのアクセント、空白になってそこに何か冒険っていうのが感じられる瞬間がね。
言われるかもしれないですね。
あえて立ち止まるということももしかしたら冒険につながるのかもしれないので。
立ち止まると本当にいつもと違う風景が見えたりしますもんね。
はい、そうですね。
どこかへ行かなくても冒険ができるかもしれないので。
はい。
ということですね。
皆さんの冒険のお話もお待ちしてますという感じで。
いろんな意味で冒険ってありそうですね。
ありそうですね。
遠くに行くだけじゃなくて。
そうですね。
過去の冒険を思い出してその思い出をまた味わい直すとか。
そうですね。
そういうこともまた追体験としては冒険と言えるかもしれないし。
そうですよね。
実際旅に出たりとか旅先であったヒヤッとする出来事とかも冒険かもしれないですしね。
そうですよね。
はい、そんなこんなで。
はい。
今日のPodcastはざっとそんな感じですかね。
今日はだいぶ駆け足で話しちゃいましたので。
また一歩立ち止まって。
立ち止まってまた次回。
喫茶店でコーヒーでも飲んで。
今日は終わりにしましょうか。
8日をということで。
じゃあまた感想もいつでもお待ちしております。
お待ちしております。
ではまたお会いしましょう。
57:06

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