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この放送は、秋田からの挑戦状、秋田から世界へ。
少子高齢化先進研の秋田から、介護事業を通して地域の未来と世界への展開を創造する、
阿波野社長の提供でお送りします。
また、挑戦を続ける阿波野社長ですが、この度、ヒンドル版にて本を出版されました。
高齢化社会を支える介護の未来、秋田県の小さな介護事業者の挑戦と革新への道、
こちら概要欄にリンク載せておりますので、一度覗いてみてください。
阿波野社長、ありがとうございます。
この放送は、農業の常識を超越する、Metagriをキーワードに活動する、
Metagri研究所がお届けする、Metagri Voicesです。
Metagri研究所の活動を農家目線でお届けする配信、ファーマーズ・ボイシーズ第53回ということで、
おはようございまーす。
木曜日担当の島根県出雲市で落農をしています、川上牧場です。よろしくお願いしまーす。
はい、台風が近づいてきてます。
まだ前日に収録してるんで、空は曇っていますけど、湿度が高いですけれども、ものすごい暑いですね。
台風が過ぎて涼しくなればいいかなと思ってますけど、台風はいろんな動きを見せていて、動きも遅い感じでね、
ちょっと島根県出雲市に被らないかなっていう予想になっているんで、安心せずに対策を準備をしていこうかなと。
物が飛ばないようにやっていこうかなと思います。
停電にならなきゃいいなと、これで停電になったら一気に油脂がやばいなって感じもしますけども、
皆さんも十分に対策して備えてくださいというところですね。そんな感じの今週でございます。
でですね、先週の土曜日に川上牧場に島根女子高生プロジェクトという女の子が2人来てくださいまして、
こちらですね、島根県の島根未来競争チャレンジという企画みたいなものがありまして、
これ高校生がですね、いろんな学校の高校生がプレゼンをしあってですね、
どうやったらここ島根が良くなる、こうやったら良くなるんじゃないかみたいなのをプレゼンしあって、
そこで選ばれたプロジェクトが採択されて、半年間賞金、賞金でもないですけどね、
10万円をもとにいろんな企画をしていくというような、その中の一つでこの島根女子高生プロジェクトというものがありまして、
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その方がね、川上牧場に来てくださいました。川上牧場を毎日いろんな配信アプリで配信していまして、
ちょうどインスタライブをやっている時に女子高生プロジェクトの方が見てくださってですね、
テーフって企画一緒にコラボしようぜって言ったらそのノリで来てくれたというような感じでありがたかったですね。
でも牧場に土曜日に来られたんですけど、特にそんな大きい企画をするという話にはならなくて、
女子高生のこういうことをしてみたいんだよねみたいな話を聞いて、楽能の状況は今こういう状況だよみたいなのをお話ししてですね、
終わったんですけども、若いのにしっかりしてますね、本当に。
若いから何かしたいんだけども何からしたらいいかわからないみたいなね、そんな状況で。
若いならいいねって思いましたけども、この企画プロジェクトでいろんな人に会ったりしたり、
どういうことをやっている、島根県でどういう仕事をしている人がいるのか知ったりするのも本当に経験だと思うのでいいですね。
特に農業とか楽能ってやっぱり今は若い子にはなかなか触れる機会がないんで、
普段生活していてあんまりないんで、その一つのきっかけになっていたらいいなと思いました。
是非この面白いプロジェクト、概要欄の方にリンク貼っておりますので、
いろんなことを頑張っている高校生がいるんだよっていうのを知ってもらって紹介させてもらいますので、
ちょっと見ていただけたらと思います。
でですね、先週の配信でちょっとお話ししたんですけども、私北海道の方にちょっと行っていまして、
子供も一緒に連れて行ったんですけども、北海道日本ハムファイターズの球場あるじゃないですか、
エスコンフィールドっていう球場があるんですけども、その球場の近くに通り道というか近く通ることがあったんで、
その隣にあるですね、久保田アグリフロントという施設に行ってきました。
ということでですね、今日の配信のテーマは、近未来農業の難しさというテーマでお話しさせていただこうかなと思います。
先日ディスコードのニュース共有のところですかね、メタグリ研究所のディスコードですね、
そちらに農場人さんがシェアしていましたけども、株式会社スプレッドが民事再生というニュースを共有しておりました。
この株式会社スプレッド、水耕栽培による無農薬野菜の生産を行い、
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主にフリルレタスやプリーツレタス、モッコレタス、シルクレタスの4種類を生産していたという感じで、
2007年7月には、血球レタスの量産が可能な完全人工の光ですね、
高型の植物工場である亀岡プラントが完成し、翌年から本格市場を出したということで、
多額の設備投資が先行してたびたび赤字を形成したことで、長らく債務調査が続いていたというようなニュースになっています。
この会社は、2007年に作られた時のニュースを何となく覚えていますが、
農業は路地でするんじゃなくて、施設内でやるんだ、こんな時代が来たんだ、
天候や気候に左右されずに、すごいなというような印象で思っていました。
大手の飲食店やスーパーでも、完全に屋内型の野菜みたいなので、
虫とか農薬とかも使っていませんよ、と一時期話題になっていて、
ニュースも見させてもらっていたのですが、経営がうまいこといかなかったみたいなことですね。
先ほども話した久保田アグリフロントという施設、
こちらも屋内で農業をしているような施設で、
同時に食育とか近未来の農業について学ぶことができる学習施設みたいなのがありまして、
これも1年前ぐらいにできたのかな、この施設が。
すごい面白そうだなというのを知っていまして、
北海道に旅行に行くので、そこにも行けたらいいなと思って行かせてもらったんですけど、
こちら久保田アグリフロントのホームページから読ませていただきますけれども、
食と農業の魅力、可能性を楽しく美味しく学ぶ農業学習施設
食と農業の未来を志向する仲間づくりの場というようなことで書いてあります。
世界人口の増加、地球環境問題、日本の収納人口の減少、フードロス問題など、
食と農業を取り巻く課題はますます複雑さ、重大さを増していますと。
一方で食は人が生きる上で価格することによって、
それを支える農業は人が暮らし生きる上で重要な産業であり基盤ですと。
農業に携わる人、技術を開発する人、食を届ける人、提供する人、そして食べる人、
子どもから大人まであらゆる人が食と農業に向き合い、
未来のためにできることをともに学び、考える場所を目指しますというような、
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それを支える農業は人が生きる上で重要な産業であり基盤ですと。
農業に携わる人、技術を開発する人、食を届ける人、提供する人、
そんなコンセプトで作られた施設になっています。
これ2種類のコースで施設内が回れまして、
一つは予約しないと入れなかったのでできなかったんですけども、
僕はこのアグリフロントコースというのをやらせていただきました。
施設内をぐるっと説明を受けながら見ていくというような感じで、
自動運転のトラクターが動いている動画とか、
施設内にも教材とか学習の模型とかいろいろあったりして、
この施設内で農業もやっているんですよね。
室内で作られるアスパラガスとかトマトとか、
レタスですね、先ほども話したような。
工場が併設されていて、一瞬子供と言ったので、
僕も落農家をやっていますので、落農家の子供として
お父さんがやっているような農業とはまた違った、
農業を違う視点で見れたんじゃないかなと思って、
とてもいい影響になったのかな、子供たちにも楽しめたのかなと思っています。
これから人口は世界中で80億人になったりして、
農業する土地もどんどん荒廃して砂漠化したりして、
土地も減っていくみたいな、どうやって食料を守っていくのか、
みたいなのを学ぶことができる施設なんですけど、
先ほどの株式会社スプレッドの件があったように、
なかなかその課題はあっても、そこに継続的にうまいこと、
経営が回るようにできる形が、まだちょっと早いのかなと思ったりした感想がありますね。
結局、路地栽培で、観光農業で大量生産、大きな農家さんが
大量生産して、季節の変動とか、気候の変動とか、台風とか災害とか、
そういうものがあったりしても、まだまだ路地栽培の方がコストが安くいいので、
この施設栽培はそれに比べてコストが高かったりするので、なかなか難しいのかなと。
スーパーに並んだときに、路地の今までのものに消費者の手が伸びてしまうのかなと。
季節の時だとレタスとかだと100円切りますからね、値段とかもね。
でも、ここを継続的に食料課題を解決するために、
いち早く先手を打ってやってくれた企業を応援するような形で、
消費者の手が伸びていただけたら嬉しいのかなと思ったりするところもあったりしますね。
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食料の安定供給を、リスク分散の中で半々とは言わないですけども、
もうちょっといろんな栽培方法を普及していけば、
もっと日本の農業が安定するんじゃないかなと思ったりします。
これから日本の人口がどんどん減っていきます。
本当に100年後には3000万人生きるんじゃないかみたいな予測とかもあったりするんでね。
酪農家も牛乳の生産に一生懸命頑張ってるけど、余ってしまっている状況もありますし、
黒毛和牛の酵素なんかの値段もどんどんどんどん下がってきてます。
これで食べる人がどんどん少なくなってきてるんですよね。
そういう状況の中でどうやって農業を安定経営していくのか、
需要と供給に合わせてバランスを取りながら、
今現在やっている農家さんが継続的に農業できるような形みたいなのがね、
模索できたらいいなとは思うんですけど、
まだ難しいのかな、やっぱり安いものにすぐあるものに買ってしまうみたいな。
お米の件も見ててね、新米も出てくるのにお米がないお米がないって騒いでるのを見たり、
パニックになっているのを見て、それで買い占めてしまうのを見てみるとですね、
やっぱり農業と消費者がまだまだ遠いのかなと。
未来を見据えた農業、先を見て農業をやっている人たちが
なかなか厳しい状況になるのがね、ちょっと悲しいなと思ったりするところです。
この久保田のアグリフロントのいいところは、
消費者の意識を変えていくっていう部分もあってですね、
生産も体験できて、一緒にイベントとかでね、
消費までつなげていく、これが全部一貫してつながっていくっていうところが
すごい良い施設だなと思ったので、
ぜひ皆さん、お子さん等でもなくて大人の方でも楽しめる施設だなと思います。
北海道に行かれた方、ファイターズを応援して、
エスコンフィールドの球場に行かれる方、
ぜひね、歩いていける競技場がありますので、
ぜひ行ってみてもらえたらいいんじゃないかなと思います。
本当にいろいろ考えさせられた、農業、落農はどうやって
消費者とつながってやっていけるかなっていうのを考えさせてもらった
そんな施設でございました。
ということで今回のファーマーズボイシーズで第53回目になりますけれども、
ファーマーズボイシーズ第1回から第5回まで
メタグリ研究所のディスコードグループに入って
NFTを購入するところまでお話ししています。
過去の配信を聞きながらスマホを操作することで
NFTの購入まで進めることができると思います。
配信を聞いてもわからない部分があればですね、
ディスコード内でどんどん質問していただけたら
メンバーの方たくさん答えていきますので、
たくさんおられますのでお気軽に参加よろしくお願いします。
ファーマーズボイシーズは農家目線でメタグリ研究所の活動を
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発信していただける農家さんを増やすために配信しています。
農家の声を会員の皆さんもちろん消費者の皆さんに
届けていけたらと思います。
ぜひ音声配信やってみたいという興味がある農家の皆さんはですね、
メタグリ研究所に参加していただけたらと思います。
さてそれでは今回は以上になります。
ファーマーズボイシーズお相手は川上牧場でした。
ぜひ来週もお聞きください。
みんなみかん食べてね、牛乳飲んでね。
ばいばーい。